あると便利なお墓参り用品

2018年10月05日 08:00

篠山店事務スタッフ
篠山店事務スタッフ

こんにちは(^-^*)/

篠山店スタッフです☆彡

10月に入り、篠山店周辺はすっかり食欲の秋モード一色です。

さて、9月のお彼岸はお墓参りされましたでしょうか?

先日、お墓参りする時ように小さなおりんがほしい。とご来店がありました。

20181005_orin03.JPG

お墓=りん、といえば、ご住職が持ってらっしゃるのを見かけますね。

これはお寺様用の特別なもの?と思われがちですが・・・

20181005_orin01.JPG

実は、あります。携帯用りん。

持ち手があって、ステンレス製のリン棒付。意外と響きもいいです!

こちらは小さくて軽いので、巡礼の際にも使うことができます。

が、ご希望されてた方は、安くていいので・・・。とのことでしたので。

20181005_orin02.JPG

こちらの、りんセットをご案内。

台素材:ABS、りん棒素材:PP製、そして軽いので外の持ち運びに最適です。

お値段もお手頃だったので、こちらをご購入いただきました。

お墓参りで、自宅にあるりんを持っていくのはちょっと面倒だったりします。

携帯用の小さなりんも、いろいろ種類がありますので、お気軽にお声掛けください。

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屋根を透き抜けるクレーン。

2018年10月04日 08:00

髙橋 圭司
髙橋 圭司

本店の高橋です。

どの集落にも地元のお宮さんがあると思います。そばには必ず手を洗う水場がありますよね。

今回は石製の洗い場、「手水鉢」のお手伝いです。
手水鉢完成.JPG

上の写真が完成です。本体は250㎏ほどの重量があります。

もちろん私どもは石材店ですので1000㎏を超える重たいものでも慣れた仕事であります。

しかし今回は下の写真のように屋根が・・・。
手水鉢完成引きの写真.JPG

2本の柱から屋根部分をごっそり外して作業をと思いましたが、どうもそんな構造ではありませんでした。

ならばと4分割になっている屋根のアクリル板だけを外す事になりました。

骨組みは残ります。「手水鉢」本体はそこより大きいので通りません。

クレーンのフックだけを通して吊り上げながら少しずつ移動して据え付けることになりました。
屋根からクレーン.JPG
次の升からクレーン.JPG

骨組みの間からクレーンを通す作業を3回繰り返して完了となりました。

ちなみにここの水は地下水で、とても美味しく近所の方がよく汲みに来られてるそうです。

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大阿闍梨にお会いしました

2018年10月03日 08:00

森田 浩介
森田 浩介

仕入担当の森田です。

先日、仙台市の郊外にある慈眼寺というお寺に行ってまいりました。そこで、ある方のご紹介で塩沼亮潤さんとお会いすることができました。

塩沼亮潤さんとは、奈良の吉野にある大峯山で千日回峰行という凄まじく凄い修行をされた方です。どれぐらい凄いかというと、1300年の歴史の中で成功した人が2人なのだそうです。

