森田石材店ブログ 【アーカイブ】 - 2019年03月 -

100回忌を機に -Part 2-

2019年03月21日 08:00

園中 憲二

篠山店の園中です。

前回は基礎と外柵工事を様子をご紹介しました。

今回は、基礎部分の続きです。

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延石と延石の組合せの所は、ステンレスの金具を取付け、しっかりと固定します。

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外柵内に砕石を入れランマーで転圧します。

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カロートを据付け、順番に下台、上台と墓石を据付ます。

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横には、ご先祖様の墓石を並べました。

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そして、最後に防草対策としてファイバーレジンを施工し、さらしを巻いて完成です。

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ご要望のどっしりしたお墓は、当社オリジナル墓石(意匠登録第1042829号)の匠型を気に入って頂けました。

匠型の一番の特徴は、シンプルな形と大きな台石の中に組み込んだ花筒です。ただ大きいだけでなくすごく機能的なのです。
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一般的な神戸型の形は、水鉢と花立が別々で離れており、「花立の後ろや花立の両サイドに落ち葉や土が入り掃除がしにくい」との声がたびたびあります。

その声を反映してデザインされた当社オリジナルの「匠型」は、花立と台石が一体間になっおり、隙間にゴミが溜まる心配がありません。お掃除も楽になります。

希望どおり、お墓の前まで、すーっと入れてどっしりしたお墓が出来て良かったと喜んで頂けました。

後日にお客様よりうれしいお声を頂きました。

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ありがたい言葉に嬉しい限りです。

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墓地の測量

2019年03月20日 09:00

yoshida

滝野店の吉田です。

お客様にご提案をさせていただく為に、墓地の測量をいたします。

まず、測量したい場所が全て見える場所を決めます(墓石が建っていれば見えないので、場所が限定される場合も多々あります)。そして、三脚を立ててオートレベルをとりつけます。

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次に、オートレベルを水平になるように、ネジで調整していきます。円形の窓の中心に気泡がくるように調整します。

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そしていよいよ測量開始です。

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敷地が広いと見た目以上に高低差が有る場合がありますので、念のために測量を実施いたしました。

この測量をもとに、お客様の好みのスタイルにあわせた巻石の形状を決めてご提案をしていきます。

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お供えする時に使いたい仏具

2019年03月19日 08:00

井上

こんにちは(^-^*)/篠山店スタッフです☆彡

春のお彼岸に入りました。日頃の仏壇にはご飯とお茶を給仕すると思いますが、彼岸になると「おはぎ」や「ぼたもち」、お菓子をお供えすることが多いと思います。

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普段使っているお皿にそのままのせてお供えしていませんか?

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果物やお菓子・饅頭・団子は、「高杯(たかつき)」という仏具を使います。高杯使ってても・・・

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直接置くのは実は×です。正しくは・・・

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このように斜めにおります。半紙をそのまま使うと大きいので、高杯の大きさに合わせて調整が必要です。半紙がない場合は、白い紙でも大丈夫です。

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置き方にも注意して置きましょう。

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半紙では味気ないという方におすすめなのは、蓮の絵が入った二枚重ねの和紙の敷紙です。高級なので特別な日に使いたいですね。

高杯は対で使うのが正式ですが、小さな仏壇では1つでも大丈夫です。大きさも小さな仏壇用、モダンに合うデザインもあります。

お供えにはぜひ使っていただきたい仏具です。

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草の生えない墓地(ファイバーレジンその⑨)

2019年03月18日 08:00

髙橋 圭司

本店の高橋です。

昨年の11月に、ある一統様の墓地で1年間に3軒さまのファイバーレジン施工をさせて頂いた記事を書きました。

その同じ墓地で4軒目のお手伝いとなりました。

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上の部分はもちろん、前の下部分も施します。

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既存の土をすきとります。

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見えにくいですが、周囲の巻き石に養生テープを貼り、バラスで下地を作ります。

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上が五色砂利で下が緑色系の砂利です。

全部で7軒の墓地で4軒がファイバーレジン仕様となりました。

今回も良いお手伝いが出来ました。

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丹波にあるお墓をリフォーム

2019年03月17日 08:00

森田 浩介

仕入れ担当の森田です。

今回はお客様のお墓のリフォームについてです。

まず工事前の様子。

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比較的きちんとお墓参りをされておられるため、お墓に乱れたようなところは見当たりませんでした。

しかし、建立して40年ほど経過しているため、各所に老朽化は見られました。拝石も黒ずんでいます。

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墓石には水垢がついていました。特に石の角は頑固な水垢がついています。

花立ても昔のタイプのもので、今回の機会に、ボーリングしたステンレス花立に交換することになりました。

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斜面のところは長年の雨で崩れかけていましたので、ブロックと野面をやり直しました。
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そして型枠を組んでコンクリートでキレイにしました。これで雨水もスムーズに流れます。

次の拝み場(写真の右側)は下地をジャミで固めました。そして、その上に玉砂利を敷きました。

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そして墓域は十分に土を取り除いたあと、ファイバーレジンで仕上げました。

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水垢もゴシゴシと取り除きました。かなり取れましたのでご満足いただけるのではないでしょうか。

完成です。

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今回はリフォームをご紹介しました。

こちらのお墓は私どもの地元のお墓ですが、お施主様は大阪に在住です。今後、こちらに帰ってこられることもないようですが、「お墓は地元でしっかりと守りたい」ということでキレイにリフォームされました。

息子さんたちも大阪にお住まいですが、今後も丹波にあるお墓を守っていかれるようです。

とてもいいお仕事をさせていただきました。

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狭い場所でのお墓づくり

2019年03月16日 08:00

上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

今回の工事は篠山でも昔ながらの田園風景が広がる地域での工事になります。

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山の中腹にある墓地で道中にはヤギが飼われていてとても人懐っこい。

