森田石材店ブログ - お墓のリフォーム -
積み石のリフォーム工事
2021年01月27日 08:00

本店の髙梨です。
先日、ご来店いただきましたユーザー様のお話です。
「5年ほど前にして頂いた積石が崩れてしまったので直して欲しい」との事でしたので、すぐに現地に同行いたしました。
山中の墓地でしたので、おそらく獣の通り道であったり、上から流れてきた水(鉄砲水)が押し崩したのだと予想しました。
今回は石の裏側にセメントを詰めて崩れないように積み直しをしました。
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改葬(お墓の引越し)に必要なもの
2021年01月15日 08:00

滝野店の中村です。
最近、「墓じまい」についてよく耳にします。このブログでも度々記事にあがります。
当社へのご依頼やご相談もよく頂きます。しかし、この墓じまいトラブルが多いのも事実です。
トラブルの原因の一つとして挙げられるのはご親族との話し合いが出来ていない事です。
ご家族の中では話がまとまっていてもご親族との話し合いが不十分な為、後々「まだ私たちが墓守しているのに勝手に墓じまいをしてしまった」とこじれることも少なくありません。
あるお客様は公営墓地を新たに契約し、引越しを考えておられましたが親族の猛反対にあい、改葬(お墓の引越し)が出来なくなりました。
しかし公営墓地の規約に「契約後3年以内に墓石の建立」とあり、頭を悩まされています。
まさに「親族との話し合いが不十分」の典型例ではないでしょうか。
また以前私も記事にあげましたが、墓守をしたりお墓参りをするのはご当家だけではありません。
親族の方や、友人・知人もお参りをさることはあります。
お墓参りをしたとき、お墓がなくなっている時のショックといったらはかり知れないものがあります。
次にトラブルの原因として挙げられるのが、「引越し先が不明瞭」です。
「お墓参り(墓守)も大変だし、最近よくTVでもやってるし、うちも墓じまいしようかな…。」と安易に考えられてご依頼されることがあります。
「改葬先はお決まりですか?」と聞くと「墓石を撤去するだけではないの?」と言われる事もあります。
多くの方は「もう何年も前に納骨したので骨は残っていない」と思われています。
しかし、そのお墓の土壌によってもご遺骨の保存状態は違います。
また納骨の方法によっても違います。
例えば骨壺のまま納骨されていれば当然ご遺骨は残ります。
現在の墓石の多くはご遺骨の確認は容易に出来ますが、中には墓石の撤去後でないと確認できないものもあります。
中には「自宅の庭に埋めといたらいいんじゃないの?」と言われた事もあります。
これは「墓地、埋葬等に関する法律」(墓地埋葬法、ないし、墓埋法(ぼまいほう)などと略されて呼ばれることも多い法律です)で禁じられています。
ですので、あらかじめご遺骨の安置先は決めておくことが大事です。
次に引越し先が決まっていても意外と忘れがちなのが「改葬許可書」です。
こちらも墓埋法5条1項により、改葬、墓じまいを行うためには、市区町村長の許可が必要であると定められています。
この、改葬を行うための市区町村長の許可、墓じまいを行うための市区町村長の許可のことを、改葬許可と呼びます。
今お墓がある役所にて「改葬許可申請」を行ってください。
書式や添付書類など自治体によって違いますので各自治体に問い合わせるかホームページをご覧ください。
・篠山市役所
・丹波市役所
・西脇市役所
・加東市役所
・三田市役所
・小野市役所
また、この改葬許可書とは別に改葬先(永代供養等納骨堂も含め)に必要な提出書類も必ずご確認ください。
最後に費用です。
上記の点が解決し、現地を確認させて頂いた上でお見積りさせていただきます。ただ墓地の返還方法によってこの金額も大幅に変わってきます。
墓石のみ撤去すればいい墓地もあれば、更地に戻さないといけない墓地、土の入れ替えをしないといけない墓地やコンクリートを打設しないといけない墓地等…。
墓地によって条件は全く異なります。
中には土の入れ替えを深さ1mまでしないといけない墓地もありました。こうなると費用もぐっとかさみます。
墓地を管理されているところ(管理事務所や自治会長、墓地管理委員会など)で必ずご確認ください。
親族だけの墓地であれば親族とよく話し合ってください。
以上の点を踏まえようやく改葬ができるようなります。是非参考にしてください。
お墓そうじが楽になりました。その2
2020年12月24日 08:00
こんにちは、本店の義積です。12月もあと少しですね。休みになると少しづつ家の掃除をしています。
さて私は両親のお墓そうじに行きました。
このお墓は秋にファイバーレジンを施工したので、草引きいらずのお墓です。
以前のブログでご紹介しましたが、数か月経ちどのような感じになっているか楽しみでした。こんな感じです。↓
草は全く生えていないです!嬉しい!細かい木の枝が落ちていましたが、これはサッと掃くだけでOK!
お墓を拭いたらもう終わり!
今回ファイバーレジンの他に家紋部分、霊標(横のへらべったい石)の「霊標」の文字、そして建立者部分を色を入れ直ししました。建立してから10年以上経ち、この部分は風雨にさらされて、どうしても剥げてきます。ですので、色を入れ直しするだけで、すごくメリハリが付き、気持ちの良いお墓になりました。
※以前の剥げた状態の写真を撮るのを忘れていました。
ほんの少しの事ですが気持ちが良いですよ。(*´ω`*)
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自然石のお墓リフォーム
2020年12月23日 08:00

