森田石材店ブログ 【アーカイブ】 - 2020年06月 -
願いは伝わる
2020年06月17日 08:00
こんにちは、篠山店の上山です。
先日、墓地に測量に行ったところ入り口にある六地蔵に目がとまりました、普段から墓地に入る時には手を合わせていますが、この時はいつもと違う光景がありました。
おそらく檀家さんの手作りでしょうか。
少し腰の曲がったお婆さんが願いを込めて着けている光景が目に浮かびます。
墓地の入り口でたくさんのご先祖様を見守っていくれている六地蔵が感染すると大変ですからね。
私たちもまだまだ油断は出来ませんね。
渡瀬橋のイノシシ君も着けています。
一日も早く収束し、普段の生活に戻ることを願います。
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気になる言い伝え
2020年06月16日 08:00
本店の義積です。
6月に入りあちらこちらでアジサイの花を目にするようになりました。
アジサイといえば先日、我が家の隣のおばちゃんからアジサイを1本いただきました。部屋に飾って、という意味ではなく「アジサイを毎年6月3日にトイレに吊るすと婦人病の厄除けになる。」とのことでした。
根拠は分からないですが、とりあえず吊るしました。調べてみると「あじさい守り」というものでした。
根拠は無いけれどおまじないや言い伝えなどは、どこにでもありますね。
私は仕事で葬儀の担当をする機会がありますが、葬儀も昔ながらの言い伝えを気にする方がたまにいらっしゃいます。代表的なものでは、友引は葬儀をしない、もしくは遅い時間から始めるなど。お墓では、お墓が欠けると家が不幸になるなんて私は子供の頃に聞きました。しかし、よく考えると欠けた位で不幸になるはずが無いですよね。実質欠けている所は直した方が良いですが・・。
お墓が欠けたり変色するよりも、誰もお墓にお参りや掃除をせず、ほったらかし状態のほうが、お祀りされている方が問題です。お彼岸やお盆などにお墓にお参りする気持ちが大事だと思います。きっとその方が喜ばれるはずです。
更にお墓が無いよりかはあった方が、ご先祖様も落ち着かれる場所がきますね。お墓を建てる時も、年回りが悪いなど様々な言い伝えがありますが、お墓を建てる時は「思い立ったが吉日」だと私は思います。
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私がこだわったお墓づくり
2020年06月15日 08:00
代表の森田です。
やっと念願の我が家のお墓が完成しました。
当然ながら、私もお墓づくりの当事者になるのは初めての体験です。仕事上、あれもこれもと考えがちですが、自分なりに反映したいことを考え、今回のお墓づくりとなりました。私の個人的な「こだわり」をいくつかご紹介します。
こだわり1.小さなお墓にしたい。
長年いろんなお墓を見てきました。その中でも昔ながらの夫婦の戒名が刻まれた小さなお墓が好きだったので、父が建てた五輪塔と祖父母のお墓を小さく再加工しました。
再加工することで、43年前の墓石が新品同様になりました。
(加工前)
(加工後)
こだわり2.蓮の花を付けたい
お墓自体がシンプルなので、蓮華加工をしました。蓮華には上蓮華と下蓮華(伏蓮華・逆蓮華ともいいます)があるのですが、あまり派手になるのが好きではないので、下蓮華のみを付けることにました。これも、今までの石を加工しました。
こだわり3.つながない一本物の延石
石の種類によって長尺物が採れる石があります。長尺といっても通常は3~4mが最長とされています。しかし、最近調子がいい中国の吉林省から採石される吉林白という石は結構長いものが採れると聞き、ダメ元で聞いてみたところ、「4.7mの一本物が採れる」ということで、この延石を仕入れました。
吉林白は石目もきれいでオススメです。
こだわり4.写経を入れました。
これだけは、どうしてもやりたかったのが「写経」です。今まで多くのお客様に「写経」を勧めてまいりましたが、当然、自分の時もやりたいと思っていましたし、これをすることでお墓へ感情を注ぐような気持ちになります。
そして家族みんなの写経を納めました。生前父が書いていたものも見つかったので、それも一緒に納めました。
写経に一番ハマっていたのは長女でした。「めっちゃ楽しかったもっと書きたい」と言ってました。また東京にいる長男がちゃんと写経を書いて送ってくるか心配しておりましたが、納骨日ギリギリに到着!!
家族全員で作ったお墓になったと思います。
これはお墓の中にあった43年前の写経です。私が中1の時に書いたものも入っています。
納経した様子です。
ようやくお墓が完成して私はホッとしていますが、母はお骨がお墓に入ってしまったので寂しい様子です。
before
after
明日から「お墓の相談会」開催します!
