森田石材店ブログ - お客様とお墓づくり -
お隣のお墓と唯一違う事~ファイバーレジン施工~
2019年03月26日 08:00

篠山店の真下(ましも)です。
先日、墓石工事させていただいたお話です。
三田市の寺院墓地です。
お客様に墓地を案内していただきました。
隣のお墓を半年前に施工させていただいており、ご親戚でした。
後から分かったのですが、その開眼式にも参列されていました。
そして、こう言われました。
「隣のお墓のようにしたいです」と。
墓石の大きさや形も同じで、高さも合せていました。
唯一違うのが、防草対策のファイバーレジン施工の骨材(砂利)です。
工事前です。
完成です。
少し明るめのご要望がありましたので、「大和ざくら」をおススメしました。
2種類のファイバーレジン施工のお墓が並んでいて、うれしく思っています。
篠山店では、ファイバーレジンの展示をしていて、ご好評いただいています。
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100回忌を機に -Part 2-
2019年03月21日 08:00

篠山店の園中です。
前回は基礎と外柵工事を様子をご紹介しました。
今回は、基礎部分の続きです。
延石と延石の組合せの所は、ステンレスの金具を取付け、しっかりと固定します。
外柵内に砕石を入れランマーで転圧します。
カロートを据付け、順番に下台、上台と墓石を据付ます。
横には、ご先祖様の墓石を並べました。
そして、最後に防草対策としてファイバーレジンを施工し、さらしを巻いて完成です。
ご要望のどっしりしたお墓は、当社オリジナル墓石(意匠登録第1042829号)の匠型を気に入って頂けました。
匠型の一番の特徴は、シンプルな形と大きな台石の中に組み込んだ花筒です。ただ大きいだけでなくすごく機能的なのです。
一般的な神戸型の形は、水鉢と花立が別々で離れており、「花立の後ろや花立の両サイドに落ち葉や土が入り掃除がしにくい」との声がたびたびあります。
その声を反映してデザインされた当社オリジナルの「匠型」は、花立と台石が一体間になっおり、隙間にゴミが溜まる心配がありません。お掃除も楽になります。
希望どおり、お墓の前まで、すーっと入れてどっしりしたお墓が出来て良かったと喜んで頂けました。
後日にお客様よりうれしいお声を頂きました。
ありがたい言葉に嬉しい限りです。
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墓地の測量
2019年03月20日 09:00
滝野店の吉田です。
お客様にご提案をさせていただく為に、墓地の測量をいたします。
まず、測量したい場所が全て見える場所を決めます(墓石が建っていれば見えないので、場所が限定される場合も多々あります)。そして、三脚を立ててオートレベルをとりつけます。
次に、オートレベルを水平になるように、ネジで調整していきます。円形の窓の中心に気泡がくるように調整します。
そしていよいよ測量開始です。
敷地が広いと見た目以上に高低差が有る場合がありますので、念のために測量を実施いたしました。
この測量をもとに、お客様の好みのスタイルにあわせた巻石の形状を決めてご提案をしていきます。
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狭い場所でのお墓づくり
2019年03月16日 08:00

こんにちは、篠山店の上山です。
今回の工事は篠山でも昔ながらの田園風景が広がる地域での工事になります。
山の中腹にある墓地で道中にはヤギが飼われていてとても人懐っこい。
そこから山を登っていきます。道中が長いので途中に丸太で作ったベンチもあります。
後がすぐ山の狭い墓地です。黄色の花が供えてある墓石を新しくします。
後の山裾には土留めブロック。前はズレ防止でクズレ積みをします。
墓石は、落ち葉などの溜まりにくい弊社オリジナルの匠型にしました。
高台なので見晴らしの良い墓地で、梅の花も咲き始め篠山にも遅い春の兆しです。
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急勾配な敷地のお墓③
2019年03月10日 08:00

滝野店の中村です。
前回からの続きです。
前回で1段目が完成しました。
次にこの上に乗せる延石や間知石の為のベースを打ち、中に砕石を詰めていきます。
延石などはしっかりと金具で固定していきます。
次に延石や間知石を据え付けて、建前です。
本日はここまでです。次回いよいよ完成です!
真っ白な中での開眼式
2019年03月05日 08:00

