森田石材店ブログ

雨の後には良い天気

2025年12月19日 08:00

本店事務スタッフ
本店事務スタッフ

こんにちは、本店スタッフです。

私は森田石材店ブログのネタ枠だと思っているのですが、今回はあまり楽しくない話題です。

先月父が亡くなりました。

私、まだギリギリ30代。親が亡くなるのはもう少し…いやもっとずっと先の話と思っていました。

1年半ほど前には病気が発覚していて余命宣告もされていたので、心の準備はそれなりに出来ていましたが、それでも人が死ぬ時はいきなりです。

森田石材店には葬祭事業部がありますので、世間一般の方に比べれば日頃からお葬式の事を考えて生きています(もちろんですが、父の葬儀は森田石材店葬祭部・もみじ市民ホールでお世話になりました)

近い将来お葬式をすることになるのだから「私ならこういうことがしたいなぁ」というのも、結構考えていました。例えば、家で飼っていた猫たちが大好きだった父のために歴代の猫の写真を集めたパネルを作って飾ってもらおう と決めて少しづつ制作を進めていました。

父が亡くなる前日、私は仕事が休みでした。一週間前までは普通に会話も出来て、這いながらでも自力でトイレに行ってたのに、この日は明らかに容態が悪くなっていて、痛み止めを飲ませてあげるために父の顔を見た時に「あ、これは明日急いでパネル完成させてしまわないと」と感じました。でも、次の日の早朝には亡くなっていたわけです。

パネルのデータは会社のパソコン内にしかないので、家で作業を進めることもできず。会社に取りに行ってもよかったのですが、ほかの方に気を使わせてしまいそうだから会いたくないなぁと思い諦めました。

これに関しては、もう後悔はしていないのですが「絶対、これをしてあげたい!」という計画・思いがある方。後回しにせずにしっかり準備をしておきましょう。

 

あとは、実際にお葬式をしてみて思ったこと。

葬儀の日になると父が亡くなってからもう3日目。悲しみより疲れが勝っていました。

そのせいか涙腺の弱さで私の右に出る者はいないのに、この日は一切泣かずに過ごしました。こんなことを言うと「親が死んだのに薄情者だ!」と思われるかもしれませんが、泣きじゃくって無茶苦茶になった状態ではなく、お葬式もお別れの時間も収骨も全部しっかりとした状態で行うことができたし、色んな場面をちゃんと記憶に残せたので私は非常に満足しています。

ずっと昔「年取って醜態を晒したくないから、そうなったら安楽死してくれ」と言っていた父。「こういうこと言う人こそ元気で長生きするんやで」と思っていましたが、人生はどうなるかわかりません。

私自身は「お父さん大好き!」というキャラでもなく、子どもの頃は怒りっぽい父が怖かったし、大人になってからはこだわりが強く妙なマイルールを押し付けてくる父を鬱陶しいと思うことが多かったです。

葬儀の二日後には仕事に復帰して、すっかり元気に過ごしていますが時々急にスイッチが入って涙が溢れる時があります。

きっとこれは一生直らないんだろうな。

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お花は左右対称?

2025年12月17日 08:00

山崎 倫子
山崎 倫子

本店の山崎です。

あっという間に今年も残りわずかになりました。毎年言ってますが、1年たつのはあっという間です。

今日はお供え花についてです。

花立に入れる花は、お店に売っているものも「左右対称」なので、それが当たり前と思って生きてきました。

でも「なんで?」と聞かれると「そうゆうものだから・・」と答えてしまいます

少し調べてみると、一応これにも意味があるそうです。

・左右対称=整っている状態とされてきたから

供えるものは、古くから「乱れていない=心が整っている」という意味で、左右のバランスをそろえるのが基本とされていました

・ご先祖様への敬意を形で表すことができる

左右対称にすることで、丁寧にお参りしていますという気持ちが自然と伝わります。

種類が違っても、高さやボリュームをそろえるだけできちんとした印象になります。

 

と、こんな理由もあるようです。

とはいえ、絶対に左右対称でなければいけないルールはありません。

もちろんデザインによっては、花立が1本というものもあるからです。

年末年始にはお墓参りに行かれる方もたくさんいらっしゃると思います。故人様の好きだった花をお供えしてあげてくださいね!

