森田石材店ブログ - お墓のQ&A -

お墓の滑り止め加工

2022年07月15日 09:00

森田 茂樹

代表の森田です。

石は用途によっていろんな加工をします。

ホテルの玄関を観てもらったら、屋内であれば床の石は磨いてありますが、屋外であれば雨降りに滑らない様に「バーナー仕上げ・ビシャン仕上」といった石の表面をザラザラした面に加工されてます。

お墓は屋外に作られているので、敷石や階段など滑らない加工をされているところが多いです。

ただ最近のお客様の声から「磨き仕上げ」にすることも増えました。何故かと言うと「汚れが付着しやすい」からです。

とくに私の地域の山間部は山の中に作られている墓地が多いので花粉やコケなどの汚れが取れなくなるためです。

さて今回のお客様と滑り止め加工の打合せをする中で、オシャレで汚れが付きにくい方法はないの?との要望で・・・

写真のように、階段は三本ライン、拝み場は♦柄で「サンドブラスト加工」をしました。

サンドブラスト加工は、バーナー・ビシャンと比べて、細かな加工です。「すりガラス」と同じ感じで仕上がるので、一番汚れが付きにくい加工です。

機能性も兼ね備えたオシャレなお墓が完成しました。

 

技能検定

2022年01月27日 09:00

森田 茂樹

代表の森田です。

令和3年度後期石工技能検定(石材加工作業)が行われました。

今回は1級のみ三名の方が受験されました。

私が取得したのは平成5年で、29年も前になりますが、仕事が終わってから毎晩練習をしたことを思い出します。

検定1週間前ぐらいから加工の工程が夢に出てくるぐらい練習すれば合格率は高くなります。

弊社も1級技能士5名おりますが、みんな夢に出てきたと言っています。

私が受けた時代と今とでは手加工をする仕事も少ないし、手加工の光景すら目にすることがないので、つくづく大変だな~と思います。

またこの時代に手加工って必要なの?

といわれると・・・?となりますが、手加工の技術を会得すると仕事の視野は確実に広がります。

特に200~500年前の文化財などを観たときに、当時の凄さがわかります。

手加工だからこその侘び寂びがわかるようになります。

合格目指して頑張ってください。

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石積み工事

2021年05月31日 08:00

森田 茂樹

代表の森田です。

久しぶりに公共工事をさせてもらいました。弊社の得意とする石積み工事でした。

弊社の技術部の大半が技能士免許を取得しています。

1級技能士(加工作業)が6名

1級技能士(石積み作業)が2名

1級技能士(石張り作業)が1名

2級技能士(加工作業)が3名 です。

さて、今回の工事は、柏原町の「木の根橋の大ケヤキの根本の石積み復旧工事」でした。

只今、大ケヤキは治療中で樹木医さんがメンテナンスをされているため、一旦石積みを外し、治療後に元の形戻す工事でした。

ブロックの様な規格サイズじゃないので、大きさ形は様々で、

積んでは外しの繰り返し・・・

本来なら石積みの裏は、コンクリートで固めるのですが、木の根っこが病気にならない様にコンクリートは使用禁止だったので、お城の石積みの様に、栗石などで崩れないように積みました。

木の根っこが当たりそうなところは、南京袋に川の堆積砂利を詰めて、痛めないように施工しました。

完成した時は、近隣の方に「以前よりも綺麗になったな~」とお褒めのお言葉も頂戴しました。

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記念植樹のお仕事

2020年11月10日 08:00

森田 茂樹

代表の森田です。

記念植樹のお仕事といえば、ちょっとしたプレート石を作成して、そこに植樹をした年号を刻んで設置することが多いのですが今回はちょっと違います。

やはり由緒ある神社の1500年記念となるとスケールが違います。

100年近く前に植樹されたものですが、この場所で新しい松を植えられます。

石(玉垣)は、洗浄をしてもう一度据え直す工事です。

なんと、根本が50センチも土の中に埋まっていたので、再度据え付けも結構大変でした。

素晴らしい松が植樹され、石(玉垣)も洗浄して完成です。

参拝の機会があれば是非見てください。

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大昔の灯籠を移設

2020年08月17日 08:00

森田 茂樹

代表の森田です。

今回は灯籠(五重塔)を静岡県から丹波に引っ越しです。

灯籠といってもかなり昔のもので、製作時期は不明ですが加工・細工などから考えると鎌倉・室町時代頃のものかと思います。

当然傷みもかなりあるので、一番苦労したのが解体です。繋ぎ目をセメントで固定してあったので慎重にノミを使って外しました。

外すとパーツごとにサラシで巻いて傷つけないように荷造りをして持ち帰りました。

次に工場で仮組みをします。

改めて組み直すとかなり歪んだ形で組まれていたので、修繕をしました。

付着しているセメント部分を「コンプレッサーノミ」で剥がし、1パーツごとに重なる部分を「ガタつき」が無いようにノミで削りながら、修繕をしました。

お客様の玄関先に設置。

なんとも自然な趣きになりました。

年月の経った「石の汚れ・苔」は最高に美しいですね。

私がこだわったお墓づくり

2020年06月15日 08:00

森田 茂樹

代表の森田です。

やっと念願の我が家のお墓が完成しました。

当然ながら、私もお墓づくりの当事者になるのは初めての体験です。仕事上、あれもこれもと考えがちですが、自分なりに反映したいことを考え、今回のお墓づくりとなりました。私の個人的な「こだわり」をいくつかご紹介します。

こだわり1.小さなお墓にしたい。

長年いろんなお墓を見てきました。その中でも昔ながらの夫婦の戒名が刻まれた小さなお墓が好きだったので、父が建てた五輪塔と祖父母のお墓を小さく再加工しました。

再加工することで、43年前の墓石が新品同様になりました。

加工前

(加工前)

