森田石材店ブログ - お墓のQ&A -

どこから納骨するの?

2017年04月19日 08:00

中道 祥貴
中道 祥貴
本店の中道です
弊社には 匠型と言うオリジナルの墓石があります。
 『このお墓はどこから納骨するの?』とよく聞かれます。
この匠型に限らず、墓石の納骨する所ってご存知ない方は多くいらっしゃいます。
中兵庫の地域では神戸型と言う関西普及型の墓石が多く建てられていますが、この神戸型ですと家紋が彫刻されている水鉢を外す(倒す)と納骨穴が現れます。
  ↓ 神戸型    ※ 写真は一枚板・花瓶花立て付き
4.19 5.jpgのサムネイル画像
 ↓ 水鉢を手前に倒す
4.19 6.jpg
匠型の場合 前にある経机の後ろにあります。
経机を外すと 納骨穴をフタしている板石があります。その板石を外すと納骨穴が現れます。
  ↓ 匠型 (森田石材店オリジナル墓石) ※写真は3重台・蓮華台付
4.19 1修正.jpg
 
↓ 手前にある経机
4.19 2.jpg
 ↓  経机を手前に倒す
4.19 3.jpg
 ↓ 板石の奥に納骨穴
4.19 4.jpg
ココを開ける際(ご納骨)には、弊社で建立して頂いたお客様は、ご一報下さい。無料でお手伝いにあがりますのでご安心下さい(他社で建立の方も有料ですがお手伝いさせて頂きます)。

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森田 浩介
森田 浩介
仕入れ担当の森田です。
先日、お墓の引越しについてお問い合わせがありました。
いわゆる改葬というものです。
いつも通り、以下の手順をお伝えしました。
①現在の墓地で「埋蔵証明書」等を発行してもらう。
これは遺骨が現在納められていることを証明してもらう書類です。
②次に引越し先の「受入証明書」を発行してもらいます。
これは墓地であっても、納骨堂であっても同様です。自治体により、「墓所使用承諾書」や「永代使用許可書」の写しでもOKです。
③上記の「埋蔵証明書」と「受入証明書」が揃えば、市役所にて「改葬許可書」が発行されお墓の引越しが可能になります。
①②の書式は自由です。
手順もどちらが先になっても構いません。
その経営主体や管理者が証明しているというのがポイントです。
また申請者が墓地の持ち主と違う場合は④同意書が必要になります。
数日後、今度は預かり先のお寺さんから電話がありました。
「受入証明書」がどのようなものか分からないとのことでした。
そこで弊社にあった簡単な雛形をお送りし、とても喜んでいただきました。
参考に上記の書式を載せておきます。

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森田 浩介
森田 浩介
仕入れ担当の森田です。
Q.納骨袋を自分で縫ってみたい。

A.普通のサラシから作ることが出来ますよ。

お墓に納骨するときに、関西では骨壷のままでなく納骨用の袋に入れ替えて納骨します。
この納骨袋ですが、通常は既製品を使用することが多いです。
骨袋(般若心経).jpeg
写真は「般若心経」です。他にも「無地」「南無阿弥陀佛」「妙法」等があります。
しかし大切な人の納骨に少しでも心のこもった事をしたいと、ご自身でお作りになる方もおられます。
弊社ではこんな時「納骨袋の作り方」をお渡ししています。
他にも、京縫いの伝統工芸士が作られた総絹の納骨袋もあります。
骨袋(京縫).jpg
こちらは、伝統工芸士である安倍敦子さんという方の作品です。
こんな骨袋だったら、故人の好きなデザインを反映させたりしたいですね。
あるお客様は、納骨の日に私が骨袋を用意したときに、
「用意してきたんやけど・・・」
とおっしゃいながら、ちりめんの高級な布をバッグから取り出されました。
「ぜひ、それで納骨してあげて下さい」
そして奥様は、その布で丁寧にご主人のお骨をくるみ納骨されました。
やっぱり、お墓っていいものですね。