 

そうじの力

2025年12月12日 08:00

垣崎 美保
垣崎 美保

本店の垣崎です。

今日は先日行ったそうじの力の活動について久しぶりに紹介したいと思います。

『そうじの力』をブログで紹介することが減っていましたが、活動は続いています。

今回は事務所の判子ケースの見直しを行いました。

こちらは5年ほど前に行ったそうじの力の活動で判子の型抜き収納になっています。

before

一度型抜きをしてから増えた判子が納まっていなかったり、同じ内容の判子があったり。

今は使用頻度の少ない判子も。

 

まずはそうじの力の基本!!

いるものいらないものに分けます。

みんなで話し合い、必要な物だけになりました。

この配置で型抜きをしていきます。

after

はみ出していた判子もなくなり、朱肉もケースの中に納まりました。

一度そうじの活動を行った箇所でも、年月が経つと必要なものは変わっていたりします。

何度でも見直すことが大切です。

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再度のお別れ

2025年12月05日 08:00

髙梨 剛
髙梨 剛

本店の髙梨です。

先日、西脇市の墓地にてお墓じまいの工事をいたしました。

神戸にお住いの施主様、お兄弟様も含めて、皆さまご高齢になられたので遠方へのお墓参りが難しくなったと

いう事で、今回この決断に踏み切られました。

お墓の下には12年と17年前にそれぞれお別れされた、ご両親のお骨が納められていました。

それらのお骨はご寺院様の永代供養塔へ改葬されます。

撤去工事の日、施主様にお骨上げをしていただきました。

「一度納めたお骨を、また拾うとは・・・」と呟き、合掌されておられました。

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堂本 幸治朗
堂本 幸治朗

お世話になっております。本店 堂本です。
先日、花筒がダメになったので新しいものがほしい、との内容でご来店されたお客様がおられました。
ところが、お持ちになられた花筒は、古いねじ式のもので、現在では基本的には用いられないものでした。

勿論、お取り寄せでお探しする事もできるかもしれませんが、この機会に、今、主流の花立自体に穴をあけて(ボーリング)そこにステンレス製の花筒を入れるご提案をさせて頂きました。
ボーリングする際に、側面にも水が抜ける穴も開けますので、花立内に水が溜まることもありません。

お墓も少しでもご供養がしやすい様に、細部に変更を重ね、その時代を反映しております。
それは、お客様の声を反映した結果でもありますし、日常的に墓石にかかわっている私達の少しでもご供養しやすく、という思いの結果でもあると思っております。
弊社では様々なお声にお応えできるように、色んな技術を取り入れております。ぜひ、今回の花立に限らず、こんな風になればいいのに、という事がありましたらご相談下さい。

傾いたお墓を直すには?

2025年11月21日 09:00

森 栄作
森 栄作

年月が経つにつれて、お墓が傾いてしまうことがあります。原因は地盤の沈下や雨水による浸食、地震などさまざまですが、放置すると見た目だけでなく安全面でも心配です。今回は、傾いたお墓を修繕する一般的な方法についてご紹介します。

🪨 傾きの原因を確認する
まず大切なのは、なぜお墓が傾いてしまったのかを知ることです。よくある原因は、

・地盤の緩みや沈下
・排水不良による土の流出
・地震や強風などの自然災害
・設置時の基礎不足

原因によって修繕方法も変わるため、現地での確認が欠かせません。

🛠 修繕の基本的な流れ
傾きの程度や墓石の構造によって異なりますが、一般的な修繕の流れは下記の流れになります。

1. 墓石の解体 安全に作業するため、墓石を一度取り外します。
2. 基礎の調整・補強 地盤が原因の場合は、土を入れ直したり、コンクリートで基礎を補強します。
3. 水平を確認しながら再設置 墓石を元の位置に戻し、水平器などを使って傾きがないかを確認します。
4. 周囲の整備 排水対策や雑草防止など、今後の傾きを防ぐための整備も行います。

⚠ 修繕時の注意点
墓石は非常に重いため、無理に動かすと危険です。
地盤の状態によっては、専門的な工事が必要になることもあります。

修繕後も定期的な点検をおすすめします。

お墓はご先祖様を敬う大切な場所。傾きに気づいたら、早めに対処することで安心してお参りできる環境を保てます。

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仏具の買い替えは?

2025年11月17日 08:00

山崎 倫子
山崎 倫子

本店の山崎です。

秋はあったのかな?と思うほど、暑かった日々からいきなり寒くなったように思います・・・

今日は仏具についてです!

