森田石材店ブログ 【アーカイブ】 - 2017年05月 -

納骨のサービス「仮埋葬」

2017年05月21日 08:00

中道 祥貴
本店の中道です。
弊社には 納骨サービス(仮埋葬) と言うお手伝いがあります。
ご不幸があった場合には、49日か35日に満中陰の法要を行いますが 、その時に一般的にご遺骨を墓地に納骨します。
すでにお墓(先祖代々の墓)がある場合には、そのお墓に納骨されますが、お墓がない場合にはこのようなお手伝いをすることがあります。
その手順とは・・・
事前に穴を掘ります。そして防水のケースを埋めておきます
当日は、そのケースの中に、お骨を 骨ツボのまま納めます(地域により異なります)。
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先日もお手伝いさせて頂きましたが、当日があいにくの悪天候だったため、大変喜んで頂きました。

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故人様を偲んで

2017年05月20日 08:00

髙梨 剛

滝野店 髙梨です。

先日、お墓の建碑、納骨式に立ち会いをいたしました。
それぞれ参列者の方がお花を供え、お線香も供え、お水をかけ、と思い思いの供養のカタチをされました。
そんな中、納骨を執り行う場面でどこからか閑かで、ゆったりとした、遥か壮大なイメージの曲が流れて来ました。ふと振り返ると、その参列者の方の手には携帯電話。そのBGMの音源はどうやらそこだったのです。初めは「着信か?」と思っていたのですが鳴り止みません。と、思ったとき後方で会話が聞こえました。
「あの子、とても音楽が好きだったから・・・」
そう、それは納骨に相応しい曲を偲んでかけられていたのでした。
無宗教だったため、その場にはご住職の読経も、神主さまの祝詞(のりと)もありませんでした。
私が今まで経験をしたことのない気持ちでのご納骨をさせていただきました。

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聖の社会学

2017年05月19日 08:00

森田 浩介

仕入れ担当の森田です。

今日は最近読んだ本の中で、「聖の社会学」という本をご紹介します。
著者は勝桂子さんという方。
仏教に精通されており、行政書士として様々なご相談を受けておられます。
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内容はしっかりと取材されており、今の現状を鋭く分析されています。
きっと今のお寺さんとの関係や仏教ってどうなのとお考えの方には、参考になると思います。
例えば、この中のエピソード。一般市民対象の講演で、
「ご自身の葬儀はどのようにしたいですか?」と尋ねると、
「簡単でいい」「直葬でいい」「かけるお金は最低額でいい」
という意見がほとんどだそうです。
同じ人に「親の葬儀はどうしたいですか?」と尋ねると。
「きちんとしたい」「やれる限りのことをしたい」が大半を占めます。
これは人に頼りづらい世の中になっているということだそうです。自分の家族にも負担を掛けたくない。でも自分は「今までもそうしてきたし、自分が行きている間はそうする」という方が多いようです。後を継ぐ私たち世代から見れば、「死ぬ時ぐらいはお金の心配なく死んで欲しい」と心から思います。
もう一つのエピソードは、母一人子一人で育った娘さんが、お母さんが亡くなり墓じまいをする話がありました。
親戚には、「お寺にはそれなりのことをしないと恥ずかしい」といわれ、葬儀の時も言われるがままにお布施を工面したが、若い彼女にはそれ以上の用立ては難しく、今後のことを考えると、お寺さんのつきあいもお墓の維持も無理だと思っていた。
しかし実際には、お寺さんにすべての事情をお話しするとその状況を理解してくださる場面が多い。この娘さんも救われたという。
著者の勝さんは、こういったお寺さんのことを「聖(ひじり)」としてご紹介されています。こうしてみれば、今の家族構成がもたらす跡継ぎやお墓の継承、最後の看取りなどお寺さんに相談すれば解決することもたくさんあると思います。
私もお寺さんが様々な取組みをされていることを目にすることはあります。本当に真摯に人助けをされている方はたくさんおられます。
ぜひ「敷居が高いから・・・」なんて言わずに、現代の聖に会ってみてください。

