森田石材店ブログ - 神社仏閣 -

眞下 尚利
眞下 尚利

篠山店の眞下(ましも)です。

前々回に引き続き、三田市の大規模な神社修復工事のお話をさせていただきます。
2月に祈願祭が執り行われ、翌週から工事を進めています。
現在、木の伐採と外堀の石垣積みの作業に取り掛かっています。
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作業前です。
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入口階段を外してトラックや重機が神社内に入るようしました。
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駐車場や入口を広げる為に、この面の石垣を解体します。
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解体しました。
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外堀です。元の石垣は解体せずにその外側に新しい石垣を積みます。
地面を踏み固めました。
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一段ずつ、積みます。
元の石垣の間にコンクリートを詰めて、ガッチリさせます。
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上から見たらこんな感じです。
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仕上げが残っていますが、ほぼ完成しました。
高さは2mあります。
工事は続いていきます。
私もどんな風に神社が生まれ変わるか楽しみです。
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山門が動いた。

2018年03月26日 08:00

髙橋 圭司
髙橋 圭司

本店の高橋です。

どこのお寺様にも正面入り口には立派な山門が建っています。
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こちらでは山門の周りの囲いやそこへ続く階段などがかなり傷んできており、きちんと整備することになりました。かといって山門はまだまだ立派でこれからも長く使えるものですが、工事するにはとっても邪魔です。
解体なんぞしてしまえば二度と元通りには組み立てられないでしょう。そのままの姿で移動することになりました。
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専門の業者がやって来て、三日で邪魔にならない奥の方へ動かしてしまいました。もしこれと同じ物が石で作られていたならば、おそらく途中でバラバラになってしまうでしょう。
木には「しなる」特性があるのでこんな事が可能なのかもしれません。
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本堂のすぐ前に移動してきました。仮置きで不安定なので人が近づかないように周囲にコンパネ板を張り巡らせて養生します。
四か月ほどで元の位置に戻る予定です。

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お祭りの前に

2018年03月24日 08:00

上山 典之
上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

先日近くの神社の宮総代さんから「急な事ですが、4月のお祭り迄に修理して欲しいところが有るんですが・・・」と言う依頼が有りお話を伺いました

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玉垣が1本破損しているのと、7本ある寄進碑の内4本がぐら付いている。

来月のお祭りには氏子が集まってお餅まきもするし、そんな時に石が倒れでもしたら大変なことになるので直して欲しい。

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玉垣は途中の1本だけの交換で、結構年季が入っているので隣の玉垣が衝撃を受けないように慎重に施工。

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交換した玉垣は白御影石なので今は白く浮いた様ですが、1年もすれば周りと馴染んできます。

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寄進碑も一旦外して据え直ししました。

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来月のお祭りが事故など無く粛々と執り行われることを願います。

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鳥居の手前には白梅が咲いていました、篠山にもやっと春の兆しです。

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修繕鳥居の設置

2018年03月06日 19:39

森田 茂樹
森田 茂樹

前回、台風で倒れた鳥居の修繕をご紹介しましたが、その鳥居を設置しました。

この鳥居は「明神鳥居(八幡鳥居)」と言います。全国的にもこの形が一番多く目にします。

鳥居の施工で一番難しいところは、左右の柱の転け(傾き)です。柱の転けと笠の大きさが絶妙に計算されたバランスになっています。

見た目は不安定な感じですが、実際施工をしてみると簡単には転けない重量バランスを感じます。

217年もの間、この住吉神社の「神域と人間が住む俗界」を区画する門(鳥居)が再び立ち上がりました。

これからも100年200年と元気で建っていることを願います。

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お墓の展示場

見学会 68日(土)~17日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く