森田石材店ブログ - 神社仏閣 -

階段・濡れ縁の石張り

2019年02月08日 08:00

森田 茂樹
森田 茂樹

代表の森田です。

今回お仕事をさせていただいたのは、お寺の本堂の「階段・濡れ縁」の石張りです。

「Before」
1石張りBefore.jpg

既存はコンクリートで仕上げてありました。

「After」
6石張りafter.jpg

完成写真です。コンクリートのひび割れなど目立っていましたが、とてもスッキリとなり重厚感も増しました。

特に苦労したのが、側面の石張り作業です。貼り付ける板石に穴をあけ、5ミリのステンレス棒を2ヶ所ずつ接着をします。
2SUS丸棒を接着.jpg

貼付け面に12ミリの穴をあけます。
3既存コンクリートに穴あけ.jpg

貼付け面にエポキシ接着剤を塗り写真のように台座をつくって貼り付けます。
5取り付け.jpg

接着剤が固まるまで(約一日)クランプで止めます。結構根気のいる作業なので、慌てず慎重に貼っていきました。

納期も迫っていましたので、完成してホッとしています。

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お寺のお手伝い

2019年02月03日 08:00

眞下 尚利
眞下 尚利

篠山店の真下(ましも)です。

今回はいつもお世話になっているお寺のお手伝いの話です。

三田市のお寺で、墓地(区画)からご紹介できるお墓です。集中の区画をわかりやすいように、以前は黄色のトラロープで表しておられたのですが、切れてしまったりして、わかりづらくなっていました。

