森田石材店ブログ - 森田石材店あれこれ -

本社展示場の見どころ

2024年04月10日 09:05

森田 茂樹
森田 茂樹

代表の森田です。

私が一番作りたかった展示場です。弊社ではギャラリーと呼んでいます。

古民家風の平屋です。この建物の北側(左側)にちょっとした庭園をつくりました。

ギャラリーの接客場所には大きなガラス面から庭が見えるようになっています。

この中心に設置したのは庵治石の叩き仕上げの五輪塔、その隣はイロハモミジと北山大杉、足元には玉龍を敷き詰めました。

まだ、もみじは葉が芽生えかけた状態で、6月から11月の間にいろんな色で楽しませてくれると思います。

窓越し右側には、十三重石塔を設置、この石塔は重要文化財になっている奈良の般若寺のミニチュアです。原寸に基づいて作りました。

窓越し左側は北山台杉の隣に一石五輪塔を設置。この石は滝根石(福島県産)の叩き仕上です。

シンプルな庭園ですが是非お越しの際は、この場所でお茶飲んでください。

神社修繕~階段と手すり~

2024年03月08日 08:00

眞下 尚利
眞下 尚利

滝野店の真下(ましも)です。今回は神社のお仕事です。

加東市東条地区にある神社です。維持管理されている村からご依頼いただきました。この神社は永禄7年(1564)に上棟したと内壁に記載があるようです。昭和37年(1962)に国指定文化財にも指定されています。

本殿に上がる階段のがたつき、また、一段ごとの高さが高い為、氏子の皆様から、手すりを付けてほしいと声があったようです。

作業前です。

 

元通りに戻しますので、慎重に解体していきます。どこからかの根も出てきましたので、基礎が弱かった事も含め、いろんな要因で、がたつきが起こったと考えられます。

 

基礎を盤石にした上で、元通りに据え付けていきます。

 

最上段に一段増やしますが、階段修繕はこんな感じです。

 

手すりもつけて、完成です。

御朱印仲間、増えました。

2024年01月29日 08:00

nakasone
nakasone

こんにちは。

たんば篠山店のスタッフです。

寒い日が続いていますね。

私の趣味である御朱印集めですが、毎回息子を連れて御朱印を集めているので、

自分でも集めたくなったのか、とうとう息子も御朱印帳デビューをしました!

お正月に息子と丹波篠山市の春日神社に初詣に行きまして、

二人分の御朱印を頂いて、おみくじも引いて帰りました。

(私は中吉、息子は大吉!)

今年は辰年なので、とても迫力のある御朱印でした!

 

息子の御朱印帳は探しているときにネットで色々見たんですが、

色んなキャラクターの物があったり、神社やお寺それぞれ限定の物がありますね。

(ちなみに私の御朱印帳も丹波篠山市の文保寺さん限定の物です♪)

ネットなどでも御朱印だけでなく、他にも使い方をアレンジされている方もおられました。

自分だけの御朱印帳を作れるのも魅力的ですね。

次行くところも決めているので、また息子と一緒に行ってこようと思います!!

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趣味が出来ました。

2024年01月09日 08:00

nakasone
nakasone

長らく何の趣味もない日々を送っていましたが、ついに趣味が出来ました。

それは「御朱印帳を持って出かける」ことです。

以前のブログで御朱印帳を入手したと勝手に報告させていただいたのですが、

それからというもの、

御朱印帳を開いて眺める。

次はどこ行こうかな、と地図アプリで探す。

家からどれくらい時間かかるかな、と調べる。

ブックマーク。

を何度も繰り返しています。

先日の休日、天気が良かったので丹波篠山市内のお寺に行って御朱印をもらおう!と思い立ち、すぐに向かいました。

この日は晴れていて、ほどよい風も吹き、とても気持ちの良い日でした。

妙福寺

まだまだ少ない御朱印ですが、これで趣味を聞かれるのが苦痛ではありません!

今まではたまに行く神社やお寺でしたが、毎月行くようになっているので(まだ2か月目ですが…)

なんだか心が洗われているような…気がしています。

妙福寺御朱印

 

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もみじ三山

2023年12月08日 08:00

nakasone
nakasone

こんにちは、たんば篠山店スタッフです。

 

行ってきました、もみじ三山!!

丹波篠山市の、高蔵寺・大国寺・文保寺の紅葉がとても綺麗なんです。

行った日はとても晴れていて、厚着をしていれば上着はいらないほどのいいお天気でした。

高蔵寺はイチョウがとても綺麗でした!

写真におさめようと思った時に気づいたのですが、

スマホを持たずに出かけておりまして、撮れておりません…残念。

本堂ではおみくじやお守りが置いてありました。

大國寺にも(ちゃんとスマホを持って)行きまして、しっかり写真も撮ってきました!