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森田 浩介
森田 浩介
仕入れ担当の森田です。
最近はあまり聞かなくなりましたが、以前はよく耳にしました。
この迷信は、墓相の「墓石の黒は凶」からきています。
それがまことしやかに伝わっているのでしょう。
墓相は悪いことばかりではありません。
いい事も言われています。
しかし、それを信じるかどうかは人それぞれです。
くれぐれも人に押付けたり、反対に気にしすぎたりしないようにして下さい。
さて、もし黒い石が本当に不幸になるのなら、東日本の七〇%以上の人は不幸ということになります。
石は重いものですから、近くで採れた石を使うのが一般的です。
昔から東日本では、小松石、山崎石、浮金石など黒っぽい石が産出されます。
また品質的にもいいものが黒系の石には多いため、黒系が主流になったのだと思います。
対照的に西日本では大島石、庵治石に代表される白系が主流です。
これに墓相(特に関西で流行りました)の迷信が加わり、白系が主流になったのでしょう。
実は関西でも黒っぽい石はそれなりに採石されていましたが、今はほとんど残っていません。
昔のお墓を見ると地元の石を使っているのがよく分かります。
現在は、デザイン墓石と言われる洋風のお墓も多くなってきました。
一種類ではなく数種類の石材を組み合せるデザインもあります。
そんな時、黒っぽい石を使うとコントラストがハッキリし、引き締ったイメージになります。
今回はお墓の迷信についてお話しました。
私はこの世の中に悪いお墓はないと思っています。
なぜなら、それは亡くなった方の供養を願って建てられたものであり、決して憎しみでお墓を建てることはないからです。

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森田 浩介
森田 浩介
仕入れ担当の森田です。
Q.お墓を自分なりにアレンジしたい。

A.決まった形もありますが、オーダーメードでも作ることができます。

お墓の形は、とても自由です。
この丹波や篠山でも、最近はデザインが凝ってきました。
そもそも、お墓の形には仏教の宗派で決まりがあるというものでもなく、
その時代や地域性により、形が違っているようです。
もちろん五輪塔や宝篋印塔など、深い意味合いのものもあります。
しかし、現在主流となっている位牌型墓石(一般に和型墓石)は、
地域性が色濃く出ています。
さて、小難しい話はやめまして、お墓を自分なりにアレンジすることはもちろん可能です。
お墓は量産品ではありませんので、ご依頼を受けてから作り始めます。
ひとつひとつ、その図面を元に作りますので、オーダーメードと同じです。
ですから、
「オーダーメードは高くつく」
「要望を色々言ったら高くなるから言わない」
とは考えないで下さい。
もちろん、複雑な加工で手間が増えたり、
材料のロスが増えるような場合には価格は変わりますが、
多少の形状の違いは、余り影響がありません。
せっかくですから、遠慮なくご要望をお伝え下さい。
その上でお見積りをして確認をいたします。

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森田 浩介
森田 浩介
仕入れ担当の森田です。
Q.自然石のお墓は縁起が悪いのか?
A.全く問題ないと私は思っています。
昔は石の加工が高価だったため、自然石に文字だけ刻んだものが多くありました。
特に身寄りの無い方のお墓はこういったものが多かったため、
自然石のお墓はイメージが悪かったのかもしれません。
それを見て後から、「縁起が悪い」「血縁が途絶える」と言ってしまうのはどうかと思います。
地域の名士と言われる方の墓地には、立派な自然石のお墓をお見受けすることがあります。
供養のために建てられるお墓が、災いを起こす種にはならないでしょう。
さて最近では、自然石のお墓は一時より増えています。
近年の画一的なお墓の形から様々なデザインのお墓が建つようになったと同時に、
その真逆で、自然の石の美をそのまま使ったお墓を好む方も増えてきました。
使用する石も、全国の銘石の味わいのあるものになっています。
例えば、
能勢黒石(大阪府)
他にも使用できる石は、全国にたくさんあります。
特に、研磨仕上げでは捨てられてしまう「皮」や「サビ」部分は、
むしろ歓迎され味わいのあるものになります(使われ方次第ですが・・・)。
私たち石屋から見ると、自然石はとても魅力があります。
加工された石と、自然を残した石とでは、受ける「力」が違います。
石が保つ力が感じられるお墓って素晴らしいですね。

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森田石材店
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A.いつまでも供養できるのが理想ですが、三十三回忌か五十回忌ひとつの目安です。

