園中 憲二
園中 憲二

篠山店の園中です。

今回のご紹介は、境界の玉垣据付とファイバーレジンの工事です。

20190424_02.JPG20190424_01.JPG

現状は1つの区画に仕切り延べ石が入っており、入口はザラザラした仕上げ(ビシャン)で、汚れが付着している状態。

<ご依頼内容>

両サイドには玉垣があるのに、真ん中の仕切りには玉垣がないのが以前より気になっている。
 ご提案→玉垣の据付

区画内にたくさん落ちている「檜の葉」。玉砂利の中に入り込んでしまったら取り出しも、掃除も出来ない。なんとか解決してほしいと。
ご提案→ファイバーレジン

拝石が汚れていたので、これを機に無くします。

20190424_03.JPG

ビシャン加工を取り除き研磨する。

20190424_05.JPG

20190424_04.JPG

作業には、グラインダーに研磨用ディスクを取付、荒削り用のディスクを使用します。

20190424_07.JPG20190424_06.JPG

丁寧に削っていきます。

20190424_010.JPG20190424_08.JPG

ファイバーレジン施工をして完成。

20190424_09.jpg

お墓の横に立つ檜から降り注ぐ細かい檜の葉に悩まされていましたが、簡単にほうきで掃き出しが出来るようになり、これまでの一番の懸案だったお墓の悩みが解決したと喜んでいただけました。

【カテゴリ】

お仏間のリフォーム2

2019年04月23日 09:00

yoshida
yoshida

滝野店の吉田です。

前回に引き続き仏間のリフォームをご紹介させていただきます。既存のひな壇と地袋の天板を取外し、仏間3面に下地としてラスボードを張ります。

そして、地袋を造りなおして、別途作成したひな壇(3段)を入れていきます。

飾段・地袋天板ハズシ.JPG ひな壇取付け.JPG

3方のラスボードに漆喰を塗っていきます。きれいに仕上がりました。

下地ラスボード.JPG 漆喰塗り.JPG

このまま、乾燥の為にしばらく(1週間程度)そのままにしておきます。その間に、地袋と部屋の他の襖の張替え作業などをいたします。

仕上げ・乾燥中.JPG

次回には、仏具類を納めたお仏壇をご紹介させていただきます。

【カテゴリ】

音を鳴らして

2019年04月22日 08:00

篠山店事務スタッフ
篠山店事務スタッフ

こんにちは(^-^*)/

篠山店スタッフです☆彡

今回、法事を前におりんの買い替えのご相談をいただきました。

20190422_rin01.JPG

長年使っているおりんはありますが、音が・・・とのこと。

おりん、といってもいろいろな大きさ、形があり、それによって音が異なります。

20190422_rin02.JPG

小さくても響きが良いもの。

20190422_rin03.JPG

しっかり厚みがあり響きが長く続くもの。

20190422_rin04.JPG

お寺にありそうな、大きめの大徳寺りん。ゴーンと低音で響きます。

本当に音はさまざまです。今回もいろいろ試していただきました。

同じ形でも大きさによって音が違います。

りんの音は、心を静め、邪気を払い、仏様やご先祖様をお招きする。といわれています。

耳心地がよく、響きが続くものを。ぜひ、店頭で確かめてお選びいただければと思います。

【カテゴリ】

ベンチのあるお墓。

2019年04月21日 08:00

髙橋 圭司
髙橋 圭司

本店の高橋です。

まずはこの写真をご覧下さい。

ベンチ①.JPG

白っぽく見えてる四角の石はベンチの足となる部分です。

長年この仕事をしておりますが、この度初めてお墓にベンチを設置しました。

もちろん会社としてはこれまでに幾つかのお手伝いをしております。

しかし2つのベンチとなると初めてかと思われます。

ベンチ②.JPG

普段は遠方に居られる子供さんたちとお墓でゆっくり過ごせるようにとのご希望でした。

ベンチ③2.JPG

今回も良いお手伝いが出来ました。

【カテゴリ】

庭石を歌碑に

2019年04月20日 08:00

森田 浩介
森田 浩介

仕入担当の森田です。

今回は庭石へ短歌を彫る依頼がありましたのでご紹介します。

ご依頼がありましたのは山南町の前田様、少し早めの米寿の記念にとお話をいただきました。

今回のこの短歌はNHK全国短歌大会で入選された作品だそうです。

すでに丹波新聞でも報じられました。その記事がコチラです。

庭石に短歌.jpg

揮毫は山南町上滝の大野さんがされました。これは前田さんからのご依頼でした。

素晴らしい字でした。が、、、、彫る私たちからすればとっても難しいラインがたくさんあります。

実際に現場ではおおよその寸法を決めておいて、文字原稿を大きく拡大しました。そして下準備をしっかり整えて現場彫りをしました。

といってもすぐに彫れるものではありません。剥がれそうな部分は先に叩いて石を落としていきます。さらに凹凸をサンダーで加工して平坦にした上で彫りました。

歌碑アップ.jpg

理想は自然のままの肌の上に彫りたかったのですが、今回は石の風化もありこのような形となりました。喜んでいただけてよかったです。

また時間が経てばいい風合いになることでしょう。

【カテゴリ】

ご先祖様が最初に

2019年04月19日 08:00

上山 典之
上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

新築されたお家に仏壇を納めました。

お施主様が新居で生活される前の家具などが入っていない家に最初に仏壇を納入して、誰も住んでいないときに、ご先祖に1番最初に移って頂くのが良いと、以前にある住職様より聞いたことがありました。

