森田石材店ブログ - お墓のリフォーム -
このような場所でも
2026年08月05日 08:00
いつもお世話になっております。堂本です。
今回、大掛かりなリフォーム工事に際して、階段に手すりをつけてほしい、とのご要望があり施工させていただきました。

このような階段でもしっかりと手すりをお付けすることができます。手すりを一つつけるだけでも、お墓参りの労力がだいぶ違います。
お体への負担が減ればそれだけ、お墓参りも行きやすくなりご先祖様も喜ばれるに違いありません。
当社では、様々なリフォーム工事を行っています。その分、多様なご要望にお応えするだけのアイデアやご提案がございます。
ぜひ、些細な事でも構いませんので、ご相談下さい。
お客様に喜ばれるお墓づくりこそが、当社の強みでございます。
想いに寄り添う「お墓じまい」。西脇市観音寺墓地でのご相談
2026年07月23日 08:00
滝野店の中村です。
先日、西脇市にある「観音寺墓地」にて「お墓じまい」のご相談を承りました。
今回ご相談くださった施主様は、お子様が「遠方」にお住まいになられているとのことでした。
また、ご所有のお墓が墓地内の「斜面の一番上」にございます。
お参りに行くだけでも「たどり着くのが一苦労」という大変な場所でした。
将来のことやご自身の足腰のことを考えられ、お寺に「永代供養」をお願いすることを決断されたそうです。
お墓には、施主様のご両親と奥様のご遺骨が納められていました。
奥様は「コロナ禍の初期」にお亡くなりになられたそうです。
当時は厳しい面会制限もあり、病室で十分にお会いすることもできませんでした。
「きちんとお別れができたのは火葬後だった」とお話ししてくださいました。
以前のご納骨の際、奥様が大切にされていた「指輪」や「ブローチ」を一緒にお墓へ納められたそうです。

施主様からは「工事の際にそれらを回収して、お骨壺に一緒に入れてほしい」というご希望をいただきました。
今回の「お墓じまい」の工事は秋を予定しております。
ご相談の際、施主様は思い出を振り返りながら、とても寂しそうにされていたのがとても印象的でした。
長年大切にされてきたお墓をたたむのは、誰しも心が痛むものだと思います。
施主様の深いお気持ちに寄り添い、大切な「指輪」や「ブローチ」も真心を込めて丁寧にお取り出しさせていただきます。
皆様も、お墓の継承や「お参りの難しさ」について悩まれたことはご知でしょうか?
残されるご家族のことや将来のお墓について、一度ご家族でご相談してみませんか?
疑問や不安がございましたら、是非お気軽に森田石材店までご相談してみてください。
感動する石彫品
2026年07月13日 08:00
本店の髙梨です。
もう20年ほど前になるでしょうか、丹波市青垣町にあります常瀧寺様に納めさせていただきました彫刻品です。

俱利伽羅龍王と写経奉納塔です。
先日、久しぶりに近くで見ましたが、当時の彫刻品の仕上がりが素晴らしいとあらためて
感じました。今の時代、この仕上がりを追求するとかなり工場と職人を厳選しなくてはいけません。
特に俱利伽羅龍王の彫りは、何と言ったらよいでしょうか。

