森田石材店ブログ - お客様とお墓づくり -
両墓制のお墓づくり
2019年02月14日 08:00
滝野店の吉田です。
この度3箇所のお墓を一箇所でまとめて、代々のお墓を建ててお祀りするお手伝いをさせていただきます。
このあたりは両墓制の墓地が多く、埋墓(身墓ともいう)・無所があります。今回のお客様のお墓は、埋墓に併設して新区画(造成は20数年前)がありそこに代々のお墓を建てます。
新区画は、更地ですから引渡し期日に間に合うように基礎ベース施工・外柵施工・墓石建立という手順ですすんでいきます。まず、初日に基礎ベース施工と埋墓の整理工事を行います。
お施主様にお立会いいただきまして、古い御先祖様の塚は少し掘ったところの「土」を少しづつとり、新しいご先祖様はお骨をだしてお一人ごとにさらしの袋へ。
弊社にてお墓が出来るまで保管させていただき、完成後に納骨堂に納めて引き渡しとなります。
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転圧はたくさんします。
2019年02月12日 08:00

本店の高橋です。
今回は傾斜地にあるお墓の工事をご案内します。
墓地の前の方と後ろの方ではかなりの勾配差があります。
構造上おのずとお墓の最前部分では地上から高くなる設計になります。
工事の様子の所々をご覧ください。
こんな感じのお墓で、すでに段差があります。
全体を整地します。
ランマーという転圧機で地面をよく締めていきます。
間の工程はかなり省略しましたが、外柵(囲いの巻石)が完成しました。
この中に砕石を入れていきます。
最初に述べましたように地上高がかなりありますので、砕石の量も多くなります。
その為途中で転圧します。
砕石が一杯になるまで何回か転圧を繰り返します。
砕石の中入れ完了です。
綺麗に完成しました。こまめに転圧をしていかないと、先でお墓が傾いたりする原因になってしまいます。
良いお手伝いが出来ました。
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急勾配な敷地のお墓①
2019年02月04日 08:00

滝野店の中村です。
この度受注を受けたのは下の写真の場所に新しくお墓を建てるというご依頼でした。
今あるお墓は全て土葬の時代のお墓という事でした。
境界がはっきりしておらず、基準も少ないのでまずはそこから打合せをさせて頂きました。
境界が決まり丁張りをします。
工事も土葬の後ということで転圧をしっかりして2段階にわけて工事します。
今回は撤去工事の様子です。
このようにまず重機が通る通路を作っていきます。
お彼岸にはこちらの工事も完成しますのでまた紹介します。
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またきてね
2019年01月31日 08:00

本店の中道です。
先日建立したお客さまの墓石に「ありがとう」の文字を台石に刻みました。
「ありがとう」「感謝」などは多くの方にに人気の言葉で、私も大変好きな言葉です。
彫刻する書体も文字CAD(パソコンの文字)で出力した文字では何か味気ないのでサンプルをさがすのですが、比較的沢山のデータがあり、探しやすいです。
今回はお客様の要望で「またきてね」のことばの彫刻でした。これはサンプルも何もありません。ここで、今回書家の先生になったのが、うちの社長です。
「ありがとう」の書体に合わせて、一肌ならぬ、ひと筆書いてもらいました
これには、お客様も大変感動して頂き、とても喜んで頂きました。
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オーダーメイドのお地蔵さま2
2019年01月28日 08:00
滝野店の吉田です。
前回に引き続き「オーダーメイドのお地蔵さま」です。
幾つかの作品例の中から気になるお地蔵さまを選んでいただき打ち合わせの上、最終のラフ画が完成しました。
やさしい顔立ちのお地蔵さまで、たまごのような殻に守られています。
特にお客様は、この殻に守られているイメージが気に入られています。
40数センチの全高で、よく使う舟型地蔵さまと同じくらいの高さですが、たまご型ですので、左右前後のボリュームはあります。
このラフ画を基に、これから製作に取掛かります。そして、製作途中の確認を経て、「オーダーメイドのお地蔵さま」の完成・納品となります。
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草の生えない墓地(ファイバーレジンその⑦)
2019年01月26日 08:00

本店の高橋です。
草の生えない墓シリーズ第7段。今回は新規に建てるお墓にファイバーレジンを施工しました。
施工前、墓印を建てて仮の納骨をしています。
全体の土を少し取り除いて基礎ベースを打ちます。
鉄筋を敷き詰め、所々に水抜き穴を設けます。
コンクリートを流し込みます。
前もって用意していたスペースにカロート(納骨室)を据付ます。
周りは石で囲まれていますが、底は土のままです。お骨を土に還す為です。
周りの囲いの巻石。
コーナーの継ぎ目にはアンカーを打ち込み金具でしっかり固定します。
保護の為にセメントで覆いかぶせます。
ファイバーレジンの為にバラスで下地を作ります。
写真では判りにくいですが、五色砂利でのファイバーレジン施工です。
お墓で一番よく見られる五色玉砂利の感じです。
施工後丸一日ぐらいは養生させますので、こんなふうに注意書きします。
完成です。
良いお手伝いが出来ました。
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かなりの難所
2019年01月24日 08:00

こんにちは、篠山店の上山です。
昨日から工事している現場です。
篠山市でも施工し難い墓地の一つです。階段が2か所あり、そこから先は、ほぼ人力での搬入になります。
通常、弊社では2人一組で施工していますが、この日は1人増やして3人体制です。
チェーンブロックで吊り上げては、歩み板の上をまくって上段へ上っていきます。 *「まくる」石屋の専門用語で転がすという施工方法
この墓地は低い山の中腹にあり、南東側を見下ろせば観光名所の篠山城址の大書院も見渡せます。
見晴らしは良いのですが、石屋泣かせの墓地です。本日で工事完成予定です。
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オーダーメイドのお地蔵さん
2019年01月11日 09:00
滝野店の吉田です。
墓石建立時に「お地蔵さま」をお祀りしたいとの事で、普段からよくお勧めしている「舟形地蔵」でお話しをすすめておりましたが、店に展示してある「お地蔵さま」を気に入られて段取りをさせていただくことになりました。
このお地蔵さまは、「オーダーメイドのお地蔵さま」で、流れとしては、まずお客様がイメージされるお地蔵さまを、デザイン画にて決定いたします。
次に、粘土で形を作ります。
上の写真が、粘土で作った型です。これを基にして、石を彫って完成したのが最初の写真の「オーダーメイドのお地蔵さま」です。
顔の形や表情、目の大きさなどお好みのお地蔵さまが製作可能です。今、最終段階のデザイン画を詰めている状況です。
新元号が発表になってからの工事で少し先ですが、完成が楽しみです。
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広すぎるお墓の区画決め2
2018年12月25日 08:00
滝野店の吉田です。
前回に引き続き区画決めについてお話をさせていただきます。
前回の丁張りをお施主様と立会いさせていただいて、その上でつい先日ですが、町の墓地委員様とお施主様と私にて立会いをいたしました。
隣家との空き寸法・共有通路の寸法など特別決まりは無いのですが、隣家とは一人が十分通れるような寸法、また共通通路は運搬機が十分通れるような寸法取りをしておりますので、問題なくOKとなりました。
来年の新元号になってからの引渡しで期間がありますので、丁張りから区画の4隅に杭を打ちかえて区画を表示しております。
杭打ち
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