もみじ

お地蔵様

 

高蔵寺は別日に行ったのですが、行ったタイミングが遅くてかなり散っていました…。

  

3カ所全て、息子と出かけたのですが、彼はおみくじが大好きなので見つけたら毎回引き、だいたい大吉を引き当てます。

もちろん3カ所とも大吉を引き当てました。

高蔵寺の”だるまみくじ”がとてもかわいかったです。

そして、限定の御朱印もちゃんと頂きました。

ちゃっかり御朱印帳デビューもしまして、

これからは御朱印帳と一緒にお出かけしようと思います。

 

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大イベントに参加したい!

2023年11月16日 08:00

本店事務スタッフ
本店事務スタッフ

こんにちは。本店スタッフです。

絶賛恋活中の私にとって、出雲大社はいつか絶対行きたい場所です。

そして、せっかく行くなら神在祭の時に行きたいとずっと考えていました。

ここで注意が必要なのは、現在の神在月(神無月)は10月ですが、出雲大社の行事は旧暦で行われます。ですので、今年は11月13日~12月12日が神在月となります。そして、神在祭は11月22日~29日です。

更に神在祭の期間中、27日と29日には縁結大祭が行われます。

全国からお集まりになった神様たちが「この人とこの人を結べばいいんじゃない?」という会議をされるのです。きっと、この一年我々が各地の神社でお願いしていた内容を元に資料にまとめてプレゼンしてくださるのですね。

いやいや、そんな素敵なイベント、行くしかないじゃないですか!

縁結びは本来「すでに特定の相手がいる場合」と以前ブログで書きましたが、神在祭は色んな神様がお集まりになっているので、良縁祈願の神様もいらっしゃるでしょう。だから、まだ相手がいなくても大丈夫…だと思います(私の勝手な見解です) ※実際、私の親友も相手が居ない状態でお参りに行き、その数か月後に素敵な男性と出会ったそうな…。それが今の旦那様です。

因みに、縁結とは男女の縁だけではなく、さまざまな人と人・人と物などあらゆる「むすび」を意味しています。「いい職場に就職できますように」とか「欲しかった〇〇が手に入りますように」とか「かわいい猫ちゃんがうちに来ますように」とかなんでも良いのです。

さて、この縁結大祭はふらっと立ち寄って参列できるものではなく事前に申込をしなければいけないのです。基本的に開催1ヶ月前に詳細が発表され募集が開始されるので、往復はがきで応募します。

両日とも定員は1000人。結構大規模ですね。 しかし、11月7日にふとサイトを見ると「参列お申込みは定員に達しました。」とお知らせが出ていて驚きました。みなさん、本気です。遊びじゃないんです!

こんなに倍率の高い戦いだと思っていなかった私は、たしか11月2日くらいに投函したのかな…もう完全に出遅れ!残念ながら定員からあぶれてしまいました。

といっても、縁結大祭に参列出来ないだけで通常の参拝は出来るのですが通知のハガキを見てすっかり落ち込んでしまい、今回の旅行は無しにしました。予約していたホテルもキャンセルです。

しばらくメンタルがふにゃふにゃになっていましたが「いや、これはきっと『あなたにはもう必要ありません。他の方に譲ってあげなさい』という神様からのメッセージだ!」とポジティブに考えることにしました。

それに、参列した人の分だけが検討されるわけではありません。神様はみんなの縁を結んでくださいます。私が今まで各地の神社でお願いしてきた内容もきっと神様会議で議題にあげて頂けるはずです。

 

ということで、今回は残念でしたが来年またチャレンジしたいと思います。

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泣き別れ法善寺

2023年10月26日 08:00

本店事務スタッフ
本店事務スタッフ

こんにちは、本店スタッフです。

阪神タイガースが18年ぶりの優勝をした翌日、ちょうど休みだった私は大阪まで行って来ました。優勝セールで大賑わいの阪神百貨店で買い物を済ませ、道頓堀へ行きましたがこちらは阪神ファンらしき人は見当たりませんでした。昨日の夜あんなに賑わっていたのだから、一人くらい川で泳いでいるかと思ったのに残念です。

さて、ただ野次馬心丸出しではるばる大阪までやって来たわけではありません。ちょうどこの辺りに一度行ってみたい場所があったのです。

こちらです。大阪ミナミの天龍山 法善寺へ行って来ました。

私の好きなアニメ「じゃりン子チエ」にも登場します(チエちゃんの父親・テツが大晦日の晩に水掛不動さんの前で水浴びをして風邪をひきます) 今回のブログのタイトルも作中に出てくるネタです。

2022年には苔が剥がされた事件がニュースになっていました。

てっきり水掛不動様の苔が剥がされたんだと思っていたら、被害にあったのは両脇におられる「制多迦童子/せったかどうじ」さん と「矜羯羅童子/こんがらどうじ」さん だったんですね。

このお二人は不動明王に仕える八大童子のメンバーで、赤い肌に金剛棒を持ちキリっと凛々しいお顔なのが制多迦童子。逆に色白でふっくら穏やかな表情をされているのが矜羯羅童子です。まぁ、苔に覆われているのでお顔はよく見えないんですが…。

私が行きたがるということは、御利益は恋愛関係とお思いでしょうが、残念。ここでは何をお願いしてもOKなのです。

身体に悪いところがあれば、不動様の同じ場所に水をかけ(拝み場から結構リーチがあるので頑張ってください) 制多迦さんと矜羯羅さんを男女に見立てて縁結びをお願いしたり、水にちなんで水商売の繁盛をお願いしたりと様々なご利益があります。

しっかりお願いをして、おみくじを引きましたら、どうです。見てください大吉です!

