森田石材店ブログ 【アーカイブ】 - 2018年04月 -

自然石に銅板取付①

2018年04月30日 08:00

園中 憲二

篠山店の園中です。

今回のご紹介は自然石への銅版を取り付ける工事です。

どんな石かというと・・・
20180430_1.JPG
こちらです。結構大きくてゴツゴツしています。
ここに、貼り付ける銅板は・・・
20180430_銅板.jpg
こちら↑↑↑↑↑歴史を感じます。
銅版に施されているのは釈迦三尊仏です。
釈迦三尊像とは、釈迦如来像を中尊とし、その左右に両脇侍(きょうじ)像を配した造像・安置形式を釈迦三尊と称します。

両脇侍として配される尊像の種類は一定ではなく、文殊菩薩と普賢菩薩、梵天と帝釈天、薬王菩薩と薬上菩薩、金剛手菩薩と蓮華手菩薩などがあります。

ご住職によりますと、この銅版の作者は、木像彫刻家して有名な水島弘一氏とのこと。

水島弘一氏、戦前に奈良に居を移していた志賀直哉との交流し、後に七人会、入江泰吉(写真家)、上司海雲(僧侶)、熊谷九寿、杉本健吉(画家)鈴木光、須田剋太(洋画家)、水島弘一のメンバーとして活躍された方です。

次回は工事の様子を紹介致します。
珍しいお地蔵さま

2018年04月29日 08:00

yoshida

滝野店の吉田です。

今回は、加西市の珍しい地蔵菩薩を紹介させていただきます。
今から40数年前に加西市教育委員会が発見し、新聞などで報道されました。表面は、普通のお地蔵さんと変わりはないのですが、裏面には十字架が刻まれたお地蔵さまです。「背面十字架地蔵」と呼ばれており、地元産の凝灰岩で通称「高室石」といわれる石で作られております。
1枚目の写真のお地蔵さまは、加西市教育委員会が最初に発見したお地蔵さまで、大日寺(天台宗)の境内に安置されている50体のうちの唯一の1体です。今から約300年前の享保10年(1725年)に作られたものです。徳川三代将軍の鎖国令から、キリシタン禁制が厳しくなった時代のなかで、その禁制をくぐって信奉していた「かくれキリシタン」といわれる人々がいたことを証明しているといわれております。キリシタン遺物のなかでも、全国的に大変珍しい石仏です。
DSCN2771.JPGDSCN2774.JPG
次の写真は、寛保2年(1742年)に製作された「背面十字架地蔵」です。今でも、集落の墓地の中央に立っています。
朝妻地蔵前.JPGDSCN2765.JPG

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プラス1仏具で仏像が豪華に

2018年04月28日 08:00

井上
こんにちは(^-^*)/
篠山店スタッフです☆彡
今回は、仏壇内のプラスワン仏具をご紹介します。
プラスなので、もちろんなくてもよい仏具です(^^;
が、こんなことありませんか?
仏像01.JPG
・仏像を置いているが仏壇が大きくて空間が空きバランスが悪い。
・位牌を置いたら仏像が隠れてしまう。
と、いう時にプラスワン!
仏像台各種.jpg
仏像に「台」をつけましょう~☆
仏像02.jpg
台を使うことで、空間のバランス調整をすることが出来ます。
もちろん、高さも出て同じ仏像とは思えないくだい豪華で立派になりました。
台の種類はいろいろあります。
台座の形に合わせてお選び下さい。

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66年前の軍人慰霊碑

2018年04月27日 08:00

髙橋 圭司

本店の高橋です。

下の写真はある集落の軍人慰霊碑です。
日露戦争から太平洋戦争において戦火の犠牲になられた方々に敬意をはらい、供養するための石碑です。24名の精霊がお祀りされています。
今から66年前の昭和27年建立と刻んであり、ほかにも「石工 谷川 森田」とも彫られています。おそらく初代藤四郎が承らせて頂いたものでしょう。
だいぶ苔むして汚れてきましたので、綺麗にしてほしいとのご依頼でした。
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細いノズルから勢いよく水をかけて汚れを落としていきます。
高圧ジェット洗浄です。
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右側の石は汚れが落ちました。左側はこれからです。
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すっきりと綺麗になりました。
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工事安全誓いの碑

2018年04月26日 08:00

森田 浩介
仕入担当の森田です。
先日の4月22日(日)、神戸市北区の新名神高速道路の橋桁の下で「工事安全誓いの碑」が設置されました。
20180423神戸新聞記事_ページ_1.jpg
ここは2年前に工事中に橋桁が落下して大事故があった場所です。2名の方がお亡くなりになりました。
私も昔、建設業に携わっていたことがありますが、安全には念には念を入れていた記憶があります。おそらくこの事故も、予期せぬ事から起きた事故なのかもしれません。
碑には裏面に誓いの言葉が述べられています。当初よりも文字数が少し増えて、小さな文字がキレイに彫れるか少し心配でしたが、無事に納めることができました。
工事の関係者の方のご苦労は大変なものだったとお察しいたします。そしてお亡くなりになった方のご冥福をお祈り申し上げます。

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そうじの力(篠山店)

2018年04月25日 08:00

上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

このブログでも何回かアップしております「そうじの力」の現状視察を篠山店で行いました。

篠山店では昨年10月に引き続いて2回目の視察です。

各部署精鋭の視察メンバー13名で意見交換をし、問題点を露わにし、その解決に取り組んでいく活動です。

まず事務所のデスク廻りから見ていくと不要なものがまだ有りました。無駄な仕事をそぎ落とし、本来の仕事に集中出来るようにする。

そうじ1.JPG

次に営業車、動く個室でもあり、常に気にしていないと乱れがちになります。快適に仕事が出来るようにするためも清潔を保つ。

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最後に展示場、ここはお客様を迎える重要なエリアです。常に清潔に快適にお客様にお話を伺えるようにし、各スタッフが本来の持てる力を発揮できるようにする。

