『ちょっと考えてみました』【ブログ】 兵庫の墓石店「森田石材店」

無断で墓じまい!?

森田 浩介
仕入担当の森田です。

先日10月28日の新聞に『「無断で墓じまい」提訴』という記事がありました。

20181028無断で墓じまい.jpg

内容を見てみると
訴えを起こしたのは90才の女性、自身の父親が建立したお墓で、両親と兄弟が埋葬されていたとのこと。弟(おそらく長男)夫婦がお墓をみていたがすでに他界されており、子供もいなかったのか、その後のお寺のおつきあいを弟の妻の妹と弟(←ややこしいなあ)が引き継いでいたようであった。

実際のお墓の継承はどの様になっているのかは分かりませんが、おそらく、この訴えを起こした女性の存在は無視されていたようです。存在を知っていたのか、知らなかったのかは分かりませんが、とても残念な結果です。

ここで私が思いますには、

誰にも悪意はない
墓じまいをされた実弟の妻の妹と弟にしても、管理を放棄することはマズイと考えてされたことです。多くの放置された無縁墓を考えればきちんとされています。

また住職とも相談されています。しかし、この時にそのお姉さんの存在に気付けていないのは残念ですね。お寺の墓地ならお参りのたびにご挨拶されていたら、違った結果だったかもしれません。


実は難しい「墓じまい」
私は「墓じまい」という言葉が大嫌いです。この言葉を作った人も使う人にも全く罪はありません。でも、本来の意味である「お墓の改葬(今のお墓は撤去するが別のところにお祀りし直す)」ことが軽んじられて、「お墓なんて無くしてしまえ」という乱暴な意味につながっているような気がします。

お墓はお参りされる人のためにあります。とは言うものの、誰がお参りされているかをすべて把握するのは大変困難です。ですが、最低限その親族ぐらいは調べたいものです。


お墓はいつでも撤去できます
撤去して無くしてしまったらおしまいです。いま流行りの「不要なものを捨ててスッキリ」な気分なのかもしれませんが、こんなこともありますので、最後の最後まで置いておいてほしいです。また生前に自分が亡くなったらこんな風にしてほしいと予約しておくことも可能です(お墓のみとり)。


まとめ
今回は新聞の記事から少し考えてみました。残念というしかない内容です。お墓の改葬はくれぐれも慎重にしてください。
2018年11月12日 08:00

春のお彼岸の仕事はお早めに!②

森田 浩介
仕入れ担当の森田です。

前回の続きです。なぜ、春のお彼岸の仕事をそんなに急いでやっているのかです。


中国人だって同じ人間です
石の加工は実は大変なのです。ひとつひとつが全て違います。自然のものなので、キズが出たり黒や白の模様がでたりもします。オートメーションというわけにはいきません。やっぱり人間がやる仕事ですの一覧で限界があります。ですから、締め切りが迫っているのにドバっと仕事が入ってくると、無理になってしまいます。

この場合、
1.約束の納期を守れない
2.工程が飛ばされる(手抜き)
3.慣れない人が作って仕事が悪くなる
などの問題が起こります。

中国加工風景.JPG
できれば腕の良い熟練工に加工してもらいたい


12月が勝負
当社では、実はこの時期(11~12月)に多くの商品の注文を出します。それもかなり先(3月)までの仕事です。そして12月までの余裕がある時期に加工をしてもらいます。そして検品をして、問題があれば1月上旬までに完了するようにしております。

貿易の仕事では、何かトラブルがあった時でもそのリカバリーができる時間が必要になります。ですから、少なくとも問題が発生して対処できる2週間以上前には確認しないといけないので、1月の中旬ぐらいが最終の目安になります。


まとめ
色々と書いてまいりましたが、こんなことから、お客様には早めに様々なことをお決めいただいております。時々、「◯◯石材やったら間に合うって言ってた」とおっしゃることもございます。確かに、間に合う場合もありますが、いい仕事をしたいという私どものわがままですが、出来るだけお時間をいただいております。

特に、現場での寸法に関しては、まだ先の仕事であっても早めの立会をお願いしております。
春のお彼岸のお仕事は、こんな風に進んでおります。
2018年11月 4日 08:00

春のお彼岸の仕事はお早めに!①

森田 浩介
仕入れ担当の森田です。
今日はとても仕入担当者らしいお話です。

10月も下旬にさしかかりますと、私の仕事は年末モードになります。それは、中国で加工した商品が入ってくるタイミングが年末に近くなってくるからです。


お彼岸まで何ヶ月もあるのに
きっとこの様に思われた方は多いのではないでしょうか?確かにまだ何ヶ月もありますので、さほど急ぐ必要はないように思います。もちろん、すべて国内で加工する場合は全く問題はありませんが、中国で加工するとなるとなかなかそうは行かないのです。その理由は中国の春節と日本の春のお彼岸にあります。


中国の春節
来年2019年の春節は2月5日だそうです。この日がいわゆる元旦です。日本でも同じですが、大晦日まで仕事はしませんよね。つまり、その前の週でほとんどの工場が仕事じまいをします。

中国人にとって春節は最大のイベントです。すご~いお祭り騒ぎです。まさに待ちに待ったお正月です。そしてその休みは1週間以上はあります。また田舎ほど長く休みを取りますので、実際には1ヶ月近く工場が止まってしまう場合もあります。


日本の春のお彼岸
お彼岸までにお墓をキレイにしたいとおっしゃる方は、昔に比べて減りましたが、それでもそれなりにおられます。日本人にとってはお彼岸はひとつの節目になっています。特に春の彼岸は、寒い時期から暖かくなるタイミングですので、多くの工事が集中することになります。
この春節のタイミングが、お彼岸前の工事のタイミングに重なってしまうため、石屋さんの業界ではアタマが痛い問題になっているのです。


ギリギリは怖い!
ではどんなリスクがあるのでしょうか?

