森田石材店ブログ - お墓のリフォーム -

延石の直し

2018年05月03日 08:00

中道 祥貴
中道 祥貴
本店の中道です。
先日、お宅でした工事ではないけど 間知舞台の延石がふくらんでいるので
直してほしいんですが 作業 して頂けますかとご依頼があり、作業させて頂きました。
5.3延直し 1.JPG
延石が 手前にふくらんでいます。
5.3延直し2.jpg
石垣と延石の間に隙間ができています。
5.3延直し3.jpg
コーナー金具が鉄製なので、錆びています。
  ステンレスの金具に取り替えます。
5.3延直し4.JPG
延石を一旦外します。
5.3延直し5.JPG
下地コンクリートを施し、再度設置し、
コーナー・つなぎ目にステンレス製の金具を取り付けます。
5.3延直し6.JPG
5.3延直し7.JPG
延石もまっすぐ据え直しされました。
5.3延直し8.JPG
作業完了です
5.3延直し9.JPG
今回は、簡易作業 (延石の据え直し) での作業でしたが、
再度 今回の様になった場合は 石垣を解体して、地盤を締め直し、基礎のベースを
する様にお話させて頂きました。

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古い石積みを積み直す

2018年04月14日 08:00

園中 憲二
園中 憲二
篠山店の園中です。
お客様のご要望は、今にもぐすれそうな石積みをきっちりして、新しくお墓を建てたいと。

20180414-1.JPG

自分のところだけ新しくするのは、抵抗があり今ある石積みをきれいに積み直して欲しいとの事でした。

20180414-2.JPG
この緑のテープは、積み直しをする石の印。
20180414-2-2.jpg
同じ石を同じ場所に積まなければならないので、積み直しをする石に番号をつけて、記録メモに書いて作業を行います。解体後、メモに従って石を積み直し、動かないように固定作業を行います。
20180414-2-3.JPG
後ろの列は、赤印のところでは、1段しか見えませんが、よくよく見ると、下の黒矢印のところにもう1段あります。
20180414-3-1.JPG
通路を掘り起こして下の段も固定します。
20180414-3-2.JPG
同じ石が同じ場所にもどり、しっかり固定されたのでこれで安心です。
20180414-5-1.JPG
これで、古い石を使った石積み直しの完了です。
20180414-5.JPG
お墓を建てから20~30年数が経つと、お墓が傾いたり、石積みや延石がズレたりそんな事が出てきます。今あるお墓を出来るだけ修復し長持ちさせることで、きっとお参りしやすいお墓に出来ますよ。

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墓地の地盤調査

2018年04月13日 08:00

yoshida
yoshida

滝野店の吉田です。

先日、墓地の補修にあたり地盤調査をいたしました。地盤調査といいましてもボーリング調査(標準貫入試験)やスウェーデン式サウンディング試験など色々とありますが、この度は、一般的によく採用されるスウェーデン式サウンディング試験での調査です。
杉本家サウジング.png
都合4箇所で調査を実施し、その結果がこれです。
無題.png
ここの墓地は、3mの高さの重量式擁壁を施工し造成した墓地で、約50年前に造成されております。造成後、25年経過してから墓石を建立されましたが、傾きがありますので補修にあたり、調査を実施いたしました。
結果を見ると、「無回転急速」の層が不規則にあり、また「急速自沈」を示す層も有り、緩く不安定な状況です。地盤改良の方法も、表層改良工法・柱状改良工法・シート工法など色々とありますが、不安定な層の深さの事もあり、お施主様と協議しながら進めていきたいと思います。
このように地盤調査をしたうえでの、御提案もさせていただいております。

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お墓の見えない部分

2018年04月09日 08:00

上山 典之
上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

先日、阪神間の墓地で墓じまい(解体撤去)の工事を行いました。

墓じまい1.JPG

30数年前の建立のお墓で外観など見た目はまだ綺麗で、他社さんの建立のお墓で尚且つ弊社としては遠方の工事でしたので、解体にてこずる事も予想して道具類は色々用意して行きました。

墓じまい2.JPG

墓石を撤去して巻石を外す段階で延石を固定する補強金具を使わず組み上げてありました。

間知石の裏込めコンクリートの量も少なく予想に反して順調に解体は進みました。

墓じまい3.JPG

基礎ベースのコンクリートもほとんど無く、間知石は土の上に並べている様な状態でチョットびっくり。

昔はこの様なのが当たり前の時代だったのかと。

墓じまい5.JPG

お墓は建立してからの見える外観はとても大事ですが、完成後には見ることが出来ない部分はそれ以上に大事です。

解体してみるとそういうところがよく分かります。

弊社では完成後には見ることが出来ない工事中の各工程の写真などを「お墓の記録」としてお客様にお渡しして居ります。

23年前の阪神淡路の地震を受けているはずのお墓が大きなズレも無く現在まで無事であったことが不思議です。

もしかすると震災後に工事し直されたのか?それとも仏様が守ってくださったのか?

