森田石材店ブログ - お客様とお墓づくり -

嬉しいお声を頂戴しました

2018年07月25日 08:00

中村 淳
中村 淳

滝野店の中村です。

この度、嬉しいお声を頂戴致しましたのでご紹介します。

今回私が担当したのはY家。

たまたま訪問した際、ご主人がお亡くなりになり、お墓をご検討されておられました。

この時はまだ落ち着かれてない様子でしたので、数か月後に再度訪問させて頂きました。

実際の完成したお墓がこちらになります。

Y家完成写真正面文字.jpg

正面文字は書家の先生に書いて頂いた手書きの文字なので世界で一つだけのお墓です。

Y様からはこのようなお手紙を頂戴しました。
アンケート.jpg

 

今回、Y様とお話を進める上で、

「お墓が建つまでにいつ何をすればいいのか?」

というのを大変不安に感じておられました。

弊社では通常このような進行表を使いながらお話を進めます。
流れ.jpg

しかしY様には下のようなオリジナルの進行表を作成して進めていきました。
流れ2.jpg

このようにご縁でY家のご供養に携わることができ、更にこんなお声まで頂き感謝しきりです。

それと同時にこの仕事にやりがいを感じる瞬間でもあります。

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入り口移動~墓地の縮小~

2018年07月24日 08:00

眞下 尚利
眞下 尚利

篠山店の眞下(ましも)です。

ある篠山市の共同墓地でのお墓づくりのお話です。

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工事前はこのような形で、夫婦やお一人のご先祖様のお墓がありました。

今回、この石塔の代わりに五輪塔と、これからの方々のために、代々墓と霊標を建てさせていただきます。

そして、お墓区画が大きいので、約半分を村にお返しすることになりました。

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ご先祖様のお墓を解体します。文字を彫っている石は供養塔に移動します。

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元々の入り口だった階段を外しています。

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外した階段を再利用して、入り口をお客様の区画の中央に作成します。

そのために、巻石の切断が必要です。

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グラインダーで巻石に切り込みを入れます。

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クサビを入れて、セットウ(ハンマー)で叩いて切断します。

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切断しました。

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階段を入れるために、凹凸をならします。

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完成です。ここに階段を移動させます。

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先程の階段を据えました。

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村にお返しする場所とお客様の区画の間に仕切りの石を据えました。

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手前がお客様の区画で、仕切りの石より奥が村にお返しする区画です。

次回はこのお墓づくりの防草加工をご報告したいと思います。

法名碑をスライス

2018年07月22日 08:00

中道 祥貴
中道 祥貴

本店の中道です。

先日 法名碑を新しくされたお客様がありました。

打ち合わせをしている時に、親戚のおじさんが来られ

「これまで拝んできたんだから、文字の部分を削って今度据え付けるヤツの下に 埋めてもらえよ」

とおっしゃりました。

施主さまは、おじさんの言われるようにして下さいとの事です。

私もこの様な事は初めてなので、このおじさんにどの様にすれば良いのか打ち合わせをして作業する事になりました。

施工前
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工場へ持ち帰り 文字の部分をオフカットと言う切削機でスライスします。

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スライスされた石

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シートの上で粉砕して 砕石の様にします。

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新しく法名碑を建てる場所に穴を掘り 砕石状にしたのを埋めます。

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法名碑を据え付け 完成です。

20180722法名碑 7.jpg

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古い石積み直しの工事

2018年07月19日 08:00

園中 憲二
園中 憲二

篠山店の園中です。

お客様より石積みが、がたがたで、石と石の間が以前よりも広がってきているように気がする。

石積みが崩れないうちに直して欲しいとのご依頼でした。

20180719_03.JPG20180719_01.JPG

確かに、隙間があり、墓石も倒れかかっています。

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石積みを解体する前に、全ての石に番号を付けます。元にあった同じ場所に石積みできるようにします。

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ひとつひとつ慎重に解体し、コンクリートの厚み分掘り、転圧をします。

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元の位置に一つ一つ石を積み直します。仮置きを何度も繰り返して調整します。

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石積みの後ろ側にコンクリートを流し込みしっかり固定します。

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墓石を据えるところも、しっかり転圧し、整地します。

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墓石を元通りに据付。

こちらも解体する前に、番号をつけていたので、番号通りに、丁寧に据え直します。

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これで完成です。傾いてた墓石も一列にきれいに並びました。

石積みもしっかり組み直し、コンクリートで補強されたので安心です。

地震や大雨で崩れないか心配だったけど、これで安心と満足して頂けました。

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中村 淳
中村 淳

滝野店の中村です。

今回のお墓は小野市のお墓です。

こちらの墓地はこのような山道を1kmほど登ったところにあります。

小野山田町1

当然のことながら藪の中にお墓はあります。

ですので草はもちろんのことながら、落ち葉の掃除も大変との事でした。

小野山田町2

今回はこれらのご先祖様の既存墓石を整理して、代々墓を1基新設することになりました。

まずはお墓を建てる敷地を重機を使って整地していきます。

小野山田町3

その後転圧をして基礎コンクリートを打設します。

小野山田町4小野山田町5

そして完成がこちらです。

小野山田町6小野山田町7

小野山田町8

このような山間部の墓地では、落ち葉の掃除の事も考慮し従来真砂土仕上げをすることが多かったです。

ところが真砂土仕上げは雨が降ると真砂土が墓石に跳ねたりして見た目もあまりきれいとは言えませんでした。

しかし、このファイバーレジン施工なら防草対策だけでなく落ち葉対策にもなりまさにうってつけです。

このようなところに墓地がある方はファイバーレジン施工の導入を是非ご検討下さい!

