森田石材店ブログ - お墓のリフォーム -

入り口移動~墓地の縮小~

2018年07月24日 08:00

眞下 尚利
眞下 尚利

篠山店の眞下(ましも)です。

ある篠山市の共同墓地でのお墓づくりのお話です。

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工事前はこのような形で、夫婦やお一人のご先祖様のお墓がありました。

今回、この石塔の代わりに五輪塔と、これからの方々のために、代々墓と霊標を建てさせていただきます。

そして、お墓区画が大きいので、約半分を村にお返しすることになりました。

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ご先祖様のお墓を解体します。文字を彫っている石は供養塔に移動します。

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元々の入り口だった階段を外しています。

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外した階段を再利用して、入り口をお客様の区画の中央に作成します。

そのために、巻石の切断が必要です。

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グラインダーで巻石に切り込みを入れます。

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クサビを入れて、セットウ(ハンマー)で叩いて切断します。

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切断しました。

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階段を入れるために、凹凸をならします。

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完成です。ここに階段を移動させます。

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先程の階段を据えました。

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村にお返しする場所とお客様の区画の間に仕切りの石を据えました。

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手前がお客様の区画で、仕切りの石より奥が村にお返しする区画です。

次回はこのお墓づくりの防草加工をご報告したいと思います。

コンクリートのお墓

2018年07月06日 08:00

中道 祥貴
中道 祥貴

​​本店の中道です。

20180706コンクリートのお墓 2.jpg

一見 石に見えますが、実はコンクリートで出来た墓石です。

20180706コンクリートのお墓 3.jpg20180706コンクリートのお墓 4.jpg

コンクリート製と言うこともあってか、経年劣化、酸性雨のせいか?表面にクラック(ヒビ)が入り 今にもハガレそうになっています。

20180706コンクリートのお墓 1.jpg

今回はこの石塔を処分して、処分した石塔の方を霊標の裏面に再彫刻とのご依頼です。

コンクリートの石塔は あまり見かけませんが、昔は稀にありました。ちなみに、墓前灯篭なんかも、コンクリート製の物がありました。

こちらは 石塔に比べると 今でも墓地で見かけることがあります。昔は みかげ石の加工が大変だったのと 高価な為、コンクリートの物が使われてたのかもしれません。

20180706コンクリートのお墓 6.jpg20180706コンクリートのお墓 7.jpg

無事工事も終わり ハガレ落ちるまでに処分が出来て 彫刻も出来たので大変喜んでいただけました。

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石のブラスト加工

2018年06月16日 09:00

yoshida
yoshida

滝野店の吉田です。

今回のお客様は、ご主人が建てられたお墓を最大限に使ってリフォーム工事をしたいとのご要望で、その中には、踏石を雨の日に滑らないように、またあまり目立たないように加工をしてほしいとのご要望もございました。
石の滑り止め加工は、ビシャン仕上げ・コタタキ仕上げ・バーナー仕上げ・ブラスト仕上げがあります。踏石は、白みかげ石の切削で、なるべく見た目の変化の少ないブラスト仕上げにて提案させていただきました。ビ
シャン仕上げ・コタタキ仕上げは、特殊な道具を使って石をたたいて加工しますし、バーナー仕上げは、字のとおりバーナーで石の表面を焼射して毛羽たたせますので、見た目の変化はあります。ブラストは複雑な彫刻も出来ますので、石に色んな模様をつけることが可能です。
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ご自分で、デザインを考えられたらいかがでしょうか。

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お墓の復刻

2018年05月27日 08:00

上山 典之
上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

関東地方にお住まいの方より「篠山市の山中にあるお墓が倒れているので、直して欲しい」という依頼がありました。
確認に行くと、数年も前から倒れていた様な状態でお参りもあまりされていない様なお墓でした。
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現状の写真を送り施工方法を打合わせしての工事となりました。
まずは、落ち葉などの掃除から始めて。
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倒れている墓石は建て直し、割れているところは接着して直しました。
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すぐ横には戦時中に建てられた辞世の句碑がありました。
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長年、倒れていた墓石に新たに入魂され仏様も喜んで居られると思います。

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見た目も、気分も変わります

2018年05月17日 08:00

髙梨 剛
髙梨 剛

滝野店の髙梨です。

先日ファイバーレジン施工をリフォームでさせて頂きました。
お墓は以前に他社様で建てられておられ、この度弊社の折り込みチラシに目が留まり、ご一報をいただきました。
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現状は写真の通り山の中にあり、日光が入りづらい場所にあるためコケが発生していました。
表土を漉いて、砕石に入替えてファイバーレジン施工を致しました。
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仕上がりはご覧の通り。
明るくなったお墓は見違えるほどになりました。
新規で霊標も追加致しました。
お墓参りの気分も変わりますよね。

