『石のお話』【ブログ】 兵庫の墓石店「森田石材店」

伊達冠石~玄(くろ)~が新入荷!

森田 浩介
仕入れ担当の森田です。

弊社では伊達冠石を多数展示しております。それは、

1.自然のままの姿を利用して作られているので、同じものがない
2.少ししかないと選ぶ楽しさもない
3.実物を見て「目が合った商品」を選んで欲しい

こんな理由からです。
その中でも、3に挙げた「目が合った商品」って言うのがポイントです。

石ですから、こんな表現はどうかと思いますが、この伊達冠石は実に「一目惚れ」が多い石なのです。それも、写真ではなくやはり現物です。これに勝るものはありません。

さて、今日は本店に展示しております商品をご紹介します。それがコレ↓↓↓

伊達冠石「玄」.JPG

伊達冠石の皮の部分を生かしながらも、形も整っている「玄~くろ~」という商品です。

この商品の特徴は、茶色く見える皮の部分をいい場所に持ってくるという山で製作されているからこそ出来るウルトラCです。一見簡単そうに見えますが、これは至難の業です。そしてもうひとつの特徴が磨きです。写真で言えば黒く見えるところです。

この磨き方は「水磨き」になっています。通常、表面が鏡のようにピカッと光る磨き方を本磨きというのに対して、この様にツヤ消しになっているのを水磨きといいます。このマットな感じが最高なんです。

ひとことで「水磨き」と言いましても、その工程は涙ぐましいものがります。それは、本磨きよりも大変なのです。このレベルにしようと思えば、ある程度磨いてからツヤを砥石を使って手作業で落としていかなければなりません。その絶妙具合がこの仕上がりなのです。

芸術家のイサムノグチは石を使ったオブジェを沢山作っていますが、屋外に設置されるものに磨いたものはありません。あえて水磨きになっていました。そんなことからも、屋外に設置されるお墓がこんな仕上がりになっているのは理にかなっていますね。

この魅力は写真ではどうにも伝わりません。是非一度触ってみて実感していただければ、彼「玄~くろ~」)の男前さにお気づきになることでしょう。
2017年11月22日 08:00

ひさしぶりに歌いました

義積 由香里
義積 由香里
こんにちは、本店の義積です。

先日、国歌「君が代」を歌う機会がありました。耳にする機会は何度かありましたが、実際に歌うのは、学生時代の卒業式の時以来ではないでしょうか・・。久しぶりではありますが、なんとか歌う事ができました。

君が代は 千代に八千代に さざれ石の 巌となりて 苔のむすまで

子供の頃に歌っていた歌ですが、改めて見ると、とても短い歌詞なのですね。

この歌詞はなんと「古今和歌集」の中の一つだそうです。この歌詞中に「さざれ石」があります。さざれ石(細石)は文字通り、細かい石・小石の意であり、それらの小石が巌(いわお)となり、さらにその上に苔が生えるまでの過程が、非常に長い歳月を表す比喩表現とされています。

さざれ石は全国に存在します。私も今年の夏に、天橋立にある籠(この)神社に行き見る事ができました。小さな石が集まり、大きな硬い岩のようになっていました。すごい!!

20171120.jpg

君が代は、このさざれ石のように小さな石が、長い年月をかけて大きな岩の塊になり、苔が生えるくらい、天皇の代が平和でありますようにという意味だと言われています。素敵な歌ですね。

そういえば来年は冬期オリンピックも開催されます。たくさんの選手が表彰台に上り、君が代が流れるとよいですね(^-^)
2017年11月20日 08:00

やさとみかげ

森田 浩介
仕入担当の森田です。

今回は当社で使用しています日本の石をご紹介します。
その名も「やさとみかげ」。漢字で書きますと「八郷みかげ」で「茨城中目石」とも呼ばれます。どんな石かと申しますとこんな石です↓↓↓↓↓