このお宅でもそのようにされました。

黄王壇1.JPG

黄王壇(きおうたん)その名の通り、黄褐色の地肌に黒い縞模様の美しい木目が入り混じります。ミカン科の樹木、別名南米桑と呼ばれています。

原産地はメキシコのグアテマラで、硬質で光沢があり耐久性に優れ明るい色調になります。

黄王壇2.JPG
黄王壇3.JPG
黄王壇4.JPG

無事にお性根入れも終わり、今後も末永くお祀りしていかれることでしょう。

【カテゴリ】

yoshidumi
yoshidumi

本店の義積です。

桜が丹波の風景に彩を添え終わりになろうとしています。季節の移り変わりは早いものですね。

展示場では、お香が焚かれ、とても良い香りがしてきます。良い香りがすると気持ちが穏やかになりませんか。

20190418お香.JPG

お香は、香水と違いキツイ香りが苦手な方でも心地よい香りです。

20190418お香2.JPG

こちらの商品は、ラベンダーやグリーンティなどの香りで小さな香皿付です。サイズは小さめですので、玄関やリビングなど置く場所に困る事はありません。

20190418お香3.JPG

こちらは、お線香によく使用される白檀(びゃくだん)、沈香(じんこう)、ラベンダーの三種類が揃っています。香皿は付いていませんが本格的な香りを楽しむことができます。

お客様をお迎えされる時、笑顔プラス良い香りでお迎えも良いですね。

【カテゴリ】

江戸時代の石職人は凄い

2019年04月17日 08:41

森田 茂樹
森田 茂樹

先日、由緒ある神社の玉垣の修繕工事をさせていただきました。

その場所は奥の院で毎日工事前にお祓いを受けなければ入れない聖域な場所です。

毎日、緊張感をもっての仕事でしたが、この石工事はもう一つの緊張感がありました。ちょっと凄すぎる工法で作られていました。

多田神社玉垣.jpg玉垣土台.jpg

土台石、笠石共に石のつなぎ方が凄すぎ。木柱の繋ぎ方では目にすることはありますが、石では初めて観ました。

現在でもこの様な加工で石を繋ぐことは大変な作業です。ですが、350年前にこの仕事がされていることにビックリです。

当時の鉄のみで手作業で加工したことを思うと、当時のより優れた石工を結集させて作ったものだと思われます。

なんと「葵の御紋」も入っていますので。

IMG_8773.JPG

とくに笠の石は土台と違って石厚が薄いので、手加工では折れてしまう・・・この様な細工は他にもたくさん有り、徳川家の力で石職人も磨かれたのだろうと思うとこです。

その象徴と言えるのが江戸城、現在の皇居ですね。

【カテゴリ】

藤井 勇輔
藤井 勇輔

滝野店の藤井です。

前回の灯籠って何のためにあるの?に引き続き今回もよく考えてみると「これって何のためにあるのだろう」と思うものについて考えていきます。

突然ですが、お墓参りに行った際にこういったものを見たことはないですか?

六地蔵.jpg

墓地の入口には6体のお地蔵さまが必ずと言っていいほど祀ってあります。

私もこの仕事に就くまではなんとなく「お地蔵さんが祀ってあるなぁ」位にしかとらえていませんでした。
今回お話していくのは

「なぜお墓の入口には6体のお地蔵さまが祀ってあるのだろう?」

という疑問についてです。

一般的には六地蔵と呼ばれているこのお地蔵さまは、人が生まれ変わり死に変わり続ける6つの世界(天道、人間道、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道)のそれぞれで苦しむ人々を救うためにおられます。

墓地は亡くなった人の世界と、生きている人の世界の境界です。

お地蔵さまはあの世へ旅立つ人の安全と安らぎを祈るという意味と、もうひとつは死者が迷ってあの世からこの世に帰ってこないようにという2つの意味で生と死の世界の境界に立っておられるのです。

これからも引き続き日々気づいた「なぜだろう?」を紹介していきます。

「令和」第1号!

2019年04月15日 08:00

山崎 倫子
山崎 倫子

本店の山崎です。

新しい年号「令和」が発表されてから、早半月が過ぎました。5月からはいよいよ、「令和元年」がスタートしますね。

以前からお話ししていたように、弊社ではこの元号との関係がとても深いのです。

墓石の建立を契約させていただいて、実際に建立するまでの期間に文字彫刻の原稿を作ります。

契約してから多くの方は建てるまでの日数があいていますので、建立月は先の分になります。

多くの方が西暦よりも元号で建立月を記されますので、五月以降建立予定の分の彫刻原稿は、「〇〇元年」と空白で作成していました。

私は彫刻原稿の作成をする事もあるので、実際に発表されるまでは、「何になるんだろう?」という気持ちよりも「バランスの取りやすい字がいいな~」とそんな事を考えていました。

迎えた4月1日。「令和」が発表された直後より、早速文字の作成にとりかかりました。

そして先日。「令和元年」第1号のゴム出しをしました。

令和①.JPG

これを石塔に貼って彫刻に取り掛かります。

よく考えれば、「令和元年」の文字を彫刻するのはは通常の1年よりも短く8か月しかないのですね。

なんだか少し貴重な気がします。

【カテゴリ】

お墓の展示場

展示会 320日(木・祝)~30日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く