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髙梨 剛
髙梨 剛

滝野店 髙梨です。

先日、忌中明けの納骨に立ち会った時のお話です。
納骨堂にお骨を納め、読経が始まって少しした時にご住職が花立に挿してあるシキビを1本抜きました。
そしてそのシキビの先を水鉢(家紋の彫られている石の部分)にある水溜にちょんちょんと浸け、◯◯家の墓と彫られている竿石部分にパッパッと水をかけられました。
読経が終わりお家の方の一人がご住職に問いかけました。
「水は頭からかけてもいいんですか?」と。
その質問にご住職は、
「ダメとは言いません。ただ頭からかけるよりも、そこの水溜をきれいにして水を手向けてください。さきほど私がした行為は「末後の水」です。綺麗なお水を仏さまにお供えしてください。それは大切なご供養ですから。」と説かれました。
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開眼供養のお手伝い

2018年07月03日 08:00

園中 憲二
園中 憲二
篠山店の園中です。
今回は、開眼式のお手伝いのお話です。
新しくお墓をした際には、開眼法要 建碑法要が必要です。
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開眼法要とは、仏像やお墓に対して命を吹き込む法要のことで、魂入れ、お性根入れなどとも呼ばれています。
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区画の外の四隅と正面に砂を盛ります。そこに、お線香を立てていくのですが順番があります。
まずは、右奥→右前→左前→左奥→正面の順番にお線香を立てます。
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お線香の次は、洗い米と塩を先程と同じ順に蒔いていきます。
最後にお酒を同じ順番で注ぎます。
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仏事関係は、宗派や地域性によって大きく違ってくることもあります。特に普段なかなかない供養についてはわからなくて当然です。気になることや心配なことはお気軽に相談して下さい。
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最後はお客様とご住職も一緒に記念撮影。
これでスッキリしたと喜んで頂けました。

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眞下 尚利
眞下 尚利

篠山店の眞下(ましも)です。

先日、3年前にお墓をお世話になったお家に訪問させていただきました。
お伺いしたのは、奥様の7回忌のご命日のご訪問です。
こちらのお家のお墓に花の彫刻をさせていただきました。
ファントーニ彫刻という手法で彫刻しました。
このファントーニ彫刻は普通の彫刻と違って、立体的な彫り方が特徴です。
普通の彫刻では、色を入れないと花のデザインが見えないです。それに対して、この立体的な手法なら色を入れずとも見えるので、色褪せることもなく、石の自然な色合いで見え続けることができます。
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こちらのお家は「ガクアジサイ(額紫陽花)」をご依頼いただきました。
ご自宅のお庭に生前奥様が大事に育てられていて、ご家族で決められました。
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何も色は入れていません。
写真ではわかりにくいですが、細かい「がく」部分も凹凸があり、立体的です。
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完成です。
そして、今回2年振りにご自宅に訪問させていただいたのですが、その「ガクアジサイ」が今年も咲いていました。
雨に濡れていて、すごくキレイでした。
恥ずかしながら、私はこのご縁で「ガクアジサイ」を知りました。
この花を見ると、このお家の事を想い出します。
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追加の彫刻

2018年06月20日 08:00

中道 祥貴
中道 祥貴
本店の中道です。
先日、他社で建立されておられる方の霊標への追加の彫刻のご依頼がありました。他社建立しておられた為、作業をしてもらえるのか心配されていましたが「大丈夫です。」とお答えするとまずは安心されていました。
次に現地案内して頂き、霊標を拝見すると住職か書家の先生かどなたが書かれた文字か分かりませんとの事でしたが、特徴のある書体でした。
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お客さまのご希望で 既存の文字に出来れば似せてほしいとの事でした。
最近では、現場での彫刻作業が多いのですが、今回は工場に持ち帰っての作業になりました。
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工場に持ち帰った石は彫刻する箇所にゴムが貼り付けられます。今回は3人分の彫刻です。
貼り付けられたゴムに、既存の文字に似せた手書きの文字を慎重に、また頂いた原稿と間違えがない様に書いていきます。次に ゴムに書いた文字になぞってカットしていきます。カットした部分と剥がすと、剥がした所だけが石の表面が現れます。
そうして準備が出来たら、サンドブラストにて彫刻にかかります。仕上げにペイントを施し完成です。
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仕上がりも良く お客さまにも大変喜んで頂けました。

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ここにも注目!

2018年06月18日 08:00

髙梨 剛
髙梨 剛

滝野店の髙梨です。

先日、こだわった新しいお墓を建てさせていただきました。
張石スロープ.JPG
とても広い墓地です。
そして、こだわったところはここ!
スロープアップ.jpg
分かります?そう、アプローチ部分をスロープにしました。
お墓=階段というイメージってありませんか?
今回、それを払拭してみました。
まず、足を上げることが少なく出来ます。(転んだりすると大怪我にもなりかねません)
それと張石施工で勾配をつけていますから見ての通り水を流しても水切りが早く、水垢汚れの心配も少ないです。
先でご高齢になっても苦にならず、いつまでもお墓参りが出来ますね。

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お墓の展示場

見学会 68日(土)~17日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く