森田石材店ブログ 【アーカイブ】 - 2019年05月 -
お参りのしやすいお墓~外柵・墓石建立編~
2019年05月20日 08:00
滝野店の藤井です。
前回のお参りのしやすいお墓~ブロック・外柵基礎ベース編~に引き続き、今回は外柵・墓石建立編です。早速工事の様子を紹介していきます。
モルタルを敷いた上に外柵を据えていきます。
外柵は接続部分が固定されるように金具をつけていきます。
金具の部分にはモルタルを塗り上げることでより強度を上げます。
外柵の中に砕石を入れて転圧をしていきます。
その上に墓石を据えていきます。その際には地震に耐えるお墓にするために免震施工をしていきます。
申し訳ありませんが、そこに関しては企業秘密なのでお見せできません。
1番下の段の下台と2段目の上台の間と、上台と1番上の竿石の間に免震施工をして墓石の建立までが終了しました。
次回はファイバーレジンと舞台のコンクリート打ちの様子を紹介していきます。
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シダレザクラと標柱
2019年05月19日 08:00
本店 山崎です。
先日、このブログで「令和第一号」について記載しましたが、実はその1号というのは、「ささやま桜協会」が主催されたシダレザクラの植樹の横に建てられた標柱に彫刻するものでした。
その事が、新聞に掲載されていましたのでご紹介します。
篠山市は、改元に合わせた5月1日より、「丹波篠山市」へと市名が変わりました。その祝いも兼ねられているそうです。
標柱には
3面にこのように彫刻しています。「丹波篠山市」の誕生、そして「令和」という時代の始まり・・桜と共に多くの方の目にとまる事でしょう。
その記念のお手伝いが出来てうれしく思います。また綺麗な桜が咲く頃に是非見に行きたいものです。
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限られたスペースに
2019年05月18日 08:00
滝野店の福島です。
先日、あるお客様から「仏壇も狭くなってきたから、すっきりとさせたい」との相談をいただきました。
こちらのお宅にはご先祖様が沢山おられ、お仏壇を見せていただくと、確かにお位牌が窮屈なように見受けられました。
そこでご提案させていただいたのが「お位牌をまとめてスペースを確保する」といったご提案になりました。
ご先祖様のお位牌をまとめ、上の写真のような巾広のお位牌を新たに作らせていただく方法。
こちらも、ご先祖様のお位牌をまとめ(過去帳に写し)お祀りするタイプの物。
沢山あるご先祖様のお位牌をまとめる事で、仏壇内にスペースが生まれます。
お掃除もし易くなりますし、年数の経った(字の判別がつかないようなもの等)お位牌も新しくなります。
このお客様からも「確かにまとめるとスッキリしそうやな」と仰っていただき、どの様にまとめるか御検討いただいております。
これが正解と言ったお祀りの仕方があるわけではないので、各ご家庭でお祀りなさる最善の方法をご検討いただければと思います。
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作り付け仏壇の仏具~真言宗~①
2019年05月17日 08:00
滝野店の中村です。
この度仏具の受注を受け、先日納品が終わりましたのでご報告します。
今回のお客様は作り付けの仏壇への仏具の受注でした。
まずは採寸をしていきます。
この寸法を元にお客様と打合せした仏具を発注して納品します。
まずはこちらに本尊の掛け軸の位置を決めて掛け軸をかける鎖を取り付けます。
本尊の位置が決まったら次に脇侍の位置を決めて取り付けます。
※この辺りでは仏間のサイズに合わせて本尊より少し小さめの脇侍の掛け軸を下に揃えて掛けます。
次に打掛を敷きガラスを置きます。
私、この打掛とガラスを受注したのが初めての経験でした。
自分で採寸して発注したので当然のことなのですが、仏壇にピッタリ合った時は感無量でした!
最後に具足等の仏具を配置して完成です。
「やっと仏壇らしくなったな~」と喜んで頂けました!
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写経を書いてみませんか
2019年05月16日 08:00
篠山店の真下(ましも)です。
突然ですが、写経を書いたことはありますか?
