『ちょっと考えてみました』【ブログ】 兵庫の墓石店「森田石材店」

墓じまい、悲しい現実です

髙梨 剛
髙梨 剛
滝野店 髙梨です。

先日、お墓の撤去工事をさせて頂きました。

撤去するにあたっての法律が伴う申請等の件は、このブログでもご紹介はさせて頂いておりますので、今回は省かせて頂きます(詳しくは3/97/4のブログをご参照ください)。

今回の墓地は本家新宅で2軒分ですが、墓守はお1人でされておられました。そしてその方もご高齢になり、しかも遠方にお住いでしたので、とうとうお墓参りの足が無くなってしまっての決断でした。

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解体工事前の墓地

「本来は守っていける者に伝えていきたいのですがね・・・」

聞けば、あとを取られている方は何処かに居られるらしいのですが全く疎遠で、お墓参りにも来られない。というよりもお墓の存在自体を知っておられないかも。。。との事でした。

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解体撤去後の墓地

工事は無事済み、そこは跡形もない更地となりました。これまでの先祖の方々が何百年と守って来られたお墓はたった1日2日で、それまで何もなかったかのように消えて無くなります。もちろん、遺骨や魂は別のところでこれからも供養されていくのですが・・・。

儚く、悲しい現実です。
2017年9月16日 08:00

ファミリーヒストリーとお墓

森田 浩介
仕入担当の森田です。

NHKの番組で「ファミリーヒストリー」という番組があります。その説明には、
『著名人の家族の歴史を本人に代わって徹底取材し、「アイデンティティ」や「家族の絆」を見つめる番組。驚きあり、感動ありのドキュメント。』
とあります。

私、この番組が割と好きで、時々観ておりました。番組の中では家系図から両親や祖父母、曾祖父母をどのような生き方だったのかを辿っていきます。そして、今の自分の中にあるアイデンティティに気づいていくような流れです。

途中で出演者が涙する場面も少なからずあります。それを観ながら「この人の涙の本当の理由は見ている私達には分からないのだろうな」と思ったりします。
それは、当時の苦労もさることながら、自分の中にある先祖との共通点や本当は触れたくないこと等がすべて包括されているように見えるからです。きっとその人の中には大きな変化があるのかもしれません。

私共も石屋ですから、お墓を建立の際にはお客様に家系図を書いていただく場合がございます。出来ればすべてのお客様に書いていただきたいのですが、とても手間な話ですし、お時間もかかりますので私共もお手伝い出来ていないのが現状です。

そんな中でいいサービスを発見しました。
先日、東京で開催されておりました「エンディング産業展2017」の時に出展されていた「ファミリーヒストリー記録社」という会社です。この会社、家系図の作成をはじめ、まさにファミリーヒストリーの様な本まで作ってくれるサービスがあるということです。今まで家系図サービスはありましたが、ヒストリー仕立ては初めて見ました。

また別のブースでも「その人の歴史が祭壇になる」という様に、映像バックに焼香するかたちも紹介されていました。多様化するサービスをテレビでは面白おかしく紹介されています(今回はペッパーくんが木魚を叩きながらお今日を読んでいた)が、実際にはこうした深みのあるものも形を変えて出てきていると感じます。

話はそれましたが、森田石材店でも家系図をお書きになったお客様は一様に「書いてよかった」「スッキリした」とおっしゃいます。またお墓づくりに深みが出るといいますか、同じお墓を建てても特別なお墓になるということです。少々費用はかかりますが、めったにしないお墓づくりの時こそ家族のルーツを辿ってみるのはとても大切なことだと思います。
2017年9月 8日 08:00

お墓を契約する時の注意点は何ですか?

森田 浩介
仕入れ担当の森田です。

今日は実際にお墓を契約する時の注意点についてお話します。

昨年、国民生活センターに寄せられている相談の中で、お墓に関するトラブルで多いのは、「思っていたものと違う」「解約・返金に応じてくれない」「手抜き工事」等です。この傾向は、ほぼ毎年変わりません。私も石材店の端くれとして、同業者のこうしたトラブルは情けなく思います。

さて、これらのトラブルを避けるには、当社でも取り扱っております「石材店に行く前に読む本」(日本石材産業協会)が参考になります。こちらのサイトから「石材店に行く前に読む本」希望と送っていただければ差し上げます。

石材店に行く前に読む本.jpg

そしてもうひとつ大事なのが契約書です。

契約書があれば多くの問題は解決します。ではその契約内容で注意する点をご紹介します。
主な注意点は3つあります。

①契約書があること。
「当たり前やないか~」と叱られそうですが、そんなことはありません。書面に残さない業者もおられるようで、トラブルのもとになっております。
契約書の添付書類としては、見積書・図面等が必要です。この時に石の種類や形状、工事の仕様、納期、支払条件などが詳細に記入されているか、その内容説明があったかも重要です。

