森田石材店ブログ - こんな工事もします -
新年明けましておめでとうございます。
2021年01月05日 08:00

篠山店の園中です。
新型コロナウィルス感染症が流行し、いつもと違う年末年始を迎えられた方が多かったと思われます。
まだまだ私たちの身の回りの生活は強く影響を受けております。
早期終息し今までの当たり前の生活に戻ることを切に願います。
今日は、二村神社での灯籠の据え直し工事のご紹介を致します。
年末に、宮司様より灯籠が2基傾き倒れ掛かっているので直して欲しい。
もし子供が触って倒れでもしたら大変なので年内に工事をしてとのご依頼を受けました。
木に寄りかかり、いつ倒れてもおかしくない状態です。
灯籠を解体します。
ランマーで転圧します。
水平器でレベルを調整し据付ます。
しっかり固定され、これで安心です。
神社では灯籠に火を灯すことで、それが魔除となるとさせています。
火のもつ浄化や魔除の観念は今日でも世界各地で広くみられます。
古代ペルシャのゾロアスター教では、火自体が信仰の対象とされそこから各地へと広まった観念とも言われています。
新型コロナウイルス感染症の終息を願い
明るい1年となりますようお祈り申し上げます
今年もよろしくお願いいたします
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お墓の整理
2020年12月21日 08:00

滝野店の中村です。
この度、お客様の依頼によりお墓の整理をしました。
数年前からご検討されていましたが、元気なうちに整理しておきたいと思いご依頼いただきました。
今回整理されるお墓はご親戚のお墓になります。
長年お施主様のお家で管理されてきましたが、高齢になり大変になって来たこともあり整理されることになりました。
施工前の様子がこちらです。
こちらを一部を撤去していきました。
また残す墓石の部材によっては破損しているものもあったので、撤去するものと交換もしていきました。
途中、土葬があった場所にぽっかり開いていました。
穴の上を木の根が埋めつくしていたお陰で、墓石が陥没せずに済んだようです。
完成がこちらです。
墓石を撤去した後、崩れないように部材をリユースして土留めにしました。
これで安心して年が越せると大変喜んで頂きました。
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家紋のお色入れ直し
2020年12月18日 08:00
篠山店の高橋です。
お墓の御家紋のお色を入れ直させていただきました。
こまめにお掃除をしていただいても、経年による色落ちはどうしてもしてしまいます。
一度色を落として、新たに色を入れ直します。なので既存の色から変更することも可能です。
春のお彼岸などを目安に綺麗にされたり、お色を変えて雰囲気を変えられてみてはいかがでしょうか?
作業工程を簡単に紹介させていただきます。
①経年により、色落ちが見られます。
②剥離剤を使い、丁寧に色を落とします。
③細部までマスキングを施します。
④色を入れて完成です。見違えるようにきれいになりました。
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お大師さまの移転
2020年12月11日 08:00

本店の中道です。
下竹田 表地区の裏山、6キロに渡り八十八ヶ所霊場が火伏大師として整備されています。
近年の自然災害、獣害、また毎年春・夏に参道の整備が行われていましたが、高齢化による整備困難との理由から移転する事となり、そのお手伝いをさせて頂く事になりました。
途中に自然に出来たと思われる溝
頂上付近からの景色と、土砂崩れの跡
移設場所での仮設置(順番を間違えない様に、番号を付けて慎重に)
台石とお大師さまの据え付け(モルタルを下地にして据え付けます)
このあと屋根の設置や赤い前掛けの新調をされるそうです。
良いお手伝いが出来ました。
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稲畑人形の記念碑
2020年12月02日 08:00

代表の森田です。
今回は稲畑人形の記念碑を作らせていただきました。
稲畑人形は、創業173年(弘化3年)に現在の丹波市氷上町稲畑で、村おこしの一環でスタートされた様です。
この歴史を末代まで残したいと記念碑のご依頼を受けました。
現在5代目の君江氏は、私が小学校3年の担任の先生でした。
とくに先生には図画工作を伸ばしてもらったので、かっこ悪いと叱られるな~と思いながら製作しました。
まずは掘削をして転圧をします。基礎になる石を埋め込み、土台と石碑とのつなぎにステンレスの丸棒を入れました。
正面は自然石の表面を切削をして本磨きをして直接彫り込みました。
裏面は小文字なので黒御影石に彫刻したものを自然石にはめ込みました。
完成後、先生と一緒に写真撮影。いい記念になりました。
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お墓掃除もお任せください
2020年11月25日 08:00