そこで、わかりやすいように緑色ロープで区画を囲むお手伝いをさせていただきました。

70区画募集中の区画を、残っているトラロープを撤去して、緑色ロープを張りました。

20190203お寺のお手伝い (1).JPG20190203お寺のお手伝い (2).JPG

このホームページの墓地紹介には掲載していませんが、近日中にご紹介予定です。

20190203お寺のお手伝い (3).JPG

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神殿をあたらしく②

2019年01月30日 08:00

髙梨 剛
髙梨 剛

滝野店の髙梨です。

さて今回は工事の前半をお伝えいたします。

前回、修祓の御祈祷をして頂きました祠はご神体もなく、言わば「ただの木箱」状態になってしまいました。

これをクレーンで一気に撤去します。

神殿①.JPG

クレーンが使える現場であればこその方法です。

撤去した後の設置面はレベル(平ら)が出ていなかったため、モルタルで平らにします。

神殿②.jpeg

その上にお社を建てていきます。

神殿③.JPG

接着する部分によってコーキングボンドとエポキシ樹脂系2液性の接着剤を使い分けます(エポキシ系は硬化すると二度と外せない程の強度です)。

次回は屋根工事からをお知らせ致します。

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お社の建立工事

2019年01月18日 08:00

中村 淳
中村 淳

滝野店の中村です。

この度お社の建て替えのご依頼を受けました。

既存のものはコンクリート製だったので老朽化が激しくなり、この度建て替えをされることになりました。

久野家 施工前.jpg

まずはお施主様が塩や酒、洗い米などで清めます。

その後工事に取り掛かります。

久野家 お清め.jpg

いよいよお社を解体していきます。

久野家 解体.jpg

撤去完了です。

久野家 撤去後.jpg

次に撤去したところを整地して転圧していきます。

久野家 整地.jpg久野家 転圧.jpg

転圧したところにモルタルを敷いて平らにして基礎を打ちます。

久野家 モルタル.jpg

最後に組み立てていきます。

久野家 組み立て1.JPG

久野家 組み立て2.JPG 久野家 組み立て4.JPG

完成がこちらです。

久野家 施工後.jpg

木製やコンクリート製のお社、またお社の台座の老朽化が進んでいる方は是非ご検討下さい。

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神殿をあたらしく①

2019年01月13日 08:00

髙梨 剛
髙梨 剛

滝野店の髙梨です。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

昨年末にある町のお社を新しくさせて頂きました。

神殿1.JPG

木製のお社で一部腐食し始めていました。

これをまず神主さまに御祈祷(修祓の儀)をしていただきます。

神殿2.JPG

今、この白布の中ではご神体が取り出されております。

しかしながら一般の目には触れないように遮断されているのです。

ご神体は一旦、別の神殿に移されました。その際、ご神体がお通りになる道のりには塩を撒き、清めながら徒歩で行かれました。

神殿4.JPG

次回は工事をお知らせ致します。

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マニ車②

2019年01月12日 08:00

園中 憲二
園中 憲二

篠山店の園中です。

前回は、マニ車の出荷準備中でしたが、年末に工事を行いました。

据え付ける場所は、篠山市の旧西紀町にある弘誓寺です。

当日は大変寒く、前日の晩から降り積もった雪が薄っすらと残っていました。

20190112_マニ車01.JPG

マニ車の取り付け工事の様子です。

20190112_マニ車02.JPG

マニ車は、今後多くの方によって、ぐるぐるぐるぐると回されます。

なので、しっかりと固定しなければなりません。今回は、30センチ柱を埋め込み動かないように据え付けました。

20190112_マニ車03.JPG

本堂前の一番目立つところに配置しました。後ろに見える賽銭箱も弊社で取り付けました。

20190112_マニ車05.JPG

年末の営業最終日の工事となりましたが、何とか年内にお引き渡しが出来ました。

20190112_マニ車06.JPG

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山崎 倫子
山崎 倫子

本店の山崎です。

弊社には、社員が毎日朝夕と手を合わせているお社があります。このお社に、昨年末、鳥居と狐様を設置しました。

本社のすぐ前の駐車場の一角に設置していますので、工事の様子を見る事が出来ました。

設置位置を決め、トラックで鳥居の柱をつり、運びます。

本店鳥居①.JPG

一つずつ部品を置いていき設置していきます。この据付日の朝、工事を始める技術部へ社長が一言。

「しっかり据え付けてよ!!」

とハッパをかけていたので、自社のものとは言え、技術部のみんなは真剣そのものです。レベルを合わせたり、ここはこうすればいいのではと話し合いながら工事を進めていました。

本店鳥居②.JPG

その後、狐様も据付して完成です。

本店鳥居③.JPG

立派さにびっくりですが、今年も1年しっかりお祈りしたいと思います。

弊社は5日の土曜日より仕事はじめです。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

追伸・・・今年も頑張ってみんなでブログを書いていきますので、どうぞお楽しみに☆彡

取り敢えずは…応急処置

2018年12月27日 08:00

髙梨 剛
髙梨 剛

滝野店の髙梨です。

先日ユーザー様からお電話いただきました。

「お宮の鳥居にヒビが入ってるんやけど修理できるやろか?」との事でしたので、早速現地へ。

鳥居1.png

白い目印部分がその亀裂です。柱を一周はしていないものの半周しています。かなり危険です。

この鳥居には「宝暦〇年・・・」と彫ってありました。ですので少なくとも250年程は経っていますが立派な御影石製です。

聞けば昔はもう少し西側にあったものを移設してきたとの事。しかも一度大きな台風で神社の木がこの鳥居に倒れて来て、

中の貫と額が折れて交換したそうです。村の方々は「もしかしたら、その時の衝撃でヒビが入ってたんかな~。

それが何年もかかってこうやって大きくなったんやろ。こんな傷なかったからな」と言われてました。

さて修理ですが・・・正直この段階で修理は出来ず、亀裂箇所と周囲のヒビ割れにセメントを詰める応急処置しかできません。

正直、この処置をしても石の強度としては復活はしません。亀裂から水が入ったり、大きくならないようにする予防策だけです。

鳥居2.jpg

安心は出来ません、少しでも早く再建されることをお薦め致します。
マニ車

2018年12月26日 08:00

園中 憲二
園中 憲二

篠山店の園中です。

今回は入荷したマニ車(摩尼車)の紹介です。

マニ車は、主にチベット仏教で使用される仏具です。チベット、ブータン、ネパールはもとより中国、台湾そして日本の寺院などにも、設置されているところがあります。

publicdomainq-0005458qcldkk.jpg

マニ車は、円筒形で回転させることができるようにできています。大きさは手に持てるものから、仏教寺院などに設置された数メートルという大きさのものまで様々です。

円筒の側面にマントラ(真言)が刻印され、内部にロール状の経文やマントラが繰り返し書かれたものが納められているものが一般的です。

マニ車は、中にお経が入っていて、それを回転させることで、お経を読んだのと同じ功徳を得られるといわれます。

20181226_mani01.jpg

日本のお寺で見かけるのは、このような形のものが多く、真ん中の輪に文字が刻まれます。

20181226_mani04.jpg

その準備として・・・彫刻する文字を決めます。

20181226_mani03.jpg

【如意輪=如意輪観音】 人々を苦悩から救い、あらゆる願いを叶える観音菩薩

20181226_mani02.jpg

【止悪修善】悪い行いをやめ善のつとめをおこなう

こちらは、手書き文字をそのまま彫刻します。

文字の大きさやバランスを確認して。

完成を待ちます。どのような仕上がりになるのか楽しみです。

年内に据え付けの工事を予定しております。

年明けにはぐるぐる回るマニ車をご紹介できると思います。

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狛犬の工事

2018年11月27日 08:00

中道 祥貴
中道 祥貴

本店の中道です。

先日氷上町の神社で狛犬を建てさせて頂きました。

和泉石で造られた狛犬の台座には明治三十三年庚子九月と彫刻され118年の間神社の守護獣として置かれておりましたが、風化により顔がはがれ落ちてしまい、今回新しく建立される運びとなりました。

和泉石で造られた狛犬
20181127狛犬 1.jpg

右の『阿・像』の顔がはがれおちています。
20181127狛犬 2.jpg

クレーンで撤去。
20181127狛犬 3.JPG

台座を水平に据え付けます。
20181127狛犬 4.JPG

新しく据付られた狛犬。
20181127狛犬 5.jpg20181127狛犬 6.jpg

後日神主さまに祝詞をあげていただきました。
20181127狛犬 7.JPG

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お墓の展示場

見学会 316日(土)~24日(日) 68日(土)~17日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く