森田石材店ブログ 【アーカイブ】 - 2019年07月 -
レッカーを使って墓石建立
2019年07月20日 08:00
本店の中道です。
今回レッカーを使っての墓地の移転作業をしました。
現場は同じ墓地内の上段にある墓地から、中段にある既存の舞台(縁石)の所に移転します。
石塔、霊標、灯籠等 区画内の部材を移転します。
舞台は解体して処分です。
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地盤工事をしっかりと③
2019年07月19日 08:00
滝野店の髙梨です。
この工事も今回が大詰めとなりました。
これまで地盤調査、地盤対策「D-BOX」、ベタ基礎コンクリート工事と説明してきましたが今日の報告は本来の墓石工事となります。
基礎部分をしっかりとしましたが、こちらの墓地は通常の納骨部(カロート)とは違い、
延材を使用し、外柵部分とがっちりと金具で固定し、この上ない強度となりました。
表面の仕上げはもちろん「ファイバーレジン」で仕上げました。こちらの墓地のように鬱蒼として、周囲を木々で覆われた墓地には最適です。
土葬が点々と点在していた墓地とは全く違い、お参り、お手入れしやすく、先の先まで墓守の出来る「しっかりとしたお墓」が完成致しました。
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自然石のお墓
2019年07月18日 08:00
篠山店の園中です。
今回は、石本来の風合いを生かした自然石のお墓のご紹介です。
既存石塔の並びに、寿陵墓を建立します。
それでも、展示場で実物を見てお話をとご来店いただいたところ、この墓石に一目見た瞬間に心を打たれてしまい自然石のお墓に!と思い立ったそうです。
正面の彫刻をする面だけは、研磨をしてツヤを出しますが、それ以外の部分は削らずに自然の風合いの皮肌そのままの形でお墓にします。
また、加工していないそのままの皮肌は、年々風合いや色合いも変わっていきます。それも研磨した墓石と違った自然石の魅力の一つです。
多くの場合玉石の中は、傷やムラがたくさんあります。傷やムラが少ないものは、本当に数少なく希少な石なのです。
工事は、墓石を建てるだけではありますが、既存の巻き石を使用するので、補強の為、延べ石と延べ石の組合せの所に、ステンレスの金具を取り付けます。
既存碑の横に建ちました。しかし、これで終わりではありません。
これからの季節、気になるのは「雑草」です。お手入れを楽にするために、玉砂利仕上げではなく「ファイバーレジン」仕上げにします。
これで完成。とても味のあるお墓に仕上がりました。他には無い自分らしいお墓が出来たと喜んでいただきました。
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祭壇掛け2
2019年07月17日 09:00
滝野店の吉田です。
今回は、祭壇掛けの採寸の注意点を幾つか書いてみます。まず、祭壇掛けをどの位置まで敷くのかによって、仕立て巾が決まってまいります。
扉が無い場合、若しくは閉めない場合は、ひな壇したの地袋まで祭壇掛けを延長しても問題はないですが、扉を閉める場合には、注意して採寸をしまければなりません。
矢印の戸当たりまで祭壇掛けを敷く場合は、扉の取り付け分の寸法をひな壇の間口寸法より引かなくてはいけません。
上の写真のところの寸法を左右分、ひな壇の間口寸法より合わせて引いて下さい。
取り付け柱のところまでで祭壇掛けを納めるならば、ひな壇の間口寸法にてOKです。今回は、戸当たりまで敷くことにしましたので、取り付け柱の寸法を引いて段取りさせていただきました。
今月中には製作出来ますので、新しい祭壇掛けにてお盆を迎えていただけます。
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墓じまい
2019年07月16日 08:00
こんにちは(^-^*)/
篠山店スタッフです☆彡
ちょうど2年前に書いたブログ「墓じまい・改装を考える」を先日行ってきました。(長文です;)
この墓は山形県米沢市にある母の父の実家。母の叔母が亡くなり「遺言で10年はそのままで」とのことでしたが、姪である母姉妹も年を重ね皆で元気に行けるうちに。と消費税問題。とを考え、叔母の命日に永代供養する運びとなりました。
そもそも「墓じまい」とは。
お墓を撤去処分し、遺骨を別の場所(別の墓地、永代供養塔)へ移して、お墓を「しまう」ことを言います。この作業には、いろいろ手続きが必要になります。
- ①墓地管理者に「墓じまい」を伝える(今回は寺)
- ②石材店を探す(今回は寺紹介)
- ③遺骨を納める場所を決める(今回は寺の永代供養塔)
- ④閉眼供養依頼(住職)
- ⑤墓石解体撤去、遺骨の取上げ(石材店)
- ⑥永代供養に刻む文字の依頼(今回は石材店)
- ⑦改葬許可申請書を墓地のある市役所からもらい必要事項を記載する
- ⑧当日、本堂で法要→供養塔へ遺骨を納める
- ⑨改葬許可申請書を市役所へ提出
ざっと、こんな感じでした。(これに、寺との離檀の話やそれに必要な費用の話、墓じまいを考える前には親戚にも声を掛ける必要もあります)
当日までに石材店からは供養と撤去後の写真が届いていましたので、もちろん当日行っても何もなし。きれいなもんです。
本堂で法要。真ん中の段ボールの中に遺骨が入っています。
本堂脇へ移動し、待機していた石材店の方が遺骨を納めて下さり、彫刻したところを教えて下さりました。
6月と入っている日にちは、墓石撤去をした日(=お墓がなくなった日)とのこと。ここに至る途中で、ぷちハプニングもありました。
