
寿陵墓って縁起が悪い?
2019年10月22日 08:00
本店の義積です。
本日10月22日は「即位礼正殿の日」です。
「即位礼正殿の儀」というのは皇太子さまの即位を国内外に示す儀式で、国内はもちろん国外からも国家元首や首脳が参列されます。
31年前昭和から平成になった時、私は社会人になった年でした。
昭和天皇が崩御されての天皇の交代でしたので、今年に入ってからのお祝いムード一色とは少し違っていたようにい思います。
平成元年に昭和天皇がお亡くなりになったあと、東京都八王子市にある武蔵野陵に埋葬されました。
実際に見たことはありませんが、ニュースなどで見るととても大きな御陵(天皇のお墓)です。
これはお亡くなりになる前から造られていたそうです。当時の私なら「亡くなる前からお墓を作るなんて不謹慎だ」と言っていたはずです。
しかし寿陵という存在を知り、不謹慎とは思わなくなりました。
寿陵は歴史を遡るとあの聖徳太子が生前にお墓を建てたという話があるそうです。そのような昔から寿陵の風習があったのですね。
古代中国では、寿陵を建てることが長寿につながるとされていたため、寿陵は縁起が良いものとして伝わってきました。
長寿の他にも、子孫繁栄や家庭円満が訪れると言われています。
寿陵墓のメリット①
生きている間に建てるのであれば、自分の思う墓地を購入し、自分好みのものを時間をかけてゆっくり作ることができます。
寿陵墓のメリット②
お墓は相続税の非課税財産なので、相続税を節約できます。遺族の負担が少なくなります。
最近は終活というのが浸透してきまして、自分の死後の事と考えるという方も増えてきました。
生きている間に少しづつ考えていくと心配事が減って行くのではないでしょうか。
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リスを使った記念碑
2019年10月21日 08:00

代表の森田です。
先日、久しぶりに記念碑のご依頼をいただきました。ご依頼をいただいた会社は、10年前にも50周年事業で記念碑をお世話になりました。
さて、今回はどんな形にしようか?コンセプトは何か?と現在、試行錯誤しております。
メインは「リス」の石彫りを置く形で決まったのですが、イメージは「リスがくるみを食べている感じ・・・」。
いざ、作り始めると・・・なかなか、くるみに見えません。
実物ばかり見ながら作っても上手く作れないので、イラストをインターネットで探して、それも参考にして作りました。
くるみを食べているように見えるでしょうか?単純な形の物ほど難しいということが良くわかりました。
書道でも画数の多い文字はそれなりに形になりますが、画数の少ない文字はカッコよく書くのが難しいものです。どんな仕事も同じですね。
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蓮華ってなに?
2019年10月20日 08:00
滝野店の藤井です。
「六地蔵」「灯篭」「精霊馬」に引き続き新米営業のわたくし藤井が「これは何だろう?」「何のためにあるんだろう?」と疑問に思ったことを考えていくシリーズで今回で4回目になります。
今回考えていくのがこれです!!
このお墓の…
このトゲトゲした部分です。
名前を蓮華台といいます。その名の通り蓮の花をモチーフにしています。
その理由が2つあります。1つ目は臨終された方を阿弥陀様と観音様がお迎えに来られる際に、故人様を極楽浄土に連れていく乗り物が蓮の花だからと言われています。
2つ目は蓮の花は泥にまみれた沼のようなところから可憐な花を咲かせるため、その姿が俗世間の欲や煩悩に染まらない悟りの世界を象徴する花だとされているからなんです。
つまり蓮華台はご先祖様が悟りを開かれて、阿弥陀様と観音様に迎えられて極楽浄土に行かれたという1つの証なのです。
まだまだ知らないことばかりです。これからも私藤井が見つけたなぜだろうを紹介していきます。
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10分ローソク
2019年10月19日 08:00

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「思い立ったが吉日」です
2019年10月18日 08:00

滝野店の福島です。
先日、お悔みのあられた知人から「お墓はいつ建てるのが良いの?」との相談を受けました。
私の返答としては「結論としてお墓を建てる時期に決まりはありません。」と伝えました。
いつ、何日までにお墓を建てなければいけない、という決まりは一切ありません。
ただし、今回の相談のように埋葬しなくてはいけないご遺骨がある場合には、一日も早く安眠できる場所を作ってあげる事が一番のご供養になると思います。
大切だと思うのは「ご供養の気持ちなので、ご家族で相談なさって気持ちの整理がついた時期に検討されれば良いと思う。
思い立ったが吉日で四十九日や一周忌の法要、新盆やお彼岸などの法要に合わせて考えるのも目安として良いのではないか?」とお伝えしました。
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お墓の撤去~コンクリート施工~
2019年10月17日 08:00

