森田石材店ブログ - お客様とお墓づくり -

梅雨の晴れ間に

2019年07月30日 08:00

上山 典之
上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

梅雨も明け夏本番です、梅雨の晴れを見計らっての工事が完了しました。

お客様からの要望は、墓地が広くて草刈りが大変なので管理しやすくしたい。

たくさんある既存碑を纏めてお参りしやすくしたい。

後ろの山からの土砂崩れの心配があるので対策をしたい等でした。

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墓石の解体、すぐ後ろに山裾が迫っています。
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地盤表面掘削転圧、笹などの根が蔓延っています。
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配筋、基礎ベース
kam4.JPGkame7.JPG

土留めブロック積み
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ステンレス製補強金具取付、基礎ベースとも固定します。
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既存碑の台石を使い舞台作り、台石のサイズがマチマチでしたが綺麗にまとまりました。
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棹石の戒名が見えるように3列でスペース空けて据付します。
kame12.JPG

仕上げはファイバーレジン。
kame14.jpg

これからのお掃除は箒1本でサッサッと完了です。

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全面張石施工のお墓①

2019年07月24日 08:00

中村 淳
中村 淳

滝野店の中村です。

今回はお墓の防草対策のひとつ、張石施工のお話です。

やはりお墓の新設、リフォームどちらの場合もお客様の要望として「草引きをしなくていいお墓」というのは多いです。

今回は打合せの中で「洋風のお墓」「草引きをしなくていいお墓」という強い要望がありましたので「張石施工」をおすすめ致しました。施工前の様子です。亡くなられたご主人が生前中に防草シートを敷いて防草対策されていたそうです。

施工前fy.jpg

まずは整地をして転圧していきます。

転圧fy.JPG基礎ベースを打設します。

ベースfy.JPG

外柵を据え付けます。
外柵完成fy.JPG

墓石を建立して張石施工を行います。

張石施工1fy.JPG張石施工2fy.JPG

完成がこちらです。

完成fy1.jpg

「オシャレなお墓が出来たね~」「草引きしなくていいからええわ~」と施主様、ご親戚の方にも大絶賛でした。

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地盤工事をしっかりと③

2019年07月19日 08:00

髙梨 剛
髙梨 剛

滝野店の髙梨です。

この工事も今回が大詰めとなりました。

これまで地盤調査、地盤対策「D-BOX」、ベタ基礎コンクリート工事と説明してきましたが今日の報告は本来の墓石工事となります。

基礎部分をしっかりとしましたが、こちらの墓地は通常の納骨部(カロート)とは違い、
地盤①.jpg

延材を使用し、外柵部分とがっちりと金具で固定し、この上ない強度となりました。
地盤②.JPG

表面の仕上げはもちろん「ファイバーレジン」で仕上げました。こちらの墓地のように鬱蒼として、周囲を木々で覆われた墓地には最適です。
地盤③.JPG

土葬が点々と点在していた墓地とは全く違い、お参り、お手入れしやすく、先の先まで墓守の出来る「しっかりとしたお墓」が完成致しました。

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自然石のお墓

2019年07月18日 08:00

園中 憲二
園中 憲二

篠山店の園中です。

今回は、石本来の風合いを生かした自然石のお墓のご紹介です。

既存石塔の並びに、寿陵墓を建立します。

お客様は、店に来るまで従来型の普通の石塔を考えていました。
20190718_01.JPG

それでも、展示場で実物を見てお話をとご来店いただいたところ、この墓石に一目見た瞬間に心を打たれてしまい自然石のお墓に!と思い立ったそうです。
20190718_02.JPG

