石の紹介「庵治石中目」

2020年07月31日 08:00

森田 浩介
森田 浩介

仕入れ担当の森田です。

本日の石の説明は「庵治石中目」です。

お客様とお話していると、庵治(あじ)は聞いたことがあるという方は多いです。やはり関西では大島石と並ぶメジャーな石です。

庵治石は大きく分けると細目、中細目、中目があります。高価なことで有名な庵治石ですが、そんな中で比較的お手頃なのが、この「中目」なのです。

ではまず物性データからご紹介します。

名称:庵治石中目
採石地:香川県高松市
見掛け比重:2.67t/m3
吸水率:0.200%
圧縮強度:167N/mm2
岩石分類:花崗岩

庵治石中目は有名すぎる「細目」の影に隠れて地味に感じますが、とても落ち着いたいい石です。色目は少し青みがある淡い感じが特徴です。石そのものは非常に硬く、ノミ切り仕上げの五輪塔などを見ても、その硬さが伺えます。硬さを表すモース硬度というものがあるらしいのですが、そのモース硬度は「7」。これは細目と同じなのだそうです。

先日、展示品で久々に新しい中目が本店に入荷しました。現在の展示品はお客様のもとへ行き、これと入れ替えになります。新しい中目もぜひご覧ください。

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上山 典之
上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

NHKの大河ドラマ「麒麟がくる」でゆかりのある高城山八上城跡の登山道にある城主の供養塔を掃除しました。

その日は貴重な梅雨の晴れ間で登山者も多く「お掃除ご苦労様ですね」というお声も頂きました。

山中にあるため、苔むして落ち葉とでチョット怖い感じの状態でした、登山者でしょうか?お賽銭もお供えしてあります。

平成3年にお墓をお世話になってから、おそらく初めてのお掃除だったでしょう。

30年ぶりに綺麗になって、これからも皆様に手を合わせて頂けると嬉しいことですね。

yoshidumi
yoshidumi

本店の義積です。

お盆前に両親のお墓そうじに行ってきました。
春のお彼岸以来行っていなかったので、草がスゴイ事になっていないか心配でしたが、思いのほか大丈夫でした。しかし、陶器の湯呑を置いていたのですが、風がふいたのか割れてしまっていました。

※お墓の前の白いものが割れてしまった湯呑

 

さて、お墓そうじのを始めます。最初は草引きからです。勢いは良いのですが、だんだん疲れてきます。今は良いけどこれから年が行くともっとつらいなと思います。そろそろファイバーレジンをしたいと思っています。(ファイバーレジンとは、このブログでも何回も登場する草引きしなくてもよくなる便利なもの!)

 

草引きが終わると石塔と霊標を布で拭きます。平らな部分は拭きやすいですが、文字の彫刻部分はちょっと拭きにくいですね。そんな時はこのような便利グッズもあります。

※これ私も持っています。傷が心配なのでお墓専用のスポンジです。

細かい場所はコチラ↓

使い古しの歯ブラシも便利です。花筒を洗うブラシも役立ちます。

 

細すぎず、太いすぎず良い塩梅の使い心地です。花筒の底までしっかり磨けました。ブラシの部分は柔らかい素材でできているので、花筒が傷付くことはありません。

我が家の陶器の湯呑は割れてしまいましたが、ステンレス製の湯呑があります。台部分と上の部分が外れるようになっていて便利ですが、台の部分は石に穴をあけ加工が必要です。

そうじの後は、新しいしきびに入れ替えし、最後にお線香とローソクを灯しました。

ご先祖様と両親、そして六地蔵様にもお参りして本日のお墓そうじは終了しました。
体は疲れたけど、心はスッキリ~(*´▽`*)

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一年のスタート

2020年07月28日 08:00

森田 茂樹
森田 茂樹

代表の森田です。

7月から弊社は一年のスタートとなります。会社には稲荷神社をお祀りしているのですが、一年のスタート時にはお礼参りとお願いに伏見稲荷大社に行きます。

まず千本鳥居を抜けて、熊鷹社まで登ります。ここまでは順調に登れるのですが、熊鷹社から四ツ辻までが結構ハードで・・・息切れします。

四ツ辻の「にしむら亭」で御供え物と鳥居を購入します。

四ツ辻から弊社の神様「玉姫大神」は、約50mほど登った「下之社」にあります。

下之社におられる「玉姫大神」さまに一年のお礼とお願いをしました。

私の毎年のルーティーンです。

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山崎 倫子
山崎 倫子

本店の山﨑です。

7月も後半・・・もうすぐ8月。お盆がやってきますね

「お盆」とは、仏教による行事で、古くから行われています。
仏教用語では、「盂蘭盆会(うらぼんえ)」または「盂蘭盆(うらぼん)」とも言われています。

盂蘭盆経という経典に書かれている内容からこのように言われるそうですが、簡単に言うと亡くなったご先祖様が地獄に落ちたりしないように、落ちていても救えるように始まったのが「お盆」という行事です。

お盆飾りとして盆提灯を飾るなど、様々ありますが今日はその中の1つ・・・
お盆飾りによく見られるのがキュウリとナスでできた馬と牛です。
私が幼い頃は家の畑からキュウリとナスを採ってきて作っていました。
もちろん本物で作る事が出来ればいいのですが、夏の暑さですぐ傷んでしまうのも。。。という方には真菰でできた物もあります。

