森田石材店ブログ - 私の日記 -

お仏壇のご先祖様にあいさつ

2021年07月08日 08:00

森田 茂樹
森田 茂樹

代表の森田です。

私の年齢は56歳。子どもたちは28歳から24歳の三人います。

長女が二児の母となりましたので、私も妻もおじいちゃん・おばあちゃんがになりました。

最近、家庭での会話は、

「〇〇ちゃん結婚してんやって」とか

「〇〇ちゃん女の子が生まれたんやって」

・・・が多くなりました。

【長男の初孫を待つお母さんのお話】

出産して退院すると、妻は実家でしばらくの間(約1カ月)静養すると言うのが一般的だと思います。

お母さんは「実家に帰る前に、お仏壇のご先祖様にあいさつだけしてね」と思っていたそうなのですが、妻の体調があまり良くないということで、家には寄らず直接実家に帰られました。

おそらくお母さんは、お赤飯炊いてお待ちだったのでしょう…とお察しいたしました。

我が家は娘の出産でしたので、妻が娘に「帰って来る前に、旦那さんの実家のお仏壇に報告してからやで」と伝えていた様です。

私たちの年代は、結婚するときに「嫁入り儀式」をすることが大半だったように思います。

花嫁は嫁ぎ先のお仏壇にご挨拶をしてから結婚式場に向かっていました。

今はそんな光景は見なくなりました。

「供養の仕方」「あいさつの仕方」は時代とともに形は変わってきていますが、「手を合わす文化」は引き継いで行きたいなと改めて思いました。

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私がお気に入りの家紋

2021年06月01日 08:00

yoshidumi
yoshidumi

本店の義積です。

梅雨の時期に入り家の周りの雑草がすくすく(?)育ち、休みの度に草引きしております。

今日は家紋についてお話します。

家紋と言えば、水戸黄門で有名な「徳川葵」を私は思い浮かべます。

もともとは、平安時代に牛車(ぎっしゃ)に家の印をつけたのが始まりだそうです。

その後、戦国時代になると少しづつ意味合いが変化していきます。

家紋は人か人へ譲られていくものになり、とても名誉な事と扱われてきました。

現在は2万種類位あるそうです。

植物や動物、漢字などさまざまなものから形が作られています。

弊社ではお墓や、お位牌にも施されることもあり家紋帳が大活躍しております。

家紋好きの私は、家紋を見ながらニヤニヤしております。

では、少しご紹介します。

昨年NHK大河ドラマにもなった明智光秀の家紋は「桔梗」です。

さて、これ何に見えます?


これは「蟹牡丹」という家紋なのです。蟹と牡丹のコラボですね。

兎が波を上を走る!

なぜ野原ではないのか不思議ですが、これは「浪二月二兎」家紋です。

躍動感あふれる家紋です。

数ある家紋の中で華やかといえば、この「桜浮線綾ニ山桜」という家紋です。

桜の花がたくさん入っており、私の大好きな家紋です。


見ての通りムカデです。

どちらかというとあまり人気のない虫ですが(ムカデが家紋の方すいません)家紋にするということは、なにか恩恵があったのかもしれないですね。

私は子供の頃、ムカデを漬けた油をやけどした部分に塗ってました(しかし治りがよくなったかは不明です)。

紹介したいものは多々ありますが、少しだけご紹介しました。

似たような家紋であっても、形や曲線など細かい所で違っているものも多くあります。

文字も大切ですが、やはり家紋は「家のシンボル」ですので愛着がわきますね。

最後に我が家の家紋はこれです。

一件花のようですが家紋の区分は「星」です。

星が9個あるので「九曜」です。皆様の家紋はどのような家紋ですか?