石を彫って造ったものとは思えないほどの細かさと迫力の強弱に圧倒されます。
ありきたりな言葉ですが「今にも動き出しそうな…」がまさにそれです。
いろいろと彫刻品を目にはしましたが、僕の中では1.2を争う感動ものです。
跡継ぎの不安を安心に。名字が変わっても「みんなで一緒に入れるお墓」へのリフォーム
2026年06月17日 08:00
滝野店の中村です。
お墓は、ご先祖様を供養する大切な場所であると同時に、これからのご家族が心を寄せる場所でもあります。今回は、西脇市野村町で施工させていただいた、あるご家族の温かいお墓づくりの事例をご紹介します。大切なご家族を想う気持ちと、将来への不安に寄り添いながら進めた、安心のリフォームプロセスをお伝えします。
1.「後継ぎがいないから…」お父様から託されたお墓の悩み
数年前、西脇市野村町にお住まいのあるお父様から、私にこんなご相談がありました。
「後継ぎがいないので、この先お墓をどうしたらいいか迷っているんだ」
お父様には二人の娘様(今回ご依頼いただいたT様とお姉様)がいらっしゃいます。お二人ともご結婚されて名字が変わり、それぞれにお子様はいらっしゃいません。「自分たちが元気なうちは、心を込めてお墓参りを続けたい。けれど、その先はどうなってしまうのだろう……」と、ご家族皆様でずっと胸を痛めておられました。
最初は「せめて自分たちがお参りしやすいように、お墓の草引きだけでも楽にしたい」と、雑草対策(防草施工)のご相談でお声をかけていただいたのがきっかけでした。


2. 名字が変わっても、みんなで入れるお墓へ
お話をじっくり伺う中で、私はひとつのご提案をさせていただきました。
「一番左にある夫婦墓の棹石(一番上の石)を『先祖代々之墓』として新しく磨き直し、ご実家の名字だけでなく、名字の変わったT様やお姉様ご夫婦も一緒に入れるお墓にリフォームしませんか?」
お墓はご先祖様を供養する場所であると同時に、今を生きるご家族の「心の拠り所」でもあります。
最初は「ご先祖様が作ってくれた古いお墓をなくしてしまうのは申し訳ない、バチが当たるのではないか」と、強い罪悪感を持たれていました。そこで、すべての古い石を処分するのではなく、歴史ある棹石をきれいに残して新しい区画に並べるプランをご提示したところ、T様も「これならご先祖様にも申し訳が立つし、一番すっきりして見栄えも良いですね」と、本当に安心した笑顔を見せてくださいました。
名字が変わっても、大切なご家族。
「みんなで一緒に入って、これからもずっとお参りができる」
その形が見えたとき、T様ご姉妹の表情がパッと明るくなったのを今でもよく覚えています。
そこから、お墓の防草対策だけでなく、傾きの修復や地震対策など、これから先も長く安心してお参りができる「お墓のフルリフォーム」をお任せいただくことになりました。
3. 安心を未来へつなぐ、丁寧な施工プロセス
お墓づくりの基礎は、見えなくなってしまう場所だからこそ一番大切にしなければなりません。ご先祖様とご家族を支える、私たちの施工の様子をご紹介します。
① 土台づくりと基礎補強
まずは、長年の風雨で少しずつズレが生じていた「巻石(外枠の石)」を一度解体することから始めました。


地面をしっかり固めたあと、頑丈な基礎をつくるために鉄筋を配置します。


鉄筋を組み込んだ場所へ、たっぷりと基礎コンクリートを流し込みます。
② 巻石の据付と流出防止対策土砂が外へ流れて巻石の下が再び露わになってしまわないよう、コンクリートブロックでしっかりと根入れをします。

一度解体した巻石を正確に据え直し、経年劣化で石同士が開いてこないように、頑丈なステンレス製の補強金具でがっちりと固定します。

③ 傾き・地震に強いお墓へ
お骨を納める大切な空間である「カロート(納骨室)」には、強度に優れた「強化カロート」を採用しました。これでお墓全体が安定し、将来にわたって傾きにくい頑丈な土台ができあがります。

さらに、これからの大きな安心のために、震度7クラスの揺れにも耐えられる特許技術「安震ゲル」をお墓の部材の間に施工し、地震対策を施します。

④ 最後まで丁寧な仕上げ
お参りに来られたときに足元が危なくないよう、「拝石(踏み石)」は広くて歩きやすいサイズのものへ交換いたしました。
また、年月を経て色あせていた既存の墓石の文字彫刻部分には、一本一本丁寧に新しくペイントを施し、お墓本来の凛とした美しさを取り戻しました。
最後に、お悩みの種だった雑草対策として「ファイバーレジン(透水性の固めた砂利)」を隙間なく敷き詰め、お掃除が格段に楽になる工夫をしてすべての工事が完了しました。
4. 「綺麗になって本当に良かった」お客様からいただいた笑顔
お引き渡しの日、完成したお墓をご覧になったT様は「本当に綺麗になってよかった。これで私たちも、安心してここに眠れます。父もきっと喜んでくれています」と、安堵の表情を浮かべておられました。


