森田石材店ブログ - お墓のそうじ -
真砂土の入れ替え
2024年02月16日 08:00

滝野店の中村です。
今回のご依頼は「真砂土の入れ替え」です。
こちらのお墓は区間内の仕上げが真砂土仕上げになっております。
真砂土は、土なので草も生えるしコケも生えます。ですので、お墓の管理としては上級者向けです。
でも、自然の温かみとか優しさが感じられるというメリットがあります。
そして何より草引きの為に度々お墓に足を運ぶことで何よりの供養になります。
今回ご依頼頂いたご夫婦は相当悩まれていました。
歳をとるにつれて、草引きが大変。
でもせっかくこだわって建てたお墓なので出来れば現状を維持したい。
そこでご提案したのは、区間内は今のまま真砂土にして、周囲のみ防草施工をすることでした。
真砂土を入れ替え、足したことで見違えるほど明るくなりました。
また、わずかながらでもファイバーレジン施工をしたことで「草引き」の手間が減ると大変喜んで頂きました。
真砂土仕上げのお墓をお持ちの方は、このように真砂土を入れ替えるだけでもお墓が明るくなりおすすめです。
宝塚の樹木葬
2024年02月14日 08:00

滝野店の真下(ましも)です。樹木葬の話です。
宝塚市営「宝塚すみれ墓苑」で昨年夏から樹木葬が供用開始されました。
永年的に個別(夫婦)で入れる樹木葬もあれば、最初から合葬される樹木葬もあります。その中で20年間は個別で、以降は合葬に入る樹木葬の石板(プレート)のご依頼をいただきました。
コンクリート製フタを取り外し、準備した石板を設置します。サイズ基準がありますので、管理者さんに計測してもらい、承諾をもらいます。
無事、ご納骨のお手伝いをさせていただき、お引渡しさせていただきました。
興味ございましたら、宝塚市のホームページで確認いただき、良かったらご相談ください。
図面のないお墓
2024年01月24日 08:00

滝野店の中村です。
この度ご依頼頂いたのは西脇市のお客様です。
こちらのお墓は区画整備されたお墓ではなく「何となく」の境界だけのお墓です。
また巻石で敷地を囲うわけでもないので、まさに「腕」とセンスが試されるご依頼です。
まず施工前の様子です。
手前の既存碑を整理して、奥にある夫婦墓を代々墓にリフォーム。
奥の墓石までの通路を整備するというのが今回のご依頼です。
今回、ごくごく簡単な図面は描きましたが明確なものは職人さんの頭の中です。
現地にある石を組み合わせて作っていきます。
まず既存碑を解体して手前の部分を作っていきます。
施工前
施工後
続いて拝み場、通路の整備、既存碑の整備。
既存碑は元の台石を組み合わせて整備しました。
またそれぞれの墓石にあった樹脂製の花立を撤去して一つにまとめました。
夫婦墓も代々墓にリフォーム。
免振施工も施しております。
完成がこちらです。
お参りしやすくなったと大変喜んで頂きました。
長野県へ~お墓じまい@三田市~
2024年01月22日 08:00

滝野店の真下(ましも)です。三田市のお墓じまいです。
三田市のお寺様からの紹介で長野県のお客様でした。奥様の実家が三田市に以前ありましたが、お母様が高齢で長野県に呼ばれて、実家を売却されました。お墓守りが困難になり、お墓じまいの依頼をいただきました。お骨は長野県善光寺にある納骨堂に納められました。
お性根抜きをしていただき、お骨上げしました。骨つぼを当社で準備して、善光寺へお持ちになられました。
キレイにお骨を上げられました。
お墓じまい作業開始です。
最後は真砂土で仕上げました。亡きお父様も長野県に行かれた事で、お母様が近くに、ご主人が来られたことを、とても喜んでおられました。
西脇市高田井町にてお墓の引越しをお手伝いしました
2023年12月27日 08:00