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「そうじの力」を始めて再来月で丸1年が経ちます。変わりつつある篠山店に是非お越しください。

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谷積みと布積み

2018年04月24日 08:00

森田 茂樹

先日NHKを見ていたら「ニッポンに蒸気機関車が走った日」が再放送をしていました。

子供の頃は鉄道ファン(少しだけ)でしたので、興味深く見ていました。新橋から横浜までの線路工事を聞いてビックリ、山の手線の外側は海だったのですね。

IMG_6383.JPG

このイラストの様に当時海だった場所に線路を敷いたそうです。

その理由は、品川周辺に鉄道建設反対であった薩摩藩(西郷隆盛)の屋敷があり、そこに線路を敷くことは不可能と判断し海沿いに作ったそうです。

私が感銘したのは、線路の左右の石積みです。明治3年から明治5年の2年間で工事を考えた場合、あらゆるところで納期短縮を考えたと思います。

その一つが、石積み工事です。強度の強い(谷積み)を海側に、強度は落ちるが工期短縮が図れる布積みを陸側に採用している。

これは手抜きじゃなくあらゆる状況の中で、最善の方法(工法)で用いている。

石積みを見られる際は、参考にして下さい。

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お墓そうじの助っ人

2018年04月23日 08:00

yoshidumi

こんにちは、本店の義積です。

この間テレビを見ていましたら、外国人の方に人気の場所に東京の墓地が紹介されていました。とても綺麗な形で、有名人のお墓もあり楽しいとのことで写真をたくさん撮られていました。私も会社の旅行で東京に行った時、様々な場所を観光しましたが、青山霊園が一番楽しかったです。

さて、もうすぐゴールデンウィークが始まります。行楽地に行かれる方もありますが、田舎にお墓参りに行かれる方もありますね。今日はお墓そうじに役立つグッズをご紹介します。
まずはブラシです。
外に建っているお墓は、雨風にさらられて汚れがつきやすいものです。そして苔などもついているものもあります。そんな時は、このブラシが役立ちます。程よい方さのブラシ部分が、お墓の汚れを落とします。そして、手に持ちやすい作りとなっています。
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次は手袋型スポンジです。これは全面がザラザラとしたスポンジになっていますので、細かい場所にも手が届く優れものです(^-^)
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パッケージにも載っているように手の平だとお墓の表面をなぞるように、そして掃除しにくい線香立ての内側は指でゴシゴシします。便利ですね。
大切なご先祖様のお墓を綺麗して、お墓参りをしてくださいね。私も亡くなった両親に会いに、連休には行こうと思います(^-^)

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無縫塔~むほうとう~

2018年04月22日 08:00

山崎 倫子

本店の山崎です。

先日、展示場に来られていたお客様が、ある石塔を見て「あれは、なんで他のと違うのですか?」と言われました。その石塔がこちらです。
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この石塔は、「無縫塔(むほうとう)」と言います。写真を見て頂くとわかるように、最大の特徴は墓石の竿石の部分にあたる丸っこい塔身の形です。ここが、縫い目・継ぎ目が無い事からこのように無縫塔と呼ばれるようになりました。また、卵のような形をしている事から、別名を、「卵塔(らんとう)」とも呼ばれます。
この形には、諸説ありますが、仏教の「宇宙の根源は無念無想」の思想からきていると言われています。すべてを合わせると卵形になるという思想につながっているためだそうです。
無縫塔の歴史は、鎌倉時代に中国の宋(そう)で流行したものが、禅宗の僧によって持ち込まれ、高僧の墓として建てられるようになりました。江戸時代には宗派を問わず、用いられるようになり、現在では一般の霊園ではあまり見かける事はありませんが、寺墓地で見かけるこの形のお墓は歴代の住職のお墓である事がほとんどです。
見かけた事がある方も多いと思います。先のお客様もこの話をすると「あ~!そういえば!」と思いだされる事があったようです。
今回、無縫塔について調べてみると、京都の泉涌寺には鎌倉時代からの無縫塔が並んでおり、国の重要文化財にも指定されている事で有名だそうです。一度見に行ってみたいと思います!
母の日参りに

2018年04月21日 08:00

福島 正弘

滝野店の福島です。

皆さんご存知だとは思いますが、5月の第2日曜日は「母の日」になります。

母親に日頃の感謝の気持ちを伝える日とされていますが、「母の日」はアメリカで生まれ元々は母親想いの女性が亡き母を偲ぶ日々の中で、母親に感謝を表す記念日づくりを思いたったことから始まったとされています。

「母の日参り」とは、母の日の原点に返り亡き母を偲ぶ日として、母の日に思いを込めてお墓参りをする日のことです。

ゴールデンウィークから母の日にかけた比較的気候も穏やかなこの時期に、亡きお母様のお墓を訪ねる「母の日参り」をお勧めします。

「母の日参り」に特別なことをする必要はありません。普段と同じようにお墓参りしていただき、母の日のシンボルフラワーであるカーネーションやお母さんが好きだった花をお供えしてあげてください。

この様なカーネーションの香りがするお線香もあります。

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今年のゴールデンウィークや母の日には、是非「母の日参り」を予定に入れていただき、色々なことを報告しながら、元気に頑張っている姿をお母さんに見せてあげて下さい。

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お墓の展示場

見学会 316日(土)~24日(日) 68日(土)~17日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く