悔いが残ります。

2017年03月24日 08:00

上山 典之
上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

以前の話になりますが、あるユーザー様のお宅の前を通りかかると喪服の方が数名歩いておられました。
職業柄、「お葬式か~、どちらのお宅かな?」
思いつつ、翌日、家の前には他府県ナンバーの車が止まっていました。
「そういえば、この近くの◯◯さん一人暮らしだったけど、お元気かな?もしかして・・・」
もしかしてでした。
後日、お線香をあげに参りました。
お話を伺うと、息子さんは弊社でお墓をお建ていただいた事をご存じなく、お亡くなりになったお父様とも、そのようなお話をされてなかった様子でした。
昨年の秋には、わざわざ自転車で採れたての黒枝豆を持ってきて頂いたのに・・・。
お宅の前はよく通っていたのに、その後はお出会い出来ていませんでした。
前を通った時に、お邪魔して篠山の昔のお話をもう一度聞いておけば・・・
大した用事がなくても、お顔を見に行くだけでもしていればお礼も言えたのに・・・
今はとても後悔しています。
そんなことがあったからではありませんが、弊社では情報誌 『石の上にも3年』 を年に数回発行しております。
おかげさまで、2003年12月から14年間続いています。
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遠く離れたご家族の方々にも知ってもらえるように。
建ててからが本当のおつきあいです。

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yoshidumi
yoshidumi

本店 義積です。

ウルジュエリーは、遺灰や遺骨をジュエリーに入れていつも身につけることができます。
カタログを見ていますと、おしゃれなものもたくさんあります。
見た目も普通のジュエリーとほとんど変わりません。
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大切な人が亡くなられたら、多くの方はお墓に納骨されます。お墓に行けば故人を偲ぶことでできます。
昔のドラマや漫画などで、主人公が辛い時、亡くなった親の写真をいれたロケットペンダントを見て問いかける、シーンがありました(ちょっと昭和っぽい?)。
あれも今でいうソウルジュエリーですよね。
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大切な人が亡くなられたら、多くの方はお墓に納骨されます。
お墓に行けば故人を偲ぶことでできます。

ただ毎日24時間そこにいる事は不可能です。

それでもずっと一緒にいたい、見守って欲しい、そう思われる方がご購入されます。

一緒に同じ時を重ねるような気持ちになりますね。興味のある方は各店までそうぞ。

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森田 茂樹
森田 茂樹

弊社には昔の工法で作った磨いていない(叩き仕上げといいます)お墓があります。

それをご覧になったお客様から、様々な質問を受けました。以下の3つです。

①表面の仕上げによって吸水の違いはあるのか?

②汚れた場合に掃除はどちらがしやすのいか?

③磨いていない方(叩き仕上げ)が価格が高いがその理由は何か?

 

まず①の違いですが、石の表面には微細な穴があり、どんな石でも吸水はします。叩き仕上げの方が表面がザラザラして表面積が増えるため多少吸水が多くなりますが、さほど変わりません。

次に②の掃除のしやすさです。ご想像通り、研磨仕上げの方が表面はツルツルしているため、雑巾やウエスで拭き取るだけで汚れは取りやすいです。

叩き仕上げの場合は表面がザラザラしており、雑巾やウエスでは拭き取りにくくなっています。

ここでものの考え方ですが、研磨仕上げのキレイな墓石も20年も経てば水垢が目立ってきます。そうすると簡単には落ちにくくなります。

また建てた当初は鏡のように輝いていた石の表面もくすみがちとなり、古びた印象は否めません。しかし叩き仕上げの墓石は少し違います。

長年の汚れは(ある程度のお手入れは必要ですが)味わい深くなってきます。建てた当初は「うちのはピカッとは光っていないな~」という印象ですが、20年も経てば風格が出てきます。この2つにはそれぞれの良さがありますので、検討の参考にしていただけたらと思います。

続いて③の価格についてです。最近のお墓は表面を磨いたものばかりですが、これは戦後に切削機(石を切る機械)と研磨機が普及して割と簡単に研磨仕上げが出来るようになったからです。