代表の森田です。
今回は、自然石のお墓に見合うお供え場所(花立・線香立て・ローソク立て)のお話です。
現在のお墓は60年ほど前に作られたものなので、色合いも赤黒く・・・何が合うかな~
そこで浮かんだのが、伊達冠石(宮城県)です。
伊達冠石は原石を持っておりますので、さっそく加工に入りました。
中口径で、カットをして、この石の中央に「ステンレス製のお供えBOX」をはめ込みました。
正面と天場を本磨きをすると、独特の模様(トラメ模様といいます)とシックな黒光りになります。
実際にお墓に設置するとこんな感じになりました。
花立には、少ない花でも綺麗に挿せる「花筒専用仕切り」を取り付けました。
お供えBOXのガラス扉を開けると、ローソクとお線香をお供えできる様になっていて、雨風でも消えない構造になっています。
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お墓じまいとお骨移動
2020年12月16日 08:00

滝野店、篠山店の真下(ましも)です。
今回はお墓じまいです。お墓じまいといっても、すでに別の墓地に代々のお墓を建てさせてもらっています。そこにお骨を移動させていただきました。
この奥にお墓があります。なかなか、お参りできなかったそうです。
お墓や灯籠を撤去して、墓印を設置しました。
すでに建てさせていただいたお墓にお骨納めました。
お客様としては、一区切りできたと思います。
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ファイバーレジン施工⑧~信頼棺設置~
2020年11月30日 08:00

滝野店の中村です。
この度新規の墓石建立工事をさせて頂きましたのでご報告します。
過去の施工はこちらです。
ファイバーレジン施工①~お墓のそうじ(防草対策編)~
ファイバーレジン施工②
ファイバーレジン施工③
ファイバーレジン施工④~山の中の墓地~
ファイバーレジン施工⑤
ファイバーレジン施工⑥
ファイバーレジン施工⑦
今回のお客様は複数あるお墓を整理したいというのがリフォームのきっかけでした。
私からは
①外柵の補修
②水の入らないお墓『信頼棺®』
③免震施工『安震はかもり®』
④防草対策(ファイバーレジン施工)
をご提案させて頂きました。
水の入らないお墓『信頼棺®』の設置です。
次に免震施工です。
最後に防草対策としてファイバーレジン施工をして完成です。
墓石は洗浄とペイントのし直しもしたので、まるで新品のようです。
お客様には「予想をはるかに超えて良くなった」と大変満足して頂きました。
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五輪塔の新設とファイバーレジン施工
2020年11月18日 08:00

篠山店の園中です。
今回のご紹介は、新しく五輪塔をされた方のご紹介です。
五輪塔だけをする話しで進めていましたが、近くのお墓でファイバーレジンをされているのを目にしてファイバーレジンをすることになりました。
お地蔵様の台石には、花立や水溜めが無くプラスチック花立やコップを代用されていました。
それを新しく花立と水溜めがセットになっている台石にされることになりました。
墓石を撤去しランマーで転圧します。
ファイバーレジンの下地にバラスを敷き詰めます。
ファイバーレジンは、明るい色に。
お地蔵様には、花立・線香立・水溜の一体型の台石に変更し、すっきりしました。
以前から気になっていたようですが、仕方ない。と思って諦めていたそうです。しかし、この機会に台石を新しくして良かったと喜んでいただきました。
秋晴れの良き日に開眼式を行いました。
明るく整理された墓石は、仏様にも喜んでいただけたのではないでしょうか。
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またまたファイバーレジン
2020年11月02日 08:00

篠山店の植木です。
今回は、ファイバーレジンのお話です。
前から、落ち葉と草に悩まされていたのでどうにかしたいと、ご依頼いただきました。
延石がなかったので、今回新しく延石をつけさせていただいたのと、お墓に傾きがありましたので、すべて一度解体をして、据え直しをさせていただきました。
墓石を解体していきます。
延石を据付け、カロート(納骨堂)を据付けます。
砕石を入れて転圧します。
墓石を据付けたら、延石に養生テープを張り、ファイバーレジン施工の準備をします。
ファイバーレジン施工をすれば完成です。
墓石の洗浄もさせていただいたので、新品みたいになったと大変喜んでいただけました。
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小さい仕事はありません
2020年10月13日 08:00

滝野店・篠山店の真下尚利(ましも)です。
今回は、塔婆立を設置させていただいたお話です。
お寺関係でご縁があった方から、ご連絡いただきました。
「小さい仕事やけど、塔婆を建てるものを置いてほしいんですが」
「いえいえ、お手伝いできるお仕事で、大きい、小さいもありませんよ。ご用命いただけるだけでありがたいです」という事で塔婆立を設置させていだきました。
他社で建てられたお墓で玉砂利をどかしてみると、コンクリート舗装されていました。設置場所をタガネで穴をあけます。
そこにステンレス製の塔婆立を置き、セメントを流し込みます。
玉砂利を元に戻します。
大変喜んでいただきました。
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