森田石材店ブログ - こんな工事もします -

夏休みの思い出

2017年08月17日 08:00

福島 正弘
福島 正弘
滝野店の福島です。
連日暑い日が続きますがお疲れは出てらっしゃらないでしょうか?子供たちにとっては夏休み真っ只中で、田舎への帰省やレジャーに旅行など、毎日が楽しくてしょうがない季節だと思います。
さて、そんな夏休みの私の思い出のひとつに「地蔵盆」があります。幼少期を京都で過ごした私はこの「地蔵盆」を毎年楽しみにしていました。地域によって様々だと思いますが、私の町内では子供たちが主体的に動き、このイベントを盛り上げておりました。
お地蔵様の前で僧侶の方の読経に合わせ、大きな数珠を輪になって回したり、お供えのお菓子をいただいたり、福引があったり、何より大人達に怒られず夜になっても友達と遊んでいられることが楽しくてたまりませんでした。
お地蔵様はその地域はもちろんのこと、子供たちの守り神でもあります。そんなお地蔵様を清め、ご供養し、子供たちの成長や幸福を願うことが「地蔵盆」になるのだと思います。

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中道 祥貴
中道 祥貴
本店の中道です。
3年前の平成26年8月に丹波市豪雨災害がおきました。
被害に遭われた地域の方より 石を撤去してほしいと連絡がありました。
現地に向かったのは、災害の次の日・・・川の中に土砂・流木、道路にも土砂があふれ、流木が横たわり、どこが道なのかわからない何とも凄まじい現状だったそうです。
何とか現地にたどり着き、早速作業に取り掛かりました。撤去してほしいといわれたのは、道しるべと時計台とお社(お地蔵さん)でした。
川が決壊し、道路が寸断され、重機で作業にかかるのに移動してほしいとの事でした。
 ↓ 災害直後の写真
8.14 1 災害時.JPG
その道標と時計台を、先日、自治会長さんから再度据え付けてほしいとのご依頼がありました。
災害から まもなく3年をむかえようとしており、県と市が進めてきた復旧工事もほぼで完了し、公民館も新しくなりました。ずっと気になっていたとの事でした。
道しるべと時計台は、新しくなった橋の欄干のそばにアスファルトの舗装をカットしてはめ込みました。
お社は少し離れたところに基礎がしてあり、そこに設置しました。基礎と土台をL型の金具で止めて、基礎からズレないように施工しました。
 ↓ 設置した 道しるべ と 時計台
8.14 2 道しるべ・時計台.JPG  
 ↓ お社 と お地蔵さん
8.14 3 お社.JPG

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園中 憲二
園中 憲二
篠山店の園中です。
篠山市谷山 稲荷神社の玉垣・石垣修復工事の進捗をお知らせします。
20170809_1.JPG
玉垣は全て撤去し積み上げています。
20170809_2作業前.JPG
[作業前]
20170809_2作業後.JPG
[作業後]石垣を一度解体し積み直しました。苔も取り除ききれいになりました。
20170809_3コンクリートベース.JPG
玉垣のコンクリートベース工事
20170809_7石垣解体.jpg
石垣の解体
20170809_8ポンプで排水.jpg
湧き出て来きた水をポンプで排水しています。
油井の大歳神社でも玉垣修繕工事をしました。こちらも玉垣の風化が進み、カケやぐらつきがあり、子どもが遊んで倒すと危険なので工事をすることとなりました。
20170809_大歳神社01.JPG
よく見ると、一部折れてしまっている所があります。
20170809_大歳神社02.JPG
グラつきが出ないようにしっかり足元を固定します。
20170809_大歳神社03.JPG
新しくなってこれで安心。
多くの神社も玉垣だけでなく年数の暮れた狛犬、灯籠などの風化がよく目につきます。古い石造物は味わい深いですが、触れただけで簡単に倒れてしまう場合もあります。
秋のお祭り前に、一度点検してみてはいかがですか?

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樹齢400年に宿る「神」

2017年08月06日 08:00

髙橋 圭司
髙橋 圭司

本店の高橋です。

KIMG4103.JPG
上の写真はあるお客様の庭に立っていた樹齢400年と言われていた大木です。
ある夜に急に倒れたとの事でした。台風でもない静かな夜でした。
このお客様の家は450年続く旧家ですので、ご先祖様が植えたとされる樹齢400年も説得力があります。
以前よりだいぶ枯れていたので、枝はほとんど切られており、近隣には迷惑は掛からず何よりでした。
撤去後、きれいに整地された場所に「お社」の登場です。
なんといっても樹齢400年ですから、ただの樹木ではありません。
KIMG4428.JPG
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御影石製のお社です。
不動明王のご真言も刻ませて頂きました。
こんなお手伝いもしていますので どうぞよろしくお願い致します。

