森田石材店ブログ - お墓のリフォーム -
お墓の引越し3
2020年04月24日 08:55
滝野店の中村です。
この度、丹波地区から神戸市営鵯越霊園へのお墓の移転のご依頼を頂きました。
こちらのお宅のお墓はお寺の墓地にありましたが、こちらにお住まいではないため現在のお住まいのある神戸市の墓地に移転することになりました。
当然のことながらお墓やご遺骨を勝手に移動することはできません。移転先に改葬許可書を提出する必要があります。
詳しくはこちらをご覧ください。
特に公営墓地では提出書類が墓地ごとに異なり、また工事規約も様々です。
書類の準備に時間がかかる事もありますし、規約によって今あるお墓が移転先に建てられない場合もありませんので要注意です。
主な公営墓地のホームページはこちらです。
西脇市営高松霊園
加古川市営日光山墓園
神戸市営霊園
三田市営霊苑
宝塚市立宝塚すみれ霊苑
この辺りは不慣れな事もありますので是非私どもプロにご相談ください!
今回のようにお寺の墓地からお墓の引越しをしたり、墓じまいをする際は前もって必ずご住職にもお声掛けください。
嘘みたいな話ですが何の連絡もなく工事が始まる事があるそうです。
後、「改葬(お墓の引越し)に必要なもの」でも触れましたがご身内やご親戚とは事前によく話し合って下さい。
現在の花立ては下の写真のように固定式なので大変不便です。
そこで移転に伴い花立てをお手入れのしやすいように加工します。
移転先の墓地が下の写真になります。
移転先には墓誌、外柵がないのでこちらは新調します。
完成後がこちらです。
墓地の移転や墓じまいは一人では解決しない事が多いので、まずは私どもにご相談ください。
追記(2020年4月24日)
こちらのお客様からは大変嬉しいお声を頂戴しましたのでご紹介します。
石積みの修復
2020年01月28日 08:00
こんにちは、篠山店の上山です。
今年の冬は例年になく温かい日が続いて、雪が降るようなこともなくお墓の工事も順調に進んでおります。有り難い事です。
先月に完了した工事です。この写真は工事前の状態で土留めの石積みが奥の方で膨らんでいて垂直90度を超えていました。
今まで崩れなかったのが不思議なくらいです。


墓石をすべて解体して石積みを解体していきます。

幸い、土壌が赤土質で崩れ難い土質の為、順調に進みました。

以前の石積みは勾配が無い状態でしたので、この工事では1寸の勾配で丁張します。
昔の石積みなので、基礎のコンクリートも裏込コンクリートもほぼ無いに近い状態です。

既存の割石を使うので、一つ一つ手直ししていきながら積み上げていきます。

以前は無かった水抜き穴加工も施します。


石積みは完了。


解体していた墓石をバランスよく据付


これで安心して新年を迎えられました。
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ひょうご景観150選
2020年01月10日 08:00
滝野店の髙梨です。
先日、西脇市の矢筈山(やはずやま)の山頂に「ひょうご景観150選」に選ばれた記念プレートを施工させて頂きました。

山道の階段は整備されていましたが、なかなかの登山です。
標高は300m程ですが、距離は1000m近くになります。
山頂に付くと大きな原石がありまして、ここにプレートをはめ込みます。

カッターとサンダーで切り込みを入れて加工をします。
しかし山頂には電気が来ておらず、職人は発電機を持って上がりました。
そして出来上がりがこちら。

登山者皆さんの目に入るところに納まりました。
そして今回、選ばれた景観ポイントで初日の出を見て来ました。

もっと冷え込めば綺麗な雲海も見えて絶景だという事です。
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竣工記念銘板と安全対策
2020年01月09日 08:00
篠山店の園中です。
年末に公民館の竣工記念として石製銘板と安全対策のフェンスとソフトコーンの据え付けのご依頼をいただきました。