自然石の特徴を紹介します。
20190718_03.JPG

正面の彫刻をする面だけは、研磨をしてツヤを出しますが、それ以外の部分は削らずに自然の風合いの皮肌そのままの形でお墓にします。

また、加工していないそのままの皮肌は、年々風合いや色合いも変わっていきます。それも研磨した墓石と違った自然石の魅力の一つです。

多くの場合玉石の中は、傷やムラがたくさんあります。傷やムラが少ないものは、本当に数少なく希少な石なのです。

工事は、墓石を建てるだけではありますが、既存の巻き石を使用するので、補強の為、延べ石と延べ石の組合せの所に、ステンレスの金具を取り付けます。

20190718_04.JPG

ランマーでしっかり転圧し固めます。
20190718_05.JPG

竿石と台石の間に免震施工をします。
20190718_06.JPG

既存碑の横に建ちました。しかし、これで終わりではありません。
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これからの季節、気になるのは「雑草」です。お手入れを楽にするために、玉砂利仕上げではなく「ファイバーレジン」仕上げにします。
20190718_08.JPG

これで完成。とても味のあるお墓に仕上がりました。他には無い自分らしいお墓が出来たと喜んでいただきました。

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髙橋 圭司
髙橋 圭司

本店の高橋です。

新しくお墓を建てるお手伝いです。

草が生えないようにしたいのです。がしかし、お墓の部分は生えてきても良いとの事でした。

いつもの様に基礎のコンクリートを打つ為に、根堀りをして鉄筋を並べます。
山田家鉄筋.JPG

納骨堂の部分と水抜き穴の部分を除いてコンクリートを流し込みます。
山田家ベース.JPG

囲いの巻き石を組み立てていきます。
山田家巻き石設置.JPG

継目はステンレスの金具で補強します。
山田家金具.JPG

その金具をコンクリートで覆い隠し、水に濡れないようにします。
山田家金具塗り上げ.JPG

縁の巻き石に養生テープを貼ります。いつものように得意のファイバーレジン施工です。

今回のファイバーレジンは手前の拝み場部分だけです。奥のお墓が建っている部分はしていません
山田家養生テープ.JPG

完成です。
山田家完成.JPG

完成です。

「お墓の部分の草引きは自分らの役目だと思っています」とお施主様はおっしゃっておられました。

今回も良いお手伝いが出来ました。

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2件同時のご建立

2019年07月08日 08:00

福島 正弘
福島 正弘

滝野店の福島です。

先日、あるお客様のお墓を無事にお引き渡しさせていただきました。

タイトルにもある様に、今回は2件同時(本家様・新宅様)のご建立となりました。

どちらのお宅もご先祖様が多く、山中に沢山の石碑があるご家庭でした。

ご建立のきっかけは「自分たちが元気なうちに、お墓をまとめてスッキリさせたい」との事で、新たに代々のお墓とご先祖様のご戒名など刻む霊標(戒名板)を新設させていただきました。
20190707①.JPG20190707②.JPG

