森田石材店ブログ - お客様とお墓づくり -
ペット慰霊碑
2017年03月29日 08:00

篠山店の園中です。
先日、篠山市営斎場北の駐車場に整備された「ペット告別所」へ『ありがとう やすらかに』と刻んだ慰霊碑を設置しました。
市営斎場では2002年からペット火葬の受け入れを始め、今までは火葬棟近くに簡易の机を置いて亡骸を預かるだけでゆっくりと別れを告げる場がなかったそうです。
3月20日の開所式には獣医や地元住民ら約20名が出席され、見学会も行なわれました。
平成29年3月21日 神戸新聞
今ではペットも家族の一員として考えられ、たくさんの方が家族同様に暮らしてきたペットの供養としてお墓を作られています。
愛犬の名前を刻んだり、写真を元にブラストで彫刻をしたりして、ご希望のオリジナル墓を作ります。
ペットの写真を元に粘土型で作るオブジェのような愛ペットのお墓や屋内に置くタイプの小さなものもあります。
愛ペットへの感謝の気持ち、ありがとうを形にする。
これもひとつの供養です。
【カテゴリ】
お墓のマイブーム
2017年03月10日 08:00

本店の高橋です。
先週完成したこのお墓、敷地の三分の二ほどが張り石で墓石の部分だけが玉砂利となっています。
お客様から、「草が生えて困る 何か良い方法は?」との相談があります。
私どもの地域では、お墓の敷地全体をコンクリートや石で覆ってしまうのは嫌がられます。
土の部分が無いと仏さんの息が出来ない、と言われるのです。
都市部の霊園では当たり前のように全面石作りのお墓を建てて、全く草が生えないようにしています。
(敷地が狭い事がそうさせる要因でもあるようですが)
実はこの霊園の中に同じ設計のお墓があと2軒あります。
どれも私が担当したものです。
本体の墓石などは3軒とも違うのですが、周りの囲いの設計が同じです。
4年前に草対策のご要望を受けての施工が最初で、1年前に次、そして今年に3軒目。
皆さん、「あの感じでして欲しい」と爆売れ状態(ちょっと大げさか)
「墓」という漢字をよく見ると 草・日(陽)・人・土が集まって一つの漢字が成り立っています。
この4つの要素がそろってこそ「墓」であると、私は教わりました。
この設計で草の生える面積はかなり減りましたが、玉砂利の下は土です。
当然そこには草が生えてきます。
お家の方はお参りの度に草を引きながら、御先祖様と是非たくさんの会話をされて下さい。
【カテゴリ】
忠霊塔の移設
2017年03月08日 08:00

こんにちは、篠山店の上山です。
【カテゴリ】
大口径で原石加工
2017年03月06日 11:00

私の友人からお墓のメンテナンスの相談がありました。
お父様が一昨年お亡くなりになり、お墓参りに行くたびに「一番下の大きな台だけ汚れが取れにくい」とのご相談でした。
文字が彫ってある(仏石)と、その下の台(上台)は磨いてあるのに一番下の台(下台)だけザラザラしている?「40年前に親父が頑張って作ったお墓なので、きれいにして守っていきたい」と友人の思いを聞きました。
そして、お墓を確認しました。昔ながらのよくある作り方です。墓石全部を同じ石で作ると値段が高くなるため、一番目立たない台石だけ安価な石にしてあります。しかも磨かずに使うと価格も抑えられるのです。
昭和40年代までは、よく見かけた加工方法でした。そこで、
提案1.今の台石をもう一度研磨して使う方法
提案2.既存の墓石と同じ石で新しくする方法
友人からは、「プロから見たらどちらか良いの?」と聞かれました。
もちろん提案2の方が費用も多くかかります。しかし、この先で後悔だけはしてほしくなかったので、提案2の同じ石で新しく作ることを勧めました。
昭和40年代は、京都から福知山、丹波の地域は愛知県岡崎市の石が多く使われていました。
友人のお墓も岡崎市から採掘している「宇須石」と言われる石で、現在も庭灯籠などには、よく使われている石です。
この写真は、宇須石の原石を切っているところです。直径1.8mの円盤の刃にダイアモンドが付いたもので大口径というものです。
切断が終われば、7~9工程ある研磨作業になります。続きは次回に書きます。
『写経』をおすすめします
2017年03月04日 08:00

【カテゴリ】
重くない、危なくない地上納骨
2017年03月01日 08:00

滝野店 髙梨です。
【カテゴリ】
直筆文字の彫刻
2017年02月25日 08:00

彫刻文字にもさまざまな書体を選ぶことができるだけでなく、本人直筆の文字を複写して墓石に刻むこともできます。
【カテゴリ】
最期のお見送り
2017年02月06日 08:00

本店の高橋です。
【カテゴリ】
お前に任した!
2017年02月02日 08:00

代表の森田です。
今日は、先日建立しましたお墓の事例です。公私ともに色々とお世話になっている先輩から、お墓のご依頼がありました。
約一年前にお父様がお亡くなり、その時の葬儀も弊社にご依頼くださいました。
その後、すぐにはお墓を建てず、仮埋葬という形で墓地に埋葬をされていました。そして、今年の一周忌のタイミングを待って、お墓づくりとなりました。
墓地の敷地はかなり広めです(田舎ですがそれでも広かった)。
通常であれば、先祖代々のお墓を建てて、その横に霊標(戒名法名を書くところ)を建てますが、今回は全面的にお任せいただきましたので、昔ながらの五輪塔と夫婦墓(戒名墓)が並ぶ古風な形式をご提案いたしました。
外柵はとても広いため、手前に広めの拝み場を用意しました。その先輩の自宅には、丹波鉄平石がふんだんに使われいました。
その風情がとても良く、それを採用したいと思いました。いいものはある程度年数が経てば侘び寂びが出てきて魅力あるものになります。
ということで、丹波鉄平石の乱張りをして、和の趣を醸し出しました。
巻石の内側の仕上は、お寺でよく使われている「白川砂」を敷きました。敷地内が白いと清浄な感じがいたします。
そして文字にもこだわりました。書家の先生には、いつも様々な書をリクエストするのですが、このお墓に合う文字は「隷書」だと判断し、書いていただきました。
墓石に使用した石は、もちろん「庵治石」です。いつも使っている大丁場の石ですが、色も目合もとても素晴らしいものでした。
また、いつもながら蓮華の加工は庵治産地ならではです。最後に施工ですが、予想外の大雪に大いに悩まされました。法事の日は決まったいるため、とにかく雪かきをして作業ができる体制を作りました。
その後は、何とか積雪もなく間に合わせることができました。もちろん、いつもどおりの安震ゲルを使った免震工法で地震対策をしています。
と、ここまで書きましたが、打合せの大半は、「お前に任した!」と言っていただいておりましたので、その都度に確認しながら進めさせてもらえました。
いくら気心が知れているとはいえ、ここまで思い通りの仕事をさせてもらったのは初めてです。本当にありがとうございました。
【カテゴリ】
想いの詰まったお墓
2017年01月31日 08:00

【カテゴリ】