森田石材店ブログ 【アーカイブ】 - 2019年05月 -
玉垣改修工事~完成~
2019年05月30日 08:00
本店の中道です。
氷上町の神社の玉垣の改修工事です。(前回の続き)
基礎が固まり、製品を据え付けていきます。
↓基礎が固まり 土台を据え付けます。
↓土台には柱を固定する
↓柱を建てます。
↓笠石をのせます。
↓控え柱を据え付けます。
↓階段石を据え付けます。
↓完成しました。
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シンプルにお祀りする
2019年05月29日 08:00
滝野店の髙梨です。
先日納品させて頂きましたお仏壇です。
このお仏壇(お仏具)を見て、皆様どう思われますか。
「とてもシンプルですよね」
こちらのお寺様(真言宗)の檀家さん宅にはこのような祀り方が多くあります。
まず、掛軸は3幅ではなく1幅で、しかも弘法大師(空海)様が真ん中に鎮座されております。
これは、通常真言宗のご本尊として大日如来様を掲げますが、お寺の本尊というのは寺院によって個々、異なります。
しかし、真言宗の開祖はこのお大師様であるのは、どこの寺院であっても違いませんよね。
次に、花立と火立て(ローソク)ですがこれらは通常一対で祀られていますが、こちらは片方の一本ずつです。
本来、お供えの香食も一本です。東大寺や唐招提寺、法隆寺であっても本殿の前には大きな灯籠が一本建てられています。
その本来の形でお祀りする、というお考えがこの写真の形とお聞きしています。
無駄がなく、見た目的にもスッキリと気持ちいいですね。
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オーダーメイド地蔵さま
2019年05月27日 09:00
滝野店の吉田です。
先日、オーダーメイドのお地蔵さまにてご契約いただきましたお客様のお墓が完成し、開眼式も無事に終わりました。
以前にもブログにて書いておりましたが、ラフ画にてお客様と最終確認をして、製作途中を写真にて確認しながらの完成となります。
ふっくらとした、やさしいお地蔵様です。
五輪塔・代々墓・霊標・お地蔵さまを据付けして晒しを巻いて、ご寺院様のお性根入れの日を待ちます。
いよいよ、ご家族様参列のもとご寺院様によるお性根入れです。お地蔵さまも、晒しがとれてご対面です。
「イメージどおり、かわいいお地蔵様だ」と、大変喜んでいただきました。
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既存位牌も入るコンパクト仏壇
2019年05月26日 08:00
こんちは(^-^*)/篠山店スタッフです☆彡
先日、立て続けに仏壇のお話がありました。
- ①実家を売却するので、仏壇を小さくして今住んでいるところに置きたい。(台付モダン仏壇)
- ②新築の家に置きたい。(台付モダン仏壇)
- ③リフォームしているので新居に置きたい。(上置仏壇)
いずれも『今ある位牌はそのまま使う』が条件でした。
今ある位牌とは、このようなタイプ。篠山地域では、造付仏壇が多いこともありサイズも大きめ。
6寸(約28cm) 7寸(32cm)が多く使われています。
①②の方は、ご来店時にこの台付モダン仏壇が気に入られこちらを購入。
位牌棚(中段)から天板まで約40cmあるので、7寸の位牌でも余裕で安置できます。ただ、数が多くなると窮屈感はありますが当面はこのままで。とのこと。
③の方は、位牌が6寸だったので、こちらの仏壇を。こちらも位牌棚(中段)から天板まで約35cmあるので余裕で安置できます。
デザインや大きさによっては、高さが足りないものもありますので、既存位牌の総高(足元から頭まで)の寸法をお知らせ下さい。
ご希望に沿ったコンパクトな仏壇をご提案致します。
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草の生えない墓地(ファイバーレジンその⑫)
2019年05月25日 08:00
本店の高橋です。
草の生えないシリーズですが、今回は特別な事情で少し苦労がありました。
下の写真のように古くからの石碑がずらっと並ぶ山の中の墓地です。
そしてこれが綺麗に出来上がった完成写真です。
写真に映ってはいないのですが、実は目の前に大きな桜の木があるのです。通常であればなんら問題はないのですが・・・。
こちらは草の生えないファイバーレジン仕様なのです。ファイバーレジンは骨材をドロッとした溶剤で固めるのですが、その溶剤が乾くまでには数時間必要です。
この時はちょうど桜の満開直後でした。そう桜の花びらがどんどん落ちてきてまだ乾いていない溶剤にくっついてしまうのです。
雨も降っていないのにテントを張って作業をしました。
作業完了後もビニールシートで全体を覆って養生しました。
この様な苦労も想い出のひとつですね。今回も良いお手伝いが出来ました。
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お墓は維持費がかかる~その①~
2019年05月24日 08:00
仕入れ担当の森田です。
今回はお墓の維持費についてです。
この話、掘り下げるとかなり大変になってきます。少し長いですがおつきあいください。
Q.お墓を建てた後の維持費は?
