森田石材店ブログ - 仏具 -
仏壇のお花
2021年03月01日 08:30
こんにちは。
本店の垣崎です。
最近は気温の上下が激しく、体調を崩しやすくなっているかと思います。
皆様も風邪などひかない様お気を付けください。
これから暖かくなってくると意外と大変なのが仏壇用のお花の手入れ。
今日は、仏壇用のお花にも造花という選択肢があるのでそちらを紹介したいと思います。
仏壇用のお花に造花!?
と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、仏花は生花でも造花でもプリザーブドフラワーでも問題はありません。
普段は生花で、夏場のすぐに傷んでしまう季節や、旅行で家を空ける時だけ造花にするのもいいかと思います。
森田石材店には『空間の花作家 坂本裕美さん』の造花を置いています。
凄くきれいなので是非見に来てみてください。
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お仏壇のろうそく
2021年02月24日 08:00
こんにちは。本店の山末です。
この時期は乾燥しているので、最近、火事のニュースを耳にすることがあります。
暖房器具による火災のほかに、仏壇のロウソクの火による火災が原因というのも聞きます。
子供のころ、お仏壇にご飯を御供するときは、必ずロウソクと線香を灯していました。
なぜそんなことする必要があるのかなんて考えたことありませんでした。
なので、せっかくなので調べてみることにしました。
まずひとつめは
不浄なものや穢れを祓い清めてくれるそうです。ロウソクの火で私たちの周りにある不浄を浄め、お仏壇を明るくすることで、煩悩の闇に光を当ててくれるとのことです。
ふたつめの理由は
あの世とこの世の架け橋になってくれます。ご先祖様が道に迷うことなく現世に帰って来られるように場所を教えることで、私たちとご先祖様をつないでくれます。
また、ロウソクの灯りで私たちの姿をご先祖様によく見てもらうことができます。
というのが、ロウソクを供養に使う理由だとわかりました。
ですが、家事をおこしてしまっては大変なので、次のことに注意してロウソクを灯していただきたいと思います。
1.火を点けたままその場を離れない。
⇒火を消すまでは責任を持ちましょう。灯す時間の短いロウソクもあります。
2,仏壇の供物・供花はロウソクから離しておく。
⇒近づけると碑が燃え移るおそれがあります。
3.正しくロウソク立てを使い、倒れないようにまっすぐ設置する。
4.ロウソク立てを洗った後は、十分に乾燥させる。
⇒水気が残ったままの使用は、高温になったロウと水が反応し、炎がロウソク立てから落下する可能性があります
5.LEDを使用した火を使わないロウソクを使用する。
これで安心して供養をすることが出来ますね。
ロウソクや線香は店頭にもございますのでご来店の際はお気軽にスタッフにお声かけください。
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瞑想におりん
2021年02月17日 08:00
こんちは(^-^*)/
篠山店スタッフです☆彡
今回は、鳴り物系仏具の「おりん」について。
先日、「瞑想するのにりんが欲しい」とご来店がありました。
おりんと言えば
- ・お経を唱えるときに調子を合わせる
- ・邪気をはらう
- ・仏様の耳にまで祈りを届ける
等の意味があります。
が、このりんの響きが瞑想する時に良いそうです。
りんと言っても、いろいろあります。同じ種類でも大きいものと小さいものでは音も響きも違います。
上から見るとわかりますが、厚さもそれぞれ違うのが分かります。これによっても、音(高音、低音)が違ってきます。
たたき方によっても違います。上からたたくと響きがなく、りん棒も傷みやすいのでおすすめできません。
内側から、外側からたたくと響きが良く、長い余韻に浸ることが出来ます。
お店にはいろいろなりんを置いています。
ぜひ、たたき比べてお好きな音色を探してみてはいかがでしょうか。
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経文香
2021年02月04日 08:00
本店の垣崎です。
まだまだ寒い時期が続きますが、体調崩されないようご自愛ください。
今日は森田石材店に勤めだして初めて目にしたお線香を紹介したいと思います。
それがこちらの『経文香』と呼ばれているお線香。
初めて見たときはお線香と気づきませんでした。
『経文香』は燃え尽きた灰の中に箱に書いてある文字が浮かび上がるお線香で、燃え尽きるとこんな感じになります。
お経を唱えたようなありがたい気持ちになります。
宗派によって少し違いがあります。
- ・南無釈迦牟尼佛 →曹洞宗・臨済宗
- ・南無阿弥陀仏 →浄土宗・浄土真宗・天台宗
- ・南無大師偏照金剛→真言宗
- ・南無妙法蓮華経 →日蓮宗
- ・先祖代々供養 →共通
と色んな種類の経文香があります。
たまにはいつもと違ったお線香をと、思われる方は是非使ってみてください。
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仏具の買い替え時はいつ?
