森田石材店ブログ - お客様とお墓づくり -
昔のままのお墓
2020年06月19日 08:00

本店の高橋です。
今回ははなかなかめずらしいケースの施工でした。
こちらのお家は下の写真のように、昔ながらのお墓が何基も並んでいる状態でした。
良く見ると判るのですが、それぞれの墓石には水鉢や花立は付属してません。
墓石の前にプラスティックの花筒が土に直接挿してあるのです。
お客様は新しい分もこれまでと同じ様にしたいとの事でした。
もちろんご要望にお応えさせていただきますが、納骨に関して少し課題があります。
上のイラストの【水鉢】の部分は、実は下の点線部分の納骨室への入り口のフタの役割なんです。
今回はそれがありませんので、納骨室への入り口に工夫が必要となります。
ご夫婦お二人様だけのお墓なので、墓石のわきから土を少し掘れば納骨出来るように工夫しました。
今回も良いお手伝いが出来ました。
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明日から「お墓の相談会」開催します!
2020年06月12日 08:00

本店 山崎です。
近畿地方も梅雨入りをし、鬱陶しい雨の時期がやって来ました。
このジメジメした気持ちを晴らすべく、今年も「お墓の相談会」開催します!!(^o^)
期間は、明日6月13日(土)~6月21日(日)まで。
伝統的な和型から、デザイン墓石まで3店舗合わせると、約125基もの墓石を展示しております。
各店、それぞれに特色があり、新しくお墓を建てたい方はもちろんの事、既にお墓を建てている方でも何かお墓で心配な事、草が生えて大変・・・花立を綺麗にしたいなど、どんな事でも構いません。気になる事がありましたら、是非お立ち寄りください。おいしいお飲み物をご用意してお待ちしております。
1周忌で建立
2020年06月03日 08:00

篠山店の園中です。
今回は、1周忌までに墓石を建立したご紹介です。
ご要望は、周囲のお墓と比べて大きくも小さくもなく、ゆったりとした周りに溶け込んだお墓がいい。
入り口が広くて段差の少ない階段で、草が生えないようにして使い勝手がいいお墓にして欲しいと。
工事前。既存の囲いがある横長の区画です。
既存の外柵がありますが、外柵も新しくするので、コンクリート外柵と残土を取り除きます。
ランマーで転圧
割栗石を敷きます
割栗石の上に砕石を敷き転圧します
納骨場所を排水穴を設置し、鉄筋を配置します
コンクリートを流し込みます
ベースコンクリートの完成です
外柵を組み立てます
組合せヵ所は、ステンレスの金具を取り付けます
外柵内に砕石を入れ転圧します
墓石を組み立てたら、最後に防草対策のファイバーレジンを施します
サラシを巻いて完成。魂入れの日を待ちます。
お客様からは、
お墓が出来上がったのを見てホットしました。
お墓が出来るまで何か落ち着かない気持ちでしたが、これで肩の荷がおりました。亡くなった主人もきっと喜んででしょうと。
入り口が広く段差の少ない階段で、草の心配がない使い勝手がいいお墓が出来たと喜んで頂けましたました。
防草対策
2020年06月02日 08:00
滝野店の吉田です。
頻繁にはお墓に行けないので、防草対策及び手入れの簡単なお墓にして欲しいとのご要望のありました。
雨の日には滑るので気を付けなくてはいけないのをご納得いただいた上で、前面のお参りする部分に磨いた石にて張石施工をいたしました。
残りの部分は、弊社一押しのファイバーレジン施工をして防草対策をしたお墓として納めさていただきました。
既存の巻石を処分して転圧してベタ基礎を打設いたします。
次に巻石をステンレスの金具を使用して据え付けていきます。
クラッシャーランで中入れをして転圧をして、前面に張石を施工します。
残りの部分は、下地をしっかりしてファイバーレジンを施工いたします。
シンプルで手入れの簡単なお墓が完成してお客様にも喜んでいただけました
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この石はどんな石?
2020年05月26日 08:00
本店の義積です。
風が心地よい季節となりましたね。私は先日までステイホームで古代中国の歴史ドラマを見ていました。
実在した古代中国の宣太后の物語でした。
最終話では、年老いた太后が自分が侍女との会話で、自分が亡くなったらお墓には何を納めるかの話になりました。
この物語はかなり昔の王家の方のお墓の話ですが、あの世の世界があると仮定され、亡き人の幸せを願い、また生きている人の心のよりどころとなるのがお墓である意味では今の時代も変わらないと思いました。
さて話は長くなりましたが、来月には「お墓の相談会」が始まります。
しかし、実際に相談会に来られても、そもそも石なんて良く分からないとお思いではありませんか?
実は私もこの会社に入るまではお墓といえば灰色のアノ形の石というイメージしかありませんでした。
しかし、実際は和墓もあれば洋墓や自然石でできた石もあります。
石の色は灰色でも濃いものや薄いものもあり、白色やピンク色、赤色など様々です。
そんなにたくさんあるなら益々分からなくなる?と心配になりますが、ご安心ください。
展示場の墓石には全て名前と、産地、石の情報が明記されています。
こんな感じです↓ これなら分かり易いですね。
それでも石を選ぶだけで全てが決まるわけではありません。ご希望やイメージをお聞きしながらお墓作りのお手伝いを致します。
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沢山のお墓をまとめました。
2020年05月15日 08:00