仏具はお仏壇やお墓同様、長く使う大切なもの。

でも、正直一度買ってしまえば特に壊れてしまったりしない限りは長く使えてしまいます。しかし毎日のお参りや年数の経過により、少しずつ傷みや汚れが出てきます。

つまり・・・買い替えのタイミングが分からない!

しかし、仏具にも仏具には「買い替えの目安」はあります。

  • 汚れが落ちない

  • 傷みが目立つ

  • 不安定で倒れやすい

  • 火を扱う仏具に危険がある

など 「供養の妨げになりそう」 な状態なら、買い替えを検討するタイミングです。

例えばロウソク立てなら・・・

ろうが固まり、黒ずみが取れない

サビや焦げ付きがひどい

傾いていて火が不安定

こんな症状があれば買い替えを検討してはいかがでしょうか?

もちろん、中には修理や磨きなおしをして使えるものもあります。

仏具は気持ちよくお参りできるかどうかが大切です。

少しでも不安や使いにくさを感じたら交換のタイミングかもしれませんね。

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仏器膳

2025年11月12日 08:00

垣崎 美保
垣崎 美保

本店の垣崎です。

最近は、仏壇も仏具もモダンなものが多くなってきました。

その中でも今回は「仏器膳」のご案内です。

そもそも「仏器膳」ってなに?と思いますよね。

このような形の仏具が「仏器膳」です。簡単に言うと、仏器と湯呑を乗せる台です。

「こんなのうちにはないわー」というご家庭もあるかもしれません。

必ずしもなくてはならない仏具ではないのですが、この上にのせるとより丁寧にお供えできるということです。

また、ご飯や白湯(お茶)を入れると器の足元が汚れたり、器で仏壇に傷がついたりすることがあるかもしれませんが、お膳に乗せているとそのようなことから防ぐことが出来る利点があります。

オーソドックスな形とモダンの形。

オーソドックスな形。足がしっかりあり、高さもあります。

昔は木製のものが多かったですが、最近ではプラスチック製のものが多数でています。

カラーバリエーション豊富で、黒・溜・朱・梨地等あるので、仏具に合わせて選ぶことができますね。

 

木製

丸みがあるのが特徴です。高さはない分、安定しています。

もう少し明るいブラウンもあります。シンプルなデザインなのでどのような仏壇にも合いそうですね。

 

ガラス製

さらに高さはなく、デザインもシンプルです。

5寸(約15cm)程のものからあるので小さな仏壇にも使っていただけます。

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ご先祖さまの記録更新

2025年11月04日 08:00

髙梨 剛
髙梨 剛

本店の髙梨です。先日、墓石建立のご依頼をいただきました丹波市のお客様案件でのご紹介です。

これまで多くのお客様方のご先祖さまをお位牌や墓碑で見てきました。

以前、ブログでもご紹介させていただきましたが、古くて江戸中頃、今まで見てきた中では江戸時代前期が一番

古い時代のご先祖さまでした。が、しかし今回…

聞いたことない「永禄」「慶安」という元号で調べてみました。

1569年と1648年、なんとどちらも室町時代!「織田信長、足利氏、二条城築城」と江戸時代の徳川家でも

驚いていましたが、それよりも遥かむかし、今から450年以上前のお話です。

そしてもっと驚くべきことはご戒名。表面にはご夫婦のご戒名が記されていたのですが、

「信士、信女」で6文字戒名でした。この時代にご戒名があり、しかも6文字の立派なものを授戒されておられることは

とてもすごいことです。

このようなお家柄のお墓をお手伝いさせていただけることを光栄に思います。

参道リフォーム工事

2025年10月27日 21:37

森田 茂樹
森田 茂樹

代表の森田です。

久しぶりの投稿です。

お世話になっているお寺のご住職様からのご依頼です。

本堂に行く参道が少し狭くて、人の行き帰りの際に交わしにくい。左右の自然石に足を掛けると踏み外す恐れがある。

そして階段の左側が陥没し傾いている。この機会に手すりも付けて欲しいとのことでした

先ずは階段を解体し、手すりを取り付ける穴あけをして再据付。

階段が完成。石段のステップ高も低くして手摺もつきました。

 

道幅も40㎝広くなり、美しい石畳の参道が完成いたしました。

石畳は中心を1.5㎝高くし、左右に水が流れるようにしています。

after

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お墓の展示場

展示会 320日(木・祝)~30日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く

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