森田石材店ブログ - お墓のQ&A -
厄年にお墓を触ってはいけないと聞きましたが…。
2019年02月11日 08:00

仕入担当の森田です。
今日はこんな質問…
Q「厄年にお墓を触ってはいけないと聞きましたが…。」
さて、丹波市の方にはおなじみの厄神さんが近づいてまいりました。この時期になると厄年を意識してしまいますね。
そこでお墓を建てるタイミングでも厄年を気にされることもありますので、今回はこれについてお話します。
お墓を建てるタイミングとは
お墓を建てる際に「いつ建てればいいのか?」とお悩みになる方も多いです。
これには決まったルールはありませんが、多いのは法事のタイミングに合わせて建てられるケースです。
早いタイミングからみると
- ①四十九日
- ②百ヶ日
- ③初盆
- ④一周忌
- ⑤三回忌(二周忌)
- ⑥七回忌
となります。
昔のように土葬であれば
昔のように土葬であれば十三回忌が節目でした。土葬の場合は一定期間置いておかないと地面が下がってしまいます。
また昔は短命だったため、親が亡くなる時期に子供の経済力があまり追いついていなかったこともありました。
そんなこともあり、昔は十三回忌がお墓の建立のタイミングでした。
しかし今では火葬のため、ほとんどの方が一周忌から三回忌までに建てられることが多いです。
困る年回りと親戚の声
さて、こんな風に苦労してタイミングを決めたのに親戚から「年回りが悪いから…」と言われたら悩みます。
まして知識もなく、今まで気にもしたことがなかったら本当に困りますよね。
ここで大切なのは、いつも何かするときには暦を参考にされる方は、お墓の時もそうされることをおすすめします。
そうでない方は、この時だけしてもどうなのでしょう。あまり気になさらない方がいいのではないでしょうか。
まとめ
ちなみに厄には小厄・中厄・大厄とあり、ほぼ3年毎にあります。
伴侶が厄の時も小厄となれば、ほとんど毎年厄年になってしまいます。
これに風水や二十八宿、その他の迷信も加えると、お墓も家もいつになっても建てられません。
そんな気持ちを払拭するためにも厄除けがあるのだと思います。
もうひとつ、お墓は故人の冥福を祈る故人への贈り物だと私は思っています。
ですから「何かをしてはいけない」ということは無いと私は思っています。
【カテゴリ】
先のことを考えたら墓じまいした方がいいの?
2018年12月06日 08:00

仕入担当の森田です。
今日は、『先のことを考えたら墓じまいした方がいいの?』というお話です。
2ヶ月ほど前にあるところで「お墓相談」の相談員として数人の方のご質問を受けました。
↑↑↑相談会の様子です。この方はすでにお墓もあり安泰な方でした。
最近のお悩みで多いのが『跡継ぎがいない』という問題です。「先のことを考えたら、今のうちに・・・」なんて悲しいご相談が多いこの頃です。
しかしこれにもいくつかのパターンがあります。
①子供もいない。頼れる親戚もいない。
②子供はいるが娘ばかり。また息子がいても遠方に住んでいる。
③自分たちはいいが孫がいない(女の子ばかり)。
いつもご相談を受けながら話を整理するわけですが、このうち本当にお墓の継承を心配しないといけないのは①の方だけです。あとの②③については次の世代の問題です。
この様にお伝えすると「子供たちに迷惑をかけたくない」とおっしゃる方も多いです。
そんな時に私は
「息子さん(娘さん)もいい大人として、きっとお考えをお持ちです。いつまでも子供扱いせずに、先のことは安心してお任せされたらどうですか」
とお答えします。
では、問題の①の場合はどうすればいいのでしょうか。
この解決策として最近注目されているのが『お墓のみとり®』というサービスです。分かりやすく言えば、墓じまいの生前予約サービスです。
詳しい説明は以前のブログをご覧ください。
この仕組みを使えば、最後にお亡くなりの方も同じお墓に埋葬され、一定期間(一周忌~七回忌)はお墓で供養され、その後、お墓は撤去され、納骨堂や永代供養にされることになります。
これを事前に司法書士等に依頼して書類をつくり、公正証書にしておきます。そして掛かる費用を先に支払いを済ませておけば安心です。
少し手間はかかりますが、元気なうちに準備される方にはおすすめです。
【カテゴリ】
お墓の年号を西暦で彫ってもいいの?
2018年11月20日 08:00

仕入担当の森田です。
平成30年もあと1か月あまり、そして平成31年4月末までの4ヶ月となりました。新しい年号はいつ発表になるのでしょうか。
私どものお墓の打合せの中では、そろそろ5月以降の話もございます。お墓には建立日を彫りますので、5月以降だと今は原稿が作れない状態なのです。
そんな中、
『お墓の年号を西暦で彫ってもいいの?』
というご質問です。
結論、もちろんOKです。何の問題もありません。さて、この西暦の表記ですが、以前にも少し流行ったことがございます。それが1999年から2000年に変わった年です。
世間では2000年問題なんて言われてましたが、お墓の業界では密かにこんな年号のことが話題になっておりました。
ちなみに西暦を採用する場合、漢数字で縦書きにすると案外バランスをとるのが難しいのです。締りがないというか、何ともいえないまとまりの無さは否めません。
西暦の場合は、ローマ数字で横書きがおすすめです。
【カテゴリ】
こんな場合の墓地の継承は?
2018年10月11日 08:00

