森田石材店ブログ - お客様とお墓づくり -
お墓からのお骨上げ
2020年03月02日 08:00
滝野店の吉田です。
今回は、お客様と立会いの上、墓石のカロートより骨上げをいたしました。
骨壺を事前に用意して、お施主様の到着を待ちます。
到着後、順番にカロートよりお骨を骨壺に移していただきます。
あとは私がカロートより骨壺に移させていただき、お施主様に骨壺をお渡しして、そのまま菩提寺様に永代供養に納めに行かれました。
先ではお墓を処分して菩提寺様に永代供養をお願いする計画でしたが、親たちをご先祖様からの地に少しでも長くおいてやりたいという想いで10年前に先祖様の石碑を整理して納骨墓を建てられました。
諸所の事情で予定より早くなったようですが出来る限りの事はされていますので、ご両親も喜ばれていることと思います。
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洋風のこだわり墓石
2020年02月04日 08:00

篠山店の園中です。
お寺の境内墓地に、洋風なお墓を建てたお話しです。
今回お墓を建てる周囲のほとんどが従来型の和型ですが、展示場で気に入ってもらったのが洋風だったのでこの型となりました。
工事前に安全祈願祈祷法要を行います。
ご住職のお経が響き渡る中、墓石を建てる区画の四隅に塩をまき、線香を立て清めます。
とどこおりなく儀式が終わり、工事開始です。
ランマーで転圧し地盤を締め固めます。
お骨を入れる納骨堂を、墓石の下になるように配置し据付ます。
今回は、搬入路が狭いこともありチェーンブロックを使い施工しました。
チェーンブロックとは、「チェーンを使用し重い商品の吊り上げ・下げ」をする機器です。
慎重に作業をします。
墓石まわりにバラスを敷きます。
防草対策のファイバーレジンで仕上げます。
そして「こだわり」がこちら。「ささゆり」の彫刻です。
百合は百合でも「ささゆり」がご希望。
葉の形状が笹に似て細く、上品な美しさが好きだそうです💛
この写真を参考にしながら、墓石に入るようにイラストを作成。
ご要望として、「百合の花は下向き」になっていること。があったので調整するのに少し時間かかりました💦
正面文字も、「〇〇家」ではなく「感謝」の二文字。
その下に平仮名で「つどい」としました。
皆が集える場所に。との思いで入れられました。
「ささゆり」は、花筒に花がない時にうっすらと見えるところがいいと言うことで、左下に決まりました。
全体のバランスも「ささゆり」も思ったように仕上がったと喜んで頂きました。
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草の生えないお墓(ファイバーレジンその⑲)
2020年01月30日 08:00

本店の高橋です。
恒例草の生えないシリーズです。
こちらのお家のお墓の現状は五輪塔が1基、夫婦墓が3基並んでいます。
お墓の面積が広いので草引きにいつもご苦労されているとの事でした。
ファイバーレジン施工することになり、併せて今後のためにと新しく代々墓・霊標を建てることになりました。
下の写真が現状です。
3基ある夫婦墓のうち2基を処分して、左側に新しく代々墓と霊標を建てます。
まずは全てを解体します。
現状の土をすき取り、バラスでファイバーレジンの下地を作ります。
しっかりと転圧していきます。
全体にバラスを敷き詰め、縁の巻き石に養生テープを貼ります。
こちらはファイバーレジンの骨材を2種類使いました。
入口部分に「大和ざくら」 お墓部分には「五色砂利」を使用しました。
完成です。
今回も良いお手伝いが出来ました。
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施主様こだわりの文字
2019年12月25日 08:00
防草対策施工のお墓②
2019年12月24日 08:00

