森田石材店ブログ 【アーカイブ】 - 2017年07月 -

お盆参りで使えるワザ~供花~

2017年07月31日 08:00

福島 正弘

滝野店の福島です。

いよいよ今日で7月も終わり、明日からは8月です。8月にはお盆があります。
私は京都にお墓があり、毎年お盆にはお墓参りに行きます。お線香やローソク、お供え・供花を持ち掃除道具を抱えてお墓に向かいます。
そんなお墓参りですが、今日は「供花」について書きたいと思います。
「供花」と言いましても地域やお家によって様々な種類があります。基本的には故人の好きだった花や、色を基準に選ばれれば良いのではないでしょうか?
せっかくのお供えなので、お花が長持ちする為にひと工夫してみましょう。
◯水切り
水を張ったバケツの中で茎を切ります。水中で茎を切ることで茎にある導管が空気にふれることが無く、水の吸い上げが良くなります。その際には、なるべくよく切れるハサミで切り口を斜めにしましょう。切り口がつぶれると導管がふさがり吸い上げが悪くなります。
◯お水
お水には少量の塩素系漂白剤とお砂糖を入れると良いです。漂白剤には水中の雑菌繁殖を抑える効果があり、お砂糖には養分を補う働きがあります。
私たちも連日の暑さでまいってしまいます、少しの工夫で綺麗なお花を長持ちさせてあげましょう。   

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お墓を建てるときのポイント~あせらないで~

2017年07月30日 08:00

中村 淳
滝野店の中村です。
先日、私がご契約頂いたお客様の開眼式をさせて頂きました。
やはり自分のお客様の開眼式は、ご供養のお手伝いが出来た事の喜びで格別です。
また参列された方々の「よい墓が出来たなあ」というお言葉は、自分のことのように嬉しかったです。
私事で恐縮ですが、父が6年前に他界し墓石を建立しました。
残念ながら、その時は森田石材店を知らずに他の石屋さんでつくりました。
今から思えば「とにかく早くお墓を建てなければ」という思いが強すぎ、少々焦り過ぎたと思っています。
弊社に入社して、弊社の施工したお墓を見れば見るほど「ああすれば良かった、こうすれば良かった」と後悔しております。
それと同時にもう少し業者の方にはアドバイスして欲しかったなとも思いました。
例えば墓石の形について。
ひとくちに和風の墓石と言っても、兵庫県に多い神戸型、大阪に多い大阪型、京都に多い京都型など様々です。
我が家は新宅で、父の実家も他府県にあるので形はあまり関係ないと言えば関係ないのですが、そのような説明は一切ありませんでした。
その他、線香立てや水鉢などの細部においても特に話はなく、石の種類についても説明がありませんでした。
私の勉強不足と言えばそれまでですが、大半の方は当時の私のように墓石に特別な知識もなく、説明がなければ恐らく一生知らないままだと思います。
また建てた後のアフターフォローも無く、「建てたら終わり」といった感じが拭えません。
弊社では「建ててからが本当のおつきあい」です。お墓の保証は10年。保証期間内であれば、ご希望により無料点検も実施しております。
その他お墓を建ててからもずっとお客様のお役に立てるように、ご縁のあったお客様には機関紙「石の上にも三年」をお送りしております。
お墓は本当に一軒一軒違います。そのお家の歴史や想いがよくわかります。判で押したような対応でなく、それぞれのお客様の想いに寄り添ったご提案が出来ればと、自らの体験、また先輩方の仕事を見て痛切に思う今日この頃です。

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大川瀬中野霊園に手桶

2017年07月29日 08:00

眞下 尚利

篠山店の眞下(ましも)です。

先日、入口の看板を設置しました(その時のブログはこちら)大川瀬中野霊園で物置小屋が新設されました。
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そこで、当社からその記念に手桶をプレゼントさせていただきました。
せっかくプレゼントするならと「大川瀬中野霊園」のロゴを入れました。
お墓参りにお越しのお客様が、この手桶でお盆のお墓参りしてもらえたらうれしいなと思います。
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墓地委員長の福井様と私(眞下)で記念写真をパチリ
この墓地では、私が2家族に墓地のご紹介をし、墓石の建立もさせていただきました。
他に、もう一軒も先日、墓地からご紹介させてもらい、10月工事予定です。
大川瀬中野霊園の区画付の墓地は残り1区画になりました。三田市で墓地をお探しの方は一度ご見学下さい。
詳しくはこちらをご覧ください。
P1350173.JPG

