森田石材店ブログ - こんな工事もします -
お骨とともにお引越し
2024年05月20日 09:50

本店の髙梨です。
数年前にご主人様を亡くされ、墓地に仮の埋葬をさせていただいておりました顧客様よりご連絡をいただきました。
「主人のお骨と一緒に息子のところに引越ししようと思います。」ということでした。
今のお墓はすべて撤去処分、いわゆる「お墓じまい」をされます。
お骨の引越しですので、改葬許可証が必要になってきます。役場への申請書類等のやりとりを済まされて無事発行。
ご夫婦で息子様の元へ転居されました。
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地神様の新居
2024年05月13日 09:51

代表の森田です。
最近多くなってきたのが、各自治会や株内でお祀りされている地神様の修繕・改築・引っ越しです。その中でも弊社が良くお手伝いをするのが「改築」になります。
氏子さんが一番心配されていることは、ほとんどの地神様の周りは森になっていて大きな木があります。「その木が倒れて他に被害を与えないか?」と、もう一つが「地神様を守る人が高齢化している、引き継ぐ若者が居なくなっている」が大きな問題となっています。
今回お手伝いさせていただいた改築工事は、老朽化した木造のお社と大きな木の剪定です。大きな木造のお社を修繕するのはかなりのお金が掛かる。石だと末代まで維持しやすくなります。現在の建物を無くすと木の剪定も出来ます。
この敷地いっぱいにお社がありましたが、取り壊され石のお社に改築されました。
氏子様がみなさんお揃いになり神事が行われました。宮司様が社に入れられているのが「御神体」です。
この儀式を「本殿先祖祭」と言うそうです。
お社の設計は、ご神体が入る寸法を基準に作成いたしました。観音開きの美しいお社が完成し、みなさんに喜ばれました。
六地蔵
2024年04月22日 08:00

滝野店の真下(ましも)です。今回は六地蔵です。
加東市東条地区にある村墓地です。以前、修復をさせていただいた神社(こちら)と同じ村からのご依頼で、墓地入口にある六地蔵が傷んでいるので、どうにかして欲しいとのご相談がありました。
作業前です。前掛けしているので、わかりずらいですが、左右真っ二つのお地蔵様や、上下分離しているお地蔵様もあり、再利用は不可能でした。その代わり、台は別の方法で利用することにしました
お地蔵様撤去して、掘削したのち、基礎コンクリート打設しました
台は左と後側の土留めとして再利用しました。
区長様とお寺様で入魂式を執り行われました。
それぞれに花立やお線香立もあり、周囲の隙間も埋めました。これから、皆様に愛着を持っていただければ、うれしいです。
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永代供養をお考えなら
2024年04月17日 08:00

本店の髙梨です。
先日、ご寺院様のご紹介で多可町にお墓をお持ちの方からお問合せがありました。
「永代供養をしようと思います。お墓を撤去したいのですが、お願い出来ますでしょうか?」とのお話でした。
早速墓地にてお出会いさせていただきました。
墓地には30余年前に建てられた五輪塔と霊標、灯籠としっかりとした立派な間知石積みの外柵がありました。
ご両親とも逝去されていて、娘様3人とも嫁がれているため、この度菩提寺に永代供養をしようと決められたそうです。
工事をしましてご両親のお骨を拾い、菩提寺へお持ちしました。後日、納骨式をされるとのことでした。
今のところ、お墓の撤去工事が減る気配はありません。永代供養をお考えの方は、まず今のお墓をどうされるか。
場合によっては公的な書類も必要になりますので、そちらもお考えください。
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敷地いっぱいのお墓をコンパクトに
2024年04月15日 08:00

今回は丹波篠山市で敷地内にいっぱいに建てられていたお墓をコンパクトにまとめたお墓をご紹介いたします。
工事前のお写真を見て頂ければお分かりのように、お墓の一部が外柵に乗り出している状況でした。
以前よりお墓を気になされていましたが、一周忌のご法要を期にまとめてきれいにすることになりました。
ご要望としては、周囲のお墓がしているように代々墓と霊標だけにして既存の古いお墓はなくしてしまうご希望でした。
それと、お客様の中で気になっていたのが、区画内に生える笹でした。
何度か取り除こうとしたのですが、どうしても取り除けずじまいだったそうです。
その解決策として、ファイバーレジンをすることになりました。
完成したお墓を見て、なかなかお墓をするきっかけがなかったので、一周忌を迎えるタイミングできれいになって良かった。
ファイバーレジンで笹が生える心配もなくなったと喜んで頂きました。
お墓のリフォーム 防草シート施工
2024年03月18日 08:00
本店の砂原です。
今回は、防草シート施工のお話です。
先日、追加彫刻のご依頼を頂いた際に、今回の工事を機にお墓を綺麗にして
草が生えないようにしたいとご依頼いただきました。
まず、全体の土を全てすきとります。
今回は、草が多く生えていたため通常より深くすきとります。
通常より深くすきとりましたので、砕石を入れます。
この際に、転圧をすることでより草が生えにくくなります。
その後、防草シートを敷きます。
防草シートでは、延べ石との隙間ができてしまうため、
その隙間を少しでも埋めるために、何カ所かボンドで接着します。
最後に、玉砂利を敷いて完成です。
今回は、彫刻・防草シート施工、お墓そうじだけではなく、
ローソク立ての据え付けのご依頼もいただきました。
神社修繕~階段と手すり~
2024年03月08日 08:00

滝野店の真下(ましも)です。今回は神社のお仕事です。
加東市東条地区にある神社です。維持管理されている村からご依頼いただきました。この神社は永禄7年(1564)に上棟したと内壁に記載があるようです。昭和37年(1962)に国指定文化財にも指定されています。
本殿に上がる階段のがたつき、また、一段ごとの高さが高い為、氏子の皆様から、手すりを付けてほしいと声があったようです。
作業前です。
元通りに戻しますので、慎重に解体していきます。どこからかの根も出てきましたので、基礎が弱かった事も含め、いろんな要因で、がたつきが起こったと考えられます。
基礎を盤石にした上で、元通りに据え付けていきます。
最上段に一段増やしますが、階段修繕はこんな感じです。
手すりもつけて、完成です。
永代供養塔が完成
2024年03月04日 08:00

本店の髙梨です。
このたび、多可町のご寺院様にて永代供養塔の工事をさせていただきました。
「ここにある石を使って供養塔を作り、お地蔵さまをまとめたい」ということがお寺様からのご依頼でした。
お地蔵さまは写真の部分だけではなく、境内のあらゆるところ(たとえば柘植の木の中とか)に点在されていました。
シンボルになる仏塔も出来ればここにあるもので造れたら…ということでした。
仏塔には「大日如来」を表す「ア」の梵字が蓮に鎮座しているこの石を使いました。
そしてお地蔵さまたちは、こちらにお引越してみんなで一緒に祀られています。
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区画終い
2024年02月28日 09:55

こんにちは、たんば篠山店の上山です。
今回の墓じまいは、墓石の建っていない巻石のみの撤去の依頼です。
お話を伺うと、数十年前のお墓ブームの時期に寿陵でしたが兄弟で2区画分購入し、墓地規定に伴い巻石工事までを済まされていました。
お住まいは神戸市でしたが親戚のお墓が丹波篠山市の同じ墓地にあるので、という理由でした。
いずれ来るであろう時に備えて準備をされていましたが、それから数十年が経ち当時は予想出来なかった諸事情が重なり、お墓じまいを決断したということです。
今までお世話になった墓地の方々、これからも続くお参りの方々への感謝の気持ちで防草対策も施しました。
元の状態に戻して返還しました。
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