滝野店の中村です。
今回ご依頼頂いたお墓は、「張石(乱張り)施工」と「ファイバーレジン施工」の合わせ技です!
過去の記事はこちらです。
今回施主様からの第一のご要望は「丸墓前灯籠」でした。
実は灯籠というのはお墓にとってなくてはならないアイテムです。
仏様のお供えに必要なものは5つあります。
それを「五供(ごくう)」と言います。そのうちのひとつ「灯燭=ろうそく」をお供えするためのものとして「灯籠」や「ロウソク立て」があります。詳しくは機会を改めて。
今回、灯籠を青御影石ではなく錆石でご提案しました。そして灯籠の雰囲気に合うよう乱張りとファイバーレジン施工でのご提案をさせて頂きました。
施工前の様子です。
張石施工の様子です。
ファイバーレジン施工を施して完成がこちらです。
乱張りは非常に手間ひまかかりますが、非常に施主様にも大変喜んで頂き、いいお手伝いができて感無量です。
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大型クレーンを使って建立
2019年12月18日 08:00

篠山店の園中です。
今回は一周忌の法要に合わせて墓石建立をしたご紹介です。
上から見ると、とても景色がよいところです。が、、、機材が・・・。
クレーン車を使い、一気に墓石を墓地の近くまで運びます。
建立場所は、急勾配且つ敷地面積が狭い。という問題があります。
今回のご要望は、
・通路からでなくちゃんとお墓の前で拝みたい。
・既存のお墓を残して、そこにも行きやすいようにして欲しい。
・来るだけで、手入れのしやすいように欲しい。
延石と延石との組合せ部分は、ステンレスの金具を取り付けます。
最後は、花立と水鉢台、後ろに塔婆立が建つと完成です。
お客様からは、これでお墓の前に立ってちゃんと拝める。
また、滑りそうで急斜面を登るのが怖かったけど、新しく出来た階段のおかげで、古いお墓にもお供えもできる。
「周囲の墓は、ほとんど傾いてる墓ばかりで、その中で今回の新しいお墓はしっかりとした土台の上に建っているので傾く心配もない。
これで安心した」と喜んで頂きました。
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2種類のファイバーレジン
2019年12月17日 08:30
滝野店の吉田です。
先日の彫刻のお客様のお墓が完成し、無事開眼納骨式も終わりました。
18平米もある敷地で「拝み場の区画」と「お墓の区画」とに分けて建立させていただきました。
かなり広いお墓地ですので以前からお墓掃除には困られていて、新規墓石建立時には防草対策は必須条件でした。
周囲はコンクリートを打設して、区画内はファイバーレジン施工をご採用いただきました。
せっかくの広いお墓ですから、2種類の骨材のファイバーレジンで施工いたしました。
拝み場の区画は巻石に合う骨材を選択し、お墓の区画は墓石に合うような骨材にて施工しております。
開眼式に立会いに来られておりました兄弟様ご夫婦も、自然石タイプの墓石と防草施工のお墓をご覧になって喜んでおられました。
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草の生えない墓地(ファイバーレジンその⑱)
2019年12月15日 08:00

本店の高橋です。
いつもの通り草の生えないシリーズです。既存の囲い石はあって新規に墓石を建てるお手伝いです。
少し前に仏さまが出られて、仮の埋葬をしています。
白く細長い石の下にプラスチックケースで保護されたお骨が納まっています。仮の埋葬ですのでお骨はまだ壺のままの状態です。
石製の納骨室を据え付けてから、全体を転圧します。
真ん中の大きな板石は当社自慢のオリジナル墓石「匠型」自慢の一枚板です。
墓石全体を一個物の板石に乗せることで格段に安定します。真ん中の穴は勿論納骨穴ですね。
墓石や付属品も設置した後は、縁をテープで養生します。ここにバラスで下地を作りファイバーレジンを敷いていきます。
今回の骨材は淡路砂利と言って細かい砂のようで自然な感じです。
完成です。今回も良いお手伝いが出来ました。
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ラフタークレーンを使っての作業
2019年12月03日 08:00

本店の中道です。
ラフタークレーンを使っての墓石の撤去作業をしました。
ご依頼頂いたのは、年々歳をとり山の中腹にあるお墓参りが困難になったのでお墓の移動してほしいとの事で、今回のお仕事を頂戴しました。
台石を吊り上げます。
墓石は後日、別の霊園に建立されます。
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