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【ブログ】 兵庫の墓石店「森田石材店」

石積の棚田

中村 淳
中村 淳
滝野店の中村です。

私ども滝野店の営業エリアの多可郡多可町加美区に"岩座神"という地区があります。この地名、何と読むかわかりますか?

"いさりがみ"と読みます。

この岩座神は「日本の棚田百選」に選ばれております。標高1005mの播磨地域の最高峰である千ヶ峰の南側山腹の斜面地に棚田の風景が広がっています。

この棚田は鎌倉時代につくられたといわれています。民家が点在する、日本の原風景とも呼べる棚田の景色、その美しさは西日本一ともいわれています。

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何だかジブリ映画に出てきそうですね。

この棚田の特徴は石積みの棚田であることです。石垣は地場産の石材を用いて作られたと伝えられています。この石垣には約800年前のものあるそうです。

この石積は下部法面に石組を施し、上部法面を土坡を乗せています。石組の部分が腰巻に似ているので「腰巻石積」と云います。全国的に珍しい石積の棚田です。

また、寺勾配と呼ばれる石積みの反り返りの美しさが特徴です。寺勾配とは寺の屋根の様に、上にいくほど急になりそり上がる勾配だそうです。寺勾配は、地滑り防止や生態系の保全等、多面的な機能をもつとされています。

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また保全のための石垣の草取りは重要な仕事です。高い石垣の草取りが安全に出来る様にプレートをはめ込んであります。

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これだけの石積を手作業で作っていった苦労と技術の高さに圧倒されます。四季によって様々な顔がある岩座神の棚田、是非一度訪れてみて下さい!

2017年9月19日 08:00

通路の狭いお墓づくり

眞下 尚利
眞下 尚利
篠山店の眞下(ましも)です。

先日、三田市でお墓を建てさせていただいたお墓づくりのお話です。
区画は2.5m×2mの5㎡、三田市では大きな広さなのですが、墓地の一番奥にあり、そこまでの通路幅が狭いのです。

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通路がご覧のように狭く、その奥は、くの字になっています。

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区画上の通路も狭いので運搬機も通れませんでした。

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通常は上の写真のように、「カートクレーン」(別名カニクレーンとも言います、見た目通りですね)という機械で、大事なお墓を設置するのですが、今回はその機械が入りません。

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そこで、今回は、「三又」という三脚でチェーンを用いて吊る、アナログ的な方法で工事しました。少し移動するだけでも、三脚を少しづつ移動させながら、仕事を進めます。

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今回は、特に大きな塊の石を据付ましたので、とても重く、いつもは2人で工事するところを4人で行ないました。「石工技能士」という国家資格を取得した当社職人が一生懸命頑張っていました。
お客様も何度もご見学くださり、彼らの仕事ぶりに満足していただいたと思います(差し入れいただき、ありがとうございました)。職人達は大変だったと思いますが、施工技術とチームワークに私も感心し、同じ社員としてとても誇らしく思えた今回のお墓づくりでした。
2017年9月18日 08:00

ビシャン仕上げ

中道 祥貴
中道 祥貴
本店の中道です。

石の表面の仕上げには何通りかの 仕上げ方法があります。
一般的に墓石の仕上げには本磨き仕上げがほとんどですが、先日ご契約頂いたお客様は、五輪塔を ビシャン仕上げにする事にしました。

ビシャン加工を施すと風合いが柔らかくなり、経年と共に風格を増すような仕上げ方法です。

墓石などの石の加工は、昔と比較して全く変わりました。機械がない昔は、全てを人の手で加工していきました。ビシャンや小タタキ加工は元々その過程でした。

原石のコブを叩いて落とし、ノミ切り、更に、ビシャン叩きをして、小叩き加工で生地を締めていきます。

 ↓ 左 本磨き ・ 右 ビシャン仕上げ のサンプルと道具

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 ↓ 本店に展示 ビシャン加工の 五輪塔

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本磨き仕上げのキレイな鏡面に磨きあげたものとは違い、石本来の持ち味が活きてくる、素朴な叩き仕上げも、味わい深くて良いものですよ。

今から完成を 楽しみにしております。
2017年9月17日 08:00

墓じまい、悲しい現実です

髙梨 剛
髙梨 剛
滝野店 髙梨です。

先日、お墓の撤去工事をさせて頂きました。

撤去するにあたっての法律が伴う申請等の件は、このブログでもご紹介はさせて頂いておりますので、今回は省かせて頂きます(詳しくは3/97/4のブログをご参照ください)。

今回の墓地は本家新宅で2軒分ですが、墓守はお1人でされておられました。そしてその方もご高齢になり、しかも遠方にお住いでしたので、とうとうお墓参りの足が無くなってしまっての決断でした。

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解体工事前の墓地

「本来は守っていける者に伝えていきたいのですがね・・・」

聞けば、あとを取られている方は何処かに居られるらしいのですが全く疎遠で、お墓参りにも来られない。というよりもお墓の存在自体を知っておられないかも。。。との事でした。

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解体撤去後の墓地

工事は無事済み、そこは跡形もない更地となりました。これまでの先祖の方々が何百年と守って来られたお墓はたった1日2日で、それまで何もなかったかのように消えて無くなります。もちろん、遺骨や魂は別のところでこれからも供養されていくのですが・・・。

儚く、悲しい現実です。
2017年9月16日 08:00

むれ源平 石あかりロード

森田 浩介
仕入担当の森田です。

今日は私たち石の産地である香川県のイベントをご紹介します。その名も、『むれ源平 石あかりロード』です。高松市牟礼町で今年は8月5日~9月16日まで開催されています。ということは明日で終了です(紹介が遅くてすみません)。

この石あかりロードは毎年開催されておりまして、今年で第7回なのだそうです。私も以前に見に行きましたが、平日でもかなりの方が訪れていました。その魅力は、地元の庵治産地の職人さんが作った石の明かりがとてもキレイだということです。

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沿道はこんな感じです(はやしばらさんのサイトより)

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夕暮れに灯る石あかりはとてもやわらかい光でホッとします。上の写真はメインの展示ですが、こうしたひとつひとつの石あかりが数百メートルもある通りの両サイドの軒先などにずらりと並びます。

並んでいる石あかりはすべて売り物ですので、ほしい商品があれば分けてもらえるそうです。

しかし、このイベントで驚いたのは、地元の方々の協力です。石あかりは電気を使いますので、当然電気代がかかります。その電気代は軒先を提供している方の協力なのだそうです。さすが石の町ですね。

今年の石あかりロードは明日までですが、夏の高松に行かれる際にはお立ち寄り下さい。

2017年9月15日 08:00
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