先日、永平寺に参拝に行った際に、入口に写経の案内をされていました。別のお寺でも、ご朱印を集めている若い方が、写経を本堂で書いている所を見たことがあります。
皆様もお寺に詣られた際に、写経の案内がされている所をご覧になったことがあると思います。
先日、丹波篠山市今田町でお墓のリフォームをお手伝いをさせていただきました。五輪塔を解体した時に、底の土から写経がでてきました。
昭和50年代に建てられています。
マトリョーシカのように何重もの筒に入っていました。
当社もご先祖様のご供養のひとつとして、お墓を建てられる方に写経をおススメしています。
お墓が出来上がったら、お骨が入る所にお客様が書かれた写経を納めさせていただいています。
お経の中で一番ポピュラーなお経「般若心経」です。
浄土真宗のお客様には、長いお経ですが、「正信偈」を書いていただきます。
ご家族皆様で、お経を書いてもらうこともあります。私は、「一」など簡単な文字を小さなお子さんにも書いてもらうようお願いしています。
これで、皆様が、お墓づくりに携わったと思ってもらえたら、うれしいです。
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神様と仲よくなれる!日本の神様図鑑
2019年05月15日 08:00
仕入れ担当の森田です。
最近、本の紹介をすることが多いのです。本日も別のネタを書こうとしていたのですが、やはり発売間もない今が旬だと思いましたので、ご紹介させていただきます。
私たち石屋のお仕事でも、神様に関することは沢山お手伝いします。例えば、神社の玉垣や鳥居、キツネや狛犬、灯籠や手水鉢などもあります
ご自宅や地域では地神さまのお社もそうです。
この神様図鑑では、図鑑と言うだけあって挿絵もキャラ化されて面白いです。キャラ化されているのは古事記に出てくる登場人物(というか神様)です。これを読んで改めて古事記を読むともっと楽しいこと間違いなしです。
著者の大塚さんはタロットカードをつくる会社を経営されているようで、そんなところがこの本のキャラ化にも生かされているのかもしれません。
祝詞(のりと)や大祓詞(おおはらいことば)の意味がわかるのもいいです。今まで何気なくお参りしていた神社が、それぞれの個性を見ることができます。
古事記といえば、お墓のルーツである千引岩の伝説が出てきます(本書ではあまり紹介されていませんが)。
少し違った角度で古事記を楽しんでみてください。
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信頼棺ってどんなもの?
2019年05月14日 08:00
こんにちは。
滝野店スタッフです(*^-^)/墓石の中を覗かれたことありますか?
納骨室って何もない空間にきちんと納骨袋があるというイメージを持たれている方が多いと思います。
実は意外と水が入り込んでお骨がプカプカ浮いていたり、蜂が入り込んで巣を作っていたりすることがあるのです!
それらの不安要素を排除したのが【信頼棺】です。
この度滝野店で展示することになりましたので工事の様子を少しだけご紹介させていただきます。
舞台施工
本来納骨室(カロート)の上に墓石の下台が乗るのですが、信頼棺の場合はカロートに蓋をするように写真のような一枚板を乗せて隙間を塞ぎます。
※この部分は特許出願構造の技術につきモザイク編集しております。
横から
ぴったり隙間のない信頼棺が仕上がりました。
板貼り仕様の素敵なお墓の完成です。
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玉垣改修工事~基礎工事~
2019年05月13日 08:00
本店の中道です。
氷上町の神社の玉垣の改修工事です。
↓施工前・柱にヒビが入り大分傷んでいます
↓写真では分かりませんが、笠石もグラついています
↓笠石、柱、土台の解体作業です
↓撤去が完了
↓型板をして、鉄筋入りの基礎ベースをします
↓基礎工事の完成です
ただ今、コンクリートが固まる期間を設けています。5月の末までには完成の予定です。
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猫足から丸布団へ
2019年05月12日 08:00
滝野店の髙梨です。
先日お墓の建碑法要が無事終了しました。
こちらの墓地は姫路なのですが、周囲には比較的大きい石碑が並んでいます。
施主様も「周りより大きく とまでは言わないが、立派なものはしたい」と亡くされた奥様の事も思われてのご相談でした。
昔ながらのお墓が多く、猫足と呼ばれる加工部分が使われておりました。
最近は強度の問題等もあり、この猫足はあまり需要はありません。
ですので、今回はスリンと言われる丸布団を模った部材をご提案しました。
竿石をしっかりと座布団に鎮座して頂けるのはもちろん、高さも20㎝程高く出来ます。
足元の仕上げはもちろんファイバーレジンを施しました。
これで周囲とのお墓と違わない、それ以上の立派なお墓が建ちました。
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高台からの移設
2019年05月11日 08:00
篠山店の園中です。
今回のご紹介は、高台にあったお墓を菩提寺の墓地に移設したお話です。
お客様からは、
「眺めのいいところにあるのお墓けど、坂もきつくお墓に行くまで辿り着くのが大変。足が悪くなったこともあり、年々お参りに行くのが難しくなり、お参りのしやすいところへ移りたい」とのご希望でした。
確かに、この道を、お花やお供え物、水を持って登るのは大変です。
ということで、移設することになりました。
移設するにあたり、古いお墓は撤去し、代々墓は引っ越しします。
他の家と間違わないように、印をつけます。
印を付けたものを撤去or移動。
撤去した夫婦墓は、お寺の供養塔へ納めました。
供養塔へ納めた石塔の方は、五輪塔で祀りました。
「先祖が眠ってるところから新しく移すことに少し悩みましたが、後の代のことも考えて菩提寺にある境内墓地に移すこと、きっと先祖も喜んくれてると思います」と喜んでいただけました。
当日は、晴天で桜が満開というこれ以上ないというシュチュエーションで開眼式を迎えることが出来ました。
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