森田石材店ブログ 【アーカイブ】 - 2019年05月 -
お仏間のリフォーム完成
2019年05月10日 08:00
滝野店の吉田です。
百か日の法要に合わせてお仏壇が完成いたしました。
まず、掛軸を正面よりみた前に座った状態にて、天井からの吊り加減を調整しながら設置していきます。
今回は、ご本尊(大日如来)の大きさより1サイズ両脇(不動明王・弘法大師)を小さくした掛軸にて設置しておりますが、両脇も同じ大きさにて設置する場合もあります。
そして、祭壇掛けを全面に敷いて、上に防火と防水のためにガラスを各段(4段分)を敷きます。
あとは、仏器膳に仏飯器・湯のみと高月にて日々のお供えをし、鋳物製の花立・灯立て・香炉を置きます。
このあたりでは、一般的には初盆までは白木のお位牌でお祀りされますので、白木のお位牌を納めてお花・お供えものをして完成です。
ひな壇下の地袋の襖・部屋の襖も同時に貼り替えをしましたので、非常に明るく気持ちよいお仏間になったと喜んでいただけました。
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身につける手元供養
2019年05月09日 08:00
こんにちは(^-^*)/
篠山店スタッフです☆彡
先日、ご来店いただきましたお問合わせ仏具?品のご紹介です。
「知人に遺骨を入れるペンダントみたいなのがあると聞いたのですが、ありますか?」と。
あります。これは、オープンハートのシンプルなペンダントです。
一般的なペンダントと大きさはたいして変わりません。
では、何が違うのでしょう。
そして、どこに遺骨を入れるのか。どれくらいの遺骨をいれるのか・・・。
ペンダントトップの裏を見てみると、小さなネジのようなものが付いています。
ここから遺骨を入れます。
専用の工具が付いているので、それでネジを緩めます。そしてこの小さな穴に遺骨を入れます。
遺骨を入れるポケットの大きさは、口径:3mm程。米粒1つ程を紙の上に取り、細かくしてから入れます。
専用の黒い紙が付いていますので、紙をこのように筒状にして遺骨を入れます。
ペンダントにはいろいろな種類があります。
ご利用された方の声によると「毎日一緒にいれる」「一緒に出かけられる」という声が多いようです。
以前にも、広がる手元供養ということでご紹介いたしましたが、供養の方法はいろいろあります。
何か、形にしたいがどうしたらよいか。とお悩みの方は、一度ご相談下さい。
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草の生えない墓地(ファイバーレジンその⑪)
2019年05月08日 08:00
本店の高橋です。
今回は墓石の建て替えと雑草対策のお話です。
これまではご覧のように、和型の個人墓が1基建っていました。雑草がチラホラ見えていますね。
まずは解体してファイバーレジンの下地を作るために、土をすき取ります。
真ん中の白い石の部分は納骨室です。石塔建立後にバラスを敷き下地を作ります。
この上に骨材(今回は淡路砂利)を敷き詰めていきます。
綺麗に仕上がりました。
今回はめずらしく洋型です。直線とカーブの組み合わせデザインがとても綺麗ですね。
今回も良いお手伝いが出来ました。
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週末は母の日参りしませんか?
2019年05月07日 08:00
仕入担当の森田です。
先日、「母の日参り」のプレス発表の場に行ってきました。
私は協力団体である一般社団法人日本石材産業協会の立場で会場に入らせてもらいました。
会場にこれだけの報道陣が!
今回の特別ゲストは草刈正雄さん。わたくし初めて見ましたが
「背が高く顔が小さい!」
明らかに私とは別の星の生物のようでした。最近はNHKの朝ドラでもセリフがいいと評判です。
その草刈さん、ご自身はハーフで母子家庭で育った頃のことを回想しながらお話されました。
非常に厳しいお母さんだったこと、「『ありがとう』と『ごめんなさい』を素直に言える人になりなさい」と言われていたことなど、お話されていました。
本来であれば、第2回「母の日参り」手紙コンクールの審査委員長ですので、最優秀作品を読み上げられる予定だったのでしょうが、どうしても涙腺が緩んでしまうので勘弁してほしいと、読み上げは司会者の方がされました。
実際に審査のときも、ひとつひとつの手紙を読みながら涙が出たそうです。
前列の左から2番目が日本石材産業協会の射場会長です。
実際にホームページに受賞された8作品が掲載されています。さすが1322通の中から選ばれた受賞作だけあって、どれもいい文章ばかりです。それぞれの家族にドラマってあるのですね。
さてもうすぐ母の日。母の日のはじまりは、ひとりの女性が亡き母を偲び、世の母に感謝を表す記念日としてできました。
生きている母に感謝をすることも大切ですが、亡き母のお墓参りも必ずやりましょうね。
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五月晴れの元
2019年05月06日 08:00
こんにちは、篠山店の上山です。
丹波篠山では田植え真っ最中のこの時期、5月恒例の屋外展示の大掃除をしました。
屋外展示もリニューアルしてから2年余り経ち、
この日は午前中にお客様が来店予定なので、その前に正面入り口前から高圧洗
特に目地の部分の汚れが目立ちます。
墓石のレリーフ彫刻の部分は小型のスチーム洗浄機を使って優しく
※石屋なので洗浄機は色々揃えています。
後は仏像、灯籠を洗浄して一年の垢落とし「1年間ありがとう、これからも宜しく頼みます」
