森田石材店ブログ - 神社仏閣 -

春日の神鹿

2021年09月28日 08:00

上山 典之
上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

朝晩めっきり冷え込むようなりました。

この気温の温度差が後方に映っている黒豆の味の善し悪しに重要なことです。

来月の初旬には解禁ですが本当に美味しいのは秋も深まった下旬ですよ。

さて、庭灯籠のご依頼を頂きました。

本来、灯籠とは暗い夜道を照らす道具として使われていました。

「籠」という漢字あるように、灯が籠の中に入った形状をしており風などで灯が消えない作りになっております。

今回の春日灯籠は、円柱の竿を持ち六角平面の形をした火袋があります。

火袋のひとつの面には鹿が彫られているように、奈良の春日大社に多く用いられています。

春日大社では奈良時代に神様が常陸国から御蓋山へお越しになる時、白鹿に乗ってこられたことから春日神鹿は神の使いとして今でも大切に扱われており、奈良公園では1300頭もの鹿が手厚く保護され生息しています。

庭灯籠の中では雪見灯籠と並んで1番ポピュラーな灯籠です。

今はまだ新しいですが、年月を重ねていくうちに苔むしていい風合いが出てきますので暫くお待ちくださいね。

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神社のリフォーム

2021年09月08日 08:00

上山 典之
上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

神社のリフォーム工事をしました。

丹波篠山では古くからこの様な無住の神社が多く傷みもあり危険な状態が見受けられます。

コンクリートの亀裂からの雨水侵入の影響で階段がズレてきているのと、両側の灯籠下が沈下し内側に傾いてきています。

灯籠と階段を解体し、ズレている石垣にはコンクリートらしきものはもちろん入っていません。

墓地の基礎ベースと違い階段部分の斜め45度のコンクリート打設が中々難しいのです。

既存の階段なので内側の見えない部分は荒(石を割ったままの状態)なので固定金具も取り付け難いです。

以前陥没していた灯籠廻りと拝殿前はワイヤーメッシュ入りです。

 

完成後、新しくしたものはステンレス製の手摺りのみですが、見えない基礎部分は強固です。

これからは安心してお詣り下さい。

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灯籠の修繕

2021年08月12日 08:00

眞下 尚利
眞下 尚利

滝野店の真下(ましも)です。

灯籠の修繕のお手伝いです。

車が灯籠にぶつかってしまって倒壊してしまいました。

お怪我がなかったのが幸いです。

西脇市の神社です。右側の灯籠です。

ちなみに、この神社の手水舎は当社建立です。

下から2番目の土台がずれて、今にも落ちそうです。

笠も一部破損していまいした。

とりあえず、応急処置として、一番下の台以外を解体して、倒れる危険を回避しました。

後日、修繕工事に入らせていただきました。

完成しました。

破損した笠や以前から欠損している所も処置をしました。

村の責任者の区長さんにも喜んでいただきました。

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玉石を使って通路づくり

2021年07月30日 09:00

森田 茂樹
森田 茂樹

代表の森田です。

毎度お世話になっている神社様から休憩所に行く通路を作ってほしいとのご依頼がありました。

赤線の間を通路に。

考えたのは、できるだけ周りの環境にマッチした感じで考えました。

曲線の通路になるので、玉石を赤線部分に並べる方法で工事をしました。

どうでしょうか。周りの自然にマッチした通路が出来上がりました。

公園や庭などのリフォームに・・・是非参考にしてください。

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梅雨の雨がもたらせたもの

2021年06月02日 08:00

上山 典之
上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

今年は早くに梅雨入りの発表がありましたが、晴天続きで「梅雨入りが間違っているんじゃないの?」と思える今日この頃です。

この時期に工事が近づいたお客様も週刊天気予報には敏感な方が増えてきました。

この晴天はお墓の工事にはありがたいことです。

さて、山中にある神社の修復工事を承りました。

昭和11年5月に拝殿と玉垣を新築した記録が残っています。

写真でも確認できる通り拝殿の左側が谷底になっており、長きに渡る風雨で大屋根からの雨水の影響で谷側の地盤が下がっています。

玉垣と階段、そして地盤沈下の原因でもある雨水の排水処理工事をしました。



ビフォーアフターです。

排水処理

階段

玉垣

戦前の新築から数えて85年目の修復、毎年のようにこの梅雨の時期の大量の雨を吸収していた地盤も今年からは300㎜巾のU字溝で谷底へ適正処理します。

これからも安心して地域の信仰の対象としてお祀りされていくことを願います。

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神社へ寄進

2021年04月21日 08:00

井上
井上

こんちは(^-^*)/
篠山店スタッフです☆彡

先日、鈴紐のお問合せがありました。

石材店なのに鈴紐?鈴紐って神社にあるカランカランするやつ?です。

氏子さん達が、古くなった鈴紐を寄進されるとのこと。(上記写真の神社とは別のところです…)

そもそも、鈴紐なんでカランカランって振るのでしょう。「願い事叶えてねー」って意味?気になったので、調べてみました。

振り動かして鈴を鳴らし、お参りすることで「敬虔な気持ちにする」「参拝者を祓い清め、神霊の発動を願うもの」と記載がありました。

最近はコロナの影響で、紐を取り外されてたりしますが、カランカランできるときはそのような気持ちをもってお参りしたいと思います。

話はそれましたが…石材店ではありますが、このような付属品も取り扱っております。

今回はこの形にされました。大きさは2尺と3尺。桐枠に「奉納」と入っています。枠は六角形なので奉納日や寄進者の名を入れることも出来ます。網付きなので、しっかりとした感じです。擦り切りにくくなり長持ちします。