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千体地蔵

2021年04月15日 08:00

森田 茂樹
森田 茂樹

代表の森田です。

先日、「お地蔵さんを見せて」と立ち寄られたお客様のお話です。

お地蔵様と言われると、

「水子供養なのかな?」

「ご不幸があったのかな?」

と思いながら話をお伺いしますと、全くの逆で「お孫さんが誕生した」との事でした。

娘さんが嫁がれたけれども、なかなか子どもができなくて…。

最後は神頼みで千体地蔵にお参りに行き、自分が気に入ったお地蔵様をいただかれたそうです。

その結果、お子様が誕生されたとのことでした。

お礼に新しくお地蔵様をお返し(お供え)するために、可愛いお地蔵さんをお探しだったようです。

そして「石んこ地蔵ひとり」が一番目に留まり、ご購入いただきました。

私も1歳5か月の孫がおりますので、おじいさん同士、喜びの思いは一緒です。

それから私も「千体地蔵」を見たくなり早速行ってまりました。

いろんなお地蔵さんがお供えしてありました。

私も5月に二人目の孫が誕生予定ですので、「無事生まれて来れますように」と願ってきました。

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井上
井上

こんちは(^-^*)/
篠山店スタッフです☆彡

今日から4月、桜や花々がが咲きとても気持ちの良い季節になりました。

春は、、、といえば

「春はあけぼの」と出てくる方も多いかもしれませんが、私の場合は「春ははな」です。

今回は推し歌のお寺へ出かけてきました。

西国三十三ヵ所:二十六番札所「一乗寺」

 春は花 夏は橘 秋は菊いつも 妙なる法の華山

創建白雉元(650)年。

幼いころから歌っている御詠歌の中で、なんだかゴロもよく覚えやすて想像もしやすいこの歌が好きです。

一度は行ってみたい、行くなら春に行きたいと思っていました。

橘の木もありました。開花時期は5月~7月。白い花が咲きます。

西国三十三ヵ所巡礼では、西国三十三所草創1300年記念事業を行っており令和4年3月31日まで期間延長が決定しました。

特別拝観等のイベントや特別印などあります。

歌の内容を思いながら風景を見るのも楽しいと思います。

石で作った優勝カップ

2021年02月10日 08:00

森田 茂樹
森田 茂樹

代表の森田です。

私の一番の趣味はゴルフです。

同級生を中心に気の合う仲間たちと三か月に一度ゴルフコンペをしているのですが、優勝カップが欲しいな~と話が盛り上がり、「石で作ってくれ」となりました。

どう考えても片手で持てる様な優勝カップは作れませんが、重たい優勝カップも面白いなとの思いで作成しました。

 

形は、どんな人でも救ってくれるお地蔵さんをモチーフにしました。

お地蔵様が杯を持ち上げています。

杯の部分と文字を彫る部分は磨きを加えました。

 

サイズは、24cm×24cm×24cmで、重さは約28kgにもなります。

さすがにちょっと重いので、底の部分からコア抜きをして8kg減で20kgまで重量を押さえました。

 

一番最初にこの優勝カップを手にしたのは、徳田君です。

コロナなので懇親会が出来ないのが残念ですが、次回の優勝者はこの「優勝カップ」で祝杯を挙げていただきたいですね。

この「お地蔵さん型優勝カップを手にすると幸せがやって来る」・・・そのようになれば嬉しいです。

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狛犬さん

2021年01月25日 08:00

井上
井上

先日、図書館で面白い本を発見しましたw

「三田の狛犬(上)」 もちろん(下)もあります。

何が書いてあるかというと、そのまんま。

三田市内にある神社の狛犬についてです。

狛犬とは、材質、形など細かく調査されています。

三田地方は浪速石工の手で彫られた「浪速狛犬」という形態が多く、年代、作者により狛犬の形は違う。

その中でも面白いと思ったのが、尾っぽのデザイン。

横に広がったようなもの、縦に長いもの、デザインが細かいものいろいろあります。

なので、近くの神社に実際見に行ってきました!


三輪神社

我が国最古といわれる大和の国一之宮・大神神社から分祀された社。

因幡の白兎の神話で有名な大国主命をお祀りしていることもあり、兎さんも「阿吽」の口をして据えられています。

比較的きれいな狛犬さん。気になる尾っぽは、少し長め?勢いよく上にシュッと伸びた感じです。

三田天満神社

主祭神は菅原道真、大歳大神、伊弉諾尊、伊弉冉尊、大己貴命、少彦名命。

江戸時代、三田藩主九鬼氏の祈願所であった。

ご祭神菅原道真公のお使いの牛さんもいます。

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狛犬さん…古い; 頭と体のバランスが…。尾っぽは葉っぱが付いているような形で短めでした。

