森田石材店ブログ - お客様とお墓づくり -
お墓をまとめて代々のお墓へ part3(最終回)
2024年09月25日 08:00
本店の砂原です。
前回のお話の続きをしたいと思います。前回のお話はこちら
前回までは、スプリットブロック積みのお話をいたしました。
今回は、最終回となるお墓の建立までとなります。
まずはお墓を建てるうえで重要となります基礎ベースです。今回は地盤の関係もあり通常より広く基礎ベースを打っています。

その後まず外柵を据えて砕石で中入れを行い、しっかりと転圧を行います(この転圧も重要です)

そして、本題の墓石の建立となります。
今回は、ご先祖様の数も多いため大きい霊標に両面彫刻させていただきました。

今回施工いたしました場所は、草の生えやすい場所でしたのでファイバーレジン施工と
外柵の周りをコンクリートを敷いて、その上にバラス仕上げを行いました。

(目隠しフェンス)

(手すりと渡し橋)
そして最後にフェンスと、階段に手すり。そして水路を渡れるようにいたしました。

防草施工や手すりなどお墓まいりのしやすい形となりました。
2度目のご納骨
2024年09月13日 08:00
滝野店の真下(ましも)です。今回はご納骨のお話です。
西脇市でお墓を建てさせていただいたお家から、娘さんが嫁がれた家の彫刻とご納骨のご依頼をいただきました。
納骨堂を開けますと、先代のお骨が骨壺のまま入っていました。娘さん達に聞いても、何故骨壺のまま入っているのか不明との事。そこで、骨壺ごと一度出して袋に入れ替えて、再度ご納骨されたら良いのではと、提案させていただき了承いただきました。
関西では、骨壺から綿100%の袋(骨袋)に入れ替え、お骨が土に還っていく事が風習になっています。

納骨堂から取り出しました。壷内は湿気で水浸しになっていました。

ご自身で作成された骨袋に、お骨を入れ替えました。


再度ご納骨しました。

これからも、お墓を守ってもらえたら嬉しいです。
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お墓をまとめて代々のお墓へ part2
2024年08月28日 08:00
本店の砂原です。
前回のお話の続きをしたいと思います。前回のお話はこちら
前回コンクリートブロックを積むための基礎までのお話を致しました。
今回は、ブロック積みからについてです。使用するのはスプリットブロックです。
約100個以上のブロックを使用してのブロック積みになりますが、弊社のブロックが入荷してきた際に
トラックから降ろすのが大変だなと思っていたところ、写真のように荷下ろしを始めました。

やはり機械があるというのは便利ですね。
ブロック積みについては、職人が一つ一つブロックのサイズを合わせながら加工していきます。
ブロックのサイズは大体が同じですがピッタリというわけにもいかないため、手加工で調整しています。

一つ一つ合わせながら、調整して積むことによりこんなに綺麗に仕上がりました。

あとは、裏にコンクリートを入れて強度を上げていきます。

今回はここまでとなります。次回は、墓石の建立と周りの仕上げになります。
お墓の周囲を快適に!!
2024年08月02日 08:00
篠山店の倉木です。
今回は区画周囲のコンクリート舗装と階段の修繕のお話です。
お墓の周りに草が生えて大変、雨の時横から水が流れてくるとご相談いただきました。
工事前がこちらになります。

この写真では草を引かれて綺麗に手入れされていますが、やはり草が多く大変だそうです。
また、写真右側から水が流れてきて、土が溜まってしまうそうです。

まず、階段ブロックを据え直して、横には土留めを付けました。
そして型枠を組み、

コンクリートを流し込み、綺麗にならしました。

型枠を外し、最後に整えて工事完了となります。
とても暑い日でしたので、作業が終わった後も職人さんがヒビ割れしないように水をかけて下さいました。
最後の最後まで丁寧に仕上げていただき、大変喜んでいただきました。
お墓をまとめて代々のお墓に part1
2024年07月30日 08:00
本店の砂原です。
今回ご依頼いただきましたのは、氷上町のお客様より現在丘の上に14基お墓があってお墓参りするのが大変だから、
一つにまとめて丘の下にお墓を下ろしたいご相談をいただきました。
お墓の予定地がこちらです。

こちらを整地して、隣の石垣に沿ってブロックを積んでいく予定です。
工事初日には重機を入れて整地を行いました。

やはり重機の力はすごいものであっという間に切り開いていきました。
翌日以降に、まずはブロック分の基礎を打っていきます。
しっかりと転圧を行い

強度を持たせるために鉄筋を敷いていきます。(弊社では標準施工です)

その後、コンクリートを入れて基礎が完成します。
今回は、ブロックの強度を上げるためにブロックを少し後ろに倒すため
基礎も少し斜めになっています。

今回はここまでとなります。次回ブロック積みのお話をさせていただきます。
西脇市にて外柵の修繕工事
2024年07月24日 08:00
石垣の修復工事
2024年07月08日 21:28
代表の森田です。
地元の神社の「令和の大修造工事」の一つ、石工事がスタートしました。
内容は石階段と寄進者のお名前を彫刻する玉垣工事です。石の業界に入って40年経ちますが、一番大きな規模の工事になります。
その大きな要因はトラックが近寄れない現場なのです。運搬機で材料・資材を搬入し工事をしていくので、通常の3倍手間が掛かります。納期は10月末までの完成を目指しています。
先ずは、現在の階段・玉垣の解体からスタートし、最初の修繕は石垣直しからです。

赤ペンの部分が膨らみ、大雨が降ると危険な状況の為、今回積み直しをしました。


野面石の裏にコンクリートで補強しながら積み上げました。

丁張で左右の勾配を決めて、積み上げました。
この石垣の上には、新しく木製の塀が作らるので、頑丈に修復工事が完成しました。
さて、これからが階段工事のスタートです。
つづく
西脇市西林寺墓地にてT家のお墓づくり
2024年06月26日 08:00
滝野店の中村です。
今回ご依頼いただきましたのは西脇市西林寺墓地のT家のお墓です。
非常に広大な区画をお持ちで約25㎡もあります。
それだけに草引きなどが大変だとお困りでした。
施工前の様子がこちらです。



まずは古い石塔を撤去して、カロートを据えます。

しっかりと転圧していきます。

ずれている外柵を補修して、金具を取り付けて補強します。

石塔を据え付けて、外柵を洗浄。そしてお馴染みのファイバーレジン施工をして完成です。

外柵などが見違えるほど綺麗になり、大変喜んでいただけました。
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