森田石材店ブログ - お客様とお墓づくり -
手桶をプレゼントしました
2026年10月05日 08:00
滝野店の真下(ましも)です。
今回は、手桶をプレゼントした時のお話です。
三田市西山の「西谷墓苑」という共同墓地です。
西谷墓苑では、これまで専用の手桶がなく、お参りに来られる皆様が各自で持ち寄られるか、共有のバケツを使われている状況でした。
日頃から大変お世話になっているお礼と、少しでもお参りされる皆様の負担が減ればという思いから、管理者様に許可をいただき、手桶をプレゼントさせていただきました。

「西谷墓苑」では「小さなお墓」もお手伝いさせていただいており、その見学会の際に納品させていただきました。「ワシも手伝う」という事で、管理者様に組み立てを手伝っていただきました。

これからお参りに来られる皆様に、便利に気持ちよく使っていただけたらとても嬉しいです。三田市の墓地管理者様で手桶等、お困りの方がございましたら、眞下までご相談いただけるとありがたいです。


地盤も大切です
2026年09月30日 08:00
本店の髙梨です。
以前にご紹介しました緩い地盤への対策工事を、再度投稿させていただきます。
こちらの施主様は既存の巻石が歪んでいるのが前々から気なっておられました。

「地盤が緩い思うから、しっかりと直して、一から建てたい」とのお望みでした。
そこでまずはプロの地盤調査会社に委託し、スウェーデンサウンディング方式で調査。
地形図からも調査し、この墓地は昭和初期の段階では雑木林とあり、地形は扇状地。
良好な地盤ではありますが傾斜地の最下部で、隣地には池もあります。
土質は2.5m下まで粘土層が堆積しているという結果でした。
そういった地盤には「D-BOX」をおすすめします。これは簡単にいいますと「地盤改良」です。


四角いビニール製の土嚢袋に砕石を詰めていき、またその周りにも砕石で目詰めをして、
プレートランマーで転圧していきます。

何段積むかは地盤調査の結果によりますが、こちらの区画は2段施工しました。

そして、その上に通常施工のベタ基礎コンクリートのベースを打設します。
これでD-BOXによる改良工事は完了し、地盤は大丈夫です。
あとは石材工事にかかっていきます。
見えないところへの気遣いと対策は末永くお参りされる上でも大切なところです。
ここ最近は永代供養や墓じまいなど個別の「家墓」というものが減って参りました。
が、しかし防草施工や傾いたお墓の直し、古いお墓を整理したりといったリフォーム案件。
そしてもちろん新規墓石の建立のお話もしっかりといただいております。
リフォームも含め「いいものを」とお考えの方には、ぜひ、お考えいただきたいと思います。
ペットのお墓
2026年09月14日 08:00
いつもお世話になっております。堂本です。
最近、よくペットのご供養について相談を受けることが増えてきております。
私も長くペットを飼っていた時期があり、ペットという言い方よりも家族と言えるような関係でした。
今回、ご依頼頂きましたペット用の小さなお墓をご紹介したいと思います。

手に持てるようなサイズ感で、室内にも、墓所にも置けるものとなっております。
もちろん、名前、亡くなった年齢なども彫刻することができます。
形として残すことで、お墓参りの際や、ふと室内で目が行った際に、思い出すこともたくさんあると思います。
様々なタイプのペットのお墓がございます。ご供養に関して何かしたい、と思われておられるなら一度ご相談下さい。
【カテゴリ】
小さなスペースでも
2026年08月26日 08:00
本店の髙梨です。
先日、丹波市の施主様より「両親のお墓を建てたいけど、場所が狭くて…」とご相談を受けました。

うん、たしかに。

測ってみますと、両側の石と石の幅は65㎝でした。
右は当家のご先祖様ですが、左は他家のもので、あまり寄せてしまうことも出来ません。
「場所がないんやけど、祀ってやりたくてな」とのことで、ご先祖様のお墓よりも小さくなりますがこの場所で建てさせていただきます!ということで、大きさをオリジナルにしてご提案しました。あまりバランスがおかしいと見栄えも劣りますので、そこはしっかりと。