滝野店の髙梨です。
先日、建立頂いたお宅の開眼式に立会い致しました。その日は平野部でも5cm以上は雪が積もっている日でした。
北へ車を走らせていく毎に白い部分は増えていきます。
見事な光景でした。
さらしを巻いた竿石の上、そして後ろに見える灯籠の笠の上。20cm以上はあったでしょうか。ご家族の方にも出て来られて、一斉に雪かきをしまして無事開眼式は行なわれました。
しかしながら、ご家族様や私共にとっても思い出に残る開眼式となりました。
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100回忌を機に -Part 1-
2019年03月04日 08:00

篠山店の園中です。
今回のご紹介は100回忌のご法事を機にお墓を新しくしたお話です。
お墓をするにあたり、お客様が一番気になさっていたところは、何トンもある石が乗るところだから基礎はしっかりて欲しいとでした。その他のご要望は
- ①お墓はどーんとしっかりしたのがいい
- ②夏になると草刈りが大変なので、防草対策をして
- ③お墓の前までスーっと行けるようにして欲しい。
では、工事の様子を紹介します。
カートクレーンを使って墓石を解体します。
墓地全体をユンボで掘り起こします。
残土を袋に詰め運びます。
残土でダンプがいっぱいに。
割栗石を敷きます。
割栗石の上に砕石を敷きランマーで転圧します。繰り返しの圧縮や振動によって地場は締め固められます。
ミキサーで運搬されたコンクリートを一輪車で運びます。
コンクリートを流し込みます。
ベース工事の完了です。次回は墓石が建つまでの様子をご紹介します。
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山中からの墓地の移設
2019年02月27日 08:00

こんにちは、篠山店の上山です。
株墓地の移設を行いました。今までの墓地は山の中で、お参りする道程も長く、日当たりの悪い所でした。
そして何よりも納骨の出来ない墓地でした。
移設先の墓地は日当たりも良く、隣接する身墓(埋め墓)の横での墓地になります。
障害物を取り除いて整地
6軒分の区画を作ります。
長年の懸案であった納骨出来る墓地になりました。
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急勾配な敷地のお墓②
2019年02月21日 08:00

滝野店の中村です。
前回の続きになります。
仮設通路を作り、既存墓石を撤去した後、コンクリートを打設する場所を掘ります。
続いて掘った所を転圧していきます。
転圧後、鉄筋を組みコンクリートを打設してベースの完成です。
養生した後、1段目の間知積み階段部分を作っていきます。
間知石に裏込め(裏側にコンクリートを詰めます)をして1段目完成です。
本日はここまで。
次回は2段目の完了までを報告致します。
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後世のために古碑を五輪塔にまとめる
2019年02月15日 08:00

篠山店の園中です。
今回のご紹介は一統内で祀っていた古い石塔を撤去した後に、五輪塔を建てた話です。
古くなった石塔は、何処の家の石塔なのかわからないものや、戒名が読めないものもありました。
お施主様の考えは「今ですらはっきりしない石塔があるのに、後の世代はもっと分からなくなる。自分達の代できちんと整理し、なんとかしないと」との思いがありました。
ずらずらっと前列に並んでる石塔、こちらを撤去します。お性根が済んだ石塔には、間違えないように印を付けます。
処分する古碑をすべて撤去しました。
撤去したところをすべて整地(転圧)して、カロート付で五輪塔を据えます。
お骨が入るわけではありません。
並んでいた古碑とそれぞれのご自宅にある資料(過去帳等)を基に板石に戒名を彫刻しました。
板石の枚数:5枚、戒名数:47
それぞれの墓石はなくなりましたが、こうして戒名を残すことによって将来ご先祖様のルーツを知る手掛かりにもなるのではないでしょうか。
古碑が並んでいた部分は、簡単な仕切り延べを入れて、平らに整地します。
掃除がしやすいようにコンクリートで塗り上げました。
これでお墓参りもしやすくなりスッキリした。と喜んで頂けました。
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