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追加彫刻と一緒にリフォーム

2018年05月06日 08:00

中村 淳
中村 淳
滝野店の中村です。
先日、霊標(戒名が彫刻されている板)への追加彫刻の際のリフォームについての記事を書きましたが、今回は『墓石の洗浄』編です。
『「追加彫刻」は実はお墓のリフォームの大チャンス!』という事を前回の記事でも書きましたが、意外とリーズナブルで見た目も変わるリフォームが『墓石の洗浄』です。
今回のお墓は下のようなお墓でした。
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特に玉垣の加工部分と正面文字は汚れが酷いのですが今回は全て洗浄し、玉垣の修復作業も致しました。
<正面文字>
施工前
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施工後
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<玉垣>
施工前
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施工後
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施工前
IMG_20180222_153007.jpg
施工後
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今回は追加彫刻、ペイント、洗浄、修復とほぼフルコースでしたので、お墓も新品同様になりました。
是非ご彫刻の際は、洗浄もお試し下さい。

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霊標の台

2018年05月05日 08:00

眞下 尚利
眞下 尚利

篠山店の眞下(ましも)です。

今回は、リフォーム工事の中で霊標の台石を新たにご準備させていただいたお話です。
篠山市今田町のお墓です。
ご依頼いただいたきっかけは昨年10月の台風です。お世話になっているお墓に異常がないか点検で墓地に行った時に、このお宅の霊標が倒れていました。
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他社でお墓を建てておられたのですが、お伝えに行き、応急処置で元通りにしました。
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元通りにしましたが、この霊標は戒名板(法名板と言う場合もあります)を支える2ヶ所の下駄から傾いていました。
そして、戒名板と下駄が固定もされていませんでした。
暴風の当たる角度もあったと思いますが、それが原因で倒れたと思われます。
その他、石塔は傾いていて、巻石は継ぎ目が固定されいないので開いていて、いずれは落ちてしまう可能性がありましたので、リフォーム工事をお受けしました。
その他に洗浄や、草の生えにくい施工など、1週間位の工事です。
その一環で、下駄の下に新しく台石を準備しました。
昔は、台石がないお墓が多く、これまでも数軒の墓地に台石を新たに準備したことがあります。
今が、台石ありが標準になっています。
下駄がひとつの台に乗ることによって、安定感がでて、傾くことも少なくなり、見栄えも良くなります。
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洗浄や彫刻の色入れをしたので、キレイになりました。
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延石の直し

2018年05月03日 08:00

中道 祥貴
中道 祥貴
本店の中道です。
先日、お宅でした工事ではないけど 間知舞台の延石がふくらんでいるので
直してほしいんですが 作業 して頂けますかとご依頼があり、作業させて頂きました。
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延石が 手前にふくらんでいます。
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石垣と延石の間に隙間ができています。
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コーナー金具が鉄製なので、錆びています。
  ステンレスの金具に取り替えます。
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延石を一旦外します。
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下地コンクリートを施し、再度設置し、
コーナー・つなぎ目にステンレス製の金具を取り付けます。
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5.3延直し7.JPG
延石もまっすぐ据え直しされました。
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作業完了です
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今回は、簡易作業 (延石の据え直し) での作業でしたが、
再度 今回の様になった場合は 石垣を解体して、地盤を締め直し、基礎のベースを
する様にお話させて頂きました。

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古い石積みを積み直す

2018年04月14日 08:00

園中 憲二
園中 憲二
篠山店の園中です。
お客様のご要望は、今にもぐすれそうな石積みをきっちりして、新しくお墓を建てたいと。

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自分のところだけ新しくするのは、抵抗があり今ある石積みをきれいに積み直して欲しいとの事でした。

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この緑のテープは、積み直しをする石の印。
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同じ石を同じ場所に積まなければならないので、積み直しをする石に番号をつけて、記録メモに書いて作業を行います。解体後、メモに従って石を積み直し、動かないように固定作業を行います。
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後ろの列は、赤印のところでは、1段しか見えませんが、よくよく見ると、下の黒矢印のところにもう1段あります。
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通路を掘り起こして下の段も固定します。
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同じ石が同じ場所にもどり、しっかり固定されたのでこれで安心です。
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これで、古い石を使った石積み直しの完了です。
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お墓を建てから20~30年数が経つと、お墓が傾いたり、石積みや延石がズレたりそんな事が出てきます。今あるお墓を出来るだけ修復し長持ちさせることで、きっとお参りしやすいお墓に出来ますよ。

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墓地の地盤調査

2018年04月13日 08:00

yoshida
yoshida

滝野店の吉田です。

先日、墓地の補修にあたり地盤調査をいたしました。地盤調査といいましてもボーリング調査(標準貫入試験)やスウェーデン式サウンディング試験など色々とありますが、この度は、一般的によく採用されるスウェーデン式サウンディング試験での調査です。
杉本家サウジング.png
都合4箇所で調査を実施し、その結果がこれです。
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ここの墓地は、3mの高さの重量式擁壁を施工し造成した墓地で、約50年前に造成されております。造成後、25年経過してから墓石を建立されましたが、傾きがありますので補修にあたり、調査を実施いたしました。
結果を見ると、「無回転急速」の層が不規則にあり、また「急速自沈」を示す層も有り、緩く不安定な状況です。地盤改良の方法も、表層改良工法・柱状改良工法・シート工法など色々とありますが、不安定な層の深さの事もあり、お施主様と協議しながら進めていきたいと思います。
このように地盤調査をしたうえでの、御提案もさせていただいております。

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お墓の展示場

見学会 68日(土)~17日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く