しっかりとお祀りして頂ける立派なお墓が出来上がりました。
【カテゴリ】
このような場所でも
2026年08月05日 08:00
いつもお世話になっております。堂本です。
今回、大掛かりなリフォーム工事に際して、階段に手すりをつけてほしい、とのご要望があり施工させていただきました。

このような階段でもしっかりと手すりをお付けすることができます。手すりを一つつけるだけでも、お墓参りの労力がだいぶ違います。
お体への負担が減ればそれだけ、お墓参りも行きやすくなりご先祖様も喜ばれるに違いありません。
当社では、様々なリフォーム工事を行っています。その分、多様なご要望にお応えするだけのアイデアやご提案がございます。
ぜひ、些細な事でも構いませんので、ご相談下さい。
お客様に喜ばれるお墓づくりこそが、当社の強みでございます。
墓地をひとつに
2026年06月08日 08:00
本店の髙梨です。
先日、丹波市のお客様より一統の旧墓地を整理したいとご依頼いただきました。
こちらはまだ昔の土葬墓と新しい納骨墓の二つが存在する両墓制のままで、旧墓地はもう境すらわからない、お参りもしない、ただ年に何回かだけお墓掃除(草刈りなど)をするだけの墓地になっていました。

この段の奥までで15軒分のお墓があります。
ご要望はすっきりとさせて、手間のかからない墓地に。とのことでした。
整地したからといって、村に還すことは出来ず、手入れはしていかないといけないとのことでした。
そして、こちらの一統の皆様の決断は早かったです。

ほんとうにすっきりとさせていただきました。
コンクリートによる舗装とブロックによる土砂抑えで草刈りも要りません。
コンクリート勾配により前、または中心の排水溝へ水は流れていきます。

完成後の祈祷式には皆様参列され「キレイになったなあ~」「これでほとんど掃除せんでええな」「ここってこんな眺めええとこやったんか」と方々で思い思いにご感想を、笑顔で口にされておられました。
【お墓参りの風景】雲一つない快晴の空の下、母の日に届けた「想い」と「約束の柏餅」
2026年05月13日 08:00
滝野店の中村です。
五月の爽やかな初夏の日差しが降り注ぐ中、本日はあるご家族の大切な節目に立ち会わせていただきました。
空を見上げると、一点の曇りもない鮮やかな青。 まるで、今日という日を心待ちにされていた故人様が、空を掃除してくださったかのような快晴でした。

青空に映える新しいお墓。ご家族の想いが詰まった祭壇です。
たくさんの写経に込められた感謝のキモチ
祭壇に供えられたのは、お花やお供え物だけではありませんでした。 ご家族が今日まで、一枚一枚丁寧に書き上げられた「写経」。その数の多さに、故人様への深い愛情と、供養への真摯な想いを感じ、胸が熱くなりました。
文字の並び一つひとつが、これまでの感謝を伝える言葉のようにも見えます。
「お母さんの大好きな味」を囲んで
今日という日は、奇しくも「母の日」。 お供え物の中には、ご家族からの特別なプレゼントが並んでいました。

「おかあさん いつもありがとう」の文字。母の日に届ける最高の贈り物です。
特にお施主様が大切に持ってこられたのが、お母さまが生前、何よりも大好きだったという「近所のパン屋さんのパン」です。

慣れ親しんだ、いつものパン。香ばしい香りが漂ってくるようです。
「ここのパンが一番美味しいって、よく食べていたんですよ」と微笑むご家族の表情は、まるでお母さまと食卓を囲んでいた頃のように穏やかでした。
季節を越えて果たされた「柏餅」の約束
そして、もう一つ。 昨年の今頃、体調を崩されていたお母さまが「食べたい」と仰っていたのが、この季節の象徴である「柏餅」でした。

