森田石材店ブログ - お客様とお墓づくり -
お客様とデザインした洋風のお墓
2024年04月26日 08:00
滝野店の中村です。
今回ご紹介するお墓はお客様のお話を聞きながらイチからデザインさせていただきました。
お客様は毎月海外へお仕事に行かれるということで、そこでよく見るお墓をモチーフにしたお墓を作ってほしいとのことでした。
またこのお墓に入られる予定の方もそれほど多くないとの事で、必要最小限のお墓がご希望でした。
完成したお墓がこちらです。
正面文字やお墓の高さ、花立など細部まで拘られました。
特に和型のお墓は宗教上の考えを基に考えられているものが大半ですが、この様なこだわりの洋型墓石もいいなと思います。
和・洋問わず拘ったお墓は、愛着も沸き、大事にされると思います。
何か一つでもいいのでお客様の「拘り」をご提案出来ればと思います。
広いお墓をコンパクトに
2024年03月26日 08:00
今回は、たんば篠山市で広いお墓をコンパクトにしたお墓をしたお客様をご紹介いたします。
ご要望としては、古いお墓に刻まれている方を霊標に彫刻し、新しく代々墓を建ててお墓をまとめたいとのことでした。
お打ち合わせで、特に言われたことが、間口が4mに奥行きが3m60㎝ととても広くて、管理が大変なので半分以下の敷地にして、草が生えにくいようにして欲しいとのご希望でした。
①施工前
②ユンボで墓所を掘り起こします。
③排水穴を設置しコンクリートを流し込みます。
④ステンレスの金具を取り付け固定します。
⑤外の完成です。
⑥防草対策でファイバーレジン施工をします。
⑦完成です。
お客様からは、たくさんの石塔がありましたが、上手に配置してくれて良かったです。
既存のお地蔵さんと五輪塔を残して、ご先祖様を上手にまとめてくれて助かりました。
お墓の敷地が広くて管理が大変でしたけど、面積を小さくしてコンパクトに出来上がり満足していますと喜んで頂きました。
クレーン車を使って墓石建立@西脇市黒田庄町
2024年03月05日 08:00
本店の中道です。
今回は西脇市黒田庄町でクレーン車を使っての墓石建立工事の紹介です。
共同墓地の中央付近にあり、周囲は墓地に囲まれ、通路は狭く、石を運ぶキャタピラー付きの運搬機は通れる幅がありません。
と言うことで、今回はクレーン車を使っての施工となりました。
約1年前に仮納骨をされており、今回は新規墓石の建立になります。
入口に灯籠を設置して、防草対策のファイバーレジン(五色砂利)で仕上げます。
施工前
カロート(納骨堂)据え付け
納骨
石塔建立
ファイバーレジン(防草施工) ※五色砂利
完成
良いお手伝いが出来ました。
【カテゴリ】
今までの夫婦墓を踏襲する
2024年03月01日 08:00
今回は、丹波篠山市で代々受け継がれてきたやり方を踏襲され、新しく夫婦墓を建立されたお客様をご紹介します。
近頃では周囲のお墓は、どこも代々墓と霊標になってきています。
ですが、お客様のお墓は歴代夫婦単位で建てられてきており、建てるスペースもまだあるので今までと同じように夫婦墓を建てたいとのご要望でした。
ただ、今までは土葬での埋葬でしたが、亡くなったお父様のご遺骨はお墓に納めたいとの事でした。
工事前
工事後
お客様からは「開眼式は、あいにくの雨で式がどうなるかと心配しましたが、無事に終わり安堵しました。初めての事でどうしたらよいのか、わからないことだらけでしたが、とにかく今までどおり石種も形も形式も踏襲することで、自分の役目をひとつ果たしたのかなという気分です。」と喜んで頂きました。
【カテゴリ】
点検させて頂きます。
2024年02月26日 08:00
滝野店の倉木です。
当社では、アフターサービスとして新規墓石引き渡しの日から10年間の保証がございます。
墓石や外柵に施工上の理由で欠陥が生じた場合には、責任を持って修理またはお取替えをさせていただいております。
また、お墓をお引渡ししてから10年間は、ご希望された方に無料点検を実施しております。「保証期間が終わる前に見ておいてもらおう」という方「プロの目で見てほしい」などのご要望もございます。
勿論お建てするときには、傾きや不備のないよう、出来る限りの施工はさせていただいています。しかし、お墓も何年か経つと、地震や地盤の変化によって傾いてしまったり、巻石が開いてしまったりしてしまいます。
また、経年劣化で文字や家紋の色をいれている部分が剥げてしまっているということもあります。こういった部分をじっくりと見させていただき、お写真とともに現状をご説明させて頂きます。そして、ご要望に合わせて提案をさせて頂きます。