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表札の大入れ加工

2017年07月28日 08:00

中道 祥貴
本店の中道です。
先日、松の木が門柱につかえて門柱をカットした現場で、今度は その門柱に看板を取り付けました。看板といっても ある宗派の教会名の表札です。
もともと門柱には木の表札が掛けてありましたが、字が消えかけで 本体も老朽化していたため、今回、石の表札にかえてほしいとの事です。
下の写真、上の方のフックに表札が掛けてありました。↓↓↓
7.28 表札 1.JPG
既存の門柱はノミ切り仕上げになっていて、接着面が凹凸でそのままボンドで接着したのでは不安定な為、大入れ加工で表札をはめ込みます。
7.28 表札 2.JPG
門柱の表面をダイヤモンドカッターで表札のやや大きめの切り込みを入れます。
そして一定の深さになったら、キレイに底を均します。
7.28 表札 3.JPG
次にボンドで接着します。
今回使用するボンドはエポキシ系接着剤という大変強力なボンドです。2つの溶剤を混合すると硬化を始めます。どれぐらい強力かというと、おそらく固まると石を割らない限り外れないぐらいです。
7.28 表札 4.JPG
最後に石のプレートをはめ込みました。
あの松の木もなくなり、見違えるようになりました。

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生まれかわるお墓 ~2~

2017年07月27日 08:00

髙梨 剛

滝野店 髙梨です。

前回の「生まれかわるお墓」では、第一工程の切削(せっさく:石を切ったり削ったりすること)までご紹介しました。
本日はその後の工程をご紹介します。
まずは第二工程の研磨加工です。
009.JPG
弊社には自動研磨機があります。四角いものや平らな面はこの機械を使うと、とても仕上がりがキレイになります。
ということで自動研磨機による作業です。
切削面(切ったままの状態)に対して、目の粗い砥石から順番に細かい砥石までかけ、最後の仕上げのバフまで合計8種類の砥石で仕上げてくれます。
012.JPG
ご覧の通りのピカピカの仕上がりです(とりあえず天場一面のみ仕上げています)。
この工程を各面も同じ様に繰り返し行います。
R面や小さな面はもちろん手磨きになります。
最後に色入れをして完成です。
KIMG1656.JPG
そして新区画に組まれた外柵の据付しました。
生まれかわる前は従来の工法で据付けられていましたが、今回は弊社標準の免震施工も施しました。
これでリフォーム工事完成。
末代までしっかりご供養していただけます。

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イツキのデザイン ~WAVEⅡ~

2017年07月26日 08:00

森田 浩介

仕入れ担当の森田です。

さて今回は、ITSUKIデザイン墓石の3つ目のご紹介です。その名も『WaveⅡ』です。
先日ご紹介しましたRaindropとは違い、ちょっとおとなしめです。
itsuki_wave2_02.jpg
随所にエッジが効いていて、なかなか思いつかないですね。
この加工もとても難しいところが満載です。
石を加工するには石屋さんならではのルールが有ります。以前にもご紹介したかもしれませんが、削って形を整えるのはそれなりに出来るのですが、問題は磨くことが出来るかどうかなのです。
平らな面は機械で磨けますのでOKですが、問題は曲線です。曲線にも2種類あり、膨らんでいる形状と凹んでいる形状です。キレイに磨くことが出来るのは膨らんだ方で、凹んだ形は難しいのです。しかもこのお墓は、真正面の一番大事なところが凹んでいるではありませんか!
ということで、今、展示しているものがこれです↓↓↓↓↓↓
itsuki_wave2_tenji.JPG
ちょっと逆光になって残念ですが、結構いいです。
実際に滝野店に展示している商品の中では人気がございます。
使用している石は、
本体:クリスタルブラウン(南アフリカ産)
外柵:M10(インド産)、AG213(中国産)
白い玉砂利はベトナム北部の白大理石の砕石を使用しています。

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お盆のお供えもの

2017年07月25日 08:00

滝野店事務スタッフ

こんにちは(*^^*) 滝野店の下中です。

梅雨も明け夏本番ですね。
お盆のお供物にお線香をおすすめします。
私は本来は仏様やご先祖様に贈る品物のはずが、ついつい相手様が喜ばれる物と考えてしまいますが、今年のお供えはお線香にします。
お線香は「香食」(こうじき)とも呼ばれ、仏様やご先祖様にとっては一番のご馳走になると言われています。初盆やお盆に「お線香」をお供えしてあげてください。
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石材店ですが贈答用のお線香も取り揃えております。