本店の中道です。
沢山のお墓をまとめたお墓の工事をしました。
周囲には土止めのブロック工事、野面積み工事もあわせて行いました。
施工前
沢山のご先祖の墓石
墓石の撤去・整地
基礎コンクリートを打つ所の掘り方
鉄筋入り基礎コンクリートベース
ベースの完成
ブロック積み
野面(自然石)積み
入口を付けました
墓石の建立
完成
以前は段差のある階段で墓地へあがるのが大変だったのが、段差の少ない入口をつけてもらい、お参りしやすくなり、ご先祖の墓も五輪塔にまとめてスッキリしたと大変喜んで頂けました。
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古碑をまとめた墓石建立
2020年05月13日 08:00

篠山店の園中です。
今回は百か日法要で墓石を建立し、開眼式・ご納骨をしたお話です。
今回のご要望は、火葬になって初めての仏様なので納骨出来るお墓と、多数ある古いお墓を整理したいので五輪塔をしたいとのことでした。
夫婦墓2基の後ろには、たくさんの古碑が並んでいました。
ランマーで転圧し踏み固めます。
組合せの所はステンレスの金具を取り付けます。
納骨堂を配置し、ランマーで転圧します。
台石を一つずつ積み上げていきます。
後ろに並んでいた古いお墓を整理しました。
ファイバーレジンを敷き詰め完了です。
お客様からは、出来るだけ早くに納骨してあげたかったので、百か日法要に間に合い納められて良かった。
亡くなったお父さんが生前より、お墓を整理したいと言ってたので、きっと喜んでいるだろうと、喜んで頂けました。
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草の生えない墓地(ファイバーレジンその㉑)
2020年05月08日 08:00

本店の高橋です。
草の生えないシリーズ第21弾です。お馴染みファイバーレジンには骨材が数種類あります。
みなさんお好きな物を選んでいただきます。今回はお墓の上部と下部に分けて2種類施工致します。
現状は全くの更地です。
先ずは既存の土をすき取っていきます。
基礎ベースのコンクリートを打つ前に鉄筋を配置します。
木の板で囲んでいる部分は納骨室になる所です。
コンクリートを流し込みます。
外柵になる巻き石を据え付けていきます。継ぎ目には補強の金具を取り付けます。
金具はステンレスですが、さび止めとゆるみ防止のためにセメントで覆い被せます。
外柵が完成しました。上下の2段になっています。
ファイバーレジンの為、バラスで下地を作ります。
上は五色砂利、下は淡路砂利の2色の綺麗な仕上がりになりました。
今回も良いお手伝いが出来ました。