『神社仏閣』【ブログ】 兵庫の墓石店「森田石材店」

山門が動いた。その②

髙橋 圭司
髙橋 圭司
本店の高橋です。

今年の三月にお寺の山門の工事のお話をさせて頂きました。今回はその続きです。

下の写真のように山門のまえにあった階段をいったん解体します。解体した段石は弊社工場へ持ち帰り、割れて使えないものを省いたり、切って寸法を調整したりしました。

山門まえの階段.JPG

新たに階段を積むのですが、当然一番下から積み始めますので位置や高さの微妙な調整が必要です。

階段積み始め.JPG

最初が決まれば後は比較的スムーズな作業となります。

階段積み横から.JPG

階段積み正面から.JPG

後は両横の「そで石」だけです。既存のものは細かく割れていましたので、弊社在庫の古びた風合いの石材を用意しました。

階段そで石.JPG

「そで石」が入ると階段全体がキリッとしまりました。バッチリです。後はこの山門のご帰還を待ちます。
続く・・・。

帰還待ちの山門.JPG

2018年7月16日 08:00

神社の大改修工事④~間知積み~

眞下 尚利
眞下 尚利
篠山店の眞下(ましも)です。

三田市の大規模な神社修復工事の4回目です。
前回の境内階段のお話の続きで、間知積みです。

本堂壁面の石垣を積んでいます。
今回は間知石を使用しています。

最近、公共施設等は均等サイズでできた間知ブロックを使っているところを多く見かけます。
しかし、私達とすれば、手間も時間もかかりますが、間知石をオススメしています。
時間が経つと風合いも出てきて、存在感があります。

P1340444.JPG
施工前です。

P1410429.JPG
不揃いの形していますので、まず置いてみます。

P1410431.JPG
飛び出していて、削る箇所に印をつけます。

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「コヤスケ」という工具で飛び出していた所を削ります。

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ピタッと揃いました。
これを一個ずつ繰り返していきます。
気の遠くなる仕事ですが、職人は黙々と仕事を進めてくれました。

2月から始まった修復工事もいよいよ佳境です。
完成が楽しみです。

P1410762.JPG

P1410763.JPG

2018年7月 8日 08:00

神社の大改修工事③~境内階段~

眞下 尚利
眞下 尚利
篠山店の眞下(ましも)です。

三田市の大規模な神社修復工事の3回目です。
2月から工事が始まり、5ヶ月目に入りました。
前回のブログが4月初旬だったので、この2ヶ月間の進行具合の報告です。

前回ブログの外堀の石垣工事も、まだ少し残っていますが、境内の石垣と階段の工事が進んでいます。
今回は階段工事がほぼ完了したのでその事を書きます。

P1390590.JPG

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工事前はこのような感じでした。

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まず、階段を外して、基礎工事をしました。
そのまま置いてしまうと、時間の経過とともにズレたりする可能性があります。
お墓と同じでコンクリートの土台をして、地盤を強固なものにしていきます。

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そして、1段ごとに積んでいきます。

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もちろん、お墓をぐるっと囲む巻石と同じように、石と石の継ぎ目を金具で固定します。

毎日、少しづつですが、当社の職人(社員でもあります)が、完成を目指して頑張っています。
次回は、階段横の間知積みについて書きたいと思います。
見てくださいね。

P1410434.JPG

P1410450.JPG

P1410452.JPG

2018年6月 6日 08:00

熊本城の石垣

吉田 正和
吉田 正和
滝野店の吉田です。

一年半ぶりに熊本城に行ってきました。仮設屋根も撤去され、しゃちほこも載せられて復興がすすんでいる様子がうかがえます。
今回は、石垣のお話をさせていただきます。
IMG_2479.JPG

被災当時にテレビなどで報道されましたので覚えていらっしゃる方も多いと思います。写真のように石垣の出角(ですみ)積む方法は、「算木積み」といいまして、直方体に加工した石を交互に積んでいく方法です。400年前の石積み技術が、震度7の地震に耐えていることには驚かされます。

石垣.jpg

また、積み直す石には、番号がついております。「H123 4567」とあれば、 H=本丸 123=石垣の面番号 4567=石の番地 という表記です。全ての復旧には、20年とも30年ともいわれております。一年でも早い復旧を願っています。

2018年5月31日 12:00

灯籠修繕

眞下 尚利
眞下 尚利
篠山店の眞下(ましも)です。

今回は、3月に灯籠の修繕工事をさせていただいたお話です。

場所は篠山市今田町にある大歳神社です。
先日社長の記事で住吉神社の鳥居修繕がありましたが、この修繕も一緒にご依頼いただきました。
この大歳神社は住吉神社と同じ3つの村が管理している神社で、昨年秋の台風で灯籠が倒れました。
対で灯籠があるのですが、右側の灯籠横にある大木が強風で倒れ、それが灯籠に当りました。

P1390115.JPG

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この灯籠は寛政九年(1797年)と台に彫刻されています。
現状を見ますと、一部欠けはありましたが、倒れ方が良かったのか、ダメージは少なかったです。
特にこの火袋が割れていなかったことが幸いでした。
石ではなく、地元の日本六古窯の1つ、丹波立杭焼で作られた火袋です。
この火袋も作られた職人のお名前が記載されています。
村の方々に伺いますと、著名な方で、昭和初期に作成されたのではないかとの事でした。
その方のご子息も現在も窯をされています。

DSCN4886.JPG
ギボシの下の方が割れていました。

P1390917.JPG
一度すべて解体して、土台から元通りにします。

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地面を転圧して、地盤を締めてから据付します。

P1390944.JPG
完成です。

P1390949.JPG
欠けていた部分もつなぎあわせて、元通りになりました

P1390943.JPG
何でも新しくするのも良いと思いますが、代々守ってきたものを大事にしていくことも大切なことだと感じたお仕事でした。
2018年4月19日 08:00
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