約束の柏餅。「やっと柏餅の季節になったよ」と語りかける声が聞こえるようです。
当時は叶わなかったその願いを、「やっと季節になったから」と、今日、この新しいお墓の前で叶えられたのです。ご家族の「約束を守りたい」という優しさが、お供え物を通じて故人様に届いていることを確信いたしました。
様子を見に来た「空からの訪問者」
不思議なことは起こるものです。 お式の最中、どこからともなく一羽の「アゲハ蝶」がひらひらと舞い降りてきました。
開眼式や納骨の際によく見かける光景ではありますが、その蝶はまるでお供え物を確認し、ご家族の様子を優しく見守るかのように、長い間お墓の周りを舞っていました。
「あぁ、お母さんが様子を見に来てくれたんだね」
ご家族が顔を見合わせてそう仰った瞬間、場がパッと明るい空気に包まれました。 言葉は交わせなくても、魂は確かにそこにあり、新しい住まいに満足してくださっている……。石材店として、これほど嬉しい瞬間はありません。
お墓は、心を通わせる「再会の場所」
お墓は単なる石の建造物ではありません。 故人様と語り合い、感謝を伝え、時には生前の約束を果たすための「心の拠り所」です。
本日のお参りを通じて、改めて「供養」という形の美しさを教えていただきました。 大切な記念日に立ち会わせていただき、心より感謝申し上げます。
【カテゴリ】
手すりのあるお墓
2026年04月30日 08:00
本店の髙梨です。
先日、丹波市でお仕事をさせていただきました墓地のご紹介です。
ご契約時には注文になかったアイテムをお客様より追加で発注頂きました。
それは「手すり」です。
「お墓のことやこれからのこと考えてたら、これは絶対いると思って!」とのご要望でした。
こちらのお墓、ただお墓参りをするだけであれば手すりは必要ないのですが、お墓をきれいに拭いたり、掃除したりと隅々までのお手入れのこと、これからお歳を重ねられてからのお墓参りなどを考えておられて、思いつかれたとのことでした。

もともとの設計にはなかったため、工場で段石と延石に穴あけ加工をして設置しました。
長さは1200㎜とそんなに長くはありませんが、たしかにこの長さでも十分安心して補助に持っていただけます。

そしてこのお仕事をさせていただいたあと、また別のお客様から手すりの見積依頼を承りました。
【カテゴリ】
40年という歳月を共にしてきたお墓に、新たな息吹を吹き込む。
2026年04月27日 08:00
今回は「既存の五輪塔を大切に残しながら、代々墓と霊標を新設する」というお墓のリフォーム事例をご紹介します。
ご依頼のきっかけは、お母様が亡くなられた際、今のお墓に納骨する場所がなかったことでした。約40年前に建てられた五輪塔と夫婦墓がありましたが、これからの家族のあり方に合わせてお墓を整えることになりました。

施主様のご希望は「既存の五輪塔は残して、代々墓と霊標をあらたに作りたい」というものでした。単に新しいものを建てるだけでなく、これまで見守ってくれた既存の石碑にも丁寧な手入れを施しました。
長年の汚れを落とし、石の輝きを取り戻しました。また、経年変化で色が薄くなった部分にペイントを入れ直し文字をはっきりと蘇らせました。
お客様は遠方にお住まいだったため、打ち合わせはすべて電話とメールで行いました。対面での打ち合わせが難しい状況でも、細かなコミュニケーションを重ねることで、理想の形を具体化していきました。
工事完了後、お写真をお送りしたところ「あたらしいお墓になったようです」と、お喜びの声をいただくことができました。

防草だけではないファイバーレジンの効果
2026年04月13日 08:00
いつもお世話になっております。堂本です。
墓所によっては、山林に接していたり、森の中にあると樹木からの落ち葉の掃除が大変だと思います。
弊社で行っておりますファイバーレジン施工は防草だけではなく、箒やブロワーを使用しての掃除がしやすくなると大変好評を頂いております。
実際、玉砂利や砕石では、細かい落ち葉は間に挟まり掃ききれない事や、ブロワーの風圧で玉砂利自体が飛び散ります。
ファイバーレジンは樹脂で固めますので、墓所が平面になり凹凸がなくなりますので、細かい落ち葉が挟まる事やブロワーを掛けても落ち葉だけを飛ばせます。
これだけで、掃除にかかる時間や労力がかなり軽減されます。

今回も墓所の背後には山裾が広がり、樹木がうっそうと茂っておりました。
このような墓地にこそおすすめでございます。
※写真では、ファイバーレジンが固まるまでは立ち入らないようにして頂くために養生テープと注意書きの札を設置し配慮しております。
固まるまでに、冬場で、3~4日、夏場ですと1~2日は要します。


