『ちょっと考えてみました』【ブログ】 兵庫の墓石店「森田石材店」

谷積みと布積み

森田 茂樹
森田 茂樹
代表の森田です。

先日、NHKを見ていたら「ニッポンに蒸気機関車が走った日」が再放送をしていました。子供の頃は鉄道ファン(少しだけ)でしたので、興味深く見ました。

日本で最初に鉄道が敷かれたのは新橋~横浜間ですが、当時の東京は今とはかなりイメージが違うかったようです。それは、現在の東京湾はかなり埋め立てられているということです。

番組を見て驚いたのは、新橋から横浜までの線路工事の話。なんと今の山手線の外側はすぐに海だったのですね。

下のイラストは、番組の内容を元に私が描いたものですが、この様に当時は海だった場所に線路を敷いたそうです。

IMG_6383.JPG


なぜわざわざ海に線路を通したのか?その理由は、品川周辺に鉄道建設反対であった薩摩藩(西郷隆盛)の屋敷があり、そこに線路を敷くことは不可能と判断し海沿いに作ったのだそうです。

私が感銘(反応?)したのは、この絵にもある線路の左右の石積みです。明治3年から明治5年の2年間で工事を考えた場合、あらゆるところで納期短縮を考えたと思います。

そのひとつが、手間のかかる石積み工事です。おそらく、安全性とスピードを考慮しながら、強い強度が必要な海側の石積みは谷積にされていました。反対に陸側は海側に比べて必要な強度が少ないため、工期短縮が図れる布積みを採用していました。

別に番組はこれが本題ではないのですが、なぜか反応してしまいました。でも、これは手抜き工事ではなく、状況に合わせた最善の方法(工法)を選んだのだろうなあと感心してみておりました。
2018年4月24日 08:00

無縫塔~むほうとう~

山崎 倫子
本店の山崎です。

先日、展示場に来られていたお客様が、ある石塔を見て「あれは、なんで他のと違うのですか?」と言われました。その石塔がこちらです。
KIMG0619.JPG

この石塔は、「無縫塔(むほうとう)」と言います。写真を見て頂くとわかるように、最大の特徴は墓石の竿石の部分にあたる丸っこい塔身の形です。ここが、縫い目・継ぎ目が無い事からこのように無縫塔と呼ばれるようになりました。また、卵のような形をしている事から、別名を、「卵塔(らんとう)」とも呼ばれます。

この形には、諸説ありますが、仏教の「宇宙の根源は無念無想」の思想からきていると言われています。すべてを合わせると卵形になるという思想につながっているためだそうです。

無縫塔の歴史は、鎌倉時代に中国の宋(そう)で流行したものが、禅宗の僧によって持ち込まれ、高僧の墓として建てられるようになりました。江戸時代には宗派を問わず、用いられるようになり、現在では一般の霊園ではあまり見かける事はありませんが、寺墓地で見かけるこの形のお墓は歴代の住職のお墓である事がほとんどです。

見かけた事がある方も多いと思います。先のお客様もこの話をすると「あ~!そういえば!」と思いだされる事があったようです。

今回、無縫塔について調べてみると、京都の泉涌寺には鎌倉時代からの無縫塔が並んでおり、国の重要文化財にも指定されている事で有名だそうです。一度見に行ってみたいと思います!
2018年4月22日 08:00

嫁いだ娘が継ぐ場合のお墓の正面文字

中村 淳
中村 淳
滝野店の中村です。

このブログにも度々出てくるのですが、最近「お墓の継承者問題」はこれからお墓を建てられる方にとって大きな問題のようです。


先日お世話になったお客様も同様に「お墓の継承者問題」で悩まれていました。
お子様は娘さんばかりで息子さんがおられませんでした。
しかも娘さんはご結婚されて性も変わっております。

こういう場合、よく採用するのが正面文字をお題目にする方法です。
こちらのお客様の場合、真言宗なので「南無大師遍照金剛」と彫ります。

南無.jpg

しかし今回の場合、娘さんのご主人のおうちのご宗派が違いました。
ですので将来的にどちらのご宗派になるかわからないとのことでした。

そこで今回は下のように彫刻致しました。

sennzo.jpg

家紋も入れておりませんので娘さんのご家族も引き続き使って頂けるようになっております。

今回は和型の墓石がご希望でしたのでこのように彫刻しました。
しかし今多い洋型の墓石であれば◯◯家と彫刻せずに、お好きな言葉を入れることで解決できます。

昨今、お墓の承継者がいないという事で安易に合祀墓や納骨堂を検討される方もいらっしゃいます。
これらは私も決して否定するつもりはありません。
しかし以前の記事にも書きましたが、大半の方はお墓についてじっくりお話されていないように思われます。

時代も変わりお墓の承継方法も多様化しております。まずはご家族、親族でじっくりと話し合って下さい。意外な方法が見つかるかもしれませんよ。
2018年4月20日 08:00

生まれ変わった数珠

義積 由香里
義積 由香里
こんにちは、本店の義積です。

先日、本社の近くの正覚寺様より、数珠をいただきました。木目が美しくとても素敵なものでした。

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触ると木の感触が心地よく、房も落ち着いた色で老若男女どなたでも使用できそうです。そして数珠には、一文が一緒に添えてありました。

P1018297.JPG

正覚寺様は最近地蔵堂の改修をされました。その改修のされる前の古材を使用して数珠は作られたものでした。

古いものを処分する事は単ですが、長年使用したものをまた別の形に残す事で何年も残されていきます。古い物は捨てるしかないことはありません。お墓を建てる時にも、古いお墓を全て処分される場合と、使用出来るものは使用される事もあります。足りない部分は新しい石で補足されることもあります。お墓は単なる石ではなく、ご先祖様の家でもあるので、なおさらですね。

正覚寺様、素敵な数珠をありがとうございました(^-^)
2018年4月16日 08:00

終活の話を聞いて思ったこと②

森田 浩介
仕入担当の森田です。

前回に引き続き、金子稚子さんの講演について印象に残ったことをお話します。

大切な人と死別することは遠い将来かもしれないし、明日かもしれません。こんなことを書いている私にしても、明日必ず生きているという保証はありません。

こういう当たり前のことを再確認しなければならないなということを、お話から気付かされました。

講演の後のディスカッションでは、「もしバナゲーム」というカードゲームをしました。この「もしバナゲーム」とは、自分が余命宣告されたら何を優先したいかをカードを使ってする「縁起でもない」と怒られそうなゲームなのです。

もしバナゲーム.jpg


実際にやってみると、自分の中の価値観が整理されてゆくのが分かります。また他の人の選んだカードや選んだ理由を聞いていると、「そんな考え方もありだな」と勉強になることも多かったです。そして何より、身近な人と話しにくい話をしておくことの大切さが分かりました。

ということで、早速、この「もしバナゲーム」のカードを買いました。

実際はお客様にもこういった体験をしてほしいなと思いました。
もしご興味のある方は、お声がけください。
2018年4月 2日 08:00
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