2021年01月29日 08:00
本店の山末です。
寒い日がまだまだつづきますが、先日ニュースを見ていると花粉症の流行の話をしていました。
早くても2月の上旬にはスギ花粉が飛ぶとかなんとか…。
コロナ対策につづき、花粉症対策もしていかなければいけませんね!!
さて、先般来店されたお客様が仏具を購入された際に、
「仏具っていつが替え時なの?」とおっしゃられました。
あまり深くは考えたことはありませんでしたが、調べてみると、
特にきまりはなく、法要やお彼岸の時に買い替えられる場合もあるそうです。
具足も様々な種類があり、
⇧市松模様のデザインのものや
⇧こちらの陶器は大谷焼でできたもの
⇧こちらは桜の花がきれいに彫刻されています。
店頭でお好みのものがない場合はお取り寄せもできますので、お気軽にご相談ください。
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ふくさで包んで渡しましょう
2021年01月20日 08:00
本店の義積です。
私の冬の楽しみのひとつに雀を見ることがあります。
毎朝会社の駐車場にはたくさんの雀が降り、まんまるでとても可愛い姿をしています。
この時期の雀は羽毛を立て、羽毛の間に空気をたくさん取り込み、体温で温めます。雀の寒さ対策ですね。
さて、今日は「ふくさ」のお話です。
ふくさは、もともと貴重品を納めてある箱の上に、ほこりや汚れ避けとして掛けられていた風呂敷から来ています。
贈りもの汚さないように丁寧に運んでいます、という礼儀を示すもの、とされてきました。
皆さんはふくさと言えば何色をお持ちですか?
お葬式などで使用することが多い紫や黒が多いと思います。
お葬儀や法事で大活躍しますね。
紫色のふくさは私も持っています。
また毎年お正月にも違う色のふくさが活躍します。
毎年お正月に義積家の代表としてお寺に参り、ご住職にご挨拶をします。
この時「年賀」としてお金を包むのですが、この場合は新年のご挨拶ですので明るい色のふくさにしています。
実は、ふくさも慶弔で使用する色があるのです。
お祝いの場合、オレンジ・エンジ・藤・ピンク・紫などを使用します。
またお悔やみの場合は、紺・緑・グレー・うぐいす・紫などを使用します。
紫は、お祝い事とお悔やみ事の両方に使えます。
今は可愛いデザインのものがたくさん増えてきました。
大人なら一つは持っておきたいアイテムです。
我々世代はもちろん、若い方たちも使って欲しいと思います。
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お線香を比較してみた。
2020年12月28日 08:00

仕入担当の森田です。
毎日焚くお線香、皆さんはどのようなものをお使いでしょうか。
最近の流行は煙りが少なめで、匂いがほとんどないものが好まれています。確かにそれもいいのですが、やはり日本の木造建築でお線香を焚く文化がある以上、ちょっと考えてみるのもいいと思った次第です。
最近、義母が亡くなり、我が家でも子供たちが仏壇に線香をあげるようになりました。そうすると、今までよりもお線香の使用頻度が多くなり、その結果、家の中の香りも変わってきました。
そこで様々なお線香を進物でいただいたので、香りについて気がついたことを書きます。
1、煙少なめは確かに煙が少ない。香りもほとんどなし。
2、安いお線香は焚く前のままだったら香りはいいが、焚くと煙たくなる。
3、高級なお線香は焚いた後がいい。
特に今回よかったと思いましたのが「風韻」というシリーズです。
白檀・沈香・伽羅とあり、お値段はそれぞれ800円・1600円・3000円(税抜)です。
確かにお線香としては高価なのですが、混じりっ気のない香りは素晴らしいです。
ちなみに伽羅(一番右)は、こんなに少ししか入っていません。
さすがにいつも伽羅を焚くわけにはいきませんが、大事な日に伽羅は最高です。
気分としてはアロマを焚くようなものです。日常的には白檀でも十分すぎるクオリティーです。