滝野店の中村です。
いわゆる”墓じまい”を検討されている方もおられるかと思いますが、”墓じまい”は場合によってはトラブルになることも多々あります。
過去の記事はこちらです。
改葬(お墓の引越し)に必要なもの
お墓の引越し
お墓の引越し2
お墓の引越し3
今回は”墓じまい”で気を付けなければならないポイントの一つ「自治会の規約」についてです。
お墓の場合には、住宅用の土地を取得するように墓地となる土地の所有権を買い取ることはできません。
よく「お墓を買う」と言いますが、お墓を買う=お墓の永代使用権または墓地使用権を取得することです。墓地の所有者と墓地を永代に渡って使用する権利を得るという契約をします。
つまり、共同墓地の場合には墓地の所有権は霊園を経営する側や自治体にあって、お墓を建てて所有している者は土地についての使用権を有しているだけです。
墓地建立に関する規約があるように、墓地返還に関する規約も当然存在します。最近では自治会の共同墓地でも、墓地に関する規約も細かく整備されているところもありますので確認は絶対に必要です。
返還の条件は様々ですが、多いのは
- ・原状回復(使用前の状態にする)
- ・更地する
- ・区画の場所によっては墓石のみ撤去して外柵は残しておく(外柵撤去によって区画が崩れる可能性がある場合)
といったところでしょうか。
また最近増えているのは、
・区画内の防草対策(コンクリート打設、防草シート等)
といったものもあります。
また費用が大きく変わる条件として
・土の入れ替え(特に以前土葬墓地であった場合に多い)
があります。過去には深さ1m以上土の入れ替えをしなければならない墓地もありました。
究極の条件として“返還を認めない”といったものもありました。
いずれにしても施主様の判断や、業者の判断で返還できるわけではありません。墓地規約やまた条件によっては墓地管理者の立ち合いのもと確認が必要です。
今回ご依頼を頂きましたお客様の区画の条件は「原状回復と防草の為、コンクリートの打設」でした。
撤去した墓石の竿石は供養塔に移動します。墓地によっては供養塔が既にいっぱいで置けない場合もあります。
このように墓地の規約によって明確に定められているところもありますが、中には「条件なし」といったところもあります。次のケースは「条件なし=今後その場所を他の方が使うことがない」といったものです。
こちらの墓地では周りの区画の人に迷惑にならないようにという事で、返還される方は自主的にコンクリート打設をされています。
このようにトラブル回避の為に勿論墓地規約の確認は必要ですが、御見積をする上でも返還条件は大きく関わってきますので是非一度ご確認ください。
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お線香が真っすぐ立ちます
2019年10月16日 08:00
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デザイン墓石「アルカディア」
2019年10月15日 08:00

仕入れ担当の森田です。
今日は次回11月の展示会でイチオシの商品をご紹介します。
デザイン墓石「アルカディア」(滝野店にて展示)
これはアルカディアというデザイン型墓石です。
デザインしたのは皇潤貿易という会社。石屋さんとは違う感性でデザインされています。
各所の特徴をご紹介します。
広いスペースは大人が横並びで十分に並べます。写真の足モデルは身長183cmもあり広く見えませんが、女性なら3人はラクラクです。
側面は割肌になっています。
側面以外の部分は文字通り「鏡面仕上げ」になっていて、その側面が割肌となっています。このコントラストがかっこいいです。
なんとダブルで延べ石を使っています。デザインのために贅沢な近い方です。
石屋さんならこんな石の使い方はしないでしょう。でも上手に使っています。こうするからこそ、このアルカディアというデザイン全体が引き立つのでしょう。
しかし、この加工は作り手泣かせのとても難しいRです。ぜひ間近で見てください。
取っ手が付いてて細かい気遣いです。
滅多に納骨はしませんが、あるととても便利です。
しかも、当社ならではの「信頼棺®」にも対応しています。
いかがでしたでしょうか?お墓の特徴ってパッと見ただけではよく分からないかもしれませんが、実は色んな部分に工夫が凝らされているんです。ぜひ現物を見てお確かめください。
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神輿と獅子舞
2019年10月14日 08:00
滝野店スタッフです(*^-^)/
天高く秋らしい先週末、滝野店前で地域の秋祭りがありました。
季節ごとのお祭りは神様への「祈り」や「感謝」を伝え、秋祭りは「農産物の収穫を祝って、神様に収穫物を奉納し、感謝を捧げる」という意味で行われるようです。
多くのお祭りに登場する神輿にはどんな意味合いがあるのでしょうか?
神様はお祭りの時には自分の地域の町に出ていき、偉大な力を振りまき、災厄や穢れを祓うという仕事があります。
では、太鼓や笛の「祭囃子」とは?
太鼓の音には、邪気を払い、五穀豊穣をもたらすは祭具としての欠かせない役割があるのですね。
元々疫病を払う目的で舞われていたのが、転じて邪気払いや縁起物として祝い事の席で欠かせない存在になった獅子舞
何より地域の方々とお祝い事に携われることが嬉しいですo(≧∇≦)o
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