新しくできた集落の会館です。
キレイに施工してありますが殺風景と安全面に問題が・・・。

手前には結構深めの溝があり、子供たちが落ちては危険。ということでフェンスを。

これで安心です。入口には銘板も付き堂々とした会館に。

裏面には竣工日を。石で作っているので重みがあります。

そして、入口にはソフトコーン(赤棒)を両サイドに設置。
ソフトコーンって?
聞き覚えのない名称だと思いますが、写真を見たら一目瞭然で分かると思います。
車の進入や駐車を抑制に使うポールです。今回は道幅がここまでと注意を喚起する目的で設置致しました。

色合いや大きさもちょうどいい感じに収まったと喜んで頂きました。
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年神様を迎えるにあたり
2019年12月30日 08:00
こんにちは、篠山店の上山です。
年末になりましたが、先日お社を新しくされたお宅に神具を納めました。
当初、お施主様は御影石製のお社をお考えでしたが、ご親戚に大工さんが居られた為木製でされました。
まだ未完成ではありますが、その大工さんの作品です。
向拝柱にはホゾ穴が見えていますが、狛犬が組み込まれる予定のようです。
神鏡、金幣芯、鈴紐、榊立、瓶子、水器、高坏、神皿を準備して新年を迎えられます。
今年も一年ありがとうございました、新しい年も宜しくお願い致します。
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丹波篠山市
2019年12月13日 08:00
こんにちは、篠山店の上山です。
今年も残すところ3週間となりました。早いものであっという間の1年でした。
地域の大きな出来事としては住民投票の結果5月1日から市名が丹波篠山市に変更となり、半年たってやっと慣れてきました。
それに伴い市内の小中学校の銘板の工事を行いました。
まず、目地(メジ)の部分にグラインダーの刃を入れ、廻りのレンガタイルとの縁を切ります。
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同じように貼り付け、クサビをかまして目地の間隔を調整します。
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3ヵ所目が大きい自然石、この石はブログでも何回か紹介している関西では有名な能勢黒石です。
この文字は丹波篠山出身の書家、三宅剣龍さんの書かれた文字です。
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市名が変更になって半年、『丹波篠山市』今後も皆様に慣れ親しんで末永く続いていくことを願います。
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職人の腕と勘に頼りました
2019年12月02日 08:00
滝野店の髙梨です。
先日させて頂きました工事のご紹介です。
とあるお宅のかどにあります、代々神様をお祀りされてきております祠です。
丸い石が積み重ねられ、上に鎮座する祠は後ろに傾き倒れそうになっています。
左の方には一石五輪塔も見えます。
施主さま曰く、この五輪塔も以前は石の上に置いてあったそうなんですが、ある時倒れ落ちて今の位置に立てたそうです。
今回、その五輪塔も含めて石積みを直してきれいにしたいとのご依頼でした。
通常なら寸法を測り構想し、完成の図面を起こします。
が、この度はご覧の通りの石を利用して「出来るもの」を造ります。
まずは解体し、それぞれどんな形のどんな大きさの石があるかを職人は見て判断し、そして腕と勘を頼りに積んでいってもらいました。
そして完成したのがこちら。
如何でしょうか。
施主さまからはだいたいこんな大きさで、このくらいの高さで、こんな感じでとご要望があったのですが…。
見事に叶え、お客様には大満足をして頂きました。
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大正九年六月
2019年11月26日 08:00
こんにちは、篠山店の上山です。
朝の凛とした空気の中、鳥居再建の工事に伴う安全祈願祭に参列しました
今年7月の台風で右後方にある大杉の御神木から折れた枝(といっても大人のウエスト位ありました)による被害を受けた鳥居です。
貫(ぬき)の左側が危険な状態です。
この鳥居は大正九年六月建立で今年で99歳を迎えます。
今後のことも考えて後ろにある御神木3本も根元から切り倒されます。
おそらく1番大きな御神木は鳥居よりも以前からあったと思われます。
それに伴い鳥居の撤去をしましたが、何か残せるものはないか。
長年慣れ親しんだ額(がく)の文字は新しい鳥居の額に写し彫刻して残していきます。
今年99歳という事は、来年は100歳。なにか運命的なものをを感じます。
99歳の鳥居、もっと年長の御神木、長い間お疲れさまでした。ありがとうございました。
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