森田石材店ブログ - お客様とお墓づくり -
ファイバーレジン施工⑥
2019年09月30日 08:00

滝野店の中村です。
今回はファイバーレジン施工のお話です。
過去の記事はこちらです。
ファイバーレジン施工①~お墓のそうじ(防草対策編)~
ファイバーレジン施工②
ファイバーレジン施工③
ファイバーレジン施工④~山の中の墓地~
ファイバーレジン施工⑤
今回受注頂いたお客様は既に造成した際に一統で作った既存の外柵があるのですが、その中で新たに外柵を作って外柵をしたいとの事でした。
またお墓の上にちょうど木があり葉っぱが落ちてくるので掃除が大変との事でした。
葉っぱが落ちてくる区画は仕上げを玉砂利にすると、掃除が大変なので従来は石張りか真砂土仕上げにして掃き掃除が出来るようにしておりました。
最近は
- ①防草対策
- ②掃き掃除が出来る
- ③宗教上の風習から仏さんが息ができる(石でフタをしていない)
という理由からファイバーレジン施工が主流になっております。
今回は下段と上段で骨材を変えました。下段の骨材は庵治石です。
建碑式に参列されたご親戚の方にも
①草引きが楽
②石でフタをしていない
という点で大変好評頂きました。
写経をすれば健康になる?
2019年09月16日 08:00
滝野店の藤井です。
突然ですが、皆さま写経はされた事はありますか?
恥ずかしながら私は森田石材店に入社するまでしたことがありませんでしたが、初めてやってみると頭が研ぎ澄まされてなんだかスーッとしていく感覚がありました。
実はその感覚、科学的にも証明されていて写経のように集中して文字を書くことは脳を活性化させるという研究結果が出ているそうです。
また、その際に脳から分泌される脳内物質が思考をポジティブにしてくれるため精神的にも健康的になることができ、なおかつ身体的にも自然治癒力が向上するという効果があるそうです。
精神的にも身体的にもいいならやりたくなってきませんか?
いやぁ…それでもやっぱりめんどくさそうと思われる方も見えるかもしれません。
そんな方でもこのように今の写経は薄く文字が書いてあるのでなぞるだけで簡単にすることが出来ます。
ぜひ、自分にも得でその上でご先祖様の供養にもなる写経をやっていただけたらと思います。
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全面張石施工のお墓②
2019年08月27日 08:00

滝野店の中村です。
前回のブログに引き続き全面張石施工のお墓第2弾です。第1弾の記事はこちらです。
今回担当させて頂いたお客様のご要望は
- ①洋型のお墓
- ②草の生えにくいお墓
- ③親戚の墓石の移動でした。
しかしお話を聞くと墓地には1件も洋型のお墓は建っていないとの事でした。
都会では洋型のお墓は珍しくありませんが、この辺りの自治会の共同墓地などでは洋型のお墓がまだ1基も建っていないということもよくあります。<
そこで今回ご提案したのは上記の3件のご要望加え
- ④墓地にマッチした洋型のお墓
- ⑤納骨堂に水の入らないお墓
という内容のお墓をご提案しました。(※水の入らないお墓について後日の記事で。。。)
現場はこちらです。
手前に写っているご親戚お墓2基を後方に移動して手前にお墓を建てることになりました。
移動するがお参りはするとの事でせっかくなので綺麗にお祀りする為に外柵を新たに設置しました。
墓地内には従来型の和墓しかありませんので、人気のピンク系の石ではなく、青御影をご提案しました。その中でも質、人気ともに間違いなくおすすめできる「大島石」をご提案しました。
オシャレなお墓が出来たと大変喜んで頂きました。
なかなか大変でした~花立、線香立交換~
2019年07月23日 08:00

篠山店の真下(ましも)です。
今回は、花立、線香立の交換です。
このお客様とのお付き合いのきっかけは、お社の台をご注文いただき、設置させていただきました。お社設置後に、お墓を拝見しました。
花立と線香立が外すことができなく、お掃除が大変でした。ご説明させていただき、交換のお手伝いをさせていただく事になりました。
現場で、施工班の職人(当社社員)が現場で交換作業を取り掛かりました。
花立を外してみると通常はセメント等で固定されている花立がほとんどですが、今回は鉛のようなもので固定されていました。
通常は現場の工具で交換できたのですが、今回は無理だという事で、当社工場に持ち帰る事になりました。外してみないとわからないものですね。
線香立も同じ固定方法でしたが、こちらは何とか現場で交換できました。
施工班の職人には手間をかけてしまいましたが、お客様は喜んでいただけたと思います。
他社さんで建てられたお墓のリフォーム工事は多く手掛けさせていただいています。今回のように、仕事を始めてみないとわからない事も多くある、リフォームあるあるなのです。
こんな事もありますが、喜んでいただけるよう、お手伝いを続けていきたいです。
草の生えない・掃除のしやすい施工
2019年07月10日 08:00
将来的に撤去予定のある場合のお墓①
2019年07月07日 08:00