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アートのお供え花

2017年05月18日 08:00

滝野店事務スタッフ

こんにちは(*^^*) 滝野店の下中です。

弊社にちょっとお値段は高めなのですが素敵な造花「アートのお供え花」がございます。造花といってもとても高級感があって、まるで本物のお花みたいです。
夏になるとお仏壇のお花がすぐに傷んでしまいます…このようなことをお思いの方に是非ご覧いただきたいお花がこちらです。
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各店舗に置いておりますので、近くまでお越しの節は、ぜひご覧くださいませ。先日は、お寺の納骨堂のところに置きたいのでとご注文くださいました。このようなところにも使ってただけるのだという発見がありました。
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お客様にも是非ご感想を聞かせて下さいとお願いしました。またの機会に感想をお伝えしますね…。

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お寺 DE Jazz Live

2017年05月17日 08:00

yoshidumi

本店の義積です。

篠山市上板井の弘誓寺様でお寺でジャズライブがあるということで、仕事帰りに行ってきました。弘誓寺(ぐぜいじ)様の晋山式(しんざんしき)と、ご近所のカフェ「Take5」さんの一周年記念のコラボイベントでした。寺の入り口では、可愛い手作りのチラシをいただきました。
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ジャズはあまり馴染みがないけれど分かるかしら?と心配していましたが、馴染みのる曲がたくさんあり楽しい時間を過ごせました。演奏は本堂の中で行われ、中国の楽器二胡(にこ)、日本の琴などが相性ばっちりの演奏を奏でていました。大ヒットした「ハナミズキ」や、八代亜紀の「舟唄」、「星に願いを」など馴染みの曲もあり後ろから演奏に合わせて鼻歌が聞こえてきます。更に地元の檀家さんでしょうか、みなさんご機嫌で演奏者に向かって「よっ!」「可愛いね!」など熱烈な声援を投げかけておられました。のどかやな~(笑)夕方6時から始まったライブ一時間ほどで終了しました。
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熱烈なファンの方はイスがあるのにもかかわらず、近くで楽しまれていました。
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本堂入口に賽銭箱があり、綺麗な賽銭箱やな~って気になっていました。後できくと最近弊社が納品した製品でした。ご一緒にご紹介します\(^o^)/
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↑かっこいい賽銭箱!!
弘誓寺様、そして演奏された皆様、楽しい時間をありがとうございました(^-^)。

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稲荷神社 安全祈願祭

2017年05月16日 08:00

園中 憲二
篠山店の園中です。
5月14日、篠山市谷山の稲荷神社での工事の安全を祈念し安全祈願祭が行なわれ参列しました。
工事の内容は石垣の修復と既存玉垣を全部新しくします。
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今回の工事のきっかけは、1月の大雪で木が倒れ、玉垣をなぎ倒し壊してしました。
神社やお墓だけでなく、家の屋根など大雪で同じように被害にあった事をよく聞きます。
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新しくなった玉垣を10月に行なわれるお祭りに披露できるように仕上げます。
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谷山の役員様、弊社の施工部門長 杉浦   担当の園中が参列致しました。
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清祓
関係者全員が一丸となり、安全第一にて作業を進めてまいります。

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お仏壇の飾りつけ2

2017年05月15日 08:00

yoshida

滝野店の吉田です。

前回は、灯籠と祭壇掛けとガラスの設置でした。
今回は、仏壇の2枚両開き襖を欄間付き枚折れ戸へ改修いたしました。
改修前(前回のブログ掲載)の状態です。
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まず、欄間を取り付けるのに鴨居を取り付けて彫刻欄間をはめ込みます。
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左右の折れ戸を、微調整の上、飾り丁番で取り付け、扉に御殿房を取り付けます。
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最後に、吊り灯籠を降ろして位置決めして、完成です。
お位牌・具足・仏器などを納めれる状態にして、引渡しです。
随分と立派なお仏壇となりました。
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ロウソク立のお手入れとコワイ話

2017年05月14日 08:00

井上

こんにちは(^-^*)/
篠山店スタッフです☆彡

ロウソク立てにこびりついた蝋…この掃除(お手入れ)って面倒ですよね;

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うっすら付いたものならゴワゴワした布で拭き取ることもできますが溜まってしまった蝋はなかなか布では取れません。

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蝋は60度以上で溶け出しますので、お湯につけるorお湯をかけるて、蝋を溶かします。

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蝋が溶け出したら素早く取り出し布でしっかり拭き取ります。

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これでお手入れは終了。

ですが・・・

ここでコワイ話を。

この最後の拭き取りをしっかりし水気をなくさないとコワイことが起こります!