特に和風の家では木の柱に高級なお線香の香りが染み付いていますと、お客様がとてもいい印象を持っていただけると思います。
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~お香~
2020年12月22日 08:00

本店山崎です。
お香と言っても、その種類は様々です
お香は本来は、伽羅・沈香・白檀などの天然香木の香りのことをいいます。お線香も同じです。
現代では、お香はその香りを楽しむもの、癒しを得るもの。また消臭・芳香などに使用されています。
お香といっても、棒状の「スティックタイプ」三角円錐形の「コーンタイプ」渦巻の「コイルタイプ」など様々です。
「スティックタイプ」は、燃える面積が一定のため、香りが均等に広がります。
「コーンタイプ」は△の先端に火をつけて、その火は外側へ広がり、その面積がだんだんと広がっていくため香りがだんだんと強くなっていきます。
スティックタイプと違い、倒れる心配もないため安心です。
「コイルタイプ」は燃焼時間が長いため、長時間楽しみたい方にお勧めです。
また、お香といえば火を使うものというイメージも強いですが、お香の中には火を使わない温めて香るものや、常温で香るものもあります。
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葬儀用扇子
2020年12月17日 08:30
こんにちは本店の垣崎です。
今年は寒くなると言っていましたが、関西も北部の方は雪が降り一気に冬らしくなってきました。
雪と聞くと子供たちは雪合戦できるかな?と大はしゃぎ。
朝起きるたび外を見て積もっていないのにがっかりしています。
私も子供のころは雪が降るのを楽しみに待っていましたが、いつの間にか寒いのが苦手になり、外は寒いから家の中で遊びなさいと言っていた親の気持ちがよく分かるようになりました。
今日は1つ持っていると便利な葬儀用の扇子を紹介したいと思います。
夏の暑いときにあると便利な扇子!!
これは和紙で出来た黒色の扇子になります。
このシンプルなデザインの他にも
このように般若心経が書かれた扇子もあります。
和紙で出来た扇子は後ろも書かれています。
こちらの扇子は同じ般若心経でも布製の扇子になっています。
扇子一つでも色んな形・色・デザインのものがあります。
地域によっては香典を渡すときに扇子を使用する地域もあるようなので、1つ持っておくと安心ですね。
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年末の大掃除
2020年12月14日 08:00
こんにちは。本店の山末です。
あっという間に一年が経とうとしていますね。
今年は”コロナ”に始まり”コロナ”で終わってしまうのでしょうか…。
いやいや、そんな暗いニュースばかりではありません。
映画界では鬼滅の刃が歴代一位の「千と千尋の神隠し」の記録を塗り替える可能性が高まっているというではありませんか!!
最近では子供たちの影響でがっつり鬼滅ファンになった私ですが、元来ジブリを見て育った身としては少々複雑な気持ちです…。
さて、年末に向け大掃除が控えていますね。
私が幼いころの記憶といえば、実家の仏壇の掃除は私の役目でした。
蝋燭立の蝋をはがしたり、線香の灰をきれいにしたり…
位牌を拭いてみたり…。位牌を拭いてみたり…しかも、濡れた雑巾で…。
はい!これ、とても大きな間違いだったんです。
お位牌は、濡れた雑巾で拭いてはいけなかったんです‼
『柔らかい布でからぶき』だそうです。
そして、位牌は素手で持ってはいけません。指紋などがついて汚れてしまいます。
ちなみに当店では
こういった、仏具用のクロスや、
墓のお掃除グッズもお売りしていますので、ぜひお買い求めくださいませ。
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