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我が家のお墓そうじ

2017年08月03日 08:00

yoshidumi
yoshidumi

こんにちは、本店の義積です。

もうすぐお盆ですね。皆さんはお墓そうじはお済みですか?私は7月の終わりに行ってきました。
前回行ったのが春のお彼岸の時なので、きっと草が生えているのだろうな・・。
行ってみると予想通り草ボーボーです。
お父さん、お母さん、ごめんなさい!
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早速軍手を履いて草引きです。この時一つ後悔しました。暑いのが勝ち半袖、とくるぶしが出た丈のズボンのいでたちだったので、早くも蚊が私の周りを飛び交います。気が付くと腕や足に蚊がとまっています(四か所刺されました)。挙句の果てにアブまでも~!!
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草引きが終わると拭きそうじです。
雑巾で表面を拭きます。取れない所は会社でかった墓用スポンジで擦りました。掃除しにくい文字の彫刻部分の緑の水垢(コケ!?)は家庭用洗剤を吹き付け、歯ブラシでゴシゴシかき出します(後はしっかり水をかけます。水をしっかりかけないと石が変色する恐れがあります)。この歯ブラシは細かい石と石の間のゴミ取に最適です!
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20170803-6.JPG
さて次は花立の筒を抜きます。
花立のステンレス部分は水で洗うだけでキレイになります。
花立の石部分の底を見るとシキビが落ちています。腕が入らないので困りました。割り箸を持ってきたら簡単につまめるのでは?と思いましたが、今日はないので、その辺の草の茎で少しひっかけて取りました。気持ち程度しか取れませんでした。残念!
20170803-5.JPG
拭きそうじが終われば、シキビ、線香、蝋燭、お茶をお供えしてやっと亡くなった両親に手を合わせます。
そして六地蔵さんの周りの草を引き、お線香お供えしてそうじ完了です。
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う~んスッキリ!!\(^o^)/
参考までに、お墓そうじに役立つグッズを書いておきます。
軍手・鎌・水(墓地に水が無い場合は2Lのペットボトルに入れていきます)・手桶とひしゃく・雑巾数枚(墓地に水が無い場合はあらかじめ水に濡らし、ゆるめにしぼったものを持っていきます)・歯ブラシ・家庭用洗剤・ゴミ袋・割ばし(△)・虫よけスプレー・墓用スポンジ
すっきりしたお墓でご先祖さまをお迎えしたいですね!

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福島 正弘
福島 正弘

滝野店の福島です。

いよいよ今日で7月も終わり、明日からは8月です。8月にはお盆があります。
私は京都にお墓があり、毎年お盆にはお墓参りに行きます。お線香やローソク、お供え・供花を持ち掃除道具を抱えてお墓に向かいます。
そんなお墓参りですが、今日は「供花」について書きたいと思います。
「供花」と言いましても地域やお家によって様々な種類があります。基本的には故人の好きだった花や、色を基準に選ばれれば良いのではないでしょうか?
せっかくのお供えなので、お花が長持ちする為にひと工夫してみましょう。
◯水切り
水を張ったバケツの中で茎を切ります。水中で茎を切ることで茎にある導管が空気にふれることが無く、水の吸い上げが良くなります。その際には、なるべくよく切れるハサミで切り口を斜めにしましょう。切り口がつぶれると導管がふさがり吸い上げが悪くなります。
◯お水
お水には少量の塩素系漂白剤とお砂糖を入れると良いです。漂白剤には水中の雑菌繁殖を抑える効果があり、お砂糖には養分を補う働きがあります。
私たちも連日の暑さでまいってしまいます、少しの工夫で綺麗なお花を長持ちさせてあげましょう。   

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表札の大入れ加工

2017年07月28日 08:00

中道 祥貴
中道 祥貴
本店の中道です。
先日、松の木が門柱につかえて門柱をカットした現場で、今度は その門柱に看板を取り付けました。看板といっても ある宗派の教会名の表札です。
もともと門柱には木の表札が掛けてありましたが、字が消えかけで 本体も老朽化していたため、今回、石の表札にかえてほしいとの事です。
下の写真、上の方のフックに表札が掛けてありました。↓↓↓
7.28 表札 1.JPG
既存の門柱はノミ切り仕上げになっていて、接着面が凹凸でそのままボンドで接着したのでは不安定な為、大入れ加工で表札をはめ込みます。
7.28 表札 2.JPG
門柱の表面をダイヤモンドカッターで表札のやや大きめの切り込みを入れます。
そして一定の深さになったら、キレイに底を均します。
7.28 表札 3.JPG
次にボンドで接着します。
今回使用するボンドはエポキシ系接着剤という大変強力なボンドです。2つの溶剤を混合すると硬化を始めます。どれぐらい強力かというと、おそらく固まると石を割らない限り外れないぐらいです。
7.28 表札 4.JPG
最後に石のプレートをはめ込みました。
あの松の木もなくなり、見違えるようになりました。

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会いたかった!!