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総務省消防庁からの報告によりますと・・・水気のある(濡れた)ロウソク立でロウソクを使うと、火がついた芯が飛び火災になることがある。と。

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実際、枚方市の住宅で生じが燃えるボヤが発生。この事故は水で洗ったばかりで、水分が残ったままロウソク立てを使用。

ロウソクが燃え尽きる直前にその水分が融けた高温の蝋と接触し瞬間的に気化しその力で火の着いた芯が跳ね上がり障子に引火したことが原因。

と大阪府の枚方寝屋川消防組合本部の実験で証明されました。

■寝屋川市消防組合本部(火災報告)

いつもやっているお手入れなのに・・・。という、コワイ話です。

ただ、しっかり水気をなくせば大丈夫です!

お湯使ってのお手入れはちょっと面倒・・・という方にはコレ↓

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「ローがとれます」

吹き付けるだけで蝋がはがれやすくなる驚異の蝋除去液です。

こちらなら、水気を気にしなくてよいですね。

そして、最後に。

ロウソクの火を使う時は、まわりを確認し、燃えやすいものの近くに置かないこと。燃えきるまで見届けること。防炎用の敷物等を使用すること。などなど…

十分に気をつけて使用してください☆彡

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オリジナル墓石~匠~

2017年05月13日 08:00

髙橋 圭司

本店の高橋です。

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これは先日、多可町中区で建立させて頂きました弊社オリジナル墓石の匠です。
ぱっと見ただけでは普通のものとの違いは前部分の経机ぐらいです。
しかしよく見ると他にも色々と違いがあるのです。
これは匠を横から見た写真です。
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経机の後ろの大きな石をご覧下さい。ステンレスの花筒が石に直接差し込まれているのが判りますか。
また経机とその大きな石が一枚の板石の上に乗っています。
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こちらは普通のタイプを横からみた写真です。
経机はもちろんありません、そしてステンレスの花筒は独立したひとつの細長い石に差し込まれています。
後ろの大きな石との隙間に枯れ葉がいつも挟まったり、あまりありませんが鹿などがぶつかって転倒の危険性もあります。
また花立部分と後ろの大きな石はそれぞれ独立しており、一枚板に乗っている匠に比べて安定性は劣ってしまいます。
他にも大きな石の上部に緩やかな丸みがあったりと優れ所満載です。この丸みと経机の曲線のせいで正面から見る末広がりのシルエットがとっても美しく
お客様にも大好評です。
これからお墓を建てようとされる方は是非一考されては如何でしょうか。

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昔のような戒名のお墓を建ててもいいの?

2017年05月12日 08:00

森田 浩介
仕入れ担当の森田です。
Q.昔のような戒名のお墓を建ててもいいの?
A.今でも戒名のお墓は建てられています。
最近の霊園ではあまり見なくなった戒名のお墓ですが、今でも建てられています。
戒名のお墓のいいところは、やはり故人様(お父さんやお母さん)が身近に感じられることではないでしょうか。これはお参りされると実感する方が多いようです。〇〇家之墓よりも直接故人様に手を合わせているということなのかも知れません。
先祖代々のお墓は、この周辺(兵庫県の中部あたり)では昭和60年代から急速に増えてまいりました。それまでは戒名墓の方が一般的でした。墓地の敷地の形もも、古い順にいくつか並ぶように「奥行きが狭く、間口が広い」形が多いのが特徴です。
元々、先祖代々のお墓は小さい面積しかない都会の事情から広がったものと考えられます。それが墓地不足といわれ始めた頃から、この田舎にも波及してきたのでしょう。本当は戒名墓が建てられる敷地があるのにもったいない話ですよね。
今でもこれに似たような話があります。お葬式です。都会では隣近所のお付き合いが希薄となり、身内だけでする家族葬(お身内葬)が増えました。なぜかそれに習って田舎でも家族葬が増えているのは不思議です。この辺りは一戸建てが中心で、自治会のお付き合いも昔と同じようにある地域です。場合によっては、離れて暮らしている親族よりも、ご近所さんの方が縁が深くても不思議ではありません。
最近は少し少なくなった「お墓じまい」ですが、これも上記のように、あまり根拠なく広がっているような気がしてなりません。
戒名のお墓は建てた方でないと感想は分かりませんが、きっといいものだろうなと私は思います。

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お墓の展示場

見学会 316日(土)~24日(日) 68日(土)~17日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く