篠山店の植木です。
今回は、お墓掃除のお話です。
ご納骨の日までに、一度お墓をきれいにしたいとご依頼いただきました。
お墓を見に行くと、結構な汚れでした。
これは、掃除のやりがいがあります。
この水垢はなかなか落ちないので、高圧洗浄機で掃除していきます。
高圧洗浄機を使うとここまできれいになります。
手で掃除をするのは時間がかかりますし、何より体力を使うと思います。
お墓掃除したいけど、なかなか掃除に行けない方、是非当社にご相談ください。
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おはかそうじが楽になりました。
2020年10月20日 08:00
本店の義積です。
営業で車を運転していますと、道筋の栗の木から栗のイガが落ちていたり、黒枝豆の販売の看板がでたりと、丹波に実りの秋が来たなあと感じます。
でもまだマツタケも栗も黒枝豆さえ口にしていません。せめて枝豆位食べたいです~。
さて今回は、おそらくここのブログに一番多く出ている義積家の墓の話です。
私は年に4回ほどお墓掃除に行きますが、山すそにおあるので枯れ葉や草がたくさんありいつも苦労しています。
こんな感じ↓↓
今回やっとファイバーレジン施工を行いました。このブログで紹介されているアレです。
見た目は細かい砂利のようですが、樹脂でしっかりと固めてあります。ですので、草が生えてこなくなるのです!
そして取りにくい細かい葉っぱが砂利に入って取れなくて、もうええわ!て思わなくて良いのです(ムフフ嬉しい♡)。
これで夏の日差しを浴びながら辛い草引きから解放されます(*´ω`*)
ちなみにこれは「大和ざくら」という種類でしています。
他にも種類がありますがこれが明るい色で良いかなと思いました。こんな感じになりました↓
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トイレブース穴あけ工事
2020年10月19日 08:00

代表の森田です。
工務店様からトイレブースに穴を開けてほしいとご依頼を受けました。
トイレブースは「テラゾー」で仕切られています。
※「テラゾー」とは、大理石や石灰石などを砕いて、白系のセメントで固めて研磨したものです。ひと昔前の公共トイレなどによく使われています。
今回のトイレも築50年ほど経っているリフォーム工事で、扉を逆に付け直すためにヒンジ金具の取り付け穴を依頼されました。簡単に言えば振動ドリルで穴を開ければいいのですが、貫通する時に穴の周囲が弾け飛びます。これを防ぐのにどうするか・・・?
貫通する側に「板石」を当て万力で挟み込みます。
次に小さめの径のドリルで穴を開け、貫通寸前で止めます。
反対側から再度穴を開けます。
仕上げサイズよりも2ミリ小さく開けていますので、最後に2ミリを特殊工具で削り取って完成です。
マッチ棒の様な工具で、膨らんでいるところには「工業用ダイヤ」が付いているので、石彫刻をするときに使います。こんなところにも役立ちましたね。
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墓じまい ~高松市営霊園~
2020年10月15日 08:00

滝野店の中村です。
今回は「墓じまい」のお手伝いをさせて頂きました。
今回の施主様はお住まいの地域が変わり、お墓までが随分と遠方になってしまったので近くにお墓を移したいとお考えでした。
それをきっかけにお住まい近くで永代供養をされることになりました。
「墓じまい」には様々な書類の提出が必要になります。詳しくは『改葬(お墓の引越し)に必要なもの』をご覧ください。
今回「墓じまい」をするにあたって施主様は「お性根抜き(抜魂)」をしてくれるお寺さんもお探しでしたので当社でご紹介させて頂きました。
いよいよ撤去開始です。
まずは墓石を解体して収骨しやすいようにします。
次に収骨です。
綺麗に収骨できました。
更地に戻して市に返還致しました。
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紀州犬の石像
2020年09月15日 08:00

本店の中道です。
紀州犬の石像・2体の依頼がありました。
1体は白い犬、もう1体は黒い犬との事。
以前、真言宗のお寺さんへ同じ様に2体の犬の石像を納めさせて頂いた事があり、その時にお寺様からお話をお聞きしたのが、
『中国の唐から留学をおえて帰国した空海(弘法大師)さんが真言密教の霊場を求めて旅をしていた所、大和の国宇智(現在の奈良県五條市)で、白と黒2頭の紀州犬を連れた狩人に出会い、この犬が空海を保護して高野山の霊場へ導いたと言うお話があるんです』
との事でした。
個人の家でお祀りされている弘法大師さん。
施工前
施工後
白い犬は白みかげ石で研磨はせず毛並みの様にスジを入れた加工にし、黒い犬は黒みかげ石で研磨加工にして石の生地の色を出しました。
ちなみに黒い犬は『九郎』、白い犬は『四郎』だそうです。
真言宗のお寺様に納めた、『九郎』と『四郎』