お墓の「これから」に迷ったら、まずは心の荷物を少し下ろしてみてください
「お墓を継ぐ人がいない」「嫁いで名字が変わってしまったけれど、実家のお墓はどうなるの?」
こうしたお悩みは、決してあなただけのものではありません。皆様それぞれに、大切なご家族への想いと、言葉にできない不安を抱えていらっしゃいます。
私たちは、お墓の販売やリフォームをただお勧めする立場ではありません。
「どうすれば、今あるお墓とご先祖様を大切に守りながら、ご家族全員が一番安心できるか」
それを一緒に考え、気持ちを整理していくためのパートナーでありたいと思っています。
お墓について、まだ具体的な計画がなくても、何から考えればいいか分からなくても全く構いません。
「ちょっとこれだけ聞いてみたいな」「誰かに話して気持ちをすっきりさせたいな」
そんなときに、ふっと思い出して心が少し軽くなるような、そんな安心できる存在であれたら嬉しく思います。
墓地をひとつに
2026年06月08日 08:00
本店の髙梨です。
先日、丹波市のお客様より一統の旧墓地を整理したいとご依頼いただきました。
こちらはまだ昔の土葬墓と新しい納骨墓の二つが存在する両墓制のままで、旧墓地はもう境すらわからない、お参りもしない、ただ年に何回かだけお墓掃除(草刈りなど)をするだけの墓地になっていました。

この段の奥までで15軒分のお墓があります。
ご要望はすっきりとさせて、手間のかからない墓地に。とのことでした。
整地したからといって、村に還すことは出来ず、手入れはしていかないといけないとのことでした。
そして、こちらの一統の皆様の決断は早かったです。

ほんとうにすっきりとさせていただきました。
コンクリートによる舗装とブロックによる土砂抑えで草刈りも要りません。
コンクリート勾配により前、または中心の排水溝へ水は流れていきます。

完成後の祈祷式には皆様参列され「キレイになったなあ~」「これでほとんど掃除せんでええな」「ここってこんな眺めええとこやったんか」と方々で思い思いにご感想を、笑顔で口にされておられました。
お墓ができるまでの「仮埋葬」
2026年03月16日 08:00
篠山店のスタッフです。
先日「お墓ができるまでの間、土葬のお墓へ仮埋葬したい」というお客様のお手伝いをさせていただきました。
お墓づくりには時間がかかりますが、その間ずっとご自宅で保管するのは不安という方もいらっしゃいます。私たちがサポートする「仮埋葬」の流れについてご紹介いたします。
事前準備として、あらかじめ私たちが納骨用の穴を掘ってお迎えの準備を整えますので、当日はご遺骨を持って墓地にお越しいただくだけで結構です。専門スタッフが責任を持って、丁寧に土へとお納めいたします。
こうした重労働や土の扱いをプロに任せることで、大切な礼服を汚す心配がなく、参列される皆様をお待たせすることなくスムーズに進行できます。
「お墓がないから納骨はまだ先」と一人で悩まず、まずは一度ご相談ください。
ご家族の「心安らぐ形」を一緒に考えさせていただきます。

【カテゴリ】
林の中で
2026年03月09日 08:00
お世話になっております。堂本です。
以前、山の中の墓所をご紹介しましたが、今回も、難所にございます墓所のご紹介です
最近、丹波市内では、野猿の目撃があったり、私自身も先日、下小倉の交差点付近で野猿が走り回っているのを目撃致しましたし、
鹿や猪が走っていたりと一人で、山の中や林の中、人里離れた墓所に向かうときは、身構えてしまいます。
青垣方面では、季節によっては、熊がでるのではないか、と思いながら下見も行う事もございます。