2017年07月17日 08:00

yoshidumi
yoshidumi

こんにちは、本店の義積です。

先日宮城県の友人に会いに行ってきました。どこか行きたいところはある?の質問に私は
「石んこ地蔵」を作られている平泉さんに会いに行きたい!!
と即答し、友人の車で連れて行ってもらいました。
のどかな山のふもとに工房はありました。工房に近づくと、大きな広場に石のオブジェがあり、その先に好きな石んこ地蔵が所狭しと並んでいます!平泉さんに会おうとギャラリーを探していましたら、ひょっこり家の中から出て来られました。
あっ、パンフレットで見た人や~!と感激です(^-^)平泉さんは、とても気さくな方ででした。
20170716-6.JPG
ゆっくりギャラリーを見ていますと、どの作品の上にも何やら茶こしのようなネットがはためいています。
平泉さんに尋ねると、今の時期はさくらんぼなどの季節で、それを食べた鳥の紫色の糞が作品にかからないようにと工夫されていました。
撮影するには、ちょっと絵的に残念ですが、作品を守るためには仕方ないですね。
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20170716-4.JPG
↑コレ私のお気に入りです♡
20170716-2.JPG
あちこちに紫陽花が咲き、すぐ横には山や川があり、季節を感じる場所に作品達が置かれていました。
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入口に大きな石んこ地蔵さんがおられたので一緒に撮影しました。
すぐそばに平泉さんがおられましたが、一緒に撮影をと誘うと「写真は勘弁して!」と断られました(笑)。
いつも会社の展示場に来る子たちは、どの作品も優しい表情のものばかりで、このような緑豊かな山の中で作られていたのですね。
ますます石んこ地蔵が大好きになりました。どなたでもこのギャラリーを見学することができます。皆さんも宮城県に行かれた時は、少し足を延ばして可愛い石んこ地蔵に会いにいかれたらいかがですか?

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続・おじいさんが建てた

2017年07月09日 08:00

森田 浩介
森田 浩介
仕入れ担当の森田です。
以前にこのブログでおじいさんが建てた灯籠のお話をご紹介しました。
その方から、実際におじいさんがいくらでその灯籠を建てたのかという記録が残っていたということで教えていただきました。
まず、その灯籠をご覧ください↓↓↓
KIMG0761.jpgのサムネイル画像
この灯籠の明治34年当時の価格は、
本体 45円
運賃 15円(姫路~黒田庄)
これだけでは、高いものなのか安いものなのか分かりません。そこで、明治時代のお金の価値を調べてみました。
あるサイトによれば、
『明治30年頃、小学校の教員やお巡りさんの初任給は月に8~9円ぐらい。一人前の大工さんや工場のベテラン技術者で月20円ぐらいだったようです。このことから考えると、庶民にとって当時の1円は、現在の2万円ぐらいの重みがあったのかもしれません。』
ということで、これを参考に考えれば、
今の感覚では、
本体 90万円
運賃 30万円(姫路~黒田庄)
ということになりそうです。
当時はもちろん全て手仕事ですから、大きな灯籠1対ともなればこれぐらい掛かったのでしょう。運搬にも相当苦労したでしょうから、これぐらいだったのでしょう。
この灯籠は117年たった今でも現役です。それを孫が修復するなんていい話ですね。

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三本足のカエル

2017年06月22日 08:00

森田 浩介
森田 浩介

仕入れ担当の森田です。

今日は三本足のカエルをご紹介します。
カエルは元々縁起がいいと置物によく用いられますが、この三本足のカエルは『三脚蟾蜍(さんきゃくせんじょ)』といわれ風水の瑞獣(ずいじゅう)なのだそうです。
瑞獣とはおめでたい前兆として姿を現す幻の動物です。
幻の動物といえば、「龍」は有名ですが、他にも「麒麟(←ビールのラベルにありますね)」、「鳳凰」、「獅子(狛犬と獅子として有名)」なども、おめでたい動物なのですね。
さて、この三本足のカエルはどのようにおめでたいのでしょう。
3つの足で前後左右からお金をかき集めるとされており、「事業発展」「商売繁盛」です。
で、これを石で作ってみました。
三本足のカエル1.jpg
口には本物の寛永通宝をくわえています(ちょっと凝り過ぎ?)。
石は和泉石で、キメの細かい砂岩ならでは彫刻になっています。
ご商売されている方は、ぜひ玄関やレジの横にでも置いて下さい。
三本足のカエル2.jpg
ちなみに、後ろ姿はこんな感じです。
前二本の足でかき集めて、後ろ足で出て行くのを防いでいるのでしょうか?
三本足のカエルは弊社本店に展示してあります。

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お墓の展示場

見学会 次回は9月を予定しています。

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く