本来、納骨する人数が4名だったのでそれぞれを彫刻する予定でしたが、墓石撤去で出てきた遺骨が7名。
ご住職が過去帳を見ると、母から見て曾祖父と祖父の姉妹(双子)ではないかとのこと。
且つ、曾祖父は米沢では珍しい「院殿号」付!!何か功績を残したこととは思いますが、さすがにそれを知る人もいず、珍しく誇らしいけど、7名の彫刻となると予算も変わるし、役所への手続きも増えるとか。
で、彫刻は1行で「先祖代々之霊位」でまとめました(意外と墓じまいあるあるかも…です)
そして、外での法要をして終了。お墓はなくなりましたが、遺骨はここに納まっており、彫刻もあるので、こちらに来た際にはお参りが可能です♪
終了後、市役所の市民課で「改葬許可申請書」を提出し、ほんとうにこれで終了です。
改葬許可書は、市のホームページからダウンロードすることが可能になってるところが多いです。ホームページにない場合は、送ってもらうことも可能。
遠方だとこの手続きが面倒な作業になりますが、これは改葬する際のルールですので、お忘れなく。
今回は、ほんとうに良い経験でした。
自分のルーツを知ることも出来、皆が納得した形でご先祖様をお祀りすることが出来たと思います。
墓を守るのは、遠方になると大変なことです。でも、そのまま放置するのも今は問題になっています。
お墓を知る人が元気なうちに、遠方のお墓のこと考えてはいかがでしょうか。
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草の生えない墓地(ファイバーレジンその⑭)
2019年07月15日 08:00
本店の高橋です。
新しくお墓を建てるお手伝いです。
草が生えないようにしたいのです。がしかし、お墓の部分は生えてきても良いとの事でした。
いつもの様に基礎のコンクリートを打つ為に、根堀りをして鉄筋を並べます。
納骨堂の部分と水抜き穴の部分を除いてコンクリートを流し込みます。
その金具をコンクリートで覆い隠し、水に濡れないようにします。
縁の巻き石に養生テープを貼ります。いつものように得意のファイバーレジン施工です。
今回のファイバーレジンは手前の拝み場部分だけです。奥のお墓が建っている部分はしていません
完成です。
「お墓の部分の草引きは自分らの役目だと思っています」とお施主様はおっしゃっておられました。
今回も良いお手伝いが出来ました。
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Q.いずれはお骨を移動しないといけません。どのようにすればいいですか?
2019年07月14日 08:00
仕入れ担当の森田です。
最近、こんな質問が増えてきました。
Q.いずれはお骨を移動しないといけません。
「いずれは、このお墓を片付けて、お骨をどこかに移動しないといけない」こんな風に思われて、ご納骨を躊躇されているケースがあります。
この場合の「いずれは」っていったいいつなのでしょう?
多くの場合がその時期は決まっていません。
「息子が独身だから…」「娘ばかりで遠方にいるから…」というお話が多いのですが、少なくとも数年はそのままの状態になるケースがほとんどです。
ですから、こんな場合には、とりあえず今あるお墓に一旦ご納骨されることをお勧めします。気分的にもひと区切り付きます。
但し、数年後は移動するという場合には、さらし袋に移さずに骨壷のまま納骨するケースもあります。
お骨の移動が前提になると
近い将来、お骨を動かすことは決まっているという場合には、できる限り他の人と遺骨が混ざらないようにした方がいいでしょう。
いずれは他のお墓や納骨堂、永代供養などの選択肢がある場合、まずは骨つぼのまま納骨されるのもひとつです。
この際にはカロート(納骨する場所)に水や湿気が溜まらないような工夫が必要です。また土に還る部分も不要になります。
骨つぼも最近は様々なタイプがあります。
備前焼や有田焼などの美しいものから湿気を吸い取る素焼きのもの、思い出の写真を焼付けた凝ったものまで様々です。
せっかくだったらキレイに保管したいものですね。
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後ろの景観もいいですね。
2019年07月13日 08:00
お墓そうじに行ってきました
2019年07月12日 08:00
本店の義積です。七月に入りましたので、お盆前に両親のお墓そうじに行ってきました。
春のお彼岸以来行っていなかったので、やはり草ぼうぼうでした!
(;´・ω・)
虫よけスプレーして、首には手ぬぐいを巻き、いざ草むしりから始めます。
最初は勢いは良いのですが、だんだん疲れてきます。今は良いけどこれから年が行くともっとつらいなと思います。
そろそろファイバーレジンをしたいと思っています。(ファイバーレジンとは、このブログでも何回も登場する草引きしなくてもよくなる便利なもの!)
草引きが終わると石塔と霊標を布で拭きます。平らな部分は拭きやすいですが、文字の彫刻部分はちょっと拭きにくいですね。
※これ私も持っています。傷が心配なのでお墓専用のスポンジです。
そして、今回私は新しい掃除グッズを買いました。花筒を洗うブラシです。
細すぎず、太いすぎず良い塩梅の使い心地です。花筒の底までしっかり磨けました。ブラシの部分は柔らかい素材でできているので、花筒が傷付くことはありません。
そうじの後は、新しいしきびに入れ替えし、最後にお線香とローソクを灯しました。
ご先祖様と両親、そして六地蔵様にもお参りして本日のお墓そうじは終了しました。体は疲れたけど、心はスッキリ~(*´▽`*)
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