この他にも種類があります。サイズも色々です。お問合せ下さい。

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石の賽銭箱

2021年03月05日 08:00

森田 茂樹
森田 茂樹

代表の森田です。

今回は賽銭箱のお話です。

神社・お寺には必ず置かれていますが、大半が木製ですよね。

たまに金属製の物もありますが、屋外の設置となると「木製は腐ってくる」「金属製は錆びてくる」ということから、

「石で作ってくれないか?」というご依頼を請けることがあります。

今までから数多くの賽銭箱を作ってきましたが、いつも設計で悩みます。

それは、

1.石は細かな細工がし難い

2.鍵をどのように付けるか

3.お金が取り出しやすいか

4.賽銭箱に雨水が入ってしまわないか

などなど・・

こんな難問にぶつかります。

しかし今回は我ながらシンプルで扱いやすい賽銭箱が出来上がりました。

それがこちら・・・

どうでしょう。

シンプルかつ利便性も兼ね備えております。

天端部分はお供え物も置けるし、実は屋根の役目もしています。

写真では見えませんが、賽銭を入れる所は斜めに石を取り付け、お金が滑り台を滑るように入っていきます。

裏面もシンプルな構造で、穴が開いている部分に指を入れて持ち上げるとお金が取り出せる構造です。

今回のものは、鍵を取り付けてはおりません。

宮司さんがいつもおられる神社ということもありますし、また鍵を取付ることで反対に壊されることもありますので。

完成したお賽銭箱、宮司さんには大好評でした。

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狛犬さん

2021年01月25日 08:00

井上
井上

先日、図書館で面白い本を発見しましたw

「三田の狛犬(上)」 もちろん(下)もあります。

何が書いてあるかというと、そのまんま。

三田市内にある神社の狛犬についてです。

狛犬とは、材質、形など細かく調査されています。

三田地方は浪速石工の手で彫られた「浪速狛犬」という形態が多く、年代、作者により狛犬の形は違う。

その中でも面白いと思ったのが、尾っぽのデザイン。

横に広がったようなもの、縦に長いもの、デザインが細かいものいろいろあります。

なので、近くの神社に実際見に行ってきました!


三輪神社

我が国最古といわれる大和の国一之宮・大神神社から分祀された社。

因幡の白兎の神話で有名な大国主命をお祀りしていることもあり、兎さんも「阿吽」の口をして据えられています。

比較的きれいな狛犬さん。気になる尾っぽは、少し長め?勢いよく上にシュッと伸びた感じです。

三田天満神社

主祭神は菅原道真、大歳大神、伊弉諾尊、伊弉冉尊、大己貴命、少彦名命。

江戸時代、三田藩主九鬼氏の祈願所であった。

ご祭神菅原道真公のお使いの牛さんもいます。

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狛犬さん…古い; 頭と体のバランスが…。尾っぽは葉っぱが付いているような形で短めでした。

当店少し前にいた狛犬さん。

尾っぽは上に伸びて、サイドに渦巻が付いたデザインです。

今、いてる狛犬さん。

足の下に(左)獅子?(右)玉?があり、体つき全体がもっちゃりしてますが、後ろ姿、尾っぽは同じ感じでした。

ほんとにいろいろです。

今まで、狛犬さんをじっくり見ることがなかったので新しい発見でした。

神社巡りの楽しみの一つに、狛犬さんぜひ見てみて下さいね☆彡

森田 茂樹
森田 茂樹

代表の森田です。

 

新年早々、大きな神社の玉垣の改修工事を二ヶ所でスタートしました。
ひとつは「西脇市」、もうひとつは「大阪の和泉市」です。

どちらの神社の玉垣も250年の歳月を経て、崩れ落ちる様な危険な状態でした。

 

さて、スタートは西脇市の神社です。役員様・工事業者の安全祈願祭を執り行っていただきました。

先ずは、役員様から順番に「玉串奉奠」

Q:なぜ玉串に榊(さかき)を使うのでしょう?

A:常緑樹であり、いつも青々として生命力や繁栄の象徴と考えられているとの事。

 

次に、工事を行う場所を順次お祓いをしていただきます。

Q:宮司さんが持たれている「お祓い棒」の正式名は?

A:正式名は「大幣」「大麻」おおぬさ と言います。

 

Q:宮司さんが巻いている「紙吹雪」の正式名は?

A:正式名は「切麻」きりぬさ と言います。

 

1.大幣(おおぬさ)

2.切麻(きりぬさ)

3.お酒

4.お米

5.お塩

 

以上を南・南西・西・北西・北・北東・東・南東の順でお祓いをしていただきました。

身も心も引き締まり、事故も無く、喜んでいただける工事を進めていきます。

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2021年の仕事初め

2021年01月07日 08:00

中道 祥貴
中道 祥貴

本店の中道です。

1月5日は弊社の仕事初め、毎年恒例の社員全員での西脇市の最上稲荷さんへ初詣へいきました。

最上先生のお経、説教を頂き、新たな新年の始まりとなりました。

会社に戻って会議室で中間計画発表。こちらも恒例の全体会議です。

年頭の社長の挨拶、各部門の計画発表、そして社員1人1人この年末年始に感じたグッド&ニュー。良かった事、新しく始めた事等、今年の抱負を発表しました。

皆様 どうぞ2021年もよろしくお願い致します。

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お墓の展示場

見学会 68日(土)~17日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く