滝野店の中村です。
今回ご依頼を受けましたお墓はタイトルにもあるように「将来的に撤去予定のある」方からのご依頼でした。
施主様にはご子息がおられますが遠方にお住まいなので、将来的には建てても墓守が出来ないとのことでした。
ただ既に墓地の区画をお持ちで、既に水子供養もされているとの事でしたのでまずは仮埋葬をおすすめ致しました。
その後の打ち合わせで、
①何十年も先の事なのでわからない
②できる限りお墓で供養してあげたい
③もし撤去することになっても撤去しやすいようにしておきたい
との理由からサイズが少し小さめのお墓をご提案致しました。
戒名は竿石の裏面に彫刻しております。
最近後継ぎなどの関係で将来の墓守に不安を抱えておられる方も多いかと思いますが、このような方法もありますのでご参考になれば幸いです。
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高台にある墓地での墓じまい
2019年06月03日 08:00

滝野店の中村です。
先日墓じまいのご依頼を受けました。
施主様の奥様のご実家のお墓なのですが、今後墓守出来るものもおらず、何よりお墓がある場所が場所だけに年を取るにつれて墓参りが困難になるという理由からお寺にご遺骨を預けることになりました。
こちらのお墓はの写真のような場所にあります。
まず門をくぐってこの階段を昇り、
更に階段を昇り、
細い通路を通ったところにあります。
上から見るとこの様に通路のすぐ下は崖です。
ご住職と話し合い今回は墓石だけでなく舞台から全て撤去することになりました。
この墓地で仕事をする時は先程の写真でもわかるように重機が使えないので全て人力で運搬しなければなりません。
しかし今回はこの崖を使い、上がれるところまでは重機を使い、後は仮説通路を作って運搬することになりました。
こんな崖をどうやって攻略するのか?私もご住職も半信半疑でしたが流石は職人さん!手馴れたものでした!
まずは重機を上げていきます。
次に仮説通路を作っていきます。
仮説通路の完成です。
次にご遺骨を引き上げます。
新しい骨壺に入れ替えてお寺に納骨いたしました。
いよいよ墓石の撤去です。
今回は墓石は処分するということで、そのままでは重たい石材を割って小さくして運びます。
余談ですが石は見た目より凄く重たく墓石1基で600~700kgくらいあります。
まず石材にドリルで穴を開けます。
次に開けた穴にくさびを打ち込みます。
するとこのようにきれいに割れます。
割った石材を運搬していきます。屈強な職人さんでも重たそうです。。。
これを繰り返し、撤去完了です。
最後にきれいに整地していきます。
完成です。
今回は墓じまいということでしたが、このようにお墓の場所が過酷なために足が遠ざかっている方もおられると思います。
そういう方はお墓の移設(=引っ越し)することで解決することもあります。
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シダレザクラと標柱
2019年05月19日 08:00

本店 山崎です。
先日、このブログで「令和第一号」について記載しましたが、実はその1号というのは、「ささやま桜協会」が主催されたシダレザクラの植樹の横に建てられた標柱に彫刻するものでした。
その事が、新聞に掲載されていましたのでご紹介します。
篠山市は、改元に合わせた5月1日より、「丹波篠山市」へと市名が変わりました。その祝いも兼ねられているそうです。
標柱には
3面にこのように彫刻しています。「丹波篠山市」の誕生、そして「令和」という時代の始まり・・桜と共に多くの方の目にとまる事でしょう。
その記念のお手伝いが出来てうれしく思います。また綺麗な桜が咲く頃に是非見に行きたいものです。
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写経を書いてみませんか
2019年05月16日 08:00

篠山店の真下(ましも)です。
突然ですが、写経を書いたことはありますか?
先日、永平寺に参拝に行った際に、入口に写経の案内をされていました。別のお寺でも、ご朱印を集めている若い方が、写経を本堂で書いている所を見たことがあります。
皆様もお寺に詣られた際に、写経の案内がされている所をご覧になったことがあると思います。
先日、丹波篠山市今田町でお墓のリフォームをお手伝いをさせていただきました。五輪塔を解体した時に、底の土から写経がでてきました。
昭和50年代に建てられています。
マトリョーシカのように何重もの筒に入っていました。
当社もご先祖様のご供養のひとつとして、お墓を建てられる方に写経をおススメしています。
お墓が出来上がったら、お骨が入る所にお客様が書かれた写経を納めさせていただいています。
お経の中で一番ポピュラーなお経「般若心経」です。
浄土真宗のお客様には、長いお経ですが、「正信偈」を書いていただきます。
ご家族皆様で、お経を書いてもらうこともあります。私は、「一」など簡単な文字を小さなお子さんにも書いてもらうようお願いしています。
これで、皆様が、お墓づくりに携わったと思ってもらえたら、うれしいです。
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