スタート地点でございます。すでに、舗装された道はありません。

ずんずん歩いていきますと鹿よけの柵があり、扉を開けて進みます。
ここから先は獣たちの世界です。

少し先に開けた場所が見えてきました

墓所が見えてまいりました

墓所に到着致しました。こちらは、俗にいう一統墓地と言われるもので、〇〇家の方が固まっておられます。
ちなみに、視線を右側にうつすと、写真にはありませんが、さらに林の奥に別の墓所がありました。
ここまで約300~400mになります。このぐらいの距離になりますと現地にて彫刻は行えませんので、
霊標の板を回収し、工場にて彫刻し、また配達し、元通りに設置する、という流れになります。
よく聞かれるのですが、工場へ持って帰るのか、と、基本的には現地にて彫刻いたします。
回収後工場にて彫刻する事の方が、稀でございます。
駐車位置から墓所までの距離が遠い、霊標が特殊な構造である、や、棹石の正面文字に手を加える、などでない限りは現地にて施工致します。
なかなか通うのにも難所と思われる場所でも、掃除が行き届いていたり、参られた後があったりと、しっかりご供養をされておられる姿には胸を打つものがございます。
5年ぶりの再会と、想いを受け継ぐお墓の縮小改築
2026年02月11日 09:00
代表の森田です。先日、遠方にお住まいの先輩から5年ぶりにお電話をいただきました。 「お墓のことで相談があるねん」 という懐かしい声に喜んだのもつかの間、お話をお聞きすると「実は妻を亡くしてな…」とのこと。突然の報せに、言葉を失うほど驚きました。
ご相談の内容は「現在ある墓相型のお墓を、これからの時代に合わせて手入れや管理がしやすい形に作り替えたい」というものでした。

娘さんたちの代を見据えた「お墓守りがしやすい」設計
今回のリフォームで最も大切にしたのは、次世代への想いです。 お墓を守っていく2人の娘さんのご意見を軸に、以下のようなポイントで図面を引きました。
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既存石材の再利用: 長年大切にされてきた石材を最大限に生かし、ご先祖様からの繋がりを形に残しました。
- 五輪塔・代々墓の両方に納骨堂を設置:五輪塔には先祖様・代々墓には奥様のお骨を納めました。新しく購入いただいたのは「戒名板」のみ。
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4分の1へのコンパクト化: 管理の負担を減らすため、あえて区画を縮小。
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徹底した雑草対策: * 区画内は、美しさと手入れのしやすさを両立した「ファイバーレジン舗装」。周囲は、雑草を寄せ付けない「マサコン(固まる土)」仕上げ。

開眼法要の時は、「お墓!可愛いくなったね」と二人の娘さんの笑顔にホッとしました。


お墓も仕様変更していっております
2025年11月24日 08:00
お世話になっております。本店 堂本です。
先日、花筒がダメになったので新しいものがほしい、との内容でご来店されたお客様がおられました。
ところが、お持ちになられた花筒は、古いねじ式のもので、現在では基本的には用いられないものでした。


勿論、お取り寄せでお探しする事もできるかもしれませんが、この機会に、今、主流の花立自体に穴をあけて(ボーリング)そこにステンレス製の花筒を入れるご提案をさせて頂きました。
ボーリングする際に、側面にも水が抜ける穴も開けますので、花立内に水が溜まることもありません。


お墓も少しでもご供養がしやすい様に、細部に変更を重ね、その時代を反映しております。
それは、お客様の声を反映した結果でもありますし、日常的に墓石にかかわっている私達の少しでもご供養しやすく、という思いの結果でもあると思っております。
弊社では様々なお声にお応えできるように、色んな技術を取り入れております。ぜひ、今回の花立に限らず、こんな風になればいいのに、という事がありましたらご相談下さい。