機械加工の場合は、まず切削機で石を切ります(直線部分のみ)。カーブの所は電動工具で形を作ります。そして研磨機で研磨(8~9工程)をします。

しかし切削機や研磨機が普及する前の工程は次のとおりです。

石に穴をあけセリ矢というもので石を割ります。そしてノミやコヤスケという道具で大まかな形を整えます。それから表面をビシャンという道具を使って粗い目で仕上げ、さらに小叩きという道具で細かい目に順番に叩いて仕上げます。これが「叩き仕上げ」「小叩き仕上げ」です。昔の研磨仕上げはここからさらに砥石で手磨きをしていました。一般的に叩き仕上げでお墓を作るには約2~4万回石を叩くとされています。ですから今は叩き仕上げの方が高価になのです。大樹寺型五輪塔.JPG写真は山南本店に展示しております「大樹寺型五輪塔(千年五輪塔)」です。愛知県岡崎市にある大樹寺は徳川家康の菩提寺として有名で、目利きの杉田さんプロデュースの作品です。素晴らしいバランスで、このセンスのいい形は石造美術品に匹敵します最後に、本当にいい叩きのお墓はとてもキレイに年をとると私は思っています。叩いているからこそ、だんだん古くなってきた時にその違いは明確になってきます。だからこそ石工は一所懸命叩くのだと思います。

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山崎 倫子
山崎 倫子

本店 山崎です。

先日このブログで、お墓の乱張りをご紹介しましたが、
もちろんこの施工が可能なのは、お墓だけではありません。
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↑実はコレ! 我が家の玄関です。
この仕事に携わっているせいか・・・コンクリート一色の玄関よりは、この張石がいいなぁ~と希望して、施工してもらいました。
これだと少々の汚れも、またひとつの味になるような・・・?そして、温かみがあるような気がします!
・・・と、そんな事を感じるのはやはり、職業病でしょうか?(笑)
玄関は家の顔とも言われます。
毎日使うところだからこそ、気に入ったこの石張りが出来て大満足です(^-^)

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お墓がない!?

2017年03月20日 08:00

中村 淳
中村 淳
滝野店の中村です。
先日お客様とのお話の中でハッとしたことがありました。
ある日のこと。
そのお客様は天気もよかったので散歩がてら先祖のお墓参りに行きました。
いつものようにお参りを済ませ、いつものように同じ墓地にある友達のお墓にお参りに行きました。
「ん???いつもと違う…。」
そこにあるはずのものがない…。
お友達のお墓が撤去されて更地になっていたそうです。
俗に言う「墓じまい」されていたそうです。
弊社でも最近「墓じまい」の見積依頼やご相談を受けることがあります。
ご理由としては
①遠方にいるためお墓参りが大変
②子供がいない(お墓を継ぐものがいない)。
③娘しかいなく、遠くに嫁いでいる(お墓を継ぐものがいない)。
といったところが多いでしょうか。
その後のお骨の取り扱いについては
①今、住んでいる近くの墓地に移設
②永代供養、納骨堂
とくに②の「永代供養」という言葉をよく耳にします。
「永代供養」にも様々な種類がありますが、私の友人の家の場合は、友人曰く「立体駐車場みたいなもの」。
カードと暗証番号を使って入力すると自分の所有するお墓(お骨)が目の前に運ばれてくるというシステムだそうです。
この話を聞いたとき、
「暗証番号を知らない親戚や知人はお墓参りが出来ないのでは・・・」
と思いました。お参りできるのは極々限られた身内だけになってしまいます。
この話と先ほどのお客様の話が私の心の中でリンクしました。
従来のお墓のいいところは、身内だけでなく、親戚、知人誰でもいつでもお参りできるところにあるのではないでしょうか?
個人的には、身内にしか来てもらえないお墓に入るのは少し寂しい気がします。
もちろん「墓じまい」を否定するつもりは全くありません。
ですが「墓じまい」を検討の方とお話しすると、意外に撤去後の事を具体的にお考えでなっかたり、ご家族、ご親戚とお話しされていないケースが多いのも事実です。
こういったこともあってか、今年に入って『墓じまい』が少し減っているようです。
お墓はそのままにしておけば、少々の管理費ですみますが、無理に永代供養や納骨堂にしてしまうと、撤去費用や新たな場所の費用が必要になります。
冷静になれば、致し方ないケースを除けば、急ぐメリットはあまり感じられないと思うのですが・・・。
「墓じまい」をするのは簡単です。
その際には、一度よくご家族、ご親戚と話し合ってみられてはいかがでしょうか?
意外と違う答えが出てくることもあります。
ある日突然、いつもお参りしているお墓がなくなっていると本当に寂しいものですよ。
眞下 尚利
眞下 尚利