この馬と牛を精霊馬と言いますが、これはこの世に戻ってくる時は馬に乗って速く、あの世に戻る時は牛に乗ってなるべくゆっくりと荷物を持って帰っていただくと言った意味が込められています。迎える時は内側(お仏壇側)に、送る時には外側に向けます。

簡単にお盆のことを書きましたが、お盆の形にこだわりすぎず、ご先祖様を親族一同でお迎えする、元気な姿を見せに行くことが一番ですね。

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墓石洗浄②

2020年07月22日 08:00

中村 淳
中村 淳

滝野店の中村です。

お盆が近づいてくると、皆様お墓の関心も高まり色々なご依頼を受けます。

特に最近は遠方にお住まいの方々の「お墓そうじ」のご依頼が増えているように思います。

今回のお客様は正面文字の汚れが気になっておられました。

ご親戚の法事に参列されおり、ご納骨が終わった後ご相談を受けました。

施工前の様子がこちらです。

施工後がこちらです。

今回はペイントのし直しも致しました。

洗浄とペイントをするとまるで新品のように生まれ変わりました。

いいお手伝いが出来ました。

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水ための洗浄

2020年07月21日 08:00

眞下 尚利
眞下 尚利

篠山店の真下(ましも)です。

7月から滝野店も兼務させていただいています。

今回は「水ため(みずため)」のお話です。「水受け」とも言います。

お墓によっては、「水ため」がないお墓や、代わりに湯呑みを置いておられるお墓もあります。

「水ため」はご先祖様の食べ物、ご先祖様の喉の渇きをうるおす物等色々な考え方があるようです。ですので、「水ため」に、常に水が張られていること、新鮮な水であることが大切になってきます。

いつもキレイにするのは難しいですが、お墓参りなさった際にはキレイにしていただきたいです。

ですが、お墓の草抜きはされているのに、「水ため」は掃除されていないお墓を見かけます。

そんなに難しいことではないのでご説明させていただきます。

このように水アカで汚れています。

スポンジやタオル、ブラシ等でこすってください。

研磨されているお墓なら、キレイになります。

こんな感じです。

さらに、最新のお墓では、ステンレス製の水受けもご用意しています。

お盆も近くなってきました。ぜひ「水ため」もお掃除してくださいね。

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カエルの置物

2020年07月20日 08:00

植木 芳匡
植木 芳匡

篠山店の植木です。

今回は、カエルの置物のお話です。

玄関の左隣に堂々と座っていました。

長年の間座っていたので、結構ぼろぼろになってきたから、きれいなものにしたいとお客様からご依頼いただきました。

お客様からは、現在のカエルの形と似たような形にしてほしいと言われましたので、その形で作らせていただきました。

前から、ずっと気になっててやっときれいにできたと、大変喜んでいただきました。

森田石材店は、お墓だけでなく、様々な分野でお客様のご要望にお応えできるように、最善の努力をしております。

是非お気軽にご来店ください。

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狛狐(きつね)の据え付け 2

2020年07月17日 08:00

中道 祥貴
中道 祥貴

本店の中道です。

伊丹市にある会社の屋上に狛狐を据え付けるお仕事です。

現地を拝見するとなんとかウチの車両のクレーンで搬入することが出来そうなのでひとまず安心しました。

ご注文も頂き、入荷次第すぐに納品してほしいとの事でした。

写真の中央上の手すりの奥にお社があります。

 

工事の様子です。駐車場からクレーンで吊り上げます。

 

土台、柱を据え付けます。

 

中台に狐を据え付けて、最後に台石と台石の間をコーキングで目地をします。

 

完成です。

石の鳥居もしてほしいと、お話があったのですが、設計の先生に確認したところ、あの場所にあの重量の鳥居設置は構造的にやめたほうがいいと言われまして、やむなく中止となり残念でしたが、

狛狐はとても気に入っていただけました。

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機転のおかげ

2020年07月16日 08:00

髙梨 剛
髙梨 剛

髙梨です。7月より滝野店から本店へ配属異動となりました。

今後とも宜しくお願い致します。

さて先日の工事現場での一コマ。既存の墓地には分厚いコンクリートが打たれており、この度新規墓石を建てられることになりました。解体工事は約1.5日ほどをみておりましたが、予想とは裏腹にこのコンクリートが電動のハツリ(ハツリハンマー)を持ってしてもなかなか先が見えてきません。

そうこうしていると「矢でいこかあー」と職人が一言。

矢とは石を割る道具の一つで石を採掘するところ(丁場)では使われるものです。

それをコンクリートに使おうというのです。

まずコンクリートに電動カッターで切り込みを入れ、そこに穴を開けます

そこに矢(三枚せり矢)を打ち込みます。※ハンマーで打ち込むことで外の二枚の矢が袴のようにせり出して割れる(引き離す)原理です

下まで打ち込むと、あとはご覧の通り。見事なものです。矢を打ち込んだ跡、見憶えある方も居られるかも知れませんね。

このまま作業は順調に進みました。

職人の機転、それに人類の知恵から生まれた手加工道具。本当に感謝です。

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お墓の展示場

展示会 320日(木・祝)~30日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く