②多額の手付金を要求されなかったか。
トラブルで悲惨なのは「全額払ったのに何もしてくれない」といったもの。こんな場合に、世間一般の相場が役に立ちます。
手付金の相場は概ね10%~50%です。この内訳としてさらに「手付金」と「前受金」の2つがあります。手付金や着手金は実際に材料を加工したりするのに必要なお金です。ですから、もし途中でキャンセルになっても返金されません。前受金については、キャンセルになれば返金される性格のものです。この辺りのことも質問してみましょう。あと訪問販売の場合は、クーリングオフの説明がなされたかも重要です。

③工事の内容やアフターサービスの説明がなされたか。
キチンとしている石材店は、店舗や工場、さらには工事現場にお客様が来てくれることを歓迎してくれます。曖昧にごまかす業者は感心できません。出来れば契約前にご自身で足を運び十分な説明を受けて下さい。

「石はよく分からない」とおっしゃる方は多くおられますが、ひとつひとつ説明を求めれば決して難しくはありません。今回の注意点でじっくりお話をされ、良いお墓づくりをしていただけたら嬉しいです。
2017年8月12日 08:00

三鈷の松

上山 典之
上山 典之
こんにちは、篠山店の上山です。

見つけました。
3本の松の葉。
通常の松の葉は2本ですが、篠山のお寺の墓地で3本の松の葉を、それも落ちている松の葉のほとんどが3本です。

三鈷の松2.JPG
落ちている松の葉なのでもちろん枯れています。

三鈷の松1.JPG
おそらく、この松の木だと思います。周りの樹木より飛び抜けて大きいです。


有名なのは高野山金剛峰寺の御影堂(みえどう)の前にある松の木で「三鈷(さんこ)の松」と呼ばれています。

今から1200年以上も昔、弘法大師空海が唐(中国)の国へ渡って名州(現在は寧波)の港から帰国の際、師の恵果和尚から贈られた密教法具の一種である「三鈷杵」を東の空に向けて投げました。時に大同元年(806年)であったといいます。

投げた理由は『私が漏らすことなく受け継いだ密教を広めるのにふさわしい地へ行くように・・・」という願いが込められていました。

その後日本に帰ってきた弘法大師が、その三鈷杵を探し求めて各地を歩きまわり、弘仁7年(816年)頃、ついにその光り輝く三鈷杵が高野山の松の木にかかっていることが分かったというのです。

そうしたことによって高野山が真言密教の道場として開かれるようになり、この松を「三鈷の松」と言うようになりました。三鈷杵の先(鈷部)が中鈷・脇鈷と三つに分かれていることから、その形とあわせて「三鈷の松」とも呼ばれています。

三鈷の松3.JPG
これが「三鈷杵」です、大きさは15cmくらいです。

高野山の三鈷の松の松葉は、お守りとして売られています、「三鈷の松」を財布に入れておくと、幸福になれるとか、お金が貯まるとか言われています。篠山のお寺の三本の松葉は関係があるのか分かりませんが、良いように考えてみようと思います。


2017年8月 4日 08:00

この時代の人はすごい

森田 茂樹
森田 茂樹
3年前に『手のひらの宇宙No3』という本の中で「お墓と職人」のテーマで数ページの執筆をいたしました。その時お世話になった、あうん社の平野さんが、復刻版で「シャープを創った男・早川徳次伝」を出版されました。ぜひ社長にも読んでいただきたいとのことでしたので、早速購入して拝読いたしました。

シャープの早川徳次といえば、シャープペンシルを発明した人というぐらいは知っていましたが、断片的な知識しかありませんでした。ですから、何気な~く読み始めました。

さて、そんなふうに考えておりましたが、読みかけると止まらなくなり、なんと途中では涙を流しながら読みました。実は、私、本を読むのはあまり得意な方ではありません。そんな私が止まらなくなるほど夢中に読んでしまいました。

明治の後半から大正~昭和と激動の時代を生き抜いてこられ、生きるために試行錯誤した様やアイデアを具体化する力、そして現実化する推進力、そのパワーは信じられない程です。

この時代といえば、森田石材店の創業者である祖父の森田藤四郎と重なります。祖父も小学校を4年までだけ行き、その後は丁稚奉公で苦労をしていたと聞きました。
今の私たちからは比べ物にならないくらいの苦労をしていたのだなと、この本を読んでしみじみ思いました。

何か、読書感想文みたいになってしまいましたが、ちょっと感動してしまっているこの状況を書きました。

感動と学びの部分は山ほどあります。
ただ、凄すぎてため息が出るほどです。まさに仕事に打ち込む神様のようです。

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みなさまも機会があればお読みください。
2017年8月 2日 08:00
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