篠山店の眞下(ましも)です。

先日、追加のご彫刻をさせていただいた方から
「ここの汚れが、なかなか落ちないんです」と相談を受けました。
なるほど。確かにここは落ちにくいなと思いました。
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それが、この写真です。
この、名称は「玉垣」といいます。
別の地域では、「羽目」や「欄間」ということもあるようです。
この玉垣は、研磨((ツルツル)しているのは一部で、汚れている所はザラザラしています。
それは、デザインを重視されてこのような仕上げになっています。
なので、汚れがこびりつき、落ちにくくなっている状態です。
ここで、当社の職人の出番です。
彫刻と同時に、特殊な溶剤を駆使して、石にダメージを与えない様、注意しつつ汚れを落としました。
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お客様も驚き、喜んでおられました。
お彼岸にキレイになってお迎えできて、良かったです。
お困り事あったら、お気軽に相談くださいね。

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雪の被害 お墓にも・・

2017年03月18日 08:00

中道 祥貴
中道 祥貴
本店の中道です。
今年 丹波地域では 過去22年で最多となる積雪がありました。
各地でビニールハウスやカーポートの倒壊 住宅や倉庫の一部が壊れるなどの被害が出ました。
弊社にも「灯籠の笠が落ちている」 「墓地周辺の木が倒れて霊標に当たり倒れてしまっている」 等 の連絡があり 直ぐに対応させて頂きました。
  
 
     ↓  雪で木が折れて 駐車場に倒れています。
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  ↓  これは 青垣町の某墓地へ行った時の写真です。
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灯籠の笠や 五輪塔の笠までも 落ちていました。
笠の上に雪が積もり 均等に溶けてくれれば良いのですが 
日当たりの関係で 片寄った溶け方をして 片方に荷がかかりち落ちたのではないでしょうか。
皆様のお墓も大丈夫でしたか?

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髙梨 剛
髙梨 剛

滝野店 高梨です。

日々、いろいろなお客様と接していろいろな提案をさせて頂いた結果、立派なお墓が建ったり、現代風のご要望に沿ったリフォームなど、ご満足して頂けるよう励んではおりますが、これ以上有り難く感じるものはありません。
これが「お客様アンケート」です。
契約時や全てのお仕事の完了後にお渡しさせて頂いているのですが、この用紙にわざわざ一筆頂ける感謝と喜び、しかもありがたいお言葉や次回の仕事に繋げれるヒントなど。
様々なものがこの用紙に収められております。このアンケートを読んで、また新たにご満足頂ける仕事に勤しんで参ります。
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森田 浩介
森田 浩介

仕入れ担当の森田です。

毎年開催されている「お墓参り写真コンテスト2017」の一般公募が今年も始まりました。

例年通り、公募ガイドに掲載されています。↓↓↓
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弊社では、以前からお客様宛のお手紙ではお知らせしておりますが、いよいよ全国的に募集が始まりました。

この写真コンテストの話をしていると、
『ペットと行くので、ペットの写真だったらあるけど』とか
『いつも一人でお参りするので、写真が撮れないよ~』
『うちのお墓は古いからな~』
という話になります(結構、盛り上がります)。

実際に応募されている写真には様々あります。

昔の写真(前回の大賞はコレでした)、子供の写真、家族の写真、ペットとの写真、雪の中、山の中、桜のあるお墓など、お墓にまつわる写真であればOKです。

ぜひチャレンジしてみてください。

詳しくは、お墓100年プロジェクトまで

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私にとってのお彼岸…

2017年03月15日 08:00

滝野店事務スタッフ
滝野店事務スタッフ

こんにちは(*^^*) 滝野店の下中です。もうすぐ、お彼岸ですね。私のなかではお彼岸…。お墓参りと団子のイメージが強くて…。「国民の祝日に関する法律」には春分の日を「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」秋分の日は「祖先をうやまい、なくなった人をしのぶ日」とあるそうです。最近は自然のものや食べるものにも季節感がなくなってきましたが「お彼岸」は「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉のように季節の節目でもあり、ご先祖様を敬う、たいへん良い日なのでしょうね。お墓参りをしながら、自然のめぐみとご先祖様へ感謝する日が、日本のお彼岸なのではないのでしょうか。次の休みには彼岸前なので、お墓の掃除に行ってきま~す。こんなローソクもありますよ。KIMG0150.JPG

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お墓の展示場

展示会 320日(木・祝)~30日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く