やさとみかげ.jpg

見た目の印象は、大島石より少し目が粗く、淡い青味がある石です。
物性データは以下のとおりです。

見掛け比重 2.659t/m3 ★★★
吸水率
0.200
圧縮強度
161.32 N/mm2 ★★★★

★は当社独自の5段階評価です。
それなりに吸水はありますが、圧縮強度は抜群です。

さてこの石を当社で使用するのにはワケがあります。それは大きな岩盤で良質な石が採れることです。
次の写真は丁場の写真です。↓↓↓↓↓

やさとみかげ丁場1.jpg

人の大きさから比べても巨大な岩盤が見えています。キズもなく色も均一な丁場から採れる石は、先ほどの物性データに表れる数字よりも私は大事だと思っています。次の写真がそれを切り出している場所です。

やさとみかげ丁場3.jpg

これだけ大きなところから切り出すのですから、どんなサイズにも対応が可能です。大きな鳥居でも作ることができます。

実際に弊社でも、外柵用に大きな石を調達することがあります。それがコレです。

やさとみかげ4.JPG

約4mあります。

さて、こんな「やさとみかげ」を弊社では原石で買っています。そして石塔や外柵を加工しています。
当社に展示してあるセットがコレです。↓↓↓

やさとみかげセット.JPG

これは巻石も石塔も霊標もすべて「やさとみかげ」でつくりました(物置台はちがいますが)。オール国産です。それでいて価格は決して高くはありません。

現在このセットは滝野店と篠山店に展示をしておりますのでいつでもご覧ただけます。

2017年11月 5日 08:00

文字を拓本する

吉田 正和
吉田 正和
滝野店の吉田です。

今回は、お墓を整理するにあたって、墓石に刻んであった「辞世の句」の拓本をとって欲しいとの依頼がありました。
画仙紙を用意して、石にテープで貼り付けます。
IMG_2125.JPG

次に、画仙紙に霧吹きにて水を噴きつけ、石に密着させます。
「タンポ」と「墨」を用意して、画仙紙が乾きはじめると、墨をつけたタンポにて画仙紙を石面に対して垂直にポンポンと叩いていきます。

DSCN1616.JPG IMG_2127.JPG

すると彫刻部分の空間が白く残り、字が浮かんできます。

御影石の墓石のように磨いてあれば、もっとはっきりするのですが、凝灰岩の石で年数が経っていて面が均一ではないので、見難いところも多々ありますが、完成です。

お墓に託する表現方法は、時代とともに多様化してきていますが、思い・気持ちの部分は変わっていない様に思いました。

2017年11月 1日 08:00

岡崎ストーンフェアで気になったもの

森田 浩介
仕入担当の森田です。

先日(10月16日)は雨天の中、愛知県岡崎市の岡崎ストーンフェアへ行ってきました。
例年ですとかなり多くの来場者があるこの展示会ですが、今年は雨の日曜日の午後ということで、混雑なくゆっくり見ることができました。

私が見ていて気になりましたのが、この灯籠です。
171016灯籠.jpg

とある名品を模した作品ですが、とても趣のあるもので気に入りました。たまたま、小さくても品のいい物を探しておりましたので、すぐに目に止まりました。

次に気になったのはこの狛犬です。
171016狛犬.jpg

なかなかの筋肉質な狛犬です。前足を大きく開いて力強く踏ん張っています。作られていたのは石彫の戸松さん、とても良い仕事でした。こんな狛犬が神社の入口で鎮座していると、なかなかの迫力です。こんな狛犬をいつかは納めてみたいです。

さて嗜好が変わりまして、こちらは愛媛県の大島石のサンプルです。
171015大島サンプル.jpg

大島石と申しましても様々な石がありますが、今回出展されていたのは西原石材興業さんです。西原さんといえば、私たち石屋(大島を使っている)では高級材で知られています。そのサンプルです。

何か色目が全部バラバラですよね・・・。

それもそのはず、広い丁場(石を採石するところ)の場所により、石の色目は少しずつ違います。西原さんでは、この色目の違いを何十にも分類して管理されています。つまり、後から部品を補充するときでも限りなく自然に石目が合うための工夫です。さすが高級材ですね。

他にも、機械工具やらCADソフト、果てはセットウの柄(これは「10本買ってきて」と頼まれました)まで色々とあって楽しかったです。
2017年10月19日 08:00
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