森田石材店ブログ - こんな工事もします -
シダレザクラと標柱
2019年05月19日 08:00
本店 山崎です。
先日、このブログで「令和第一号」について記載しましたが、実はその1号というのは、「ささやま桜協会」が主催されたシダレザクラの植樹の横に建てられた標柱に彫刻するものでした。
その事が、新聞に掲載されていましたのでご紹介します。
篠山市は、改元に合わせた5月1日より、「丹波篠山市」へと市名が変わりました。その祝いも兼ねられているそうです。
標柱には
3面にこのように彫刻しています。「丹波篠山市」の誕生、そして「令和」という時代の始まり・・桜と共に多くの方の目にとまる事でしょう。
その記念のお手伝いが出来てうれしく思います。また綺麗な桜が咲く頃に是非見に行きたいものです。
【カテゴリ】
写経を書いてみませんか
2019年05月16日 08:00
篠山店の真下(ましも)です。
突然ですが、写経を書いたことはありますか?
先日、永平寺に参拝に行った際に、入口に写経の案内をされていました。別のお寺でも、ご朱印を集めている若い方が、写経を本堂で書いている所を見たことがあります。
皆様もお寺に詣られた際に、写経の案内がされている所をご覧になったことがあると思います。
先日、丹波篠山市今田町でお墓のリフォームをお手伝いをさせていただきました。五輪塔を解体した時に、底の土から写経がでてきました。
昭和50年代に建てられています。
マトリョーシカのように何重もの筒に入っていました。
当社もご先祖様のご供養のひとつとして、お墓を建てられる方に写経をおススメしています。
お墓が出来上がったら、お骨が入る所にお客様が書かれた写経を納めさせていただいています。
お経の中で一番ポピュラーなお経「般若心経」です。
浄土真宗のお客様には、長いお経ですが、「正信偈」を書いていただきます。
ご家族皆様で、お経を書いてもらうこともあります。私は、「一」など簡単な文字を小さなお子さんにも書いてもらうようお願いしています。
これで、皆様が、お墓づくりに携わったと思ってもらえたら、うれしいです。
【カテゴリ】
ファイバーレジン施工⑤
2019年04月30日 08:00
滝野店の中村です。
平成も本日で終わります。
前回と違い今回の改元は明るいムードの中での改元で、なかなか貴重な体験であるとともにこういうのもいいなぁと個人的には思います。
平成の時代は戦争はなかったものの、大きな災害が非常に多い時代でもありました。
令和の時代が心穏やかに過ごせる時代であることを望むばかりです。
さて、平成最後の記事はお馴染み『ファイバーレジン施工』になります。
今や防草対策のエースで、新規建立はもちろんリフォーム工事でも非常に多くのお客様にご依頼頂いております。
理由は様々ですが、私の担当させて頂いたお客様の中で採用の理由が一番多いのは
「仏さんが息できるから」
です。
防草対策として一番確実なのはやはり「張石施工」です。
しかし、高価なのに加え何より「仏さんが息できへん」という理由で敬遠される方が多いように思われます。
対策として下の写真のように空気抜きの部分を作ったりしていますが、それでも気になる方が多いのも事実です。
今回のお客様も同様に防草対策をしたいけど仏さんが息できないのは避けたいというご依頼でした。
過去のファイバーレジン施工の記事はこちらです。
ファイバーレジン施工①
ファイバーレジン施工②
ファイバーレジン施工③
ファイバーレジン施工④
施工前の状況がこちらです。
当初お客様は区画内の真砂土をすきとり、玉砂利仕上げをご希望されていました。
しかし玉砂利を敷くだけでは防草対策にはならない事を説明し、ファイバーレジン施工を提案致しました。
敷地面積が広い墓地なので、当初のご予算よりもはるかに高額でしたがご採用頂きました。
まず敷地内の真砂土をすきとります。
一部傾いている墓石がありましたので傾き直しをします。次に砕石を入れて転圧します。
最後にファイバーレジン施工をして完成です。
当初の予算とは随分高額になりましたが、「これで草引きから解放される!言ってもらってよかったわ!」と言って頂き嬉しい限りです。
庭石を歌碑に
2019年04月20日 08:00
仕入担当の森田です。
今回は庭石へ短歌を彫る依頼がありましたのでご紹介します。
ご依頼がありましたのは山南町の前田様、少し早めの米寿の記念にとお話をいただきました。
今回のこの短歌はNHK全国短歌大会で入選された作品だそうです。
すでに丹波新聞でも報じられました。その記事がコチラです。
揮毫は山南町上滝の大野さんがされました。これは前田さんからのご依頼でした。
素晴らしい字でした。が、、、、彫る私たちからすればとっても難しいラインがたくさんあります。