加工後

(加工後)

こだわり2.蓮の花を付けたい

お墓自体がシンプルなので、蓮華加工をしました。蓮華には上蓮華と下蓮華(伏蓮華・逆蓮華ともいいます)があるのですが、あまり派手になるのが好きではないので、下蓮華のみを付けることにました。これも、今までの石を加工しました。

こだわり3.つながない一本物の延石

石の種類によって長尺物が採れる石があります。長尺といっても通常は3~4mが最長とされています。しかし、最近調子がいい中国の吉林省から採石される吉林白という石は結構長いものが採れると聞き、ダメ元で聞いてみたところ、「4.7mの一本物が採れる」ということで、この延石を仕入れました。

吉林白は石目もきれいでオススメです。

こだわり4.写経を入れました。

これだけは、どうしてもやりたかったのが「写経」です。今まで多くのお客様に「写経」を勧めてまいりましたが、当然、自分の時もやりたいと思っていましたし、これをすることでお墓へ感情を注ぐような気持ちになります。

そして家族みんなの写経を納めました。生前父が書いていたものも見つかったので、それも一緒に納めました。

写経に一番ハマっていたのは長女でした。「めっちゃ楽しかったもっと書きたい」と言ってました。また東京にいる長男がちゃんと写経を書いて送ってくるか心配しておりましたが、納骨日ギリギリに到着!!

家族全員で作ったお墓になったと思います。

これはお墓の中にあった43年前の写経です。私が中1の時に書いたものも入っています。

納経した様子です。

ようやくお墓が完成して私はホッとしていますが、母はお骨がお墓に入ってしまったので寂しい様子です。

before

after

自然石の文字彫刻

2019年12月11日 08:00

森田 茂樹

自然石彫刻1.jpg

代表の森田です。この自然石は何に見えるでしょうか?

涅槃像のイメージの石です。

右側が頭と思って見てもらうとなんとなくイメージがつくと思いますが、お寺の庭に設置致します。

真ん中に◎が彫ってあるのが、禅における書画のひとつで一筆で描いた「円相」(一円相)とも言われます。

悟りや真理、仏性、宇宙全体などを円形で象徴を表現したものとされるが、その解釈は見る人に任せる…と言われています。

禅宗(臨済宗・曹洞宗など)のお墓や位牌の頭の部分にも彫られています。

今回は円相の部分をサンドブラストで彫った跡をさらに綺麗に仕上げるために手加工を加えました。

自然石彫刻2.jpg

自然石彫刻3.jpg

コンプレッサーノミで細かく突っつく様に加工します。

自然石彫刻4.jpg

近々設置しますので、据付の風景や完成を紹介したいと思います。

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箱庭づくり

2019年11月24日 08:00

森田 茂樹

代表の森田です。

before .jpg

この写真は、本社の玄関なのですが、昨年リフォームをしてから何も手をつけていなく適当に植木や石の置物を置いていただけでずっと気になっていました。

天気も良くて日曜日に一人でコツコツと箱庭を作りました。

箱庭作業1.jpg

適当な栗石と大きな石を持ってきてコンクリートでガタツキが無いように据え付け

箱庭作業2.jpg

石と石の間にコンクリートを詰めて刷毛でチョンチョンと叩くようにしながら石より少し低めで仕上げます。

IMG_0041.JPG

完成です。最初に「雪見灯籠」を活かしたいなと思って、台石探しをしてこの様なイメージで作りました。

作業時間は約6時間ほどです。

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リスを使った記念碑

2019年10月21日 08:00

森田 茂樹

代表の森田です。

先日、久しぶりに記念碑のご依頼をいただきました。ご依頼をいただいた会社は、10年前にも50周年事業で記念碑をお世話になりました。

さて、今回はどんな形にしようか?コンセプトは何か?と現在、試行錯誤しております。

メインは「リス」の石彫りを置く形で決まったのですが、イメージは「リスがくるみを食べている感じ・・・」。
くるみ作成1.jpg

加工作業開始。そんなに難しくないなと思ったのですが・・・
くるみ作成2.jpg

いざ、作り始めると・・・なかなか、くるみに見えません。

実物ばかり見ながら作っても上手く作れないので、イラストをインターネットで探して、それも参考にして作りました。

完成です。
くるみ作成3.jpg

くるみを食べているように見えるでしょうか?単純な形の物ほど難しいということが良くわかりました。

書道でも画数の多い文字はそれなりに形になりますが、画数の少ない文字はカッコよく書くのが難しいものです。どんな仕事も同じですね。

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武田双雲書の記念碑

2019年07月28日 08:00

森田 茂樹

代表の森田です。

久しぶりにお電話をいただき、神戸のT会社に訪問しました。

早いもので、はじめてご縁をいただいたのが10年前でした。自分の感覚では5~6年前のような気がするのですが、時の速さに驚くばかりです。

さて、その時に作らせてもらったのが会社創立50周年の記念碑でした。久しぶりに、この記念碑を見るのも楽しみでした。
武田双雲書記念碑.jpg
力強い「開」の文字は「武田双雲先生の書」です。

この文字はサンドブラストで粗彫りをしてからノミで文字の底を強弱をつけて仕上げていきました。

石材も本御影石で希少価値の高い石のため、失敗しないように緊張感バリバリで彫ったので、自身の思い出深い作品です。

10年ぶりに観て、景観にとても馴染んでいました。特に文字は長年の水垢が浸透してとても自然な色合いになっていて嬉しくなりました。

自然の石は年月が経つほど良いですね。これから益々貫禄がでると思います。

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