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700年前のお墓

2017年07月24日 08:00

yoshidumi

こんにちは、本店の義積です。

前回に引き続き宮城県に行ったお話です。
松島には、円通院というお寺があり、あの伊達正宗の嫡孫(ちゃくそん)光宗の霊廟として、正保4年(1647)瑞巌寺第100世洞水和尚により三慧殿(さんけいでん)が建立され開山されました。
ここは紅葉や縁結びが有名ですが、お寺の奥ばった場所にひっそりとお墓がありました。なぜか大きな洞窟の中にたくさんのお墓が並んでいます。知らなかったのですが、この辺りは洞窟群と言われ、洞窟の中には石像や石碑が建てられ岩にも無数の仏様が彫られていました。これらは今から700年ほど前に彫られたものと推測されているそうです。
大きな洞窟を掘るだけでも大変なのに、このようなお墓がたくさんありました。昔のお墓なので五輪塔などが多かったですが、これもやはり手造りでしょうか?
珍しいので、見ることができて嬉しかったです(^-^)
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境内は、一般の方のお墓も当然あります。
あら、お墓が全部黒い石!!
石屋なので、墓石に黒色があるのは知っていました。噂では東北の方は石は黒い石が多い、とも聞いていました。
そういえば車の車窓から見たお墓も黒いのがありました(墓好きなのか、お墓があるとすぐに見てしまいます)。お墓は地域性が強いものですので、他の地域のお墓はとても興味があります。
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冒頭の写真は約700年前のお墓、この写真のお墓は現在のものです。
何年経とうとお墓というものは、その人が生きた証が刻まれているようで、ずっと残っていってほしい風習だと私は思います。

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仏間改修~仏壇納品

2017年07月23日 08:00

園中 憲二
篠山店の園中です。
先日、篠山市のお客様宅に仏壇を納品しました。
お盆前のこの時期に新しくされる方が多いのでご参考までに納品までの流れを紹介します。
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お客様宅に大工さんと打ち合わせ、寸法採り。
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地袋付造り付け仏壇でしたが、全て取り外して台付仏壇を設置します。
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仏壇は、お客様がご来店され展示仏壇とカタログを見て寸法に入る仏壇を選びます。
色の好みや仏壇の機能、価格。等、ご要望をお聞きします。
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このような流れで進み大安の日に納品しました。
思った以上に、床板と仏壇の色合いがマッチして良かったです。
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背板が金紙なので、灯籠を灯すと明るさが増してなんともいえない雰囲気になります。
そして、この仏壇でおすすめしたい点は、なんと経机が内蔵されているところです。
どこに経机が?!と思われると思います。
実は↓このように↓引き出すことができるのです!
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(納品した仏壇と異なりますがご了承下さい…)
これだと、経机を改めて購入することもなく、普段必要のない時には収納することで仏壇回りがスッキリします。法事やお盆などに大活躍します。
そして、もうひとつ!収納です!
20170723_07.JPG
(納品した仏壇と異なりますがご了承下さい…)
なんと、下台の最下段に収納用の大きな引出しがついています。広々としているので、大切な書類とか入れておくのもよいかもしれません。
この経机や引出しは、全ての仏壇についているわけではないので、展示品を見たり、カタログを見ていただいて、ご検討下さい。

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お盆の準備

2017年07月22日 08:00

yoshida

滝野店の吉田です。

お盆に限っての準備といえば、地域ごとに多様なお祀りの仕方がありますので一概には言えませんが、私の地域では「馬・牛」と「水の子」です。
昔は、キュウリやナスに割り箸を刺して、馬(キュウリ)・牛(ナス)を作ったものです。ご先祖様が、少しでも長い間家に居れるように、帰ってくるときは足が速いキュウリの馬に乗り、お盆が終わってあの世に帰るときには足の遅いナスの馬に乗って帰るという意味で、馬と牛を作ります。家で採れたキュウリやナスのなかから、牛や馬にして形のよさそうなもの選んで作っていました。
また、お供えとして「水の子」を作りました。まず、お米は洗って洗米を作ります。次に、ナス・キュウリを細かいさいの目切りにして洗米と混ぜ合わせて、ハスの葉(最近は樹脂製のものも有ります)に盛り付けます。この「水の子」は、自分たちのご先祖様だけではなく誰も供養してくれなくなった無縁の霊など、すべての亡き人に捧げるという意味もあるお供えものです。
近頃は、作らなくなりましたので、久しぶりに今年は作ってみようと思います。

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お墓の展示場

見学会 316日(土)~24日(日) 68日(土)~17日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く