こちらが山中にあったご先祖様の石碑です。

この中から数基を新たな区画へ移設し、残りは撤去なさいました。

20190707③.jpg20190707④.jpg

新たに新設した代々墓の後ろのスペースに洗浄した石碑を移設します。

墓地の区画内には防草対策としてファイバーレジンを施しております。
20190707⑤.png20190707⑥.png

「スッキリとまとまり、お参りのしやすいお墓になった」とお喜びいただけました。

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擁壁工事~墓石建立~

2019年07月03日 08:00

中道 祥貴
中道 祥貴

本店の中道です。

擁壁工事も終わり、墓石工事が完了しました。

↓施工前
20190703擁壁(墓石)1.jpg

↓擁壁工事
20190703擁壁(墓石)2.JPG

↓舞台工事
20190703擁壁(墓石)3.JPG

↓縁石の継ぎ目、コーナーには金具を取り付けます。
20190703擁壁(墓石)4.JPG

↓金具部分をコンクリートで塗りあげます。
20190703擁壁(墓石)5.JPG

↓納骨堂(カロート)の据え付け
20190703擁壁(墓石)6.JPG

↓既存碑の建立
20190703擁壁(墓石)7.JPG

↓ファイバーレジン仕上げ
20190703擁壁(墓石)8.JPG

↓新規墓石の建立
20190703擁壁(墓石)9.JPG

↓完成
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20190703擁壁(墓石)11.JPG

↓墓石工事に合わせて、階段の工事もしました。
20190703擁壁(墓石)12.JPG
墓地、参道の整備でお墓参りに行きやすくなったと、大変喜んで頂きました。

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地盤工事をしっかりと②

2019年07月02日 08:00

髙梨 剛
髙梨 剛

滝野店の髙梨です。

前回は地盤調査までを報告させて頂きました。

今回は「D-BOX」について書かせて頂きます。

まず「D-BOX」とは・・・簡単に言うと、土のうを地下に敷き詰め地盤対策ををする工法のひとつです。

これにより墓地の地盤補強、地震動の軽減、液状化防止、凍上防止に効果を発揮します。なんと国際特許(46ヵ国)も取得している代物です。

工事の手順を追っていきます。

①今回はこの境界糸の内側に施工いたします
Dbox1.JPG

②測量結果に基づいた深さを掘り、ジャンピングランマーにて地盤の転圧をします
Dbox2.JPG

③そして登場しました「D-BOX」です。
Dbox3.JPG

④そして大事なのはここです。袋と袋の隙間にも砕石をしっかりと敷き詰め、今度はタンパ(プレートランマー)でしっかりと締め固めていきます。

一枚が90㎝×90㎝×10㎝のポリプロピレン製の袋に20Lのペール缶、約4杯分(約0.1㎥)の砕石を投入していきます。
Dbox4.JPG

⑤今回の現場はこのD-BOXを2段敷きました。
Dbox5.JPG

⑥そしてこの上に通常のベタ基礎コンクリートを打設して、基礎工事は完了です。
Dbox6.jpg

もちろん2段目も1段目と同じ工法を繰り返します。尚、この施工は当社の「D-BOX施工管理資格者」が行ないました。

次回は石材の組み立て工事となります。

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髙橋 圭司
髙橋 圭司

本店の高橋です。

今回は既存のお墓に雑草対策をして欲しいとのご要望です。
施工前修正.jpg

お墓は35年前に建てておられます。

今は玉砂利仕様ではなく、真砂土のままですので草がとても良く生えるとのことです。
藤原和行家根彫り修正.JPG藤原和行根掘り修正.JPG

全体に土をすき取ります。
藤原和行家下地バラス修正.JPG

下地としてバラスを敷き詰め、周囲の巻き石には養生テープを貼りめぐらせます。
藤原和行コーン修正.JPG

工事の日、隣のお墓には「鹿」の足跡が・・・。

立ち入り禁止が動物にも通じることを信じて・・・。

藤原和行家完成修正.jpg

さすが「仏様」が味方です。綺麗に完成となりました。今回も良いお手伝いが出来ました。

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福島 正弘
福島 正弘

滝野店の福島です。

先日、お墓のお引き渡しが無事終わりました。

記事(5月1日)以前にブログでもご紹介させていただいたお客様になります。

20190619①

デザイン墓石の正面文字には「穏」の一文字を選ばれました。

この「穏」の字は故人様のご戒名にも入っており、生前はとても穏やかな方だったからとの理由からでした。

20190619②

墓石の周囲には防草対策としてファイバーレジンを施しております。

墓地の周囲には従来とおりの和型の石塔が多い中で、デザイン墓石になさる事を少し不安に思っておられたようですが、実際に出来上がったお墓を見ていただき「想像していたより立派で周囲との違和感もなく自分達らしいお墓になりました。これからのお墓参りが楽しみになりました」と喜んでいただけました。

今回のお客様のように感謝のお言葉をいただけるのは何よりの励みになります。こちらこそ良いご縁をいただき有難う御座いました。

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お墓の展示場

展示会

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く