人がお亡くなりになると、追善供養というものがあります。
初七日から始まり、7日毎に法要し7回目の49日で満中陰となります。
その後、百ヶ日、一周忌、三回忌(丸二年)、七回忌、十三回忌、三十三回忌と徐々にその間隔は長くなっていきます。
こうして悲しみが少しずつ癒やされていく、上手くできている仕組みだと思います。
では、ご先祖様はいつまでお祀りすべきなのでしょうか?
厳密にそれが決められているわけではありません。
もちろん、百年二百年と代々大切にされるという方も多くいらっしゃいます。
しかし実際にそのように出来るのは並大抵のことではありません。
ものすごい数のお位牌とお墓が立ち並び、とてもスペースがないという風になってしまいます。
これを昔の日本人はどのように解決してきたのでしょうか?
民俗学者の柳田國男氏によれば、三十三回忌又は五十回忌を終えると、死者の霊は「ご先祖様」という集合体になるとされています。
その集合体をお祀りしているのが、村の氏神様で神社として私たちはお参りしています。
つまり、三十三回忌又は五十回忌まではお墓でお祀りするということです。
昔は、弔いが終わったお墓は「墓倒し」といって片付ける習慣もあったようです。
お墓に限れば、最も一般的なのは五十回忌を終えた先祖は五輪塔に刻み供養するという方法です。
夫婦の墓が並んでいる場合には、刻んだお墓は納めます。
そうすれば、また次のお墓を建てるスペースが空くことになります。

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A.現在の浄土真宗では一般的には建てないのという考え方の方が多いようです。但し、例外もあります。
浄土真宗では、お亡くなりになるとすぐに浄土へ極楽往生されます。
そのため、お墓ではご本尊様をお迎えし、故人を守っていただくということになります。
ですから、浄土真宗の墓石には、『南無阿弥陀仏』(お題目)や『倶会一処』(ともに極楽で会いましょう)
と書くことが多く、ご本尊様に手を合わせる考えになっています。
亡くなってすぐに往生されますから、追善供養の塔婆は必要ありません。
今の様な「供養のための五輪塔」も不要という見解が現在は一般的なようです。
(お墓として建てる五輪塔は考え方が違うかもしれません)
とはいうものの、浄土真宗の開祖である親鸞聖人のお墓が五輪塔というのは有名な話です。
親鸞聖人自身は、亡くなったら亡骸を加茂川に捨てて魚に与えよと遺言があったようですが、
実際には、弟子たちによってお墓が建てられたようです。
やはり、生きている者にとっては、偉大な師匠のお墓には参りたいと思いますよね。
また、お墓はその土地の慣習によるところも大きいようです。
特に100年近く続いている慣習については、地域では無視しにくいものです。
浄土真宗であっても、古くから五輪塔が建てられていることもあるようです。

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このネタも3日目となりました。

Q2.自分で自分の墓を建てるべきでない?
(答え)別にいいです。でも息子さんが建てるのが理想ですね。

お墓は一般的には子どもが建てるとされています。
これは儒教の考え方からきています。
儒教の中で大切なことのひとつに「孝」があります。つまり親孝行です。
その最たるものが、親の墓を建てること。
この考えは中国から朝鮮半島を渡って日本にまで深く浸透しています。

しかし、これはあくまでも形の話。
この部分だけ儒教の教えを守っても、ほとんど意味がないのかもしれません。

また親が「子どもの負担になるから自分たちでお墓を・・」と考えてしまうのは、
子どもを一人前として見ておらず、経験しなければならない苦労をさせない事に
なるともいわれています。

これは、心理学などにもよく出てくる「通過儀礼」というものだと思います。
現在の私たちは、昔に比べると経験しておかないといけない苦労を
していないケースが多々あるといわれています。
仏事以外の事柄でもこういったことは沢山ありますよね。

とはいえ、最近は家(家族)の在り方も昔とは違ってきています。
この通りにするのはなかなか難しいようですね。
明日はおさらいです。

(つづく)

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では検証して見ましょう。

Q1.生前にお墓を建ててはいけなのか?

(答え)もちろん大丈夫です。

分かりやすい例をひとつ。
昭和64年1月にお亡くなりになった昭和天皇は、
2月には武蔵野陵に埋葬されています。
これは生前にお墓が用意されていたからこそ可能でした。

もし「縁起が悪い」のなら生前に用意しているはずがありません。
宮内庁にはこういったしきたりに関するプロフェッショナルがいて、
あらゆる行事がキチンと守られています。思いつきではやっていません。

生前にお墓を建てることを寿陵といい、その起源は中国の秦の始皇帝です。
聖徳太子、仁徳天皇も生前に自分のお墓をつくっています。
寿陵は「一度死んで新たに生まれ変わる」意味があり、
「還暦祝い」や「善光寺の胎内くぐり」などと同様の生まれ変わりの儀式なのです。

明日は自分で建てるべきでないのかについて考えます。

(つづく)

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お墓の展示場

展示会 320日(木・祝)~30日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く