仕入れ担当の森田です。
お墓を継承する際にも様々なケースがあります。
先日、墓地の使い方について、複数の方がおられる場合のご質問がありましたのでご紹介します。
Q.お墓を二人で継承することは出来ますか?
墓地には「一墓地一祭祀主宰者」という原則があり、継承者は必ず一人と決まっています。
お墓は長い間に継承されていくものなので、今はお互いに何のトラブルもなくても、先々はどのような形でトラブルになるのかも分かりません。ですから、墓地の継承者は一人となっています。
但し、お墓の継承は長男とは限りません。後々のことをお考えの上、お決め下さい。
話はズレますが、お墓と仏壇の二つを二人でそれぞれ継承することは可能です。とはいうものの、一般的ではありませんので、その際には十分に検討してください。
Q.ひとつの墓地を二つの家で使えますか?
両家墓という考え方があります。
少子化の影響に伴い、最近では一人っ子同士や長男長女の結婚も珍しくありません。
両家のお墓が近いところにあれば両方をお墓詣りすることは可能ですが、遠方にある場合には管理が行き届かず放置されてしまう場合があります。そんな場合に考えるのが「両家墓」という方法です。多いのは、ひとつの墓石に両方の苗字が入っているものです。
では長男と次男がどちらも所帯を持っていて同じ墓地を使っていいものか。この場合には仕切りを入れてでも別にしておく方が無難です。
【カテゴリ】
お墓は建てた方がいいとは思うのですが・・・
2018年09月09日 08:00

仕入担当の森田です。
今日は、先日ご相談を受けたケースを考えてみたいと思います。
「お墓は建てた方がいいとは思うのですが・・・」
この方、先日お父様がお亡くなりになり、お墓をご検討されていました。ご本人はすでに嫁がれており、比較的近くにお住いでした。
後継者であるご長男は独身で、妹としては、いずれ絶えてしまう家のお墓を建てるのを躊躇されているご様子です。
すべては長男に委ねる
こんな場合、普通に考えれば長男に一任してしまうのが気が楽です。しかし、「後がないから納骨堂にする」と言われてしまったらと考えると、お墓を用意したいとのことでした。
まずは現状の心境を包み隠さずにお兄さんにお話しされることをおすすめします。その上で、次の対策をお考えになることだと思います。
何も考えていない
こういった流れで多いのが、「何も考えていない」という答え。すでに墓地はお持ちでしたので、建てるということで話が進み出しました。
とはいうものの、先のことを考えればすぐに不要になるから、いいものは建てられないというお話になりました。
すぐに墓じまい
お墓が建てばしばらくはお墓参りに行かれるでしょう。しかしそこで問題が、「私が元気なうちは見れるけど、子供にこのお墓を面倒見させるのは・・・」
確かにそれもおっしゃる通りです。ですから、孫の代に引き渡す前には、墓じまいを考えないといけないかもしれません。
しかし、その頃って何年ぐらい先でしょうか?おそらく30年ぐらいは先のことになりそうです。
お墓の目安は30年
人が亡くなると法事というものがあります。
初めは逮夜といって7日毎に行われ、それが7回で四十九日です。これを忌中といいます。次に百か日があります。
約三ヶ月で儒教の卒哭と重なります。次に一周忌、さらに三回忌(2年)、七回忌、十三回忌、三十三回忌と続きます。
昔はこの三十三回忌が弔い上げといって、ここで追善供養は終わることも多かったようです(今は五十回忌がおおいのかな)。そこでお墓も三十三回忌が終わると片付けていました。これを墓倒しといいます。
つまり33年も経つと記憶の彼方の人ということだったのでしょう。
ですからお墓の寿命も30年ほどと考えてもおかしくはありません。今回の場合であれば、お父さんとお母さんのお墓をこの先30数年お祀りすると考えれば、夫婦墓でされる方がいいのかも知れません。
最終的にはご長男さんの意向も含めての結論になりそうですね。
まとめ
今回は実際によくあるケースについてご説明しました。お墓には決まった法律が有るわけではありませんので、何が良くて何が悪いということはありません。
多くは地域の慣習の中で成り立ってきています。今は様々な選択肢がありますが、ゆっくりお考えの上で結論を出していただきたいですね。
【カテゴリ】
Q.地震で隣のお墓が倒れて、うちのお墓が破損したら?
2018年07月07日 08:00

【カテゴリ】
Q.無縁になったお墓を整理したいのですか・・・
2018年06月29日 08:00

【カテゴリ】
Q.お骨を半分ずつに分けたいのですが
2018年06月21日 08:00

仕入担当の森田です。
【カテゴリ】
Q.子供たちに迷惑や負担をかけたくない
2018年06月13日 08:00

【カテゴリ】
お墓に巻いてる白い布
2018年05月30日 08:00
こんにちは(^-^*)/
篠山店スタッフです☆彡
当社では、新しくお墓を建てた時には白い布(晒)を巻いています。
なぜ巻くのか。それは、まっさらな石塔に魂が入る前に不浄なものが入らないように。との意味合いがあるようです。
この布は、魂を入れる時(開眼式、建碑式)に外しお客様にお渡ししています。
しっかり洗ったあと使いみちとしては、縁起のよい物と言われているので「妊婦さんの腹帯」や「仏壇、お墓の掃除」に使って下さい。
篠山店でも晒を少し縫って掃除に使っています。
色付の糸を使って刺し子風に♪ いろいろなバージョンを作ると楽しいかもです。
ぜひ、お試しください☆彡
【カテゴリ】
Warning: file_get_contents(https://www.morita-stone.co.jp/_ssi/contact.html): Failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.1 429 Too Many Requests in /home/xb635650/morita-stone.co.jp/public_html/morita_blog/wp-content/themes/morita_blog2019/contact.php on line 3
Warning: file_get_contents(https://www.morita-stone.co.jp/_ssi/tenzikai.html): Failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.1 429 Too Many Requests in /home/xb635650/morita-stone.co.jp/public_html/morita_blog/wp-content/themes/morita_blog2019/tenzikai.php on line 3