墓じまい6.JPG

何はともあれ、工事は無事完了、ありがとうございました。

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気になる入口のリフォーム

2018年04月01日 08:00

中道 祥貴
中道 祥貴
本店の中道です。
​​墓石の建立するにあたり 既存の舞台のリフォームをしました。以前から気になっておられたそうですが、なかなかするキッカケがもてず、この機会にとする事になりました。
リフォームの内容は 既存の間知舞台(石垣の舞台)に階段を取り付けるといった内容です。以前にも このケースのリフォームをこのブログで紹介していますが、案外 気になられている方が多いのかもしれませんね。
工程はといいますと ↓
まずは施工前から
4.1 1.JPG
階段を付ける箇所を解体します
4.1 2.JPG
地盤を締め固めます
4.1 3.JPG
鉄筋入りのコンクリートをします
4.1 4.JPG
基礎ベースの完成
4.1 5.JPG
階段の施工
4.1 7.JPG
墓石の建立 完成です
4.1 6.JPG
今回の工事は、古いご先祖さん、夫婦墓を納め、お地蔵さんの移動、そして 新規で代々墓、霊標を建てて頂きました。

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フェンス取付で危険を回避

2018年03月29日 08:00

園中 憲二
園中 憲二
篠山店の園中です。
今回は、フェンス工事の紹介です。
お客様より、見晴らしのいい高台に墓地はあり、それはいいのですが….
フェンス取付02.jpg
お参りの度に、いつもいつかは落ちるにではと心配してお墓参りをしていました。
フェンス取付001.jpg
石垣も崩れかかっていて、いつ崩れるかわからない。安全に安心してお参り出来るお墓にしてとのご依頼でした。
フェンス取付08.jpg フェンス取付09.jpg
不安定に積まれた石垣、上から見下ろすと高さがあり腰が引けてしまいます...
フェンス取付10.jpg フェンス取付11.jpg
不安定な石垣を解体して、新しい間知に組み直しました。
フェンス取付03.jpg
間知を組み、新しくした巻石内に墓石を据え直しました。
フェンス取付04.JPG
全面と側面にフェンスを設置しました。
フェンス取付05.JPG
これで落ちることを気にせずに、安心してお墓参りが出来ると喜んで頂きました。
年配の方、お子様のためにも、今まで柵がなく危険だったところに転落防止用のフェンスをオススメします。
また、傾斜が急な階段にも手すりの据付もいたします。
石工事だけでなく、なんなりとお問い合わせ下さい。

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古碑をコンパクトに並び替え

2018年03月13日 08:00

園中 憲二
園中 憲二
篠山店の園中です。
今回は、たくさんの古い石塔をコンパクトにまとめた施工のご紹介です。
現状は、前列に5基、後列に5基、合計10基あり、それぞれに緑色の花筒が付いています。
20180313-01.JPG
<ご要望>
石塔がたくさんあるので、彼岸やお盆や法事の度に、抱えきれないほどの「しきび」を持って行かなといけない。
それに、掃除も大変! 2列にまたがるたくさんある石塔をスッキリ整理したい。
20180313-02.JPG
でも、先祖が建てたものだし処分するには、偲びない・・・
との内容のご依頼でした。
と、いうことで、試行錯誤し古碑がコンパクトになるように図面を用意して施主さんと相談しながらすすめました。
久下家古碑.jpg
上台、下台を外して、戒名が彫刻された竿石のみ残し、ひな壇のようにした台石の上に並び据え付けました。
前例と後列と段差を付けことで、戒名が見えるようにしました。
そして、中央に花立をひとつ。
20180313-04.JPG
完成はこちら。
20180313-05.JPG
正面から。少し段差と隙間をあけることによって、それぞれの戒名が読める状態になっています。
20180313-06.JPG
横から。竿石だけにすることによって、狭いスペースでもこれだけのたくさんの碑が並べられます。
たくさんの石塔をまとめる方法は、いろいろあります。