2020年06月12日 08:00
本店 山崎です。
近畿地方も梅雨入りをし、鬱陶しい雨の時期がやって来ました。
このジメジメした気持ちを晴らすべく、今年も「お墓の相談会」開催します!!(^o^)
期間は、明日6月13日(土)~6月21日(日)まで。
伝統的な和型から、デザイン墓石まで3店舗合わせると、約125基もの墓石を展示しております。
各店、それぞれに特色があり、新しくお墓を建てたい方はもちろんの事、既にお墓を建てている方でも何かお墓で心配な事、草が生えて大変・・・花立を綺麗にしたいなど、どんな事でも構いません。気になる事がありましたら、是非お立ち寄りください。おいしいお飲み物をご用意してお待ちしております。
納骨できるお墓が無い 「仮埋葬」
2020年06月11日 08:00
滝野店の福島です。
先日、お悔みがあったお客様から「仮埋葬」のご依頼をいただきました。
こちらのお客様宅は、ご先祖様の石塔が数基おありなのですが、今回お亡くなりになられた故人様をご納骨なさる石塔がまだ無い状態でした。忌明けの法要を迎える際に、ご遺骨はどうなさるお考えか?を聞かせていただき、今回の「仮埋葬」をご提案させていただきました。
この「仮埋葬」ですが、納骨できる場所(墓地)はあるけれども石塔がまだ無いと言われる方や、忌明けの法要までに納骨の準備が出来ない等と言われる方に代わり、弊社で事前の穴掘りや法要の当日に納骨のお手伝いにお伺いする仕事になります。
お薦めする点として
①お忙しい施主様に代わって、弊社で穴掘りを致します。
②掘った穴の中にプラスチック製のボックスを埋込み、この中にご遺骨を埋葬させて頂きます。
ご遺骨は綺麗な状態が保たれておりますので、新たに石塔を建立なさった際には綺麗なまま新しいお墓の方へ納骨する事が可能です。
③法要の当日は寺院様や参列者様もおられます。
その方達への気遣いや不慣れなことも多いので施主様は大変です。土もさわりますので、喪服を着用されての作業は一苦労です。私どもがお手伝いに伺いますのでご安心下さい。
ご葬儀が終わられましても、普段のお仕事もおありでしょうし、各所への手続きや逮夜など、あっという間に忌明けを迎えられる方が沢山おられます。このような事で悩まれている方、ご相談下さい。
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入口がキレイになりました
2020年06月09日 08:00
篠山店の真下(ましも)です。
今回はお墓への入口をリフォームさせていただきました。
施工前です。階段はありますが、ガタガタしていて、長年の土の流出で隙間が空いています。
また、段上は土で草が生えています。
墓地の右側が崩れかけています。
完成後です。
階段を一度外して、据え直しました。コンクリートで仕上げで、草も生えません。ほんの少し勾配つけていて、雨水も溜まりません。
墓地の右側はコンクリートブロックを積んで、土砂が流入しないようにしました。
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お墓のリフォーム工事(ファイバーレジン編)
2020年06月08日 08:00
篠山店の植木です。
今回は、ファイバーレジンのお話です。
お客様からは、草が生えないようにしてほしいとご要望がありました。
建立されてからかなり時間が経っていたので、お墓全体が傾いていました。
この際ですので、基礎ベースからしっかりとしたお墓にしましょう。と提案させていただきました。
墓石を解体して、残土を取り除き、割栗石を敷き詰めます。
割栗石の上に砕石を入れ転圧します
型枠を組み、鉄筋を配置します。
コンクリートを流し込みます。
基礎ベースの完成です。
外柵を組み立てます。
組合せヵ所は、ステンレスの金具を取り付けます。
外柵内に砕石を入れ転圧します。
外柵の前に、コンクリートの段を作るので、型枠を組みます。
コンクリートを流し込みます。
墓石をくみたて、最後にファイバーレジンを施します。
ファイバーレジンが乾いて完成です。
お客様からは、思っていたよりきれいになって、なによりお墓掃除が楽になるのはうれしいと喜んでいただけました。
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お墓についてる赤い虫
2020年06月05日 08:00
本店の中道です。
この時期になると、墓石や巻石に赤い虫がついているのを見かけた方があるんじゃないかと思います。
この赤い虫の正体はダニの一種で『カベアナタカラダニ』と言います。
主に『アカダニ』、『タカラダニ』と呼ばれています。
4月から6月にかけて発生して、6月の下旬になると次第にいなくなります。
このアカダニは、花粉やコケ、カビを好んで食べるので、それが付着しやすいお墓やコンクリートの所にも発生します。
このアカダニは人を噛んだり毒などはもっていませんが、アレルギー反応でかゆくなったりする事があるので注意してくださいね。
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これからのために
2020年06月04日 08:00
滝野店の髙梨です。
今回施工させて頂きました工事のご紹介です。
今から約30数年前に建立されたお墓のリフォームです。
もともとは土葬の時代に建てられている墓地で奥に見える囲い石の中が30年前の五輪塔と代々墓石です。
施主様ご夫婦は「昔はまだまだ若かったし、子供らもこっち居ったから墓参りの花束や草抜き、掃除も気にならんかったけど、もうこんな歳(ご高齢)になると…」とおっしゃり、リフォーム工事に踏み切られました。
古碑を竿石と一重台だけにし、それも囲い石で巻いて大変だった草の防止はコンクリート施工して、その上に砕石を敷きました。
コンクリート仕上げには「なんかあからさまに見えるんは、なあ…。やっぱり見た目も気にせんとなあ」と施主様からのご要望があり、バラスで自然な仕上げにさせて頂きました。
バラスの下は全面コンクリート仕上げですので、もちろん排水穴も数か所とっています。
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