当店少し前にいた狛犬さん。

尾っぽは上に伸びて、サイドに渦巻が付いたデザインです。

今、いてる狛犬さん。

足の下に(左)獅子?(右)玉?があり、体つき全体がもっちゃりしてますが、後ろ姿、尾っぽは同じ感じでした。

ほんとにいろいろです。

今まで、狛犬さんをじっくり見ることがなかったので新しい発見でした。

神社巡りの楽しみの一つに、狛犬さんぜひ見てみて下さいね☆彡

森田 浩介
森田 浩介

仕入担当の森田です。

 

終活読本「ソナエ」という雑誌があります。

産経新聞出版から3ヶ月に1回の季節ごとに発売されています。

今月号の表紙はこれです。

 

内容はなかなか充実していまして、私たち業界人も読んで参考になるところが多々あります。

 

さてこの雑誌に実は私が出演してしまいました。

それがこのページ。

防災サバイバル術の特集の中で、お墓の防災についてお話しています。

 

お墓の防災と言いましても幅広く、地震や津波もあれば、台風や洪水もあります。

阪神淡路大震災から26年が経ちましたが、あの震災以来、お墓の地震対策はかなり進みました。

そして東日本大震災のときには、地震対策がキチンとなされた墓石はかなりの確率で倒壊しないことも分かっています。

 

最近のお墓は接着剤で固定されることが大半です。

昔の様なモルタル施工と比較すれば、柔軟かつ強力な接着力でお墓を支えてくれています。

しかしこの接着剤にも限界があります。

長持ちはしますが、定期的なメンテナンスは必要です。

本編ではそんなこともお話しています。

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井上
井上

こんにちは(^-^*)/
篠山店スタッフです☆彡

2016年から始まった、西国三十三所草創1300年事業が2022年3月31日まで延長となりました!


1300年ってすごいんですが、そもそも三十三ヵ所巡礼ってなぜするのか…なんとなくわかっている?!

巡礼の歴史は、養老2年(718年)にさかのぼります。

 


大和国の長谷寺の徳道上人が病で仮死状態になったときエンマ大王から、三十三所の観音霊場の功徳を世の中に広めるようにと宝印を授かりました。

エンマ大王の約束の証である宝印を33の寺院で集めると極楽浄土への通行手形となる。

これが巡礼の始まり。現在の「御朱印」のルーツとなったそうです。

 

この巡礼の始まりから、2018年で1300年を迎えるにあたって、巡礼所33寺院が記念として特別なイベントを開催しています。

・特別拝観
・特別印
・月参り巡礼
・次世代巡礼

最新情報はFacebookで更新されています。

 

こんな時だからこそ観音菩薩とのご縁をいただきに、まずは近くの札所から巡ってみてはいかがでしょうか。

<兵庫県>
第24番 中山寺(聖徳太子が開いた「日本初の観音霊場」)
第25番 播州清水寺(「顔を写すと寿命が3年延びる」井戸が残ってる)
第26番 一乗寺(国宝の三重塔は「日本屈指の古塔」とされている)
第27番 書写山圓教寺(「ラストサムライ」「軍師官兵衛」などのロケ地でも有名)
番外札所 花山院菩提寺(花山法皇が住んでいた場所)

表札の入れ替え

2020年09月28日 08:00

森田 茂樹
森田 茂樹

代表の森田です。

「戸主(父親)が亡くなったので表札を掛け替える時期は何時が良いですか?」 (さらに…)

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大昔の灯籠を移設

2020年08月17日 08:00

森田 茂樹
森田 茂樹

代表の森田です。

今回は灯籠(五重塔)を静岡県から丹波に引っ越しです。

灯籠といってもかなり昔のもので、製作時期は不明ですが加工・細工などから考えると鎌倉・室町時代頃のものかと思います。

当然傷みもかなりあるので、一番苦労したのが解体です。繋ぎ目をセメントで固定してあったので慎重にノミを使って外しました。

外すとパーツごとにサラシで巻いて傷つけないように荷造りをして持ち帰りました。

次に工場で仮組みをします。

改めて組み直すとかなり歪んだ形で組まれていたので、修繕をしました。

付着しているセメント部分を「コンプレッサーノミ」で剥がし、1パーツごとに重なる部分を「ガタつき」が無いようにノミで削りながら、修繕をしました。

お客様の玄関先に設置。

なんとも自然な趣きになりました。

年月の経った「石の汚れ・苔」は最高に美しいですね。

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お墓の展示場

見学会 68日(土)~17日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く