詳しくはこちらのサイト

塩沼亮潤大阿闍梨.png

いったん始めると途中で辞めることは許されない修行で、断念する時には自分の短刀で腹を切らねばならないらしいのです。

有名なのは比叡山の千日回峰行ですが、大峯山でのチャレンジは大変珍しいそうです。

この究極の修行をやりきった人に与えられる称号が『大阿闍梨(だいあじゃり)』です。

そして午後から、護摩修法に参加しました。

私も護摩祈祷は知識では知っていたのですが、実際にこの目で見たことはありませんでした。初めてだったので大変楽しみにしておりました。

始まると、これが大迫力です。太鼓の音、鐘の音、真言と般若心経が重なり合います。

火が点火されると一気に煙が立ち込めます。

そして目の前に大きな火の柱ができ、そこに祈願が書かれた護摩木がお焚きあげされます。

shionuma-ryojun07_l.jpg

(こちらが公式サイトにある写真です)約1時間近く続きました。

私が書いた護摩木もあの中にあったのでしょう。

何ともピーンとした空気の中で、とても素晴らしい時間でした。

きっと昔も今も、祈りに対する気持ちは一緒なのでしょうね。

そして、護摩修法が終わると、大阿闍梨の法話があり、ありがたく拝聴させて頂きました。

お供えの品

2018年10月02日 08:00

上山 典之
上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

先日、ユーザー様の奥様がお供えの品を見に来られました。

お友達が亡くなられお供えに何が良いかということで、お話を伺うと長い闘病中は食事も制限されておられた様でした。

お勧めしたのが「好物キャンドル」

好物.JPG
好物1.jpg

我慢されていた大好きな甘い物で、ショートケーキ・お団子・コーヒーを選んで頂きました。

好物3.jpg
好物4.jpg
好物2.jpg

お仏壇には、もちろん本物がお供えされているようですが、ローソクなので火を灯して語りかける。

「どうぞめしあがれ」少しずつ無くなっていくので「まるで本当に食べてくれているみたい」

お友達ならではのお供えができたのではないかと思います。

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娘を想う父が作ったお墓

2018年10月01日 08:00

yoshidumi
yoshidumi

みなさん、こんにちは本店の義積です。

秋は台風の季節ですね。このブログを書いている今も台風が日本を縦断しています。被害が少ない事を祈るばかりです。

私は昨日ニュースでこのようなお墓を見ました。

参考のサイトはこちら

20181001アイフォン墓.jpg

これはロシアで亡くなったアイフォン好きの娘のために父が建てたアイフォン型のお墓です。高さは1.5mもあるそうです。私の身長とほぼ同じですので大きいですね。

周囲の墓と比べても個性的なので、お墓を訪れる人は驚かれているそうです。

正直な感想は、本当にアイフォン好きだからと言ってアイフォンのお墓にして欲しかったのか?違うんじゃないか?と少し思ってしまいました。

日本でも亡くなった方が好きだった物の形にするお墓を建てられることは皆無ではありません。

ただ、その方だけのお墓であれば問題はなさそうですが、先祖代々のこれから何人も入られるお墓であれば、これからそのお墓に入る方の事も考えてしないといけないと思います。

話は少し変わりますが、最近では、女優の樹木希林さんが、お亡くなりになりました。飾らない性格で、大好きな女優さんでした。彼女の宝島社の新聞広告も話題となりました。

死ぬときぐらい 好きにさせてよ

「死を疎むことなく、死を焦るこもなく。ひとつひとつの欲を手放して、身じまいをしていきたいと思うのです」

というメッセージと共に、有名絵画をモチーフにした小川の中で横たわるものでした。

参考にしたサイトはこちらです。

20181001宝島社.jpg

彼女は生前終活をされていたそうです。終活は、死後の財産などの手続きをはじめ、葬儀や臓器提供の意志などたくさんあります。

突然なくなったり将来寝たきりや意志表示ができない本人と、ご家族の思いが食い違い、思っていた通りにできないこともあります。お墓のこともその一つです。

今回のアイフォンのお墓の詳しいいきさつや内容は分かりませんが、娘さんを亡くされたお父様が娘を想って建てられたということは分かります。お墓を建てる気持ちは皆同じですね。

間知石の種類

2018年09月30日 08:00

森田 茂樹
森田 茂樹

間知石とは石積みに使う石です。

昔は石を切り出した残りの石(端材)で作っていましたが、日本の採石場も数少なくなったのとコストの問題で間知石を作る業者が少なくなりました。

近年は大半中国加工で使用しています。

通常、割肌仕上げという方法で自然の石割れ模様を出しているものが多いのですが、少し手を加えて表面をノミ切仕上げにすることもあります。

IMG_7444.JPG

これは割肌の間知石です。通常よく使われるものです。

IMG_7442.JPG

こちらがノミ切仕上げの間知石です。表面が平らにノミ加工をしています。昔の蔵の土台石やお城や神社仏閣の石積みなどはノミ切加工が使われています。

IMG_2924.JPG

この石積みは清水寺で撮影したものですが、角の石が(ノミ切加工)で組んであります。

お城も同じですが、手足を掛けて登り難いとも言われていますが、角がビシッと決まると全体がとても引き締まって見えます。

今回のノミ切間知石はお墓の擁壁に使います。年月が経つとイイ侘び寂びが出ると思いますので、完成しましたらご紹介します。

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トンネルの銘板

2018年09月29日 08:00

山崎 倫子
山崎 倫子

本店 山崎です。

先週、工場に大きな黒い銘板が入荷しました。

トンネル銘板.JPG

これは皆さまも何度も目にされた事があると思いますが、トンネルの入口上に取り付けてある黒い銘板です!

「◯◯トンネル」と書いてあるアレです。弊社ではたびたびこのトンネル銘板の工事を請け負っています。

車でトンネルを通る際、ふと見上げるとその大きさはなかなか想像できないかもしれませんが、実際はとても大きいものです。

上の写真の黒い石が2枚1組で、片側の銘板になります。大きいものなので、なかなか1枚で採るのは難しく、このように中心で分割して据えます。

ここに「◯◯トンネル」と彫刻します。その文字の多くは、そのトンネルに関わっている方の自筆(私が今まで見たものだと、地元の小学生、県知事さん、市長さんなど・・・でした)であることがほとんどです。

原稿は通常ですと、半紙に書かれていますので、それを実際の寸法に合わせて調整し、写して彫刻へと取り掛かります。

一文字一文字がとても大きくなりますので、大変です。もちろん、取付工事にも大きな重機が必要となりますので、大がかりな工事になります。

今回のこの銘板の取付は、11月頃を予定しています。まだしばらくは、工場で出番を待つ事になります。また随時お知らせ出来ればと思います(^^♪

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私のお墓参り 倶會一處

2018年09月28日 08:00

福島 正弘
福島 正弘

滝野店の福島です。

お彼岸も明け、朝晩はすっかり涼しくなりました。8月のお盆、9月のお彼岸とお墓参りをされる機会も多かったのではないでしょうか?