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中村 淳
中村 淳
滝野店の中村です。
先日、霊標(戒名が彫刻されている板)への追加彫刻のご依頼を受けました。お墓を建てた方は、この先「追加彫刻」をご経験されることと思います。
実はこの「追加彫刻」の時に、お墓のリフォームをされるいいタイミングになることが多いのです!
リフォームと一口に言っても色々あります。当然ご予算の兼ね合いもあります。追加彫刻の際に、依頼の多い施工例や、おすすめの施工例をいくつかご紹介していきます。
今回は一番依頼も多く、皆様には是非ともして頂きたい、そしてもっともお手軽なリフォーム「ペインティング(色の入れ直し)」です。
特に霊標に既に彫刻されている方のペインティングはお忘れなく!
下の写真のように新しく彫刻した方だけ色が濃く、目立ってしまいます。
図4.jpg
またそれと同時に、
①墓石正面の文字(特に梵字)
②墓石の建立者や建立年月日
③家紋
こういったところも色の入れ直しをするといいでしょう。
実際の施工例が下の写真です。
図1.jpg
図2.jpg
図3.jpg
いかがですか?色を入れ直すだけでも墓石が随分若返ったように見えます。
追加彫刻の際にはペインティングをオススメします!

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花立の加工

2018年02月15日 08:00

眞下 尚利
眞下 尚利

篠山店の眞下(ましも)です。

今回は、花立を加工して、お客様に喜んでいただいた話をさせていただきます。
三田市のお宅で、ご不幸があり、訪問させていただきました。
霊標への彫刻のご依頼をいただき、その他の私が気になっていた所をご提案しました。
P1380943.JPG
洗浄、色入れ、玉砂利交換、塔婆立が傾いていたので、その修復
そして、花立の加工です。
P1380946.JPG
以前はこんな感じで、「しきび」が少ししか入らなく、プラスティックの筒も外すことができなかったので、水の交換ができませんでした。
P1390493.JPG
今回、本社工場に持ち帰って加工した花立がこちらです
花立の穴を大きく開け直して、大きいステンレス製の花筒が入るようにしました。
そして、水がたまらないように水抜きの穴を側面に作りました。
最後に、水がたまっていた上の凹みがあった部分を削って、水平に加工しました。
P1390490.JPG
新しくしないといけないのかと思っておられましたが、先代が建てられたお墓をそのままに、お参りしやすく、掃除しやすいお墓になって喜んでいただきました。

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ファイバーレジン施工③

2018年01月31日 08:00

中村 淳
中村 淳
滝野店の中村です。
草の生えにくいお墓『ファイバーレジン施工』第3弾です。
今回のお墓は西脇市の墓地です。
やはりこちらのお客様もお墓のデザインの打ち合わせ時点から防草対策について苦慮されていました。
施工前の状態がこちらです。
施工前.jpg
防草対策として確実性で言えば張石施工ですが、こちらのお客様は石で区画内を全て覆ってしまうのにご抵抗がありました。
そこでおすすめさせて頂いたのが「ファイバーレジン施工」です。
ファイバーレジン施工で使う骨材にはこのような物があります。
骨材.jpg
様々な色合いものがありますので、墓石や外柵の石種や、周りの風合を参考に選ぶといいでしょう。特にこだわりが無ければ、経年劣化のわかりにくい「大和ざくら」がオススメです。
骨材の大きさも3種類(左から5mm、3mm、1.5mm)ありますが、目地の詰まり具合や見た目も考慮して3mmが最もオススメです。
今回のお客様は最も自然の砂の風合いに近い「大和ざくら 3mm」を選ばれました。
ファイバーレジン施工の下地には様々なものがありますが、こちらはバラスを使用しています。
下地については次回説明させて頂きます。
施工中.JPG
これで下地が完成です。
そしてファイバーレジン施工、完成はこちらです!
完成.JPG
リフォームの際に防草対策のご相談は非常に多いです。これからお墓の新設をお考えの方は是非最初から防草対策を取り入れるのがオススメです。
その中でも自然の風合いをそのまま生かした「ファイバーレジン施工」は最もオススメです!
是非ご検討下さい!!

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お墓の展示場

展示会 320日(木・祝)~30日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く