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そこから山を登っていきます。道中が長いので途中に丸太で作ったベンチもあります。

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後がすぐ山の狭い墓地です。黄色の花が供えてある墓石を新しくします。

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後の山裾には土留めブロック。前はズレ防止でクズレ積みをします。

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墓石は、落ち葉などの溜まりにくい弊社オリジナルの匠型にしました。

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高台なので見晴らしの良い墓地で、梅の花も咲き始め篠山にも遅い春の兆しです。

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2019春のお墓の展示会始まります。

2019年03月15日 08:00

yoshidumi

本店の義積です。

春を感じる温かい日が続くようになりましたが、今朝は雪がちらつく寒い朝となりました。三寒四温と言われるように少しづつ季節は春になっていくのですね。

さて、今週末から恒例の春の「お墓の相談会」が始まります。今年は3月16日(土)から24日までの9日です。

「お墓づくり」は分からない事がたくさんあります。しかし、たくさんのお墓をご覧いただくと、なんとなく好きな石や形に出会うことがあるかもしれません。

また、たくさんの疑問が出てくるかもしれません。ご安心ください、スタッフが「お墓づくり」をお手伝い致します。

2019年は天皇の即位や消費税のアップなど決まっています。消費税は10月より増税が決まっており、昭和生まれの私としては3%の時代が懐かしく思えます。

国民の義務とはいえ、増税はお財布に厳しいですね。(特に私の・・)増税はお墓にも適用されますが、お墓のご契約が3月31日までの方は、いつ建立されても消費税は8%が適用されます。

そろそろ、とお考えの方はお気軽にお越しくださいませ。

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狛犬の修復

2019年03月14日 08:00

森田 茂樹

代表の森田です。

災害に遭遇した「狛犬の耳」の修復です。

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両方の耳が破損しています。

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修復場所に3ミリのステンレス製の丸棒を接着します。

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破損した箇所に同じ石(北木石)岡山県産のし石を実際の耳より大きめに加工して接着します。完全硬化するのに約3日間ほどおきました。

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エアーノミ(チッパー)と言う道具を使って耳の形に整形します。他の石彫品もこの道具を使って作品を作ります。

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修復完成。削ったところなので白くなっていますが、2~3年経つと雨風で汚れもついてきて修復箇所が分からなくなります。

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彫刻の良し悪しを決めるのは…パート2

2019年03月13日 08:00

藤井 勇輔

滝野店の藤井です。

前回に引き続き彫刻の良し悪しを見分ける点をお伝えしたいと思います。

前回の記事はこちら。 彫刻の良し悪しを決めるのは…パート1

今回見ていくのは

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家紋の彫刻です。

前回の文字の彫刻は文字の部分を彫刻していく形ですが、今回の家紋の場合は浮かし彫りという彫り方で

家紋の形の箇所以外を彫刻し、浮かしていくという彫り方をしていきます。

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道具は前回同様この細い管から砂を飛ばすことで彫っていくのですが、均等に平らになるように彫っていくだけでも相当難しく
でこぼこが無いようにきれいに彫れるようになるだけでも相当な期間が必要になります。

そのなかでも1番難しいとされるのが

家紋アップ.jpg

この端の部分です。

彫る角度を間違えると凹凸ができたり、垂直に彫れなかったりするのでここにも相当な技術が必要になります。

新米の私ですが、少し前までは現場にいたため日々彫刻の練習もしておりましたが

端の部分はおろか、平らにきれいに彫刻することもできませんでした。汗

綺麗な彫刻が出来るようになるためにはもっともっと練習が必要ということですね。

もうすぐお彼岸ですのでお墓参りに行かれた際には改めて彫刻も見てみてはどうでしょうか?

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もうすぐ春のお彼岸です

2019年03月12日 08:00

山崎 倫子

本店 山崎です。

「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉があるように、だんだんと寒さも和らいできました。彼岸がくると季節の変わり目を感じますね。

そして、彼岸=お墓参りへ行く日と考えられる方も少なくないと思います。

一般的にお彼岸は春分の日の前後3日を合わせた7日間のことです。祝日法により、春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」。

秋分の日は「先祖をうやまい、亡くなった人々をしのぶ日」と定められています。

また春分の日と秋分の日は昼と夜の長さがほとんど同じで、太陽が真西の方角に沈みます。仏教の考え方では、西にあの世が存在する場所があるとされています。

そのため、春分の日と秋分の日は、あの世と最も距離が近くなる日と考えられました。ですから、自然とお墓へ参るという行為が行われるようになったのでしょうね。

お彼岸のお供え物は、これも皆さんご存知でしょうが、春は「ぼたもち」秋は「おはぎ」を供える事が一般的です。

ぼたもちもおはぎも、実は同じものですが、季節によって「牡丹」と「萩」にちなんで名付けられています。

ぼたもちを供えて手を合わせたいですね。(お墓へ供える際は、持ち帰ってくださいね!)

この頃は、だんたんと暖かい日も増えてきて、そろそろ桜も咲くかなぁ~と出かけるのにもよい時期ではありますが、時間を見つけお墓やご仏壇にお参りするというお彼岸本来の目的も果たしたいものです。

私も先日、スーパーに立ち寄った時、普段ならあまり通らない和菓子のコーナーで、「あぁ、おばあちゃんがこの大福好きだったな~」とふと思い出しました。

そろそろお参りに来てよと、言ってるのかもしれません(^^)

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お墓の展示場

見学会 68日(土)~17日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く