私も先日お墓参りに行きました。

当社のブログでも度々「お墓の正面文字」について書かれておりますが、私の出身地であります京都市の墓地では、下の写真のように彫刻されているお墓を見かけることがあります。

DSC_0618.jpg

「倶會一處(くえいっしょ)」と彫刻されており、浄土真宗の方のお墓です。

「倶(とも)に一つ処(ところ)に会う」という意味で、先に浄土に往生なさっているご先祖たちと共に同じ浄土に生まれたい、亡くなられてもまた大切な人と会いたいと思う気持ちのあらわれになります。

自分が亡くなったら、自分に会いたいと思ってくれる人を一人でも多く持ちたいなと改めて感じた帰省になりました。

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中村 淳
中村 淳

滝野店の中村です。

以前にも「嫁いだ娘が継ぐ場合のお墓の正面文字」ということでご紹介したことがありますが、今回のお客様も同様ケースでリフォーム工事をご依頼いただきました。

元々は下の写真のように「◯◯家之墓」と刻まれていました。

前1.jpg

「◯◯家」というのは施主様の奥様のご実家の姓ですが、現在は絶えてしまい、しかも奥様もお亡くなりになりました。

施主様のご要望は

①奥様のご遺骨は生前中の希望もあり生まれ育った土地のお墓に納めてあげたい
②自分たちもこのお墓を使っていきたい(継承していきたい)

ということでした。

そこで、こちらからのご提案としましては、ご親戚やご住職のご理解が得られた上で、竿石(墓石の◯◯家之墓と彫刻したある部分)を新調することでした。

◯◯家の部分はご主人の姓にするのではなく、奥様方のご親族も入っておられるので「先祖代々之墓」と彫刻しました。

先祖代々.JPG

また既存の竿石には亡くなられた方の戒名や命日が彫刻されていましたので。

前2.jpg

新たに霊標を設置して両面にそれぞれのご家族の戒名を彫刻致しました。

霊標3.jpg霊標2.jpg

また既存の墓石はやや傾いておりましたので、もう一度据え直し、地蔵も新設致しました。

完成20180927.JPG

最近のお墓の継承方法は多岐にわたっています。「うちは娘しかいないから」と諦めないでください。

眞下 尚利
眞下 尚利

篠山店の真下(ましも)です。

先日、ご不幸のあったお家に伺いました。

納骨や字彫り(じほり)などのお手伝いのご説明をし、後日ご連絡いただき再度訪問させていただく事になりました。

訪問直前に墓地の場所は知っていたので、1人で見に行き、お家で打ち合わせ出来るよう、写真等を撮ってきました。

字彫り以外に、この機会にキレイにできる所(ご納骨でご親戚の方々もお墓にお参りに来られますので)がないかと確認しました。

洗浄や家紋などのペイントの入れ直しの他に、お地蔵様やご先祖様の花立と線香立が気になりました。

20180926線香立花立交換1.JPG

20180926線香立花立交換2.JPG

お地蔵様は塩ビパイプの花立で線香立は簡易のものでした。

20180926線香立花立交換3.JPG

夫婦墓などのご先祖様の花立はプラスティックでした。

お家へ伺い、字彫りの打ち合わせをしました。その際に、「お墓で気になっている事、ご不安な事ありませんか?」

とお聞きしました。すると、奥様が「お地蔵様の花立なんとかなりませんか。お水が換えられないないので」と。

意見が合致しました。

気になっておられる事は同じなんだなと再認識しました。字彫りの他、説明させていただき、洗浄やペイントの作業もご依頼いただきました。

20180926線香立花立交換4.JPG

不要な塩ビパイプ花立をカットします。

20180926線香立花立交換5.JPG

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花立、線香立を取り付ける位置にドリルで穴を開け、取付します。

20180926線香立花立交換7.JPG

20180926線香立花立交換8.JPG

字彫りはまだなので、報告だけしかしていないので、感想をお聞きしていませんが、喜んでもらえたらなと思っています。

お墓の展示場

展示会 320日(木・祝)~30日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く