1.期日に間に合わない可能性がある
2.仕事が悪い商品が入ってくる可能性が高くなる

そして一番怖いのが...
不合格品がごまかされて入ってきてしまうことです。

これはどんなに注意をしてもゼロにすることが出来ないのが悲しいところです。ですから、余裕のある時に良い加工をしてもらい、しっかりと検品をして、いいものを納めてもらうことが最優先となります。そのための余裕になります。

次回へ続く
2018年10月27日 08:00

大阿闍梨にお会いしました

森田 浩介
仕入担当の森田です。

先日、仙台市の郊外にある慈眼寺というお寺に行ってまいりました。そこで、ある方のご紹介で塩沼亮潤さんとお会いすることができました。

塩沼亮潤さんとは、奈良の吉野にある大峯山で千日回峰行という凄まじく凄い修行をされた方です。どれぐらい凄いかというと、1300年の歴史の中で成功した人が2人なのだそうです。
詳しくはこちらのサイト

塩沼亮潤大阿闍梨.png

いったん始めると途中で辞めることは許されない修行で、断念する時には自分の短刀で腹を切らねばならないらしいのです。

有名なのは比叡山の千日回峰行ですが、大峯山でのチャレンジは大変珍しいそうです。
この究極の修行をやりきった人に与えられる称号が『大阿闍梨(だいあじゃり)』です。


そして午後から、護摩修法に参加しました。
私も護摩祈祷は知識では知っていたのですが、実際にこの目で見たことはありませんでした。初めてだったので大変楽しみにしておりました。

始まると、これが大迫力です。
太鼓の音、鐘の音、真言と般若心経が重なり合います。
火が点火されると一気に煙が立ち込めます。
そして目の前に大きな火の柱ができ、そこに祈願が書かれた護摩木がお焚きあげされます。

shionuma-ryojun07_l.jpg
(こちらが公式サイトにある写真です)

約1時間近く続きました。
私が書いた護摩木もあの中にあったのでしょう。

何ともピーンとした空気の中で、とても素晴らしい時間でした。
きっと昔も今も、祈りに対する気持ちは一緒なのでしょうね。

そして、護摩修法が終わると、大阿闍梨の法話があり、ありがたく拝聴させて頂きました。
2018年10月 3日 08:00

娘を想う父が作ったお墓

義積 由香里
義積 由香里
みなさん、こんにちは本店の義積です。
秋は台風の季節ですね。このブログを書いている今も台風が日本を縦断しています。被害が少ない事を祈るばかりです。

私は昨日ニュースでこのようなお墓を見ました。
参考のサイトはこちら
20181001アイフォン墓.jpg

これはロシアで亡くなったアイフォン好きの娘のために父が建てたアイフォン型のお墓です。高さは1.5mもあるそうです。私の身長とほぼ同じですので大きいですね。周囲の墓と比べても個性的なので、お墓を訪れる人は驚かれているそうです。

正直な感想は、本当にアイフォン好きだからと言ってアイフォンのお墓にして欲しかったのか?違うんじゃないか?と少し思ってしまいました。

日本でも亡くなった方が好きっだった物の形にするお墓を建てられることは皆無ではありません。ただ、その方だけのお墓であれば問題はなさそうですが、先祖代々のこれから何人も入られるお墓であれば、これからそのお墓に入る方の事も考えてしないといけないと思います。


話は少し変わりますが、最近では、女優の樹木希林さんが、お亡くなりになりました。飾らない性格で、大好きな女優さんでした。彼女の宝島社の新聞広告も話題となりました。

死ぬときぐらい 好きにさせてよ
「死を疎むことなく、死を焦るこもなく。ひとつひとつの欲を手放して、身じまいをしていきたいと思うのです」

というメッセージと共に、有名絵画をモチーフにした小川の中で横たわるものでした。
参考にしたサイトはこちらです。

20181001宝島社.jpg

彼女は生前終活をされていたそうです。終活は、死後の財産などの手続きをはじめ、葬儀や臓器提供の意志などたくさんあります。突然なくなったり将来寝たきりや意志表示ができない本人と、ご家族の思いが食い違い、思っていた通りにできないこともあります。お墓のこともその一つです。

今回のアイフォンのお墓の詳しいいきさつや内容は分かりませんが、娘さんを亡くされたお父様が娘を想って建てられたということは分かります。お墓を建てる気持ちは皆同じですね。
2018年10月 1日 08:00
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