森田石材店ブログ - お客様とお墓づくり -
地盤工事をしっかりと①
2019年06月15日 08:00

滝野店の髙梨です。
今回いたします工事は「地盤をしっかりとしたい」との施主様からのご意向もあり「D-BOX」施工をさせていただきます。
「D-BOX」の詳しい説明は次回にさせて頂きまして、今回はその事前準備からです。
上の写真の通り、建てる墓所は昔からの土葬墓地で、しっかりと基礎工事をしないと、先々では傾く可能性も考えられます。
ということで、「D-BOX」を施工するにあたっては、まず地盤調査から入ります。
写真は地盤調査中の様子です。
この調査方法は、一般的な「スウェーデン式サウンディング調査(SS式)」と呼ばれるもので、鉄のスクリュー(捻じれた矢のような先)を錘(おもり)で下に落としていきます。
当たりが出たところから鉄の先を回転させてスクリューのように刺していき、硬い地盤の地層に当たるまでの深さや土の状態を調査します。
調査の結果、この場所は心配したほどには緩くもなく、空洞の地盤でもありませんでしたが、「より安心、より安全」を求めて施工いたします。
次回はいよいよ本工事に入っていきます。
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後世にまで残るように
2019年06月09日 08:00

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お参りのしやすいお墓~仕上げ・ファイバーレジン編~
2019年06月06日 08:00
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ご先祖様のお墓の整理
2019年06月02日 08:00

篠山店の眞下(ましも)です。
先日、お墓づくりのお手伝いをさせていただいたお話です。
ご夫婦のお墓などが8基ありました。初代のお墓含め6基は建立予定地から10mくらい離れた所にあります。
残りの2基は、建立予定地建っていた曾祖父母、祖父母の夫婦墓です。
6基が初代含むご先祖様のお墓です。
曾祖父母、祖父母のお墓です。
この2基は解体して、新規墓石の横に並べて、6基は当分そのままというお話でした。
ですが、同じ墓地内とはいえ、バラバラでそれぞれのお墓にお花も必要でしたので竿石(仏石)を移動しませんかというご提案をしました。
内容もご納得していただき、完成しました。
皆様のご意向で初代のお墓のみは下の台から移動しました。
まとめた竿石の土台は、新しい台を用意することもできましたが、曾祖父母、祖父母の一番下の台を有効活用させていただきました。
土葬のお墓も数ヶ所あり、その土を少しづつ取らせていただき、新しい代々墓の納骨堂に納めました。
いづれかには、その土葬のお墓も参らないように、お考えなられるようです。
オーダーメイド地蔵さま
2019年05月27日 09:00
滝野店の吉田です。
先日、オーダーメイドのお地蔵さまにてご契約いただきましたお客様のお墓が完成し、開眼式も無事に終わりました。
以前にもブログにて書いておりましたが、ラフ画にてお客様と最終確認をして、製作途中を写真にて確認しながらの完成となります。
ふっくらとした、やさしいお地蔵様です。
五輪塔・代々墓・霊標・お地蔵さまを据付けして晒しを巻いて、ご寺院様のお性根入れの日を待ちます。
いよいよ、ご家族様参列のもとご寺院様によるお性根入れです。お地蔵さまも、晒しがとれてご対面です。
「イメージどおり、かわいいお地蔵様だ」と、大変喜んでいただきました。
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草の生えない墓地(ファイバーレジンその⑫)
2019年05月25日 08:00

本店の高橋です。
草の生えないシリーズですが、今回は特別な事情で少し苦労がありました。
下の写真のように古くからの石碑がずらっと並ぶ山の中の墓地です。
そしてこれが綺麗に出来上がった完成写真です。
写真に映ってはいないのですが、実は目の前に大きな桜の木があるのです。通常であればなんら問題はないのですが・・・。
こちらは草の生えないファイバーレジン仕様なのです。ファイバーレジンは骨材をドロッとした溶剤で固めるのですが、その溶剤が乾くまでには数時間必要です。
この時はちょうど桜の満開直後でした。そう桜の花びらがどんどん落ちてきてまだ乾いていない溶剤にくっついてしまうのです。
雨も降っていないのにテントを張って作業をしました。
作業完了後もビニールシートで全体を覆って養生しました。
この様な苦労も想い出のひとつですね。今回も良いお手伝いが出来ました。
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お参りのしやすいお墓~外柵・墓石建立編~
2019年05月20日 08:00
滝野店の藤井です。
前回のお参りのしやすいお墓~ブロック・外柵基礎ベース編~に引き続き、今回は外柵・墓石建立編です。早速工事の様子を紹介していきます。
モルタルを敷いた上に外柵を据えていきます。
外柵は接続部分が固定されるように金具をつけていきます。
金具の部分にはモルタルを塗り上げることでより強度を上げます。
外柵の中に砕石を入れて転圧をしていきます。
その上に墓石を据えていきます。その際には地震に耐えるお墓にするために免震施工をしていきます。
申し訳ありませんが、そこに関しては企業秘密なのでお見せできません。
1番下の段の下台と2段目の上台の間と、上台と1番上の竿石の間に免震施工をして墓石の建立までが終了しました。
次回はファイバーレジンと舞台のコンクリート打ちの様子を紹介していきます。
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猫足から丸布団へ
2019年05月12日 08:00

滝野店の髙梨です。
先日お墓の建碑法要が無事終了しました。
こちらの墓地は姫路なのですが、周囲には比較的大きい石碑が並んでいます。
施主様も「周りより大きく とまでは言わないが、立派なものはしたい」と亡くされた奥様の事も思われてのご相談でした。
昔ながらのお墓が多く、猫足と呼ばれる加工部分が使われておりました。
最近は強度の問題等もあり、この猫足はあまり需要はありません。
ですので、今回はスリンと言われる丸布団を模った部材をご提案しました。
竿石をしっかりと座布団に鎮座して頂けるのはもちろん、高さも20㎝程高く出来ます。
足元の仕上げはもちろんファイバーレジンを施しました。
これで周囲とのお墓と違わない、それ以上の立派なお墓が建ちました。
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高台からの移設
2019年05月11日 08:00

篠山店の園中です。
今回のご紹介は、高台にあったお墓を菩提寺の墓地に移設したお話です。
お客様からは、
「眺めのいいところにあるのお墓けど、坂もきつくお墓に行くまで辿り着くのが大変。足が悪くなったこともあり、年々お参りに行くのが難しくなり、お参りのしやすいところへ移りたい」とのご希望でした。
確かに、この道を、お花やお供え物、水を持って登るのは大変です。
ということで、移設することになりました。
移設するにあたり、古いお墓は撤去し、代々墓は引っ越しします。
他の家と間違わないように、印をつけます。
印を付けたものを撤去or移動。
撤去した夫婦墓は、お寺の供養塔へ納めました。
供養塔へ納めた石塔の方は、五輪塔で祀りました。
「先祖が眠ってるところから新しく移すことに少し悩みましたが、後の代のことも考えて菩提寺にある境内墓地に移すこと、きっと先祖も喜んくれてると思います」と喜んでいただけました。
当日は、晴天で桜が満開というこれ以上ないというシュチュエーションで開眼式を迎えることが出来ました。
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