ご依頼がありましたら、10年以上経たれた方や、他社で建てられた方も点検させて頂きます。お気軽にお声がけ下さい。
追加彫刻と拓本
2024年02月22日 08:00
本店 砂原です。
前回追加彫刻の際の色入れについてお話致しましたが、今回は追加彫刻のご依頼を頂いた後にさせていただく、
拓本取りについてお話させていただきます。
まず拓本とは何だろう?から始まるかと思います。私も入社した当初は意味が分かりませんでした。
拓本とは、木や石、または石碑(せきひ)や器物に刻まれた文字や文様を紙に写しとったものをいいます。その方法には乾拓(かんたく)
法と湿拓(しったく)法とがあり、湿拓法にはさらに直接湿拓法と間接湿拓法の2種類の方法があります。
今回ご説明するのは、乾拓法です。手順としては、
①拓本を取りたい文字の表面に汚れや水分が付いていないかの確認です。汚れや水分がある際には、十分に拭き取ってからになります。
②シワがないように、用紙を養生テープでしっかりと固定します
※少しシワができていますが、、、
③この墨を使用して、用紙を破かないように丁寧になぞります。
しっかりと全体の角や文字が浮き出るように、力を加えることがポイントです
④文字の見落としがないように、しっかりと全体をなぞることで、文字が浮き出てきます。
拓本を取る前には、分かりにくかった文字が浮き出てくることで、全体の雰囲気が分かるのも楽しみの一つです。
この拓本を元にお客様の彫刻の原稿を作成しております。
【カテゴリ】
真砂土の入れ替え
2024年02月16日 08:00
滝野店の中村です。
今回のご依頼は「真砂土の入れ替え」です。
こちらのお墓は区間内の仕上げが真砂土仕上げになっております。
真砂土は、土なので草も生えるしコケも生えます。ですので、お墓の管理としては上級者向けです。
でも、自然の温かみとか優しさが感じられるというメリットがあります。
そして何より草引きの為に度々お墓に足を運ぶことで何よりの供養になります。
今回ご依頼頂いたご夫婦は相当悩まれていました。
歳をとるにつれて、草引きが大変。
でもせっかくこだわって建てたお墓なので出来れば現状を維持したい。
そこでご提案したのは、区間内は今のまま真砂土にして、周囲のみ防草施工をすることでした。
真砂土を入れ替え、足したことで見違えるほど明るくなりました。
また、わずかながらでもファイバーレジン施工をしたことで「草引き」の手間が減ると大変喜んで頂きました。
真砂土仕上げのお墓をお持ちの方は、このように真砂土を入れ替えるだけでもお墓が明るくなりおすすめです。
図面のないお墓
2024年01月24日 08:00
滝野店の中村です。
この度ご依頼頂いたのは西脇市のお客様です。
こちらのお墓は区画整備されたお墓ではなく「何となく」の境界だけのお墓です。
また巻石で敷地を囲うわけでもないので、まさに「腕」とセンスが試されるご依頼です。
まず施工前の様子です。
手前の既存碑を整理して、奥にある夫婦墓を代々墓にリフォーム。
奥の墓石までの通路を整備するというのが今回のご依頼です。
今回、ごくごく簡単な図面は描きましたが明確なものは職人さんの頭の中です。
現地にある石を組み合わせて作っていきます。
まず既存碑を解体して手前の部分を作っていきます。
施工前
施工後
続いて拝み場、通路の整備、既存碑の整備。
既存碑は元の台石を組み合わせて整備しました。
またそれぞれの墓石にあった樹脂製の花立を撤去して一つにまとめました。
夫婦墓も代々墓にリフォーム。
免振施工も施しております。
完成がこちらです。
お参りしやすくなったと大変喜んで頂きました。
お客様の声をいただきました㉟ 丹波市 藤本さま
2024年01月17日 08:00
本店の中道です。
丹波市山南町でお墓の工事をしました藤本様より、お客様の声を頂きましたので、ご紹介させて頂きます。
お母さまの1周忌に合わせて新規の墓石建立工事をしました。
沢山ある先祖の夫婦墓を整理して、すっきりとしたお参りのしやすいお墓になりました。
施工前
解体
転圧(コンクリート打設部分の地盤を締め固めます)
配筋(鉄筋を敷きコンクリートを流し込みます)
鉄筋入り ベタ基礎ベース完成
金具取り付け(外柵のコーナーにL金具を取り付け、巻石が開かない様にします)
コンクリートの塗り上げ
外柵完成
完成
お客様の声
藤本様ありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します。
【カテゴリ】