古碑整理と墓石建立
2021年02月18日 08:00

篠山店の園中です。
今回は、古い石碑をギュッとコンパクトにまとめて管理のしやすいお墓になったお客様のご紹介です。
お客様からは、30基以上ある石碑のとにかく管理が大変。
お盆や法事の時には、抱え切れないほどの花とシキビを持って行って一基ごとに刺しています。
広い敷地には、たくさんの落ち葉が降り注ぎ、それを行く度に取り除い掃除をしています。
だからといって、先祖から受け継いだお墓を簡単に処分してしまおうという気にもなれないと。
そこで今回は、古い碑をすべていったん解体しまとめて据え直すことになりました。
もともとあった2段の石積みはそのまま再利用。
墓石の左に台を新設し古碑の竿石だけをまとめて並べ、真ん中に花立をひとつ。
落葉掃除が大変なので、空いている区画にはコンクリートを塗り、ほうきで掃けるようにしました。
コンパクトにまとまったお墓を見て、こんなにスッキリとまとまるとは思っていなかった。
これからは、手間も掛からずに掃除も出来きそう。
それに、自分の代で古い先祖のお墓を処分しないでよかった。
管理のしやすいお墓になったと喜んで頂けました。
瞑想におりん
2021年02月17日 08:00
こんちは(^-^*)/
篠山店スタッフです☆彡
今回は、鳴り物系仏具の「おりん」について。
先日、「瞑想するのにりんが欲しい」とご来店がありました。
おりんと言えば
・お経を唱えるときに調子を合わせる
・邪気をはらう
・仏様の耳にまで祈りを届ける
等の意味があります。
が、このりんの響きが瞑想する時に良いそうです。
りんと言っても、いろいろあります。同じ種類でも大きいものと小さいものでは音も響きも違います。
上から見るとわかりますが、厚さもそれぞれ違うのが分かります。これによっても、音(高音、低音)が違ってきます。
たたき方によっても違います。上からたたくと響きがなく、りん棒も傷みやすいのでおすすめできません。
内側から、外側からたたくと響きが良く、長い余韻に浸ることが出来ます。
お店にはいろいろなりんを置いています。
ぜひ、たたき比べてお好きな音色を探してみてはいかがでしょうか。
【カテゴリ】
墓石作りは、こんなことから始めるの?
2021年02月16日 08:00

仕入れ担当の森田です。
墓石作りは、こんなことから始めるの?
こんなタイトルの動画が日本石材産業協会より公開されました。
動画は3本あります。
【石産協】「ニョキッ!」お墓になる石を山から見つける
発破のシーンがあって迫力あります。
こんなに粉々になってしまったら、使えるところが無くなってしまうんじゃと思いますが、やはり山は大きいです。
この発破をする前には、当然ながら良い石が(大きくてしっかりした形の)採れることが調べられています。
選ばれた部分がこのように山から外されるわけですね。
【石産協】「うごかない~!」大きな石を割る
発破で採れた石はそのままでは大きすぎて運ぶことが出来ません。
この大きな石を「割る」という作業が山では行われます。
割りたいところに墨を入れて、それに従ってドリルで穴を開けます。
その穴にセリヤというものをいれて、順番に叩きながら割るという仕組みです。
この方法、古代からずっと変わっていないのです。
古代の石にも一定間隔で穴が空いており、その穴に木製のセリヤを入れて、底に水を染み込ませ木を膨張させて割っていたのです。
【石産協】「親方~!!」お墓になる石を選ぶ
大きく割られた石を、更に目的の商品の大きさに近づけるために割るのを「小割り」といいます。
ここからは、実際に注文が入っていればその石塔や霊標のサイズに応じた大きさで取れるように工夫します。
こうしてみると、下台や霊標などの大きな部材はキズを避けると本当に貴重なものなのだなと思ってしまいます。
「お墓の石はエリートです」と言っていますが本当ですね。
今日は山から石が取れる動画をご紹介しました。
【カテゴリ】
お墓の展示場
見学会
6月13日(土)~21日(日)
9月19日(土)~27日(日)
11月14日(土)~23日(月祝)
2021年1月16日(土)~24日(日)
3月20日(土)~28日(日)
6月12日(土)~20日(日)