A.墓地の管理費が年間1000円~5000円程度です。
お墓は一度建てたら滅多なことで作り替えはしません。ですから費用はかかりません。
石屋の立場から言えば十年に一度の目地補修ぐらいです。そうすれば地震等にも強く痛みも少ないでしょう。
お墓を購入後30年でどんな費用がかかるのでしょうか。では実際に見てみましょう。
【お墓がある場合】
管理費 2000円*30年=100,000円
メンテナンス 30,000円+100,000円=130,000円
(15年目に簡単な目地補修、30年目にリフォームをした場合)
合計 230,000
【今あるお墓を”墓じまい”して納骨堂】
墓じまい 300,000円
納骨堂の費用 400,000円/2人分
合計 700,000円
いかがでしょう。
「でも納骨堂は管理費もかからないし、この先を考えれば割安じゃない?」というお話もあるでしょう。
ではもう少し考えてみましょう。30年も経てば次の代がお亡くなりの時期になります。その時の費用は、
【お墓がある場合】
戒名の追加彫り 40,000円*2名=80,000円
【納骨堂の場合】
新たな納骨費用 400,000円/2人分
もちろん納骨堂によって仕組みは様々ですので一概には比較できませんが、概ねこのような結果になると思います。
では納骨堂は損なのか?
簡単に損とか得という話ではありません。上記は、代々あとを継ぐ方がおられる前提のお話になっています。ですから、私たちで最後になりますという場合には、納骨堂や永代供養墓などが受け皿になってきます。
その場合でも考えることがあります。それは、そのお墓にお墓参りする人はいないのかということです。
例え家は継承されなくても、近くにお住まいの娘さんがお参りされる場合には、その方の晩年まではお墓は必要なものと機能しています。
ですから、その時点から永代供養をお考えになることがタイミングとしては丁度なのかもしれません。
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新しい年を迎え
2019年05月23日 08:00
こんにちは、篠山店の上山です。
昨日に引き続いてお位牌の話です。
新しい元号”令和”を機にお位牌を承りました。
7月の年忌法要に併せて沢山あったお位牌を過去帳に纏められました。
大きいほうが8寸のお寺用、総高さ55cmかなり大きい位牌になります、小さいほうは5寸で自宅仏壇で祀られるもの。
過去帳は先にお渡ししておいて、住職様に法要に間に合うようにお願いして頂きました。
ご自宅用の過去帳は日付入りなので、毎朝その日の月命日のご先祖様がわかるようになります。
今まで以上に出会ったことの無いご先祖様にも親近感が沸くようになり、お仏壇もすっきりして良い年が迎えられると思います。
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古いお位牌がたくさんある場合
2019年05月22日 08:00
本店の義積です。
先日、大阪の「百舌鳥(もず)・古市(ふるいち)古墳群」の世界遺産への登録に向けてほぼ確定しました。
この古墳群のには、仁徳天皇陵がある有名な古墳があります。古墳といえば古い時代の高貴な方々のお墓ですが、お墓が注目されてちょっと喜んでいます。
先日お客様のお宅でお仏壇を見る機会がありました。お仏壇の奥には年代が経ち、戒名すら見えにくいものが数本ありました。
お話を伺うと「毎年お盆前にお位牌の掃除をするけど、たくさんあって大変やたからまとめたいとずっと思っている。」とのこと。
お位牌をまとめる方法はいくつかあります。
その1 大きな位牌にまとめる
その2 過去帳が入る位牌にまとめる
台座に戒名を記す札板が8〜10枚入ります。その板を命日の順に入れていきます。
このように様々な形でまとめることができます。
今回のお客様の古いお位牌は、先代さんが戦争時代に縁のあった方々の分だったので誰のものかよく分からなく法要もしたことがない方ばかり、ということで一本のお位牌にまとめ「◯◯家先祖代々之霊位」と彫刻して納品いたしました。
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地神様のお引越し
2019年05月21日 08:00
代表の森田です。
前回、建立した「お社」に神様が引越しをされました。
このような形で何百年もお祭りをされていました。中に見える「五輪塔の擬宝珠(ギボシ)」が地神様です。
この様に五輪塔の擬宝珠が神様としてお祭りがされている形をちょくちょく見かけますが、本来は神様として作られたものではないと思います。
当時の人がシンボルとして置かれたと推測しますが、手を合わしたくなりますね。
写真では見づらいですが、擬宝珠の横に娘さんが小学生の時に石に顔を書いた「お地蔵さん」も置いてありましたので、一緒に引越しをいたしました。
新しいお社の中で、引続き「五穀豊穣」「家内安全」をお守りくださいませ。
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