雲ひとつない五月晴れの中、観光客の車からの視線を浴びながら洗います。
これでまた明日から気持ちよく仕事に打ち込めます。
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位牌のお手入れ
2019年05月05日 08:00
本店の義積です。
営業車で回っていると田んぼに水が入り、水鏡にのどかな風景が広がる季節になりました。私の好きな風景です。
私は位牌の彫刻の仕事をしています。新しいお位牌は、当たり前ですが傷などはありません。しかし、追加彫刻の為にお持ちになるお位牌は、たまに傷があるものもあります。
おそらく一生懸命掃除をされて傷がいってしまったようです。
せっかく作ったお位牌の金がはがれたり、傷があったりすると残念ですよね。お位牌は位牌の手入れは、何もしない、手を触れないのが一番です。
塗り位牌は、通常金箔や金粉または、蒔絵などで仕上げされています。汚れを拭き取ろうとして金の部分や蒔絵の箇所を強く拭くと剥がれてしまいます。
総金や金粉仕上げの位牌を、拭くと金がはがれたりまだらになったりすることがあります。
金は、薄いものですから強く擦り拭きあげると剥がれて、下の黒い塗りの色がでてくるのです。
そのため一切手を触れずそっと安置しておくのが一番です。
どうしても触らないといけないときは柔らかい手袋をはめることをお薦めします。そしてりの位牌は水拭きしないでください。
柔らかいクロスなどで金や蒔絵の部分を避けて塗りの部分だけを軽く拭く(強くこすらない)のがお手入れ法です。
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イレギュラーな「お社」の工事
2019年05月04日 08:00
代表の森田です。
この度、長男の同級生のお父様からのご依頼で、新しくお社を作り替えるお仕事をいただきました。
実は、この同級生のお父さんの思惑は、うちの息子が跡継ぎで帰ってきた時の「初仕事」として計画していらっしゃったらしいのですが・・・・そんなことは、いつになることやら?
そんな話をしていると、
「ゴールデン・ウィーク帰ってくるか?」
という話になり、
「帰ってきますよ」
というと
「そしたら、親子初仕事にしてもらおう!」
ということで、息子と一緒にお社の設置をしました。
まだまだ役にはたちませんが、私も良い記念になりました。
ご依頼いただいたお父さんとツーショット。感謝、感謝です。
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お参りのしやすいお墓~ブロック・外柵基礎ベース編~
2019年05月03日 08:00
滝野店の藤井です。
今回のご紹介させていただくのは
①足が不自由ためお参りのしやすいお墓にしてほしい。
②草が生えないように防草対策をしてほしい。
というご要望のお墓の工事についてです。
工事の様子をご紹介します。
まずは墓地の地盤が高いところをユンボで掘削していきます。
ランマーで電圧することで地盤を締め固めていきます。
鉄筋を敷きつめたところにコンクリートを流し込み基礎を作っていきます。
出来あがったベースにブロックを積んでいきます。
今度はブロックで囲んだ区画内に据える外柵の基礎を作ります。
ここにももちろん鉄筋を敷いていき基礎の強度を高めます。
基礎が完成しました。
次回は外柵と墓石が建つまでの様子を紹介していきます。
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癒しの空間~お香~
2019年05月02日 08:00
本店山崎です。
お香と言っても、その種類は様々です。
お香は本来は、伽羅・沈香・白檀などの天然香木の香りのことをいいます。お線香も同じです。
現代では、お香はその香りを楽しむもの、癒しを得るもの。また消臭・芳香などに使用されています。
お香といっても、棒状の「スティックタイプ」三角円錐形の「コーンタイプ」渦巻の「コイルタイプ」など様々です。
「スティックタイプ」は、燃える面積が一定のため、香りが均等に広がります。
「コーンタイプ」は△の先端に火をつけて、その火は外側へ広がり、その面積がだんだんと広がっていくため香りがだんだんと強くなっていきます。
スティックタイプと違い、倒れる心配もないため安心です。
「コイルタイプ」は燃焼時間が長いため、長時間楽しみたい方にお勧めです。
香立ても様々なものがありますので、お気に入りのものを見つけて楽しんでみてください(^^)
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「令和元日」時代の変化にあわせて
2019年05月01日 08:00
滝野店の福島です。
昨日のブログにもありましたが、本日より元号も改まり「令和」となりました。
私はまだ社歴が浅いですが、お墓を取り巻く環境も変化しております。
従来の和型のお墓から、洋風のデザイン墓が増えてきたり
従来の和型タイプではありますが、機能面やデザインに変化があるものなど
災害の多かった平成ですが、地震対策として全てのお墓に「免震施工」を施したり、またオプションではありますが防草対策としてすっかりおなじにみになった「ファイバーレジン」が増えてきたりと。
「お墓って昔から変わってないんじゃないの?」と思われる方もおられるかもしれませんが、お客様からの声や社会環境の変化にあわせて少しづつ変わってきているのが現状です。
新しく迎える「令和」の時代にはどの様に変わっていくのか、しっかりと変化に対応していくべく勉強していきます。
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