私、おみくじや占いの類が大好きなので見つけるとすぐ引いてしまうのですが、おみくじの有効期限は次に引くまでらしいので、これでしばらくは我慢しなくてはいけません。

あとは、法善寺といえば夫婦善哉も有名ですね。すぐそばにお店がありました。こちらも縁結びのご利益があるそうなのですが、一人で二杯食べるのも悲しいので、これは将来素敵な恋人が出来たら二人で食べに行こうと思い保留にしました。一生食べられなかったらやだなぁ。

その後、歩いてすぐの場所にある墓地へも行きましたが千日前のお墓のことはまた別の機会に記事を書きたいと思っているので今回はここまでです。ありがとうございました。

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森田 浩介
森田 浩介

仕入れ担当の森田です。

古い狛犬を見に行く企画の第2弾は、山南町大河です。

 

こちらは明治43年11月建立

綿貫重吉さんの作品です。

当時は重吉さんは47歳、まさに脂が乗りきった時期のものです。

その作りの緻密さは素晴らしいです。

また保存状態がとても良く貴重な資料です。

胴の部分がとても滑らかに仕上げられています。

小叩き仕上げから更に手を入れているのかもしれません。

たてがみには細かい叩きの跡がしっかりと残っています。

狛犬(向かって左)の左前足であやしている子獅子が愛らしいです。

このあたりも綿貫さんのセンスを感じます。

 

獅子(向かって右)の方も見てみましょう。

右前足で踏んでいる鞠(まり)が凝っています。

中にはさらに玉が入っています。

これは補修の跡があるため、後補の可能性があります。

それにしてもキレイに仕上げられています。

 

どちらの前にもありますのがこの模様・・・。

少し調べてみないとわかりませんが、扇子のようにもみえます。

日本では扇子を前において挨拶をする習慣がございます。

とっても粋です。

さらにこちらの狛犬には珍しいものが・・・。

それはオスとメスの区別があるのです。

ムムム、ここまでするとは・・です。

 

そしてこの基壇も立派です。

三段の石積みに台座が乗り、その上に花台型の台となっている。

綿貫重吉さんの最高の作品と言えるかもしれません。

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さざれ石

2023年09月14日 07:00

nakasone
nakasone

こんにちは。

たんば篠山店スタッフです。

 

突然ですが、さざれ石と聞いて国歌を思い出す方、多いんじゃないでしょうか。

私もそうです。

でも実際どんな石なのか、見る機会がありませんでした。

話が少しズレますが、友人と京都へ行くと必ずするのが神社巡りです。

御朱印を集めているわけではないのですが、

いろんな神社へ行って、参拝とおみくじをするのと、

ピンときたお守りを買うのがいつもの流れになっています。

先日もいつものようにご飯を食べ、よく行く神社でうろうろしていました。

いつもは目にとまらなかったのですが、

大きなさざれ石がそこにあったんです。

こんなに大きいのになんで今まで目に入らなかったのか、とても謎ですが…。

すぐ横にある説明文を読み、全国にある事も知り、

人が加工した石も綺麗ですが、自然が作り出した物もとても迫力がりますね。

この神社には休憩処があり、この日はとても暑かったのでかき氷を食べました。

30分ほど待ち、ようやくかき氷にありつけました。

(写真をお見せしたいのですが、私は普段から「撮影食べる」なので写真はありません。)

とっても充実した休日を過ごすことが出来ました。

 

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森田 浩介
森田 浩介

仕入れ担当の森田です。

お盆休みで帰ってきた息子が、

ひいおじいちゃん(曽祖父)の作った狛犬が見たい

というので見に行くことにしました。

といっても、森田藤四郎さんばかりではなく、その師匠である綿貫重吉さんの作品も見ておいたほうがいいだろうという話になりました。

綿貫重吉は丹波佐吉の最後の弟子ということで有名です。

これについては、金森敦子さんが書かれた「旅の石工」に詳しく載っています。

 

その作品がどこにあるかが記された資料が会社にございます。

本当にありがたい話です。

 

まず1ヶ所目が山南町下滝にございます大歳神社の狛犬です。

こちらは大正5年の綿貫重吉さんの作品です。

かなり晩年の作品で、色んなところに嗜好が凝らされています。

毛並みはかなり細かく作られています。

子獅子は足であやしているのが一般的ですが、これは尻尾に巻き付いています。

足の爪もしっかりと彫られています。

口の玉もコロコロと動きます。

大きさは1.5尺と少し小さめですが、100年以上経過している作品としてはかなり状態がいいです。

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お墓の展示場

見学会 68日(土)~17日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く