滝野店の中村です。
この度、西脇市住吉町から高田井町の墓地へのお墓の引越しをお手伝い致しました。
数年前、住吉町の墓地での防草工事をご検討されていましたがお住まいからも距離があり、階段も多かったため引越しの検討も含めて保留になりました。
そしてこの度お住まいの近くの墓地へ引越しをご検討されました。
引越し先では2軒分のお墓を1つにまとめました。
霊標は2軒分移設します。
墓石は新たに免振施工を施し、地震対策もバッチリです。
また洗浄、リペイントもして新品のように生まれ変わりました。
そして何より喜んで頂いたのが数年前もご検討頂いたファイバーレジン施工。
これで草の対策も安心と喜んで頂きました。
開眼式もいいお天気に恵まれました。
この度、引越しをご依頼いただいた瀧本様から大変ありがたいお言葉を頂きました。
お墓じまいのお経 ~東西中の土~
2023年12月05日 08:00

滝野店の中村です。
世間で言うほど急激ではありませんが、じわじわと増えて来ているいわゆる「お墓じまい」。
当店の担当エリアである北播地域では、他エリアと比較するとまだまだ少ないですがご相談は少しずつ増えているように思います。
お墓じまいに関してはこちらの記事も合わせてお読みください。
今回ご依頼頂いたお客様は北海道にお住まいで北海道のお墓に移される「お墓のお引越し」になります。
お墓じまいにあたってご住職にお経をあげて頂く「お性根抜き」をすることになりました。
お性根抜きにお立会いすることは稀なのですが、今回はお性根抜きと同時に「お骨あげ」をすることになったので、お手伝いの為同席させて頂きました。
お勤め頂いたのは「真言宗」のご住職なのですが、事前準備としてサラシの袋を4つご用意するようご指示頂きました。
1つ目は「ご遺骨用」。残りの3枚はカロート(お墓の下にある納骨堂)内の土を入れるもの。
お墓じまいのお経の中に「東方、西方、中央の土を集める」という一文が出てくるのだそうです。
ご住職の指示で施主様にご遺骨と土を集めてもらいそれを袋に入れさせていただきました。
これを移設先のカロートに方角を合わせて土を入れると無事移設完了というこなのだそうです。
お引越しをお考えの方は是非参考にしてみてください。
慰霊碑②
2023年12月01日 08:00

滝野店の真下(ましも)です。前回の続きで慰霊碑のお手伝いです。
加東市の村からのご依頼です。村で管理されている慰霊碑の修繕で、こども園敷地内にあります。
前回の続きで、園児が入ってこないよう、バリケードをしてから作業開始です。
コンクリート舗装と植栽伐採しました
碑と台を解体していきます。
解体しますと碑の下部に空洞があり、ご戒名が書いている石が多数ありました。碑裏面に書いてあるお方と比較すると数は少ないですが、ご遺族が書いて納められたのではないでしょうか。再度、碑の下に納める予定です。
基礎コンクリート打設しました。
水平になるように四つ角の石を決めて、間に石を置いていきます。職人のセンスが問われます。正解のないパズルのようで、私にはとてもできません。営業で良かったです。どんどん、作業は進んでいきます。
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ブロックでお墓を守る
2023年11月24日 08:00

今回は、コンクリートブロックの土留め工事をご紹介いたします。
ご依頼は、40年以上前に建てたブロックが後ろからの土に押されて、傾いているので、そのブロックを撤去処分し新しくブロックを積み直して欲しいとのご希望でした。
工事前のブロックです。
後ろから土に押されて、ブロックが前に傾いています。ユンボで土を掘り出します。
ブロックを撤去したあとをランマ―で転圧し踏み固めます。
コンクリートを流し込む前に周囲に型枠をし配筋します。
コンクリートを12㎝以上の厚みで流し込み、強い基礎が出来上がります。
基礎と一体化された鉄筋を立ち上げブロックを積み上げます。
ブロックの全ての穴にモルタルを充填します。
最後に笠木を積み上げ完成です。
裏の土も取り除きました。
真っ直ぐ立ち上がったブロックを見て「お墓参りの度に傾いていたのが気掛かりでした。いつか倒れてしまうのではと心配でしたが、今回しっかりした土留めブロックができ、これでお墓に倒れてくることが無くなった」と、喜んでいただけました。
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