実際に現場ではおおよその寸法を決めておいて、文字原稿を大きく拡大しました。そして下準備をしっかり整えて現場彫りをしました。
といってもすぐに彫れるものではありません。剥がれそうな部分は先に叩いて石を落としていきます。さらに凹凸をサンダーで加工して平坦にした上で彫りました。
理想は自然のままの肌の上に彫りたかったのですが、今回は石の風化もありこのような形となりました。喜んでいただけてよかったです。
また時間が経てばいい風合いになることでしょう。
【カテゴリ】
荒らされないように、フタをしました
2019年04月12日 08:00
篠山店の真下(ましも)です。
「シカやイノシシに荒らされないようにしてほしい」とのご依頼です。
加東市のお墓で仮の納骨をさせていただきました。
この地域は七七日(49日)などの満中陰に、お墓へ納骨することが一般的です。
納骨するお墓がないお家は、このように、仮の納骨をお手伝いさせていただいています。
それから、ほとんどの方が1周忌までにお墓を建てる相談を進めさせていただいています。
今回は、仮の納骨をさせていただいた後、ご連絡いただきました。「シカやイノシシに荒らされないようにしてほしい
フタすることができるか?」とのご依頼でした。
まず、納骨した証しの盛った土をすき取ります。
そして、納骨した所が隠れるように、石で囲みました。花立と線香立も作りました。
確かにこれまで、お墓の中の玉砂利の所をイノシシがミミズを探して掘り返された所を見かけたことはあります。
ですが、仮の納骨の所までは考えた事がなかったです。
お客様に相談いただき、新たな発見でした。
これで、安心していただけて、良かったです。
【カテゴリ】
納骨堂の整理
2019年04月09日 08:00
本店の中道です。
丹波市にある教会の墓地でのお仕事です。内容は、納骨堂の中の整理です。
以前から骨ツボのまま納骨をされており、納骨堂の中は骨ツボでいっぱいです。
このままではこの後納骨をしたいと言う方の納骨スペースがないとの事で、今回骨ツボからサラシの骨袋に移し替えて納骨する事にしました。
納骨出来るスペースが出来安心したと、喜んで頂けました。
【カテゴリ】
急勾配な敷地のお墓④
2019年03月27日 08:00
滝野店の中村です。
前回からの続きです。
急勾配な敷地のお墓①
急勾配な敷地のお墓②
急勾配な敷地のお墓③
代々墓の建前が終わり、続いてひな壇上部の既存墓石の据付です。
今回のおうちは江戸時代から続く旧家で今の施主様で8代目になります。
そうすると必然的にご先祖様のお墓も多くなります。
今回は敷地のスペースの問題もあり、戒名が彫刻されている部分(竿石)のみを残して据え直しすることになりました。
ご先祖様の順番や墓石の大きさも考慮して並べていきます。
次に仕上げです。今回の墓地は杉林の中にあり落ち葉も多いので掃除もしやすく防草対策にもなるお馴染みのファイバーレジン施工をしていきます。
さらしを巻いて完成です。
段差ができた部分は元々あった石を使って階段にしました。
またそれ以外にもご親戚の方のお墓の移設と初代の方の自然石のお墓の花立をリフォームしました。
10日間ほどの大工事になりましたが無事完成いたしました。
先日、開眼式も終わり参列者の方にも喜んで頂けたようでした。
【カテゴリ】
急勾配な敷地のお墓③
2019年03月10日 08:00
滝野店の中村です。
前回からの続きです。
前回で1段目が完成しました。
次にこの上に乗せる延石や間知石の為のベースを打ち、中に砕石を詰めていきます。
延石などはしっかりと金具で固定していきます。
次に延石や間知石を据え付けて、建前です。
本日はここまでです。次回いよいよ完成です!
石垣のズレ
2019年02月10日 08:00
こんにちは、篠山店の上山です。
今回、お問い合わせ頂いたのは「墓地の後ろの石垣が崩れたので直してほしい」という事でした。
崩れた石垣は石積みした時期が違うのか積み方が左右で違いました。
石垣の右側は「布積み」
布積みというのは、石と石の継ぎ目が横に一直線に通るように積み上げる方法で目地が通っているので、強度に問題があります。
左側は「谷積み」
谷積みというのは、平石の隅を立てて積む積み方で、石を斜めに落とし込んで積む方法で、力が分散するので布積みより強度があります。
石垣はコンクリートやモルタルを使わない空積み(からづみ)という技法で積まれていて、強度が低いといわれる布積みの部分が膨らんで崩れていました。
崩れていない部分もすべて番号を付けてから解体していきます。
今回の石垣積みは練積み(ねりづみ)という技法で裏込(うらごめ)コンクリートでの施工をしました。
石垣も以前の状